Bリーグ観戦レポートその26:B2第8節 GAME2 香川×仙台

本日は

B2第8節 GAME2 香川ファイブアローズ×仙台89ers

のレポートをしていきたいと思います。

試合前情報

GAME1のレポートはこちらから。

GAME1は香川が接戦をものにして勝利。

一時2桁リードを許す時間はあったものの、チーム全体で、特に外国籍選手の活躍を上手く生かすことで勝ち星を取ることができました。

GAME2では選手起用、また、どんな戦略を駆使してくるかを注目していきたいと思います。

スターター

<香川>

#7筑波 拓朗

#14高比良 寛治

#30テレンス・ウッドベリー

#34兒玉 貴通

#42ケビン・コッツァー

<仙台>

#5ダニエル・ミラー

#6新号 健

#11白戸 大聖

#33ジェロウム・ティルマン

#91片岡 大晴

試合開始!!

GAME1と同じスターターで臨む両チーム。

仙台ボールでスタートしたGAME2は、ミラーのジャンプシュートが落ちたところからスタート。

羽川もスコアできず、先制点は白戸のスリーから。

続いてティルマンがオフェンスリバウンドから得点。

香川もウッドベリーのミドルで初得点。

仙台は片岡のコーナースリーが決まったところで、香川が早々にタイムアウトを取得。

残り7分を切って、8-2で仙台が6点リード。

タイムアウト明け、香川はウッドベリーが切り込んで得点。

仙台は、ここはファウルで試合が止まりましたが、ミラーのエルボーからのジャンパーを多く使っている印象。

k側はコッツァーのゴール下で加点、2点差になります。

仙台はミラーのフックシュート、香川は高比良のスリーがヒットし1点差。

仙台は続いてミラーのジャンパーが決まって12-9。

残り5分を切ります。

香川は兒玉がレイアップを沈めて1点差としますが、返しのディフェンスで、筑波が早々に2つ目のファウルをコールされたため、藤岡と交代。

仙台はミラーがポストからフックシュートをメイク。

3連続で得点します。

香川もウッドベリーがバスケットカウントを獲得、ボーナスは外してしまい1点差。

仙台はティルマンのミドル、香川は兒玉のスリーで得点をお互いに重ね、同点に。

残り2分半で、仙台はティルマンがオフェンスファウルをコールされ、個人2つ目。

仙台は臼井を投入します。

GAME1とは若干違ったシチュエーションですが、オンザコート1になった仙台。

ウッドベリーにマッチアップする臼井のところから攻撃を仕掛けてウッドベリーが得点。

逆転に成功しますが、ミラーがすぐさまミドルを決めてリードを広げる。

香川もここで選手交代、高比良に変えて安部が入ります。

試合は残り2分。18-18の同点です。

仙台はここで6thマン澤邊を投入。

その澤邊が早速シュートを放ちますが、ここは上手く守る香川。

残り1分半で兒玉に変えて、矢代をコートに。

仙台も残り1分で阿部を投入。

香川はウッドベリーが好調を維持、ミドルを決めて、2点リードを奪います。

香川はここで藤岡が交代出場ながら2回目の個人ファウルをコールされ、高比良と変わります。

若干ファウルトラブル気味の両チーム。

この後どのように試合を進めていくか。

第1クオーターは最終、20-20の同点で終了。

第2クオーター開始!!

香川ボールでスタート。

仙台は引き続き、ティルマンをベンチに下げてオンザコート1。

香川は臼井にマッチアップされているウッドベリーのジャンパーでスタート。

2点リードします。

続いて矢代のジャンパーで連続得点したところで仙台が第2クオーター早々にタイムアウト。

残り9分で24-20、香川4点リードです。

タイムアウト明け、仙台はここまでも数本決まっているミラーのエルボーからのジャンパーで得点。

香川もコッツァーのゴール下で加点します。

仙台は臼井のスティールからのレイアップが決まって2点差に。

香川は矢代に変えて兒玉をコートに戻します。

仙台は阿部がゴール下でフリーになり得点、同点にします。

香川は交代して入ってきたばかりの兒玉が得点し2点リード。

仙台は気がつかないうちに臼井にファウルがかさんで個人3つ目をコールされて一度ベンチへ。

ティルマン出てくるかと思いきや、白戸と交代し、引き続きオンザコート1。

オフィシャルタイムアウト明けに、戻してくる通常のローテーションに入っているかもしれません。

この時間にウッドベリーとマッチアップするのが、仙台阿部。

その阿部がスティールからの速攻を決めて28-28の同点に。

香川はコッツァーがオフェンスリバウンドからの得点で2点リード。

ボールデッドになかなかならず、残り3分を切ってオフィシャルタイムアウトに。

30-28で香川が2点リード。

タイムアウト明け、香川ボールで再開。

仙台は新号がスリーをヒットさせ、1点リードになります。

ちなみに、タイムアウト明け、ティルマンを戻すかと思った仙台ですが、引き続きオンザコート1でウッドベリーには阿部がマッチアップ。

その阿部がウッドベリーからオフェンスファウルを引き出し良い仕事をします。

しかしウッドベリーもこのミスマッチを月、ミドルを沈めます。

仙台のミラーがオフェンスリバウンドのティップインを決めたところで香川がタイムアウト。

残り1分で、33-32、仙台が1点リードです。

タイムアウト明け、阿部が個人2つ目のファウルを取られ、チームファウルが5つを超えます。

香川にボーナススローを与え、ウッドベリーが2本成功し、逆転。

仙台はタイムアウトをとり、オフェンスのデザインをし直しますが、これをウッドベリーにスティールされます。

そのまま持ち込もうとするウッドベリーをファウルで止めた仙台。

このフリースローを1本決め香川2点リード。

仙台は残り12秒でティルマンを戻し最後のオフェンスに臨みますが、スコアできず。

最終、35-33で香川が2点リードして前半を終えます。

第3クオーター開始!!

両チームスターターに戻して臨む後半。

仙台ボールでスタート。

ティルマンのミドルは外れ、高比良のスリーも外れるスタート。

開始1分ともにシュートが落ち続ける展開の中、ファーストゴールはウッドベリー。

香川が4点差にします。

続いてコッツァーの得点で点差を話す中、仙台も新号が得点に成功。

香川が筑波のスリーも飛び出して7点差、そしてターンオーバー誘発からウッドベリーのダンクが出たところで仙台タイムアウト。

残り7分弱で44-35、香川がランに成功し9点リードに広げます。

タイムアウト明け、両チームメンバーは変わらず。

仙台はまずティルマンがレイアップを決めて1本返します。

香川もコッツァーがゴール下で得点、リードを詰めさせません。

食らいつく仙台はティルマンが再び得点。

そしてトランジションから片岡のコーナースリーが決まり4点差に。

兒玉が決めれば白戸が得点し、点の取り合いになってきました。

残り3分半で香川は藤岡、仙台は澤邊が入ってきます。

コッツァーがオフェンスリバウンドからのバスケットカウント、ボーナスも決めて再び7点差。

さらにここで、香川が2-3のゾーン気味にディフェンスを敷いてきたことによって仙台はシュートができず24秒のショットクロックバイオレーション。

そして兒玉がバスケットカウントを獲得、ボーナスも決まって11点差まで開きます。

香川ペースで進んできたこのクオーターも残り2分半、仙台もミラーの得点、新号のフリースローで引き離されずに7点差に。

終盤、兒玉が3つ目のファウルをコールされたことで矢代と交代し、仙台の阿部も3つ目をコールされます。

GAME1とは違った展開、先に香川が走ったこと、そして両チームファウルトラブルがこの後の展開にどう影響するかどうか。

そんなことを気にしながら第3クオーターは63-51、終了間際にウッドベリーが3つ目のファウルでティルマンのバスケットカウント、ボーナスも入って終了です。

第4クオーター開始!!

試合再開前に仙台のベンチテクニカルが取られていたらしく、そのフリースローから。

このボーナスは外れて、香川ボールでスタート。

まずは仙台が速攻でミラーが得点したところで、香川がすぐにタイムアウトを取得。

タイムアウト明け、ウッドベリーのオフェンスファウルをコールされて4つ目。

交代せざるをえません、一度ベンチに下がります。

さらに、香川は矢代と交代して入ったばかりの兒玉がファウルを取られてこちらも4つ目。

コアメンバーにファウルトラブル多発で香川が少し苦しくなってきました。

仙台も阿部が4つ目を取られ、こちらも一度ベンチに下がります。

逆にオンザコート1となった香川は藤岡とティルマンのマッチアップがどうゲームに影響するか。

残り8分、仙台はプレッシャーをかけていきますが、新号も3つ目のファウルを取られます。

仙台はミラーがフローターを決めて10点差、しかしコッツァーがオフェンスリバウンドをティップインし12点差に。

残り7分で仙台は一度ティルマンを下げます。

ともにオンザコート1でゲームが進みます。

残り6分でティルマンとミラーを交代させ、順番に休ませる仙台。

そんな中、香川は残り6分を残してチームファウルが5つに。

仙台澤邊がこのボーナスを2本決めて10点差。

仙台のディフェンスあたりがだいぶハードになってきていますが、そこを筑波がかいくぐってレイアップ。

しかしディフェンスでまたファウルを取られ、澤邊にボーナスを再び2本決められます。

仙台がミラーのダンクで得点をしたところで、オフィシャルタイムアウト、残り4分半で69-61、仙台が8点を追いかける展開です。

タイムアウト明け、タフなディフェンスを続ける仙台は新号が4つ目をコールされます。

このフリースローを矢代が2本落としてしまい、仙台は白戸がバスケットカウント獲得。

ボーナス決まって5点差。

香川もコッツァーがゴール下で粘りに粘ってバスケットカウント獲得、点差を再び8点差に。

仙台は片岡がスリーを決めて再び5点差。

両チームともボーナスに入っているためフリースローが多くなっているこのクオーター。

八代は再び2本外してしまいます。

そして片岡が続けてスリーをここでもきめたことで2点差に。

香川タイムアウト、残り3分半で72-70。

このタイミングで香川は共に4ファウルのウッドベリー、兒玉もコートに戻します。

交代して入ってきた兒玉が早速ペネトレイトから得点。

仙台もミラーがゴールしたで得点。

ファウルがかさんでいる香川は若干ソフトなディフェンスになっている印象です。

残り1分半で澤邊がドライブから得点しついに同点。

残り1分、ミラーがゴール下でコッツァーにファウルを犯し、ツースロー。

これをコッツァー、1本決めて1点差。

仙台タイムアウト、最後のゲームプランの確認に入ります。

タイムアウト明け、澤邊が若干コンタクトされながらもタフなスリーを沈め、仙台逆転。

そして、残り30秒、香川オフェンスでウッドベリーがオフェンスファウルを取られ、退場に。

このテイクチャージも澤邊が取り、デカい仕事を2つ続けます。

残り24秒、香川は仙台のボールキャリーに対してプレッシャーかけ、スティールに成功しますが、速攻でコッツァーのレイアップが外れる。

時間が残り10秒を切り、ファウルゲームに入る香川。

ファウルを受けたティルマン、1本目を外す。

ホームの香川ブースターの大ブーイングが効いたか、2本目も落とします。

残り8秒、攻め込む香川はコッツァーがゴール下を打ち外れたボールを自らティップイン。

これがブザービーターになって、77-77。

大接戦のGAME2は延長に入ります。

延長戦スタート!

オーバータイムまずは仙台ボール。

ウッドベリー退場により厳しい状況が続く香川。

仙台もティルマンのところを起点に攻めようとしますがスコアに繋がらず。

逆に、この延長のファーストスコアは高比良がティルマンからバスケットカウントを獲得、ボーナスも決めてまずは3点リード。

仙台も落ち着いてミラーがゴール下を決めて1点差に。

香川は続いて安倍のミドルで加点、3点差。

仙台はまたしてもミラーがオフェンスリバウンドから得点、1点差。

次の香川オフェンスは高比良がオフェンスチャージを取られてファウル4つ目。

仙台も澤邊がターンオーバーで得点に繋げられず。

香川も兒玉のターンオーバーの後、ファウルを取られ、白戸がボーナススロー2本決めます。

香川、高比良のドライブからのレイアップはリングに嫌われて仙台オフェンス。

澤邊のオフェンスに対して、兒玉がファウルを犯し、5ファウルで退場となります。

澤邊このフリースローを1本決めて仙台2点リード。

残り1分を切ります。

香川が苦しい展開の中でコッツァーがジャンパーを決めて同点に。

残り45秒で同点。

仙台、ミラーのゴール下へのアタックはコッツァーがテイクチャージに成功。

残り30秒を切ります。

香川がタイムアウトを取り、最終局面の確認。

タイムアウト明け、香川ボール。

仙台がプレッシャーの高いディフェンスをここでも見せて、ショットクロックバイオレーションを取ります。

仙台も最後にタイムアウトを取って、残り3.7秒のオフェンスプランを確認。

タイムアウト明け、仙台サイドからのインバウンズ。

片岡のスリーは外れてダブルオーバータイムに入ります。

2OTスタート!!

以前状況としてはスターター2人がファウルアウトしている香川の方が苦しい展開のなか、コッツァーを中心になんとか繋いでいる香川。

まず最初の香川オフェンスは安倍がミドルを打ちますが外れる。

仙台はミラーがこの試合何本も決めているエルボーからのジャンパーを決めて2点差。

香川は藤岡のミドルも落ち、その返しに澤邊がレイアップを決めて4点差に。

コッツァーがゴール下で孤軍奮闘、オフェンスリバウンドを押し込んで2点差に。

仙台は落ち着いてティルマンがゴール下を決めて、再び4点差。

香川は2OTに入ってから外のシュートがなかなかはいらず。

澤邊にフリースローを与えてしまい、これを2本決めて6点差。

ジワジワと点差が離れてきた中で、高比良がスリーをヒット、3点差にします。

積極的なディフェンスを見せる香川ですが、ギリギリのラインでディフェンスファウルを取られ、片岡にフリースロー1本を決められます。

残り2分を切って93-89仙台4点リード。

香川安倍のスリーが決まったかと思いきや、直前のコッツァーのスクリーンでオフェンスファウルをコールされます。

仙台も澤邊がオフェンスファウルを取られて、ポゼッションは再び香川へ。

残り1分半、点差は4点仙台がリード。

香川はコッツァーがゴール下で得点に成功、2点差になります。

仙台は白戸のスリーが外れて残り1分を切ります。

2点差を追う場面で、高比良のスリーは決まらず、仙台ボール。

仙台2点リードでおよそ残り30秒。

ここでゴール下で澤邊がファウル獲得。

ボーナススローを2本決めます。

4点差、残り18秒、香川タイムアウト取ります。

タイムアウト明け、 香川は筑波がトップから1on1でプルアップスリー。

これが決まり、残り11秒で1点差に。

すぐさまファウルゲームに入り、仙台ティルマンがフリースロー。

1本目成功。2点差。

2本目も決めて3点差。

香川は最後、高比良がトップからスリーを打ちますが、これが外れて試合終了。

ダブルオーバータイムまでもつれた試合はなんとか仙台がもぎ取り、シリーズ1勝1敗で幕を閉じました。

試合を振り返って

大接戦となったGAME2。

勝敗を分けたのは、GAME1とは違い両者ファウルトラブルに苦しめられた時のアジャストとフリースローの差にあったかと思われます。

ファウルのコールについては、GAME1が少なかったところからのGAME2の接触に対しての基準が微妙に違ったかと思いました。

人間のやっていることなので、しょうがないことだとは思いますが、そこに仙台の方がアジャストできていたかなと感じました。

また、フリースローの確率と言うよりも、大事なところで決め切れるかも重要だと感じました。

香川のコッツァーはこの試合もオーバータイム含めてフル出場。

縦横無尽の活躍で素晴らしかったです。

仙台も4クオーターの終盤、延長と大事なところで澤邊が良い活躍を見せました。

ベンチ出場ながら、あの爆発力を持った選手を持っておける仙台も、これから楽しみなチームの一つになりました。

こぼれ話

我が家の視聴環境の影響のせいか、今日のバスケットライブは止まる止まる。

いつもの1.25倍くらい見るのに時間がかかって、さらに延長ときたもんですから、午前中に見終わる予定が午後まで入っちゃいました。

Wi-Fi環境、しっかり整えていきたいと思います。

今日はこの辺で。ではまた。

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