Bリーグ観戦レポートその7:B2第2節 GAME1 福島×群馬

ブログ執筆日が10/3。

B1が開幕のためみたいなーと思っていたんですが、残念ながらお仕事のためB2の試合をみようと思います。

どうも、徐々にB2知識を身につけてきている男、ctrainerです。

本日は、

B2第2節 GAME1 福島ファイヤーボンズ×群馬クレインサンダーズ

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

試合前情報

ホーム福島は前シーズン27勝33敗で東地区4位。

2013年にBリーグに加入してできたチームです。

対する群馬は前シーズン47勝13敗で東地区1位。

プレーオフも準優勝だったのですが、財務問題によりB1には上がれず、今シーズンもB2での開幕となりました。

スターター

<福島>

#1シャヒード・デイビス

#8村上 慎也

#9神原 裕司

#15チリジ・ネパウェ

#33喜久山 貴一

<群馬>

#0小淵 雅

#7古牧 昌也

#8新川 敬大

#25ロスコ・アレン

#31アブドゥーラ・クウソー

試合開始!!

群馬、良いボールムーブから古牧のゴール下でスタート。

福島は喜久山のスリーが落ちる。

群馬は新川のスティールからのレイアップで連続得点です。

福島は喜久山のドライブで初得点。

群馬はロスコアレンのスリーでお返しします。

福島は喜久山の合わせて神原が得点と徐々にリズムが出てきます。

群馬は4分ほど経過で選手交代、野崎が入ってきます。

福島は喜久山が良いアシストを分配、ゴール下でネパウェのダンクを演出。

そして村上のスリーで福島が逆転、9-8。

群馬すぐにクウソーの得点で逆転し返します。

残り3分で両チームともセカンドユニットが多く出てきます。

群馬は坂本ジェイがコートに。

ここで大切なポイント!!その1

帰化選手だろうなーと思って調べて、元の名前をみたらピンときました。

日本国籍取る前はママドゥ・ジェイの名前で延岡学園にいた頃に無双してたのを当時学生だった時にみていました。

年齢をみたら32歳。

自分も歳をとったなと感じましたw

よって群馬は外国籍2名+帰化選手1名、対する福島は外国籍2名のみのため、この辺りの選手起用は一つポイントになりそうです。

残り2分を切ったところで、徳川のスリーに対してバスケットカウント。

4点プレイで逆転です。

福島はここでフリースロー後にゾーンディフェンス。

群馬は坂本が怪我?

一度ベンチに下がり、外国籍、帰化ゼロの状態で残りを戦います。

福島のネパウェに対してマッチアップは群馬、野口。

2m8cmと長身ですが、若干線が細い印象。

押し込まれてバスケットカウントを取られます。

福島は最後の10秒切って一つ目のタイムアウト。

最後のオフェンスは決めきれず、最終、17-16の福島1点リードで第1クオーター終了です。

第2クオーター開始!!

福島ボールでスタート。

最初のスリーは外れます。

群馬は坂本がローポストで得点。

怪我などの心配はなさそうです。

群馬はベンチ出場の野崎のスリー、長島のレイアップで連続得点、点差が開いたところで福島タイムアウト。

23-17、群馬6点リード、残り7分半です。

ここまでの印象は割と群馬は外国籍でゴリゴリ押す印象が少ないこと。

福島はチーム全体でのボールシェアがスムーズだなと感じました。

おそらくセットオフェンスの徹底などがしっかりされているのかなと。

群馬は交代で入っている長島が速攻からバスケットカウントを獲得。

点差が9点まで開きます。

残り6分で両チームとも外国籍2名戻ってきます。

群馬の1回目のタイムアウト後、クウソーのミドルで群馬10点リード。

続けて佐竹のスリーが決まってオフィシャルタイムアウト。

残り4分半、31-18で群馬の13点リードです。

残り3分半でネパウェのトランジションで久々のフィールドゴール。

35-20で残り3分を切ります。

群馬のトラップディフェンスに対して福島は徳川のスリーが決まります。

群馬は前半2つ目のタイムアウトを取得、残り1分半で35-23の12点リード。

福島、タイムアウト明けのゾーンプレスで群馬にスコアさせず、返しのオフェンスで徳川がミドルシュートを成功。

10点差に戻します。

そして1分切ったところで、福島のトラップがスティールにつながり村上のレイアップで8点差。

最後に後半に繋げられる勢いのあるプレーで締めることができました。

最終、35-27で群馬8点リードで前半終了です。

第3クオーター開始!!

群馬ボールからスタート。

最初のスコアはロスコアレンのレイアップから。

続けてクウソーがバスケットカウントを獲得。

最大リード、13点差まで広がります。

40-27、スコアが欲しい福島は喜久山のスリーで反撃。

続けて喜久山の連続スリー。で一気に7点差まで詰めます。

ここで大切なポイント!!その2

前半から良い動きで実は気になっていた喜久山。

調べてみたら、今シーズン加入の選手で、前シーズンは群馬に所属。

開幕戦、早速古巣との試合となれば気合は入って当然でしょう。

3本連続では入りませんでしたが、オフェンスリバウンドからネパウェがフリースロー獲得。

2本沈めて5点差。残り7分弱。

群馬はこの大事なポゼッションでベテラン小淵のミドル、ロスコアレンの得点で再度点差を開きにかかる。

続けてロスコアレンのダンクが決まったところで11点差。

福島タイムアウトとります。

残り5分半で46-35、11点差です。

タイムアウト開け、ネパウェのバスケットカウントで福島反撃。

フリースローも決めて再び8点差。

しかしここでロスコアレンが再びスリーを沈め突き放します。

1〜2桁差を行き来する福島はグッと詰めるきっかけが欲しいところ。

残り2分弱でネパウェのダンクが決まり再度8点差。

ファウル絡みで群馬にフリースローを与えてしまい、新川のレイアップで再び12点差。

最後はターンオーバーからの速攻が決まり、最終54-44で群馬10点リードで第4クオーターへ。

第4クオーター開始!!

開始早々、クロック関係のトラブルで試合が少し止まります。

福島デイビスのゴール下で得点。

群馬はロスコアレンの得点。

福島ベンチから出場の鈴木のスリーで7点差に。

しかし気がつけばなんやかんやで、10点差にまた広がります。

追いかける福島がフリースロー後にオールコートプレスでプレッシャーをかけ、リズムを狂わせます。

群馬はオフェンスリバウンドからの展開などが多く、また得点がじわじわ離れていきます。

残り4分半でオフィシャルタイムアウト、65-52で13点群馬リードです。

残り3分で群馬はフリースロー、オフェンスリバウンドからの得点などで点差を17点差まで広げます。

ディフェンスの方でもしっかり要所を抑えているように感じます。

残り1分半を切って14点差。

福島はタイムアウトをとって最後まで諦めない姿勢を見せます。

お互いにスコアを重ねますが、そのまま試合は大局は変わらずで試合終了。

73-65でアウェイ群馬が初戦をものにします。

試合を振り返って

群馬はこれで開幕から3連勝。

誰か一人が強烈なインパクトを残すというよりかは、チーム全体でのバスケの質の高さが伺えます。

じわじわ広げた点差を詰められることなく維持し続けることは、強さの証の一つだと思います。

ロスコアレン、クウソーもボールシェアしながらオフェンスをしていました。

ディフェンスの硬さも強みなのかなーと感じました。

しかしそれは福島のオフェンスの問題があったかもしれません。

正直この試合だけだと計り兼ねますが、福島は要所でオフェンスで輝く選手はいたものの、継続してパフォーマンスを出せていたのはネパウェ意外に見つかりませんでした。

喜久山、徳川などはおっ!と思う瞬間もありましたが、後半の大事な場面でさらなる存在感を出せる選手が必要になるかと思います。

こぼれ話

前節の茨城VS福岡の試合をツイッターでつぶやいたところロボッツのオーナー、堀さんからいいねもらっちゃいました。

画面越しに映っている人と、こうやってコミュニケーションが取れるって今考えるとすごい時代になったもんだなーとしみじみしています。

以上ですw

今日はこの辺で。ではまた。

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