#20 PHXのweek19を振り返る




今週のFantasy NBA、なんと2リーグで大敗を喫しました。

どうも、前週は怪我人に泣かされました、ctrainerです。

ずっと連勝していたので、活躍している選手しっかりとリサーチしていかなければと気が引き締まりました。

この記事は、毎年ランダムに選んだチームを1年間追いかけ、NBAをよりマルチな形で楽しもうと思っている男が、個人的に思ったことをレポートしていきます

本日のレポート内容

PHXのweek19を振り返る

試合結果

GAME59 vs HOU 〇 110-105 35-24

<スターター>

KD、ヌルキッチ、アレン、ブッカー、オニール

欠場:デイミオン・リー、ビール、エリゴー

HOU

ジャバリ、ディロン、シェングン、バンブリート、グリーン

欠場:イーソン、アダムズ

<ゲームレポート>

HOUとの連戦1試合目、序盤はイーブンな展開でどちらも譲らず。

PHX2点リードで中盤へ、折り返しの所でPHXが最初に投入したのがボル・ボル。

ブッカーが個人で2桁に乗せ調子が上がり始め、それに引っ張られてPHXがリードを広げていく。

12点リードまで広げて終盤へ、HOUのシュートが決まらずリードを保つPHXはユーバンクス、セイベン・リーがイン。

ブッカーに対してダブルチームを仕掛けてきますが、ブッカー個人でもそれを打開、さらにアウトナンバーも上手く攻めるPHXオフェンス。

最終的にはこのクオーターは主導権を握り、最後はブッカーのロングスリーがヒット、33-17で16点リードして次のクオーターへ。

第1Qだけで20点をメイクしたブッカーがベンチに下がって第2Qスタート。

頭からオコギーが入り、引き続き良いボールムーブを見せリードを維持するPHX。

点差が空いているのもあってか、ここでボル・ボルをトップに置いた3-2のゾーンを試すPHX、これでさらにリードを広げ21点差。

HOUはグリーンがディフェンスからアグレッシブに行き連続で加点、流れを引き寄せにかかります。

中盤に12点差になったところでPHXがタイムアウト、グリーンに一気に火がついてしまい止められずにいるPHX。

何とかスコアは繋げ、相手のミスにも助けられ、14点リードで終盤へ。

ファウルが多いHOU、PHXはボーナスに入りFTで加点、ただこの辺りからPHXもミスが目立ち始め1桁差に詰められる。

前半終了間際は点の取り合いになり、最終64-53で11点リードして後半へ。

第3QはHOUがシェングンの所で得点を伸ばしてきますが、PHXも負けじと応戦、シェングンが4つ目のファウルとなりベンチに下がる。

18点差で中盤へ、相手にタフショットを強いることができているPHX、攻守ともに噛み合い試合を優位に進める。

HOUのファウルがまたかさみ始め残り5分を残してボーナスに入るPHX、ただここでまたPHXも相手に付き合ってしまいターンオーバーが増える。

11点リードで終盤へ、グリーンを中心にHOUが追い上げを開始。

互いに終わり際はシュート確率が下がり、最終86-75で11点差のまま第4Qへ。

最終クオーターはHOUがブロック、ランデールと出場していなかったメンツを投入、このランデールが立ち上がり存在感を発揮。

1桁差にされるPHX、苦しいところでKDがジャンパーで繋いでくれます。

9点差で中盤へ、両チーム徐々にスターターを戻しジャバリのコーナースリーで6点差にされますが、ブッカーがプルアップスリーを決め返し簡単には追い上げを許さず。

そしてブッカーとウィットモアが揉め両チームがそれを収める事態もあり、ヒートアップする両者。

PHXはヌルキッチがゴール下でバスカンを獲得、シェングンに5つ目のファウルを付けさせます。

そして早い段階でヌルキッチが再度ポストアップ、そしてファウルをコールされてしまい6つ目。

ファウルアウトになりましたが、納得のいかないシェングンが去り際にテクニカルを取られ、さらにPHXがFTで加点。

PHXはここからヌルキッチのポストへのフィードが増えていきますが、ちょっとそれを意識し過ぎてか、オフェンスが停滞し始める。

そんな中オニールが貴重なスリーを決めてくれ、15点リードで終盤へ。

ここでHOUがヌルキッチにハックを仕掛け、その術中にハマってしまうPHX、オフェンスがスローダウン。

HOUが着実に加点していきPHXはヌルキッチを下げざるを得ず、オコギーを入れてスモールラインナップにするとランデールに活躍されボル・ボルを起用、ちょっと後手になってしまいます。

残り2分で6点差、流れが悪いまま来てしまいましたがHOUもあと一歩のところで得点が伸び悩み。

ファウルゲームも何とかかわし、最終110-105で勝利となりました。

<所感>

ブッカーが第1Qで20点をマークしロケットスタート、最終35点稼ぎました。

KDがオールラウンドに活躍、最多の40分出場、ちょっと負担が大きそう。

ヌルキッチがハックされて16本のFTを8本しか決められず、ここは改善していきたい。

また次もHOU戦なので、この試合の反省を活かししっかりと勝って貰いたいです。

<その他気になったこと>

  • 第2Qの序盤のATOで見せたPHXのゾーン、ボル・ボルを3-2の真ん中に置くというサイズを活かした今までにないパターンでターンオーバーを誘発、これからこれが実用化されていくのか楽しみです。
  • HOUはグリーンがエースっぽい活躍、シュートの確率含めちょっと荒っぽいところもありはしましたが、今季だいぶ調子が良くなかった中でここから更なる成長を見せることができるのか、要チェックです。

GAME60 vs HOU × 109-118 35-25

<スターター>

KD、ヌルキッチ、アレン、ブッカー、ビール

欠場:デイミオン・リー、エリゴー

HOU

ジャバリ、ディロン、シェングン、バンブリート、グリーン

欠場:イーソン、アダムズ

<ゲームレポート>

連戦となったこの試合、ビールが復帰しスターターに名を連ねます。

そのビールがバックドアからリバースレイアップを決めファーストスコア、その後ブッカー、KDとスコアを続けていく。

HOUはシェングン、グリーンのところから反撃、PHXが4点ビハインドで中盤へ。

前の試合ではおとなしかったバンブリートが連続スコア、波に乗れないPHXが先にタイムアウト。

しかしATOもターンオーバーが出てしまいHOUにリードを広げられるPHX、ヌルキッチがゴール下で踏ん張り連続得点しますが、スリーがよく決まるHOUに10点差をつけられる。

終盤に入る手前でオニールがイン、スリーが決まり始めると今度はインサイドが手薄になり、シェングンに得点を許す。

PHXはこのクオーター2回目のタイムアウトを取得、ATOにはボル・ボルがイン。

さらにユーバンクス、セイベン・リーもイン、HOUは前の試合で存在感を示したランデールが入り、勢いを継続、残り2分弱には20点差をつけられてしまう。

結局第1Qは圧倒されてしまい、最終38-19で19点ビハインドで次のクオーターへ。

第2Qはブッカーが下がりビールがPG役でスタート、いつもは頭からオコギーが入りますがまだ起用されず。

そしてPHXは前の試合からやり始めたゾーンを再度使いターンオーバーを誘発。

良いきっかけを掴めそうでしたが、自分たちもオフェンスでミスが多く点差はゆっくり縮んでいくことに。

13点ビハインドで中盤へ、ここでボル・ボルを下げてオコギーをイン、マンツーに戻します。

徐々に点差を詰めていったところをHOUはグリーンの得点で押し戻してくるこの時間帯。

PHXはまたしてもゾーン、ボル・ボルの代わりにオニールを置いてゾーンしています。

やっと相手の尻尾を掴み1桁差に持ち込んで終盤へ、一気に5点差まで追い上げます。

PHXはヌルキッチが一度ロッカーに戻ってしまいスモールラインナップを採用するも流れを変えられずにまた離される。

最終54-44で10点ビハインドで後半へ。

第3Qはヌルキッチではなくユーバンクスがイン、ヌルキッチは戻ってこれないそうです。

KDの連続ダンクで勢いに乗れそうな空気でしたがHOUもしっかりとボールを動かし、オープンを見つけ良いオフェンスを見せてきます。

15点ビハインドで中盤へ、HOUが高い集中力を見せKD、ビールが加点してくる中リードを保つ。

ビールとグリーンのいざこざが発生、この一連の流れの中でビールが2つテクニカルを取られる形となり退場。

ヌルキッチに続きビールも失ったPHX、ゾーンディフェンスを駆使しながら終盤に入るところで5点差にするも、グリーンがスリーを決め返す。

オフェンスはかなりKDが頑張ってくれているおのクオーター、チームとしては停滞気味になってしまい劣勢。

このクオーターの終わり際にPHXはサドヤンを起用、どういう意図の交代か気になります。

最終89-78で11点ビハインドで最終口クオーターへ。

第4QはKD、オニール、サドヤン、オコギー、アレンと機動力のある並びでゾーンをするPHX、相手のターンオーバーは引き出せているのでそれをスコアに繋げたいところ。

速攻からKDが連続でスコアしたところでHOUが早めのタイムアウト。

KDへのダブルチームで崩れたところをオニールが連続でスリーを沈めて攻略、もう一度HOUはタイムアウトを取って仕切り直します。

ATOにはブッカーも戻り得点、スティールで貢献、一気に3点差まで詰めて中盤へ。

その後もスティールからの速攻で1点差にすると、ここでバンブリートが立ちはだかり、スリーとグリーンへのアリウープパスで流れを切ってきます。

4点ビハインドでクラッチタイムへ、ディロンにスリーをくらい一度タイムアウトを取るPHX。

ただATOでは中々精度の高いプレイを披露できずに苦戦、HOUのリードを許し追いかける展開のPHX。

残り2分半で8点差、ただここでブッカーがオニールの足の上に乗ってしまい捻挫、踏まれたオニールも痛そうにしていました。

どんどん人が減っていき勢いを維持するのが難しくなったPHX、残り1分で3rdユニットに切り替え。

最終118-109で敗退となり連勝とはいきませんでした。

<所感>

KDが30点、ベンチからオニールが20点と頑張りましたが、ヌルキッチが首、ビールは短い出場時間で退場し、最後はブッカーとオニールも負傷とついてなかったPHX。

相手がアジャストしてきたことも影響してるとは思いますが、ここでしっかりと連勝できる安心感欲しいです。

強豪とのアウェイ戦がまだ残っているため、油弾できません。

<その他気になったこと>

  • この試合の中でアマレ・スタウダマイアーのリングセレモニーが行われました。ナッシュ時代に輝いたビッグマンの一人として認識しております。NYKにもいましたが、やっぱりPHXの印象が強く、身体能力の高さを活かしたプレイは迫力がありました。確かどこかでコーチ業をしていたと思うので、またどこかで見れたらなと思います。
  • 前の試合から見ていた3-2のゾーン、オニールに変わってもやっていたことを見ると、ボル・ボル起用の際のみの選択肢ではなさそうです。前の試合ではこれが良く効き、この試合でも割としっかり長い時間採用し、崩されてしまうシーンがありながらも、やはり速攻に繋がりやすかったように見えました。今後の運用もどうしていくのか楽しみです。

GAME61 vs OKC × 110-118 35-26

<スターター>

KD、ヌルキッチ、アレン、ビール、オニール

欠場:デイミオン・リー、リトル、ブッカー、オコギー

OKC

チェット、ウィリアムズ、SGA、ギディー、ドート

欠場:ジェイリン

<ゲームレポート>

B2Bで戦うPHX、前の試合でブッカーが足首を負傷し欠場、スターターにはオニールがイン。

まずは速攻でのKDのバスカンからスタート、ブッカーがいない中でヌルキッチが繋ぎ役として機能、アシスト連発します。

ボールムーブが良いPHX、対するOKCは8点ビハインドになったところでタイムアウト。

OKCのシュートが不調なまま10点リードで中盤へ、ここでOKCは途中加入のヘイワードを投入。

PHXはチーム全体でボールシェアする意識が高く、しっかりノーマークを作ってスコアできている状態。

折り返しのところでエリゴーが怪我から復帰して出場、OKCが徐々にSGAやチェットの突破でスコアし始める。

5点差で終盤へ、PHCはユーバンクスがイン、徐々にシュートが決まらなくなり始めワンポゼッション差に迫られる。

続いてセイベン・リーがイン、OKCがチェットを下げたことでサイズが下がり、マッチアップゾーンみたいな形にすれば、PHXも最近やっている3-2のゾーンを敷く。

終わり際にボル・ボルを投入、ブッカー不在でプレイメイカーを長く置きたいのか、結局KDが出ずっぱりに。

最後にOKCに逆転を許し、最終28-24で4点ビハインドで次のクオーターへ。

第2Qは前のクオーターの終わり際から出てきたロディーがそのまま残り、KDは一度ベンチへ。

ヌルキッチも頭から出場していますが、ちょっとターンオーバーが多くOKCにリードを広げられる。

ギディーのアウトサイドを完全に捨て、オフェンスではビールとエリゴーが奮起、なんとか食らいついて6点ビハインドで中盤へ。

ビールとヌルキッチのツーメンゲームで組み立てていくPHX、ヌルキッチは折り返しの段階で早くも16リバウンドを獲得しチームを支えます。

KDが戻ってきますがOKCはSGAが着実にスコア、そしてハードなディフェンスで速攻に繋ぎ11点差、PHXがたまらずタイムアウト。

ATOもターンオーバーから速攻に何本も繋げられ失点、PHXは短い時間で再度タイムアウトを取らされるハメに。

最大で20点ビハインドにされ、最後になんとか挽回し、最終66-52で14点差で後半へ。

第3QはOKCペースでスタート、また20点差されなかなかリズムに乗れないPHX。

点差を広げられ22点ビハインドで中盤へ、OKCのミドルがきっちりと決まり、PHXはスリーとヌルキッチの2ndチャンスポイントで追いつこうとするこの時間帯。

OKCのシュートの確率が落ち始めてくれたことで少しずつ点差を詰めるPHX、会場の声援が後押しとなり、リムプロテクトも連続で成功、一気に10点差まで詰めます。

終盤に入りKDのプルアップジャンパーで6点差、さらにユーバンクスのFTで4点差と勢いを維持することができているPHX、OKCはバタついてしまったオフェンスを収められず。

一気にクロスゲームに持ち込んだPHX、最終89-85で4点差まで迫り最終クオーターへ。

第4Qはビールのスリーで1点差にしてスタート、さらに素晴らしいエクストラパスが続き最後はエリゴーのスリーで逆転。

そこからリードを6点まで広げ、今度はそれをOKCが追いかける展開、PHXはセイベン・リーの活躍もあり3点リードで中盤へ。

OKCもここで意地を見せ同点に追いつき、接戦の展開になるこの時間帯。

ここでまたPHXが痛恨のターンオーバーから失点、ディフェンスのミスも出てイージーバスケットを献上、6点ビハインドで終盤へ。

OKCはSGAが安心感のあるスコアリングを披露、PHXはビールが30点を超え、ヌルキッチも30リバウンドを超える活躍で奮闘。

ただどうしてもターンオーバーが混ざり流れを引き寄せ切れず、最後は逃げ切られ最終118-110で敗退となりました。

<所感>

ブッカー不在の穴をスコアリングではビールが埋めて31点、ヌルキッチもキャリアハイ&フランチャイズハイの31リバウンドで貢献はするもターンオーバーが多いことで相手を捉えきれませんでした。

最大で24点ビハインドだったところから捲ってリードを奪った第4Qは最高でしたが、いかにクオリティの高さを維持していくか。

選手個人だけでなく、チーム全体でこの対策をしていけるか、引き続きチェックしていきたいと思います。

<その他気になったこと>

  • ブッカー不在の影響、そして新加入選手もいる中でターンオーバーが多かったこの試合、キッチリゲームが作れる正PGが欲しいなとどうしても思わされる内容でした。FAで誰か入ってこないか、動向を追っていきたいと思います。
  • OKCはSGAだけでなくジェイレン・ウィリアムズも素晴らしい試合運びを見せていて、そこで気になったのがギディー。SNSでも彼の起用法について疑問視する声を見かけましたが、ここにヘイワードが入ってきたこと、そしてこの試合でも要所でジョー、ウィギンズ、ウォレスが活躍しましたが結局ポストシーズンに入るとギディーとヘイワードのプレイタイムが長くなってくると予想。3〜4番目の男にしておくには勿体無い気もしますが、現状ではそこでクオリティの高いプレイを見せて見返してくれるのではないかと期待しています。

スケジュール:week20

3/6:GAME62 @ DEN

3/8:GAME63 vs TOR

3/10:GAME64 vs BOS

3/12:GAME65 @ CLE

強豪との戦いが控えているweek20、ブッカーの不在がどれくらいになってしまうかもにもよりますが、直近のOKC戦見る限りはチーム全体でのステップアップが必要かと思います。

この後結構タフなスケジュールっぽいので、しっかりと踏ん張って貰いたいです。

最後に

粗品のアルバム予約しました。

新曲もサイコーでした。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!

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最近の投稿はこんな感じ

過去のシリーズはこちらから

2020-2021

イースト:アトランタ・ホークス

ウエスト:メンフィス・グリズリーズ

2021-2022

イースト:シカゴ・ブルズ

ウエスト:ダラス・マーベリックス

2022-2023

イースト:トロント・ラプターズ

ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ