Bリーグ観戦レポートその20:B1第4節 GAME1 三遠×SR渋谷

中央線の遅延によって仕事場への到着時間が遅くなっていることに気づかずに、今日は駅からダッシュして到着時には汗だくになってました。

どうも、火事場のスプリント能力はまだ落ちていない男、ctrainerです。

本日は、

B2第4節 GAME1 三遠ネオフェニックス×サンロッカーズ渋谷

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

試合前情報

昨シーズン、22勝35敗で中地区5位に沈んだ三遠。

Bリーグ初年度はチャンピオンシップに進んでしましたが、昨シーズンは入れ替え戦の方に絡みかける厳しいシーズンでした。

今シーズンは元NBA選手の、デビン・イーバンクスを加えそこに日本代表にも名を連ねていた太田を中心とした日本人選手との連携がどのように行われていくか注目です。

対するサンロッカーズ渋谷は昨シーズン、27勝33敗で東地区4位。

こちらも元NBA選手のライアン・ケリーを用し、日本人選手も積極的に補強。

関野、石井、田渡などの活躍にも注目ですが、一番のキーになりそうなのはベンドラメ。

日本代表での経験をこのチームに持ち込み、今シーズンはチャンピオンシップ出場なるか。

スターター

<三遠>

#4寺園 脩斗

#7ジェシー・ゴーバン

#11岡田 慎吾

#13西川 貴之

#33カイル・バローン

<渋谷>

#1関野 剛平

#2セバスチャン・サイズ

#9ベンドラメ 礼生

#27石井 講祐

#34ライアン・ケリー

渋谷はここまで開幕3連勝を記録、対する三遠は開幕5連敗となっています。

イーバンクスは残念ながら出場選手登録外となっているため、この試合の出場はなしです。

試合開始!!

渋谷ボールでスタート。

最初はサイズがゴール下から得点。

渋谷は初めからオールコートのディフェンスでプレッシャーをかけます。

続いてサイズとベンドラメのピックアンドポップでサイズがミドルを沈める。

続いてベンドラメのフローターで加点。

三遠は開始しばらく得点ができませんでしたが、残り7分半でトランジションからベテラン、鈴木のレイアップが決まり初得点。

渋谷も攻撃の手を緩めず、ケリーのダンクで追加点を挙げます。

三遠もゴーバンがフローターを決めて得点をします。

残り6分で8-4の渋谷がリード。渋谷は選手交代、渡辺、野口が入ります。

三遠は鈴木がコーナースリーをヒット。

三遠も続いて選手交代、太田、柳川が入り、渋谷も続けて山内が入ってきます。

三遠は代わって入った柳川が得点。

渋谷もケリーがシュートを連続で決めてリードを広げようとします。

両チーム徐々にエンジンが入ってきます。

渋谷もベンチから出場した元古巣との対戦となる田渡、早速スリーを決めます。

三遠もベンチ出場の菅野がスリーを決めて食らいつきます。

渋谷は選手の選手のローテーションが非常に早く、気がついたら、交代出場の杉浦が決めています。

残り1分を切ったあたりからは両チーム点の決め会いで最終、22-18で渋谷が4点リードです。

第2クオーター開始!!

渋谷ボールで開始。

バローンがディフェンスリバウンドからコーストトゥコーストで得点。

ケリーのシュートをバローンがブロックから寺園が速攻に持ち込み、ファウル獲得。

フリースロー2本決めて同点に追いつきましたが、すぐさま渋谷の石井がコーナースリーを沈めリードを許しません。

その後、渋谷は三遠のショットクロックバイオレーションを取る良いディフェンスを見せます。

その後のオフェンスで石井が今度は逆のコーナーからスリーをヒット。

三遠はここでタイムアウト、残り7分半で28-22、渋谷6点リードです。

タイムアウト明け、三遠は寺園がスリーを決めて応戦。

続いて寺園がフローターも連続で決めて渋谷を追います。

1点差に詰められた渋谷ですが、杉浦がペイントエリアから得点をしリードを3点に広げる。

三遠は離されまいと、菅野がスリーを決めて同点に追いつく。

サイズのトランジションからのレイアップが決まったところでオフィシャルタイムアウト。

残り5分で32-30、渋谷が2点リードです。

三遠が追いつこうとすると突き放す渋谷。

またしても石井がトップからスリーを決めてリードを広げます。

残り3分弱で35-31で渋谷4点リード。

続いて山内がトランジションからの得点。

三遠も西川がフローターを決め返して、簡単にはリードを広げさせません。

続いて、西川からバローンへゴール下のシュートがアシストされ得点。

渋谷もサイズがリバースレイアップで得点をしたところで、三遠がタイムアウト。

残り1分半で39-35、渋谷が4点リードです。

残り1分弱で、ビッグプレイ。

西川がコーナースリーを沈めて、さらにファウルを誘発。

このボーナススローも決めきれず、1点差のまま。

そしてそのスキをついてケリーがスリーを決めます。

最後はサイズのブザービーターが決まって、最終第2クオーターは44-38で渋谷6点リードで後半への入っていきます。

三遠が何度も追いつきそうな展開ですが、ターンオーバーが多く、ディフェンスの硬さは渋谷の方が良いかなという印象です。

第3クオーター開始!!

両チームスターターに戻して臨む第3クオーター。

ケリーのシュートは落ちる。

三遠はバローンのダンクから始まります。

ケリーも負けじとお返しのダンクを決めます。

ゴーバンのダンクをサイズがブロックしますが、冷静に持ち直してゴール下で得点。

三遠4点差、そこから西川がレイアップを決めて2点差。

渋谷はベンドラメがコーナースリーを決め、5点差に広げる。

さらに立て続けにベンドラメがスリーを決めます。

三遠もそれに動揺せず、ファストブレイクでゴーバンが得点。

しかし、渋谷のスリーが落ちない、ケリーもスリーを決めて9点差。

両チームとも、交代なく進んでいったこのクオーター、残り5分を切って三遠が太田、柳川を入れてきます。

サイズがトランジションからのアーリーポストで得点したところで三遠タイムアウト。

残り4分で61-50、渋谷が11点リードです。

タイムアウト明け、渋谷は選手を数名交代、そして三遠のゴール下のインバウンズに対してオールコートのゾーンプレスを敷きます。

そのまま2-3のゾーンに入り、ディフェンス成功。

三遠はここまで突破口となっている寺園のフローターで得点。

渋谷は新潟からの新加入、渡辺のシュートで得点。

残り1分を切って63-52で渋谷11点リード。

最後の攻防は渋谷の綺麗なボールムーブの末に杉浦のブザービータースリーが決まって終了。

66-52、渋谷がこのクオーターで大きくリードをとって第4クオーターに入ります。

第4クオーター開始!!

三遠ボールでスタート、菅野のスリーが落ちます。

三遠も良いローテーションをしながらディフェンスをし、野口のシュートを落とす。

三遠はまず、ベテランの岡田がトランジションでレイアップを決めこのクオーター初得点。

しかし、トラップ気味に出てきた三遠のディフェンスを冷静にノーマークを探して野口がスリーを決めます。

負けじと菅野もスリーを決めたところで、渋谷タイムアウト。

残り8分で69-57、渋谷のリードは12点となっております。

タイムアウト明けに、石井が一番決めて欲しいタイミングでしっかりスリーを決めます。

そして、渋谷がルーズボールを奪取、ジャンプボールシチュエーションに持ち込みマイボールに。

三遠も寺園がスティールからワンマン速攻に持ち込み得点。

まだまだ諦めてはいません。

しかし、その心を折るようにサイズがスリーを決めて14点差。

西川のフローターで反撃に出る三遠ですが、渋谷もベンドラメがしっかりレイアップを決める。

後半も三遠はターンオーバーが増えてしまっていて、石井のレイアップが決まったところで三遠タイムアウト。

残り5分半で79-63、渋谷が16点リードです。

タイムアウト明け、大量リードを保っていても、ディフェンスのプレッシャーを緩めない渋谷。

なんとかかいくぐって、バローンのシュートが決まったところでオフィシャルタイムアウト。

渋谷が14点リードです。

タイムアウト明け、サイズがハンドオフのフェイクからゴール下にアタック。

ファウルをもらって、フリースローを決めます。

三遠は寺園からバローンへアリウープでつなぎ得点。

渋谷は点数を伸ばせない時間が続きますが、残り3分で13点差であれば無理に攻めずに時間を稼いでいくと言う考え方もあるでしょう。

しかし、大事なところはケリーがバスケットカウントを獲得して、ボーナスワンスロー。

残り2分、三遠の岡田のスリーが決まって13点差。

しかし、渋谷にはケリーがいます。

大事な場面での得点などは落ち着きのある立ち振る舞いを

しているとこます。

渋谷はケリーに変えて、ファイ・サンバ。

この時間に初出場選手が出てくるということはガーベッジタイムに入っていると言うこと。

結果的に第3クオーターの点差を埋めきれず、この試合は渋谷が勝利を収めます。

試合を振り返って

試合だけを見ているとそこまで大きなチームとして強さのさは感じませんでした。

しかし要所をみると、ターンオーバーが少なく、スリーの確率も高く出場時間をコントロールしながら今シーズンは勝ち星を増やしている渋谷。

約10人前後をローテーションしながら誰が出てもしっかりとディフェンスのコンセプトを守ってハードにディフェンスをするというのは素晴らしいチームの文化が成り立っていると言うことだと思います。

また、今までBリーグの試合を見ていて、ここまでタイムシェアをしているチームを初めて見ました。

これがシーズンのどのような結果に結びついていくのか注目です。

これで開幕4連勝、他の優勝候補を脅かす存在になっていきそうです。

一方、三遠はイーバンクスが不在の中、寺園を中心に得点を重ねていましたが、寺園以外にしっかりとボールを預けれる選手の不在が響いているような感じがしてしまう。

ターンオーバーが多くなってしまい、相手にボールを渡してしまうということが積み重なって勝敗に大きく関わってきます。

菅野のスリーや、両外国籍の活躍などは悪くはなかったですが、まずは1勝を上げるために丁寧にしっかりと試合を作っていくことが課題となりそうです。

こぼれ話

タイムシェアするチーム実は結構好きで。

NBA LIVEとかやるときも、自分はスターターでゴリ押すのがあまり好きではなかったので必ず2ndラインナップの選手をゲームでも積極的に使っていました。

NBA LIVE(2Kでも可)やりたくなってきたw

今日はこの辺で。ではまた。

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