Bリーグ観戦レポートその8:B1第1節 GAME1 川崎×宇都宮

本来でしたら、見ている途中の福島×群馬戦のGAME2を見るタイミングなんですが。

我慢できず、B1開幕戦見ちゃいます。

どうも、我慢が足らない男、ctrainerです。

本日は、

B1第1節 GAME1 川崎ブレイブサンダーズ×宇都宮ブレックス

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

試合前情報

川崎は前シーズンは40勝20敗、東地区3位でチャンピオンシップはクオーターファイナルで敗退。

今季は日本人フリーエージェントの大塚裕土、熊谷尚也を獲得し、ロスターの補強をし、今シーズンへのかける思いを感じます。

宇都宮は前シーズン49勝11敗、チャンピオンシップでは川崎を破ったのちに千葉に敗退。

今季は大きな戦力の変動はなく、メンバーが変わらないことによるポジティブな要因を今シーズンにもたらせるか、もしくはネガティブな要素が出てしまうか。

スターター

<川崎>

#0藤井 祐眞

#7篠山 竜青

#21マティアス・カルファニ

#22ニック・ファジーカス

#27熊谷 尚也

<宇都宮>

#0田臥 勇太

#4ジェフ・ギブス

#6比江島 慎

#9遠藤 祐亮

#22ライアン・ロシター

試合開始!!

川崎ボールでスタート。

ファジーカスのフックは最初は落ちます。

宇都宮はロシターがゴール下でファウルを獲得。

1本フリースローを決めて初得点。

川崎は篠山のロングツーでスタート。

宇都宮は2分弱経過したところで田臥から渡邊に交代。

宇都宮はなかなか比江島やギブスがシュートをうちますが、スコアできず。

対する川崎はファジーカスの得点、熊谷がフリースローで得点と、出だしについては川崎が一歩リードか。

川崎は残り4分で辻、長谷川、宇都宮は竹内公輔、喜多川を投入。

2ndユニットが入ってきて試合の展開はどう変わっていくか。

残り3分で宇都宮、比江島のドライブ、川崎藤井のミドルが決まり、ここで宇都宮が最初のタイムアウトをとります。

残り3分弱、12-7で川崎がリード。

若干両チームともオフェンスでの硬さがあるような気がします。

ホームコートでない横浜アリーナ、開幕戦、いろいろな要因が考えられます。

タイムアウト明けは喜多川のスリー+バスケットカウントでフリースローも沈める。

一気に1点差に詰めます。

両チームともこの後はぼちぼち点をとりつつも、やはり若干硬いかな?と言う印象を残しつつも第1クオーター終了。

15-13で川崎が2点リードして第2クオーターに入ります。

第2クオーター開始!!

第2クオーターは篠山のミドルでスタート。

宇都宮は喜多川がミドルで得点。

川崎は残り8分弱で大塚を投入します。

Bリーグを見慣れていないからか、オフェンスの調子が悪いのか、ディフェンスが優れているのか計り兼ねるところですが、今のところロースコアな展開です。

川崎は篠山が好調、タフショットを決めたかと思いきや、比江島もファウルをもらいながらバスケットカウント。

ここから徐々にエンジンがかかってくるかどうか。

続けて篠山スリーを沈めます。

宇都宮は渡邊のスリーが決まり2点差まで追い上げます。

ギブスのゴール下の得点で1点差、ここでオフィシャルタイムアウトに入ります。

25-24で川崎1点のリードです。

タイムアウト明け、川崎はファジーカス+外国籍2人を置いたラインナップ。

宇都宮はギブスと竹内がコートに立っているため、ミスマッチが生まれる部分を宇都宮がどう対応するか。

宇都宮はギブスのプットバックダンクで逆転に成功。

オフィシャルタイムアウト直後ですが、宇都宮がタイムアウトをとります。

タイムアウト明けに川崎は2-3のゾーンディフェンスを見せます。

それに対して渡邊がスリーを決めてゾーンを攻略します。

29-25、宇都宮4点リード。

川崎はファジーカスがローポストから得点。

続いてファジーカスが連続得点で同点に追いつきます。

すぐに宇都宮がタイムアウト。

残り2分半で29-29の同点です。

両チームタイムアウト明けはなかなか得点できなかったところで、ヒースのダンクが飛び出て川崎がリードを奪う。

宇都宮は前半最後のオフェンスで素晴らしいボールムーブから得点、川崎はヒースがブザービーターでレイアップを沈め、最終33-31で川崎が2点リードで全hアン終了です。

ここで大切なポイント!!その1

バスケットライブでの配信を見てますが、ハーフタイムにカメラがロッカールームに入るという珍しい映像が飛び込んできました。

渡邊やロシターが思っていることをチームにシェアする中、だんまりな川崎。

これはいつもそうなのか、カメラが入っているから何かしら意識してのことなのか。

どちらかは視聴者には判断し兼ねますが、開幕戦、注目されているゲームの中で試合をする難しさはここにもあるなと思いました。

宇都宮の渡邊がぽろっと発した「この場に慣れて」と言うワードがこの環境の難しさを物語っているなと思いました。

第3クオーター開始!!

両チームともスターターに戻しての後半開始。

田臥がルーズボールに突っ込みマイボールにします。

後半最初の得点はファジーカスの得意なフローターで得点。

宇都宮の後半最初の得点はロシター。

藤井のスリー、ロシターのローポストからの連続得点。

徐々に試合に慣れてきたような印象を受けます。

後半はロシターが躍動、ここでもローポストで得点し1点差まで詰めますが、ファジーカスに決め返され、3点差になります。

後半、4分弱経過したところで、選手交代、宇都宮は渡邊、川崎は長谷川が入ります。

後半の宇都宮はロシターを1stオプションとしてガンガン攻めてますが、この辺りからシュートが落ち始めます。

対する川崎はトップから篠山がファウルをもらいながらのレイアップを決め、バスケットカウント。

篠山のフリースローが決まって川崎4点リード。

ヒースのオフェンスリバウンドからのティップインでこの試合最大リードの6点差を川崎が奪います。

宇都宮も離されないようにと、ロシターがティップイン。

篠山のまさかのオフェンスリバウンドからの得点で再び点差を6点に。

宇都宮ここでタイムアウト、残り3分で47-41。

タイムアウトあけ、橋本が難しいショットを決めて4点差に。

宇都宮はロシター、川崎はファジーカスが連続で得点をします。

ここからお互いになかなかスコアが伸びない時間が続きましたが、試合終盤カルファニがスリーを沈め54-45の9点リードで最終クオーターに入ります。

第4クオーター開始!!

竹内のフリースローから開始。

藤井のロングツーで川崎は対抗。

点差が詰まらない宇都宮、簡単には川崎に得点を許していないため点差は離れてはいませんが、詰めることもできていません。

そして残り8分のタイミングで川崎は再びファジーカス+外国籍2人をコートに。

そしてディフェンスは2-3のゾーンにします。

このポゼッション、宇都宮はターンオーバーを喫してしまい、川崎のヒースにオフェンスリバウンドからの得点を許します。

修正が必要な宇都宮、タイムアウトをとります。

残り7分半、58-47で川崎11点リードです。

タイムアウト明け、川崎は宇都宮のボールキャリーをスティール、大塚の得点で点差を13点差に。

宇都宮はシュートまでいきますが確率が上がらず、得点につながりません。

川崎はゾーンディフェンス継続、宇都宮は橋本がスリーを決めてようやく得点。

川崎が残り6分弱でタイムアウト、61-50で川崎11点リードです。

タイムアウト明け、川崎はほぼスターターにメンバーを戻し、マンツーマンディフェンスに戻します。

得点変動のないまま、オフィシャルタイムアウトに入ります。

タイムアウト明け、篠山のブザービーターでのロングスリーが決まる。

続けてファジーカスもゴール下からの得点を重ね、66-50、一気に16点差に広げます。

たまらず宇都宮はタイムアウトを取得、残り4分です。

タイムアウト明けは宇都宮のオフェンスを川崎ディフェンスがスティール、そこからカルファニのアリウープが決まり川崎ベンチは大盛り上がり。

川崎は点差と時間を踏まえて、徐々にコントロールして時間を使っていきます。

篠山が難しいジャンパーを決めて18点差。

残り2分、この試合でインパクトを残した篠山はベンチへ。

宇都宮、川崎ともに、ここまで出場のない選手をコートに送り出したことでガベージタイムに突入。

最終、78-57で川崎が開幕戦を素晴らしい内容で勝利しました。

試合を振り返って

宇都宮のシュートがなかなか決まらない中、川崎は篠山を中心にオフェンス力を見せることができたかなという印象の試合でした。

開幕戦といういつもと違う状況の中なので、この試合だけでは語れませんが、川崎が良いプレイを見せて宇都宮が対抗しきれなかったという印象を受けました。

また、ゲーム以外の部分では平日開催の開幕戦に9,000人以上の観客が会場に集まったというレポートが入りました。

年々注目を集めるBリーグ、その中で川崎が今シーズンは強そうだなと感じた第1戦でした。

この結果を受けて、宇都宮がどう対応してくるのか、6日の試合も注目していきたいと思います。

こぼれ話

注目された開幕戦、やはり知っている選手も多い、良いプレイヤーも多いという点ではB1の試合見ていて面白いなと率直に感じました。

しかしこれまで見てきたB2の試合もなかなか面白く、NBAはプレシーズンゲームが今週から始まります。

寝れなくなっちゃいますねw

今日はこの辺で。ではまた。

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