Bリーグ観戦レポートその10:B1第1節 GAME2 川崎×宇都宮

最近涼しくなってきて、寝る時にはクーラーをつけずに寝るようになってきました。

次の日の気温によっては、まだまだ寝汗かいておきます。

どうも、発汗量多めの男、ctrainerです。

本日は、

B1第1節 GAME2 川崎ブレイブサンダーズ×宇都宮ブレックス

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

試合前情報

GAME1の試合のレポートはこちらから。

横浜アリーナでの開幕戦、どちらのホームでもない、注目度の高いゲームを川崎が取りました。

日本人選手の補強、外国籍選手の入れ替え、ヘッドコーチが変わるなど大きな変化を迎えた今シーズンのスタートをキャプテン篠山竜青がエナジー高いプレイで引っ張りました。

変則的な開幕節の試合ではありますが、GAME2をホームの川崎とどろきアリーナで迎えられるため、連勝を目指したいところかと思います。

対する宇都宮は、若干硬さも見られたGAME1で、オフェンスの調子がなかなか上がってこなかった前の試合をどう修正してくるか。

鵤誠司を怪我で欠く中、どのようにGAME2を戦っていくか注目です。

スターター

<川崎>

#0藤井 祐眞

#21マティアス・カルファニ

#22ニック・ファジーカス

#33長谷川 技

#35ジョーダン・ヒース

<宇都宮>

#0田臥 勇太

#4ジェフ・ギブス

#6比江島 慎

#9遠藤 祐亮

#22ライアン・ロシター

川崎GAME1からスターターが入れ替わっています。

篠山、熊谷がベンチからの出場となります。

試合開始!!

川崎ボールでスタート。

ここで大切なポイント!!その1

いきなりですが、栃木ブースターの数が多いのに驚きました。

アウェイ戦ですが、ベンチ裏にしっかりと黄色いシャツをきた人たちがビッチリ座っているとホームで戦っているようにも見えなくありません。

熱狂的なファンが多いチームというのは、選手もエナジーもらえて良いなと思います。

その宇都宮、比江島-ロシターのピック&ロールからロシターが得点。

続けて比江島もミドルを沈めます。

川崎は外国籍2名+ファジーカスのラインナップとなっているため、宇都宮の遠藤が川崎のカルファニとマッチアップになっているので、ここが攻守ともに最初のポイントになりそう。

川崎はファジーカスがローポストから得点。

続けてヒースも得点し、川崎もエンジンかかってきます。

宇都宮は、ギブス、そして比江島がミドル2本目。

残り6分半、8-4のところで両チーム選手交代。

川崎は篠山、辻、熊谷がコートに、宇都宮は渡邊が入ってきます。

このタイミングで川崎はファジーカスのスリー、ゴール下と連続で得点し逆転。

宇都宮もギブスがしっかりミドル沈めてきて、そのあとは辻のスリーと、リードチェンジ繰り返します。

川崎は篠山が連続でファウルをコールされ、2つ目。

藤井と交代を余儀なくされます。

宇都宮、喜多川がコーナースリーを決めると、川崎も藤井がコーナースリーを決め、ここまで両者互角の展開。

若干川崎の方にファウルが多いのが気になるくらいです。

宇都宮は渡邊がオフェンスファウルとテクニカルファウルをコールされ、こちらも2ファウルでベンチへ。

代わって入ってきた比江島がミドルを決めたところで川崎タイムアウト。

残り39秒、22-20で川崎リードです。

宇都宮、タイムアウト明けに1-2-2気味のゾーンプレスで、スティールに成功。

ギブスのゴール下のアタックに川崎藤井がファウルでこちらも2つ目。

両チームともファウルトラブルが少し目立ちます。

ギブスのフリースロー2本で22-22の同点に追いついて第1クオーター終了。

第2クオーター開始!!

川崎はディフェンスでコーナーで比江島が持った際にダブルチームを仕掛けていきます。

トラップディフェンスが聞いてターンオーバーを誘発。

しかし、ギブスもスティールを奪い喜多川のレイアップで宇都宮がリード。

続いて宇都宮がまたしてもスティールから喜多川につないでスリーを沈める。

川崎もカリファニのスリーが決まる。

カリファニ、ヒースの連続得点で川崎がリードを奪い返したところで宇都宮タイムアウト。

残り7分半、29-28で川崎1点リード。

宇都宮は田臥、渡邊と両ガードを同時起用。

両チームここからともに激しいディフェンスでともにゴールを奪わせません。

7分半からオフィシャルタイムアウトまでの4分半までの3分間ともにスコアさせない厳しいディフェンス。

田臥の辻に対するスリーのシュートファウルでやっとスコアが動きます。

タイムアウト開け、辻は3本フリースローを決めて32-28の川崎4点リード。

田臥が辻のマークをかいくぐりレイアップを決めてやり返します。

ギブスがフリースローを獲得し2本決めて再び同点。

フリースローでの得点のあとはゾーンプレスをする宇都宮。

対する川崎はこの時間ファジーカス、ヒース、カルファニのビッグラインナップ。

そして川崎もゾーンディフェンスで対応します。

篠山のスリーが入り、そのタイミングで宇都宮がベンチテクニカルをコールされます。

川崎がリードを5点に広げたところで、宇都宮前半2回目のタイムアウト。

タイムアウト明けにフリースロー決まって6点までリードを広げて、残り2分半。

宇都宮は川崎のゾーンを比江島がゴール下に良いパスを通し、ギブスのアンドワンを演出。

開きかけた点差をすぐにワンポゼッションに戻すことに成功。

続けてギブスが再度バスケットカウントを獲得。

しかしボーナススローを外し、川崎1点リードで残り1分。

チームファウルが5つを超えていたため、遠藤がフリースローを獲得したところで川崎タイムアウトを取得。

前半最後の終わり方を確認し、試合再開。

タイムアウト明け、フリースロー2本決めて宇都宮逆転。

最後の川崎のオフェンスはスコアならず。

最終、39-38で宇都宮1点リードで前半終了です。

第3クオーター開始!!

後半両チームとも、スターターからメンバーを変えています。

このクオーターの入りも、ともに固いディフェンスでスコアを簡単に許しません。

カルファニがファウルをもらったところで、一瞬ヒートアップしますが、両チーム、レフェリーでなだめます。

カルファニ、気持ちを沈めてしっかりとフリースローを2本決めます。

対する宇都宮も遠藤がフローターを決めます。

川崎は篠山がステップインからのジャンパーを決め、宇都宮はギブスがオフェンスリバウンドからのバスケットカウント。

ボーナススローを決めて宇都宮2点リード。

ファジーカスのローポストアタックからの得点のあと、遠藤のスリー、ターンオーバーからギブスの得点と宇都宮がチャージ。

流れが持っていかれそうなところで川崎タイムアウト。

残り7分、49-44の宇都宮5点リードになります。

川崎はタイムアウト開け、グッドディフェンスからトランジション、藤井のレイアップで3点差。

ともに手堅いディフェンスを見せる中で、宇都宮がスティールから比江島のスリーにつないで6点差。

じわじわと宇都宮がリードを広げにかかります。

宇都宮は橋本のスリー、渡邊のスリーが連続で決まり、ついに10点差。

喜多川のスリーに対してカルファニがファウルを犯してしまい、フリースロー3本。

喜多川これを3本全て成功し、点差が13点差に。

最後の数分、川崎がなかなか得点に結びつけることができずに最終、64-50で第3クオーター終了。

宇都宮がリードを14点に広げて最終クオーターに入ります。

第4クオーター開始!!

川崎はファジーカスのフローターで最初の得点。

続けてファジーカスがスリーを決めて1桁差まで一気に詰めます。

宇都宮は早めのタイムアウトを取って流れを切ります。

残り9分、64-55の宇都宮9点リード。

タイムアウト明け、宇都宮は比江島がトップからアタックしフリースロー獲得。

1本成功して再び10点差。

ギブスがローポストから技ありのレイアップを決め12点差。

続けて比江島がらしいドライブからレイアップで2点獲得。

残り6分半、69-55で14点差。

川崎、篠山のスリーで反撃。

オフィシャルタイムアウト前にファジーカスのシュートが決まって9点差。

残り4分半、69-60で宇都宮9点リードです。

タイムアウト明け、篠山のトップからのスリーで6点差。

カルファニがファウルをもらって、フリースロー2本成功。4点差。

そして川崎ルーズボールダイブからスティール。

執念を見せます。

残り3分半。

長谷川のコーナースリーが決まり1点差に詰めます。

宇都宮タイムアウト。

会場の声援もマックスまで高まります。

ここしばらくスコアできていない宇都宮。

ロシターのスリーが落ちて、川崎ポゼッション。

カルファニがファンブルし宇都宮ボール。

渡邊のスリーは落ち、川崎ボール。

篠山がトランジションからロングツーを決め、70-69。

残り2分でついに逆転。

宇都宮はギブスがイリーガルスクリーンを取られ、川崎ボール。

両チーム、ターンオーバーを1本ずつしたところでファジーカスのスリーが決まり4点差。

残り1分半、73-69。

スコアができていない宇都宮。

ディフェンスでプレッシャーをかけていきますが、ギブスがファウルを取られ、篠山がフリースロー。

1本成功で、5点差。

宇都宮、最後のタイムアウトを取って追い上げにかけます。

残り1分17秒。

サイドラインからの宇都宮インバウンズ。

比江島のスリーは落ちて川崎ボール。

カルファニのトランジションのアタックでフリースロー獲得。

1本成功し、75-69。

宇都宮、次のオフェンスでスリーが落ち、オフェンスリバウンドを取って再度スリーを打ちますが、これも決まらず。

川崎が第4クオーターに逆転し、この試合、75-69で勝利。

開幕2連勝を達成しました。

試合を振り返って

悔しい開幕2連敗となった宇都宮ですが、最終クオーターは残り6分半から得点ができずこのクオーター5得点のみ。

リードを保つことができず、まくられてしまいましたが、第3クオーターまでのディフェンスは精度が高く、見応えがありました。

第4クオーターは川崎を褒めるしかないかなという感じでした。

ディフェンスのギアをあげ、決めるべきシュートを篠山、ファジーカスがしっかりとアウトサイドを決めて強さを見せつけました。

この試合、川崎は史上最高来場者数の中で最高の試合をブースターの前で披露できたことで、良い開幕スタートダッシュをきれたかと思います。

宇都宮は次、切り替えて続く第2、3節でのアウェイゲームをものにしてシーズン序盤をしっかりと乗り越えていってほしいと思います。

こぼれ話

特になし!!

今日はこの辺で。ではまた。

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