NBA観戦レポートその64:2019-2020シーズン ワシントン・ウィザーズ×デトロイト・ピストンズ

久々の1日外での仕事がないお休みの日。

昼から酒飲みながら料理して、NBA見てます。

最高の休日を過ごしています、どうも、ctrainerです。

本日は、

NBA2019-2020シーズン:ワシントン・ウィザーズ×デトロイト・ピストンズ

の試合をレポートしていきたいと思います。

試合前情報

ウィザーズの今シーズンのレポートはこちらから。

対するデトロイト・ピストンズ。

昨シーズンは41勝41敗のちょうど5割の勝率で、ディビジョン3位、カンファレンス8位でプレイオフに滑り込みで出場。

ブレイク・グリフィンが怪我で欠場してしまい、プレイオフではミルウォーキー・バックスに4連敗を喫してしまいました。

今季は、注目どころとして、デリック・ローズがミネソタ・ティンバーウルブズから移籍、6thマンとしての役割を引き受けながらの活躍を見せています。

また、3×3で活躍していたかつてのNBAスター、ジョー・ジョンソンとの1年契約も発表されましたがこちらは開幕ロスター残らずにウェイブされてしまいました。

グリフィンの復帰が待たれる中、どんな試合を見せてくれるか、注目です。

スターター

<ウィザーズ>

アイザイア・トーマス

ブラッドリー・ビール

アイザック・ボンガ

八村塁

トーマス・ブライアント

<ピストンズ>

マーキーフ・モリス

トニー・スネル

アンドレ・ドラモンド

ルーク・ケナード

ブルース・ブラウン

ピストンズはブレイク・グリフィン、そしてデリック・ローズも怪我で欠場のようです。

試合開始!!

ピストンズボールでスタート。

スネルのスリーが早速決まり、ピストンズが先制。

八村はモリスとのマッチアップとなっています。

早速八村は、ペネトレイトしてきたケナードに対してファウルをしてしまいフリースローを献上。

返しのオフェンスで八村は得意のエルボージャンパーをメイクしウィザーズのファーストスコアを飾ります。

さらにモリスのファウル付きでバスケットカウント、ボーナスも決めてまずは3点獲得。

続いてビールが速攻からレイアップを決めて得点。

さらに続いて八村がスリーをヒット。

8-4でウィザーズが先に走ります。

ここで八村はドライブの時の手の使い方がよくなく、オフェンスファウルをコールされ、ファウル2つ目。

ピストンズもモリスが2つ目のファウルをコールされて、先にこちらが交代、クリスチャン・ウッドが入ってきます。

八村は2つ目取られても、すぐに変えられないということは信頼されているということか、もしくは3つ目取られても良いからと言う考えなのか。

そんな八村、コンタクトを恐れずにオフェンスリバウンドをとってからのシュートを放ちますが、これは決まらず。

ウィザーズはトーマスがミドルを決めたところで、ピストンズがタイムアウト。

残り7分半で10-7、ウィザーズ3点リードです。

タイムアウト明け、ピストンズは変わって入ってきたウッドがスリーをヒット。

同点に追いつきます。

ウィザーズはブライアントがミドルを決めて加点。

ピストンズはケナードのミドル、ウィザーズも八村のミドルで応戦。

続いてピストンズはウッドが好調、豪快なダンクを見せますが、ウィザーズもピックアンドロールから八村が得点。

ドラモンドが目の前にいる状況でしっかりとダンクを打ち切り、得点に繋げました。

残り6分を切ってボンガ、八村はベンチへ。

八村は第1クオーター約6分の出場ですでに10得点をあげています。

交代で、ダービス・ベルタンス、トロイ・ブラウンJrが入ります。

ピストンズは2年目のシューター、シヴィ・ミハイルークがコートに。

続いてウィザーズは、イシュ・スミス、モリッツ・ワグナーが入り、ピストンズも、ラングストン・ギャロウェイが入ってきます。

試合の方は、互角の展開が続き、どちらからというとシュートの決め合いというような展開。

残り3分を切ったところでタイムアウト、22-20でピストンズが2点リードです。

タイムアウト明け、ベルタンスが短い出場ながら3つ目のファウルコール。

2つまでは良くても、3つではさすがに下げられます。

CJ・マイルズと交代でベンチに下がります。

ウィザーズはビールも下げてスターターはボンガだけ。

本格的に2ndユニットに入れ替わります。

ピストンズは、引き続きドラモンドを使い続けていましたが、残り1分半でソン・メイカーと交代します。

残り1分を切ってウィザーズはスミスのジャンパー、ピストンズはケナードがフリースローを獲得し加点をしていきます。

第1クオーター終了間際、トロイブラウンのオフェンスリバウンドのティップインがブザービーターで決まり終了

31-30でウィザーズが1点リードして第2クオーターに入ります。

第2クオーター開始!!

八村は引き続きベンチです。

両チームのラインナップはピストンズはモリスを戻してきて、ケナードを使い続けています。

ウィザーズはボンガ意外はベンチ出場選手です。

そんな中、マイルズのゴール下、ワグナーのペネトレイトとウィザーズが連続得点。

続いてマイルズがスリーをヒットさせ、一気に8点差にリードを広げます。

ピストンズはモリスがアイソレーションからジャンパーを決めて得点。

残り9分半の段階でピストンズは大黒柱、ドラモンドを戻してきます。

ピストンズはギャロウェイのスリーで連続得点、ウィザーズもトロイの得点、そしてトロイのノールックパスからボンガがダンクを決めてバスケットカウント。

ボーナスも含めて再び10点差に。

ピストンズは流れがつかめずにタイムアウト、残り8分半で45-35、ウィザーズが10点リードです。

タイムアウト明け、ウィザーズもエースのビールを戻してきます。

ピストンズはドラモンドにボールを預けて1on1。

気がつけばここまで得点のなかったドラモンド、このフリースローで初得点。

ウィザーズは2ndユニットのベンチスコアリングをマイルズが引っ張り、フリースローで加点をします。

残り7分半で八村がコートに戻ってきます。

早速八村はエクストラパスでビールのスリーをアシスト。

この得点で52-37とリードが大きく広がります。

ここでこの試合のおそらくハイライトになるであろう、八村のアリウープが炸裂します。

(ぜひ、再生して、現地解説の方のコンニチワ!!を聞いてみてくださいw)

この得点でウィザーズは17点リード、ピストンズはたまらずタイムアウトです。

タイムアウト明け、ピストンズはブラウンのスリーでまずは反撃。

残り5分で54-40、14点差です。

続いて好調を維持しているウッドがスリーをヒットし、11点差に。

さらにドラモンドのスティールでウッドが速攻でダンクを決めてついに9点差。

たまらずウィザーズ、タイムアウト、今度はピストンズに走られます。

残り3分半で、54-45、ウィザーズのリードは9点になります。

タイムアウト明け、八村のコーナースリーが決まらず、ピストンズのギャロウェイにコーナースリーを決められ6点差。

連続得点を許したウィザーズですが、ここはエースのビールがレイアップを決めて8点差に戻す。

かと思いきや、今度はピストンズのエース、ドラモンドがバスケットカウントで3点プレイ。

5点差に詰めます。

さらにウィザーズはターンオーバーからピストンズに走られ、ブラウンにダンクを決められ、3点差に。

次のオフェンスでは八村が冷静にディフェンスの位置を読んでトーマスのスリーをアシスト、再び6点差。

ピストンズもドラモンドにボールを集め始め、しっかりと得点に繋げます。

残り1分半で59-55、ウィザーズのリードは4点。

ハイスコアリングなゲーム展開になってきました。

ピストンズはひたすらドラモンドにボールを集め、ブライアントのディフェンスを物ともせず、連続得点を記録します。

ウィザーズもビールがフリースローを決めて、2桁得点に載せます。

ピストンズはウッドが八村の上からダンク。

興奮冷めやらぬまま、何か言ってテクニカルを取られます。

ビールがこのフリースローと、自らとったフリースロー合計3本を沈め、63-59。

ピストンズは、スネルのミドルが最後に決まって63-61。

ウィザーズがこのノーガードの点の取り合いの試合を2点リードして後半へ。

前半を終えて、八村は12点、3アシスト、4リバウンド。

ハーフタイムインタビューも受けて前半のウィザーズをしっかりとリードしていました。

第3クオーター開始!!

両チームスターターで臨む後半戦。

まずは、ブライアントがフリースローを取って1本成功。

ピストンズの方は、モリスが速攻でレイアップを決めて1点差。

ウィザーズはブライアントがコーナースリーを決めて連続得点、さらにトーマスのミドルで加点します。

八村はファウルを取られてしまいますが、次のポゼッションはスティールに成功。

トーマスのスリーのファウルにつなぐ。

ここでピストンズタイムアウト、残り9分半で69-63、ウィザーズ6点リードです。

タイムアウト明け、ピストンズは直前のコールに対して、コーチズチャレンジ。

これが成功して、フリースローは取り消し、ジャンプボールでの再開になります。

ピストンズはドラモンドのティップイン、ウィザーズはトーマスのスクープショットで得点。

残り8分半で八村がこのクオーター2つ目のファウルを取られ、個人4つ目。

ベルタンスと交代します。

その交代して入ったベルタンスが早速速攻からスリーをヒット。

前半ファウルトラブルで出場できなかったうさを晴らします。

ピストンズもケナードのステップバックスリーで応戦。

ブライアントのダンク、ボンガのレイアップと連続で加点したウィザーズが10点リードに成功。

ピストンズは一番信頼の高い、ドラモンドのゴール下で1本返す。

残り5分で80-70、ピストンズもスターターを入れ替え出して、2ndユニットが入ってきます。

ピストンズはケナードが好調を維持、トランジションからスリーを決めて7点差にしたところでウィザーズタイムアウト。

残り5分弱で80-73、ウィザーズが7点リードです。

タイムアウト明け、ウィザーズの2ndユニットの柱、マイルズがドラモンドからファウルドローン&ジャンパーをメイクし3点プレイ。

しかも、ドラモンドをベンチに下げることに成功、良い仕事をします。

ドラモンドもファウル4つ目です。

ドラモンドがいなくなったことでブライアントがオフェンスリバウンドからのティップインに成功、ウィザーズが気持ちよく試合を進めていきます。

ウィザーズは早々にスターターを全員下げ、残り2分半を戦います。

ピストンズは一度下下がったケナードがすぐに戻り、他はベンチユニット。

そしてケナードがガードのポジションに入り、ハンドル役となりますが、早速ターンオーバーを出してしまいます。

デリック・ローズがケガで不在、また、レジー・ジャクソンもケガでいないことがこういったところで響いているかもしれません。

試合は残り2分、87-75でウィザーズが12点リード。

ベルタンスが速攻からスリーを決めて15点差。

10-2のランでウィザーズがピストンズを突き放しにかかります。

ピストンズはこのクオーター、ターンオーバーを連発してしまい、ここでもケナードがオフェンスファウルをコールされ、抗議しテクニカルファウルのセットを取られます。

このフリースローを1本、続いてトロイブラウンがゴール下でタフなレイアップを決めて18点差。

最後にケナードがフリースローを計3本を決めて第3クオーター終了。

93-78、ウィザーズのリードは15点で最終クオーターに入ります。

第4クオーター開始!!

引き続き2ndユニットで臨むウィザーズに対して、ピストンズは追い上げを図るためにドラモンドを頭から起用。

流れは引き続きウィザーズで、ベルタンスが早速スリーを決めます。

ピストンズはドラモンドにボールを集めますが、なかなか得点につながらず。

ドラモンドはディフェンスリバウンドから自らボールをプッシュしアタックしますが、これもターンオーバー。

完全にウィザーズディフェンスがペイントエリアを封じにかかっているため攻められません。

そしてドラモンドはルーズボールファウルをコールされ、5つ目。

マッチアップのワグナーも良く守っていると言えますが、彼一人の活躍というよりもチーム全体でのディフェンスがここでは機能しています。

残り8分弱でウィザーズはマイルズに変えてビールを投入。

この試合、短い出場時間ながら存在感を見せたCJ・マイルズ。

怪我で出遅れた分、彼が戻ってきたことはウィザーズに取って好材料になるでしょう。

試合は98-83で以前ウィザーズが15点リード。

ドラモンドがアタックを繰り返しますが、スコアにつながらない中で、ビールは早速バスケットカウントを獲得。

流れがつかめないピストンズは、タイムアウトを取得、残り7分で、100-83。

タイムアウト明けに、ピストンズはスネルがスリーをヒットし3点を加点。

ウィザーズもスミスが落ち着いてミドルを決めます。

ドラモンドがやっとウィザーズディフェンスを突破し始めますが、ウィザーズもビールがしっかりと得点を重ねてきます。

残り6分を切って104-89。

ピストンズはドラモンドがリバウンドを支配できている状態ではあり、トランジションはそこそこ出ています。

その速攻からブラウンがバスケットカウントを獲得し13点差。

ビールのフリースロー1本、トロイブラウンの速攻で16点差にし、ケナードがフローターを返して14点差。

さらにブラウンがゴール下のショットを決めたところで12点差。

ウィザーズ、タイムアウトを取ります、残り3分半で107-95、ウィザーズ12点リードです。

タイムアウト明け、ブライアントがベースラインからミドルを決めて加点。

ピストンズはブラウンが積極的にゴールにアタック、フリースローをもぎ取り、2本成功。

そこからブライアントがオフェンスリバウンドをティップイン、トロイブラウンが速攻からレイアップを決めて連続得点。

残り2分弱でウィザーズはビールをベンチへ。

セーフティーリードを握ったとの認識か、この試合初出場のアドミラル・スコフィールド、ジャスティン・ロビンソンを投入。

ピストンズも2way契約のジョーダン・ボーンが入ってきて、ゲームの方はそのままガベージタイムに入ります。

最終、115-99でウィザーズが勝利、ホームでの勝利を飾りました。

試合を振り返って

今季、オフェンスは好調を維持しながらも、ディフェンスが上手く行かずに勝ち星をなかなかあげられなかったウィザーズですが今日は相手を100点以下に抑えての勝利となりました。

これは、ウィザーズディフェンスと言うよりも、ピストンずオフェンスに問題があったとも考えられます。

特に4クオーターの頭、攻めどころがなくドラモンドにディフェンスが集中したところをフロアのスペースを広げる選手がいなかったのが痛かったかと思います。

ドラモンドのファウルトラブルで、ローテーションが崩れたのも考えられますが、ケナード、ドラモンド以外のオフェンスオプション、もしくは上手く捌くポイントガードこの辺りがけが人の復帰で解消されればピストンズもまだまだ面白そうなチームだなと感じました。

ウィザーズは、ディフェンスの部分で八村、ブライアントが下がった時にインサイドのディフェンスが今日はワグナーが良く頑張っていたので、それが継続できれば。

八村は、前半10得点、後半2得点、プレイタイムも4クオーターは出場機会なしと少し寂しい結果になりましたが、まだまだシーズンは序盤戦。

ファウルトラブルに陥らないようにアジャストして出場時間を伸ばし、さらに活躍をして欲しいと思いました。

こぼれ話

八村出場試合はつい日本語実況で聞いてしまいがちなんですが、この試合は機材トラブルで日本語実況が聞けなかったため、英語で見ました。

ルーキーとしての注目度、現地での取り上げられ方など見てまた視点が少し変わりました。

日本人初の期待される選手ではありますが、現地ではあくまでルーキーの一人なので、日本からの期待とかプレッシャーを変に感じずに伸び伸びと良いプレイを積み重ねて欲しいと思いました。

贔屓目を抜いても、今季のルーキーの中では、ここまで良いプレイをしていると思うので、どんどん成長していって欲しいですね。

今日はこの辺で。ではまた。

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