NBA観戦レポートその14:プレイオフ2019 ウェスト・セミファイナル ゴールデンステイト・ウォリアーズ×ヒューストン・ロケッツ GAME5

昨日の夜、寝る前に「起きたらブログ書こう」と決めて床に着きました。

現在、朝の6:30。

有言実行の男、どうも、ctrainerです。

本日は、

デンバー・ナゲッツ×ポートランド・トレイルブレイザーズ GAME5@デンバー

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

ハイライトをご覧になる前・なった後に読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思いますので良かったらご覧になっていって下さい。

<GAME5レポート 目次>

ハイライト

試合前情報

GAME4の記事はこちらから。

GAME4でウォリアーズのフォワード、アンドレ・イグダーラが左膝の怪我があったとの情報が入ってきています。

現在2連覇中のウォリアーズですが、今季は過去に比べてベンチ層が厚いとは言い切れない中で負傷者はこれ以上出したくない状況だと思います。

他の記事でも書きましたが、GAME5の勝敗によってシリーズ突破率がかなり変わってきますので、ともに負けられないこの1戦がどんな展開になるのか、楽しみです。

GAME5スタート!!

出だしは、どちらもテンポの速い試合展開の中でクレイ・トンプソンが今までの試合よりも比較的オフェンシブに動いているように見えます。

ロケッツ側で気になるところは、センターのクリント・カペラがファウルトラブルで第1クオーター早々にベンチへ。

前回のGAME4でも見られたスモールラインナップでの展開になっています。

ウォリアーズは前述のトンプソンが連続で3PTを決め、チームに流れを持ち込みます。

そのあとのポゼッションでは、ケボン・ルーニーがオフェンスリバウンド連続でもぎ取り、そこからケビン・デュラントのペネトレイトからのダンク。

たまらずロケッツタイムアウト。22-14でウォリアーズペースで進みます。

ロケッツはやはり、エースのジェームズ・ハーデンが下がっている時間帯のオフェンスが上手くクリエイトできていない印象。

ポイントその1

ウォリアーズのエース、ステフィン・カリーがここまで3PTが0/3。

シリーズを通じて、イマイチエンジンがかかっていないような印象です。

第1クオーターも無得点。

トンプソン、デュラントと、他にも得点をとりまくれる選手がいるのでスコア上の問題はなさそうですが、やはりウォリアーズらしい3PTを浴びせかける時にはやはりカリーの力が必要になると思いますので、今日の試合でどこまでそれができるか注目です。

第1クオーターは31-17でウォリアーズが一歩抜け出します。

第2クオーター開始!!

第2クオーター、ロケッツは控えビッグマンのネネを投入。

カペラもそうですが、オフェンスでのフィニッシャーになってくれるのでインサイドプレイヤーたちは良い働きをしてくれますが、ディフェンスではどうしてもスイッチした後にアウトサイドからの1on1での標的になりやすいです。

ハーデンも得意のステップバック3PTを決め二桁得点に載せます。

今日は、ハーデン以外の選手の中で当たっているのがまだ出てきません。

エリック・ゴードンクリス・ポールあたりが上手く2番手として機能しだしていくと追いついていくのではないかと思います。

タイムアウト明け、ロケッツは10-0のランを見せ、3点差にまで追いつく。

約3分間くらい得点のなかったウォリアーズは嫌な流れを、デュラントが3PTを沈め、FTもきっちり決めてまた点差を離します。

さらにタイムアウト明け、カリーが3PTとバスケットカウントと連続得点し、勢いを生みます。

最後にドレイモンド・グリーンのファウルがコールされて3ファウルになりましたが、これが後半どう影響するか。

57-43でウォリアーズリードで後半へ。

ロケッツは、シリーズ通じて好調なゴードンが不調の様子。

ハーデン以外の援護射撃が後半できるかどうか。

ウォリアーズは、グリーンのファウルトラブルと、結果的に57点まで取れてはいますが、本来ならもっと決められるであろうシュートを終わり際に落としていた印象です。

シーズンだったら、70点前後前半で取れていた時と同じようにシュートを打っている状態なので、これも後半どうなるか気になるところ。

後半戦スタート!!

第3クオーターのはじめは若干ロケッツが主導権を握る。

ウォリアーズのターンオーバーが増えてきて、それを速攻でしっかりと決めきっている感じ。

点差が7点差まで詰まっていきます。

点差が詰まっていますが、どちらも点の取り合いではなく、ターンオーバーとファウル、リバウンドの差で詰まって行っている印象です。

タイムアウト明け、ハーデン、イマン・シャンパートの3PTで1点差。

そのあとデュラントがジャンパーを決めた時に右ふくらはぎの負傷のため退場。

結果的に、デュラントはこの試合戻らず、しばらく欠場することが濃厚となりまそうです。

そしてロケッツは残り1分で追いつきます。

ウォリアーズもシュートを返して最後の時間はリードチェンジを繰り返し、72-72-の同点で最終クオーターへ。

第4クオーター開始!!

第4クオーター、ウォリアーズはデュラントのいないポジションに、ヨナス・ジェレブコをこの試合初めて投入。

早速3PTを決めて素晴らしいゲームの入りをします。

このクオーターはまた第2クオーターの終わり際のようにお互いにシュートを入れあいリードチェンジが目まぐるしくなります。

第4クオーター残り6分、ゴードンの3PTでまた同点。

最終局面に近づいていきます。

しかし今日はロケッツが追いつくと、ウォリアーズが突き放すという流れ。

残り1分弱でウォリアーズ、グリーンがファウルアウト。

グリーンは目立った活躍していなかったなーと思いきや、アシストとリバウンドが2ケタでダブルダブル。

得点も8点でしたので、ほぼトリプルダブルでした。

やはり、表に出ない部分での活躍やチームの中で目立たない部分で貢献できる貴重な選手です。

最後の方は少しドタバタしましたが、ファウルゲームをなんとか制し、ウォリアーズが104-99で勝利。

苦しい試合をなんとか勝利で飾りました。

GAME6に向けて

ウォリアーズはなんとか勝って王手をかけられたのは嬉しいことですが、デュラントが欠場した場合に、周りがステップアップしてフォローすることができるか。

ジェレブコ、ルーニーあたりが活躍できるか

が鍵になりそうです。

また、今日はカリー、トンプソンのスタッツは上がってきていますので、

アウェイでスプラッシュブラザーズが活躍できるか

デュラントのいない中、試される時になると思います。

一方、ロケッツの方は、この試合は前半の出来の悪さが尾を引いてしまったと思いますが、ホームに帰ればその辺りは問題なくなると思います。

スモールラインナップやビックマンを使う時間などローテーションの関係はあると思いますが、

クリス・ポールとエリック・ゴードンのパフォーマンス

が重要だと感じています。

ハーデンのいない時間のつなぎ、オフェンスを潤滑させることなどこの二人がハーデンとともにオフェンスを引っ張っていく必要があると思います。

また、ここまで見て初めて気がつきましたが、

ロケッツのディフェンスは良い→バックコート陣を抑えられるかどうか

も重要だと思います。

デュラントがいないということは間違いなく点を取りに来るのでアジャストできるかどうか、注目です。

こぼれ話

本日、5/22は午前中にイースタン・カンファレンスファイナル、ラプターズ×バックスがあります。

ライブで見れる機会は最近かなり減ってしまっていたので見ながら、ブログを書き、溜めておいてしかるべきに投稿をしようと思います。

今日はこの辺で。ではまた。

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