明日はお休みなんですが、前日はつい、お酒を深酒してしまいがちです。
今日はそうなる前にブログ執筆に手をかけています。
飲みながらだと意外と筆が走る男、どうも、ctrainerです。
本日は、
ミルウォーキー・バックス×ボストン・セルティックス GAME5@ミルウォーキー
の試合を見た感想を書いていきたいと思います。
ハイライトをご覧になる前・なった後に読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思いますので良かったらご覧になっていって下さい。
<GAME5レポート 目次>
このゲームのハイライト映像
試合前情報
GAME4の記事はこちらから。
あとがないボストンセルティックスは、スタートラインナップをいじってきました。
4番ポジション、マーカス・モリスの代わりにアーロン・ベインズが入ってきています。
誰にマッチアップするのか、どういった展開を見せるのか楽しみです。
GAME5スタート!!
注目のマッチアップは、バックスの絶対的エース、ヤニス・アデトクンボにベインズがマッチアップしています。
当然ディフェンス力を買われてというところと、このシリーズずっとマッチアップしていたアル・ホーフォードの負担軽減を狙っているのではないかと予想します。
セルティックスのオフェンスが、カイリー・アービングの個人技頼みになりやすいため、オフェンスで活躍してもらいたいホーフォードへの配慮なのかなと。
その狙い通りのプランで、第1クオーターにホーフォードがボールを受ける回数が多く見受けられ、シュートも放っています。
今のところはそこまで良い効果は見られず、バックスリードで1クオーター前半を終えます。
ここからベンチメンバーを起用し、それぞれ自チームに流れを持ち込めるよう仕掛けを作っていきます。
バックスはアデトクンボをベンチで休ませている間に得点が止まってしまう。
セルティックスはアービングがコートに出続け、シュートを放ち続けます。
徐々にセルティックスが詰めていくところで、両エースが入れ替わって交代。
第1クオーターは22-19でバックスリードで終了。
第2クオーター開始!!
第2クオーター、バックスはずっと欠場していたマルコム・ブログドンがついに復帰。
待ちわびていた第3オプションがこのあとどう効いてくるか、注目です。
ここまでセルティックスの若きエース、ジェイソン・テイタムがシリーズ通じてもそうですが、この試合でも不調。
トラベリング2回取られる痛恨のターンオーバー。流れができません。
アービングも打ってはいるがあまり効果的にスコアできていません。
点差が10点前後をいったりきたりするようになってきました。
バックスは、ここでまたベテランのジョージ・ヒルがポイントを稼ぎます。
前半ここまでアデトクンボの得点が伸びていないため、リードを縮めておきたいセルティックスですが、ジワジワ点差が広がってしまいます。
第2クオーターの終盤に差し掛かって両エースがポイントを稼ぎ出します。
第2クオーター終了間際、待望のブログドンに3PTが飛び出し、さらに連続得点が出て、たまらずボストンがタイムアウト。
ジャッジに不服を言って、ベンチにいたホーフォードがテクニカルファウルを吹かれてしまうなど、セルティックスにとってはいやな流れで前半を52-39とバックスリードで終えます。
ポイントその1
過去に3-1でリードされたチームがそこから連勝してシリーズ逆転勝利するのは確率がかなり低く、成し遂げたのは数チームしかありません。
その中の1チームがカイリー・アービングが以前所属していたクリーブランド・キャバリアーズがファイナルでゴールデンステイト・ウォリアーズに見せた3連勝で優勝ももぎ取ったシリーズになります。
2016年のNBAファイナルは近年まれに見る接戦で、GAME7の最後を締めくくったのは、何を隠そう、カイリー・アービング。
セルティックスのHC、ブラッド・スティーブンスも試合前にこのことを引き合いに出し、最後まで諦めない姿勢をチームに求めます。
負けたら終わりのセルティックスはここから意地を見せることができるか、後半注目です。
後半戦スタート!!
第3クオーターは、なかなか点差は縮まりませんが、セルティックスは、前半静かだった、ジェイソン・テイタムがスコアを伸ばします。
バックスも点差を広げることはないにしても、詰められることはなく、いつも通りのオフェンスのペースは保てていませんがディフェンスでしっかりと集中している様子です。
セルティックスが波に乗れない中でバックスが、グッドディフェンスからのトランジション3Pを決めてまた、リードを広げていきます。
アデトクンボがこの時点で12得点のみですが、リバウンド、アシストでオールラウンドな活躍でチームを引っ張ります。
タイムアウト明けにバックスがオフェンスリバウンドを4、5本連続で取り続けてファウルも含めて1分近くオフェンスを継続する。
リバウンド、ディフェンスとバックスはチーム全体で徹底して実施している印象です。
内容はそこまで悪くは見えないですが、気がつけば、18点差、88-62でバックスリードで第4クオーターへ。
第4クオーター開始!!
開始そうそうお互いに連続してスコアしていきますが、セルティックスにとっては、追いつくためにはディフェンスをステップアップさせなければ追いつきません。
しかし、ディフェンスでのエネルギーが感じられず、どうも追いつきそうな空気感が出てきません。
残り8分を残してアービングがベンチ、アデトクンボもベンチ。
どうやら試合は決まったような感じで、最終的には116-91でバックス勝利。
バックスがセルティックスを下し、18年ぶりにカンファレンス・ファイナルに進出 #NBA #NBAjphttps://t.co/RHRq1KWfHl
— NBA Japan (@NBAJPN) 2019年5月9日
シリーズを振り返って
バックスはとにかくエースのアデトクンボが本格化してきて試合を終えてみたらモンスター級のスタッツを残していることが増えてきたという印象。
いよいよ、止められない選手になってきました。
サポートメンバーもGAME2でシュートを決めまくったクリス・ミドルトン、ベンチから効果的な役割を果たしたジョージ・ヒルなどチーム全体での活躍が目立ちました。
強いて言うならば、ストレッチ5としてシーズン中も活躍したブルック・ロペスの活躍するシーンが少なかったような感じはしますが、次のシリーズでどのような活躍をするのか期待したいです。
ブログドンも復帰し、プレイタイムは限られるかもしれませんがカンファレンスファイナルでも楽しみです。
セルティックスは、GAME1で素晴らしいゲームプランを披露して、これはセルティクスの勝ち抜けあると期待を持ちましたが、結果的にはそこから4連敗。
ディフェンスで止められなかったとこもありましたが、オフェンスでの不調が大きく試合結果に響いたような印象です。
また、メディアでも叫ばれていた、カイリーと若手選手との噛み合わせがイマイチ上手くいっていなかったような印象を受けました。
来シーズンはカイリーがFAになり、シーズン中もずっと叫ばれていたアンソニー・デイビス獲得のための若手一掃のトレード話なども噂になっていたため、どのようなラインナップになるのか楽しみではあります。
残念だったのは、テリー・ロジアー、ジェイソン・テイタム、ジェイレン・ブラウンなど昨年ブレイクした選手達がおとなしくなってしまったシリーズでしたので来季はまたよりステップアップしてもらえたらと思います。
こぼれ話
バックスは2001年以来のカンファレンスファイナル出場となるそうです。
私がNBAを見始めた始めの年で、この年のバックスのBIG3、レイ・アレン、サム・キャセール、グレン・ロビンソンのインパクトは今でも覚えています。
歴史的なシーズンを送っているミルウォーキー・バックスがカンファレンスファイナルでどんな活躍を見せるのか楽しみです。
今日はこの辺で。ではまた。
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