Bリーグ観戦レポートその4:B2第1節 GAME2 東京EX×東京Z

本日は、

B2第1節 GAME2 東京エクセレンス×アースフレンズ東京Z

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

試合前情報

GAME1の記事はこちらから。

前半大きくリードしていた東京Zは後半ターンオーバーが響き、リバウンドもエクセレンスの外国籍2人に多く取られて逆転を喫しての敗戦。

先日のリベンジとなるかどうか。

一方、東京EXはホームで素晴らしい逆転劇を演じることができたので、良い流れのままGAME2も進められるかどうか。

スターターは前日と同じメンバーです。

スターター

<東京EX>

#11上松 大輝

#13ライアン ステファン

#22樋口 大倫

#40ジョーダン フェイソン

#51田口 暖

<東京Z>

#5仁平 拓海

#10紺野 ニズベット 翔

#21増子 匠

#30カイル ケイシー

#32ナンナ エグー

試合開始!!

東京Zボール、増子のシュートはまずは決まらず。

東京EXは良いボールムーブからフェイゾンの得点。

オフェンスリバウンドからステファンがファウルを取ったところで東京Zは約1分半の経過時点でタイムアウト。

おそらく修正すべき点を実行できなかったなどがない限りはこんなに早くタイムアウトを取らないと思うので、しっかりゲームに入るためにも重要な約束事があるのでしょう。

タイムアウト明けも東京EXは良いボールムーブ。

特に東京Zがローポストにトラップに行った後の合わせが抜群に綺麗に決まったのでこれは対策をしてきたのかなという印象。

なかなか得点できない東京Zは前日当たっていた増子を変えてPGの久岡を投入。

GAME1には出ていなかったと思うので、また違うローテーションを見せます。

東京Zはフリースローで初得点。

東京Zはケイシーのスリーが決まり、ここから反撃なるか。

対する東京EXもステファンがスリー。

残り5分を切って11-4と東京EXがリードを広げる。

GAME1でも良いところで決めていた長澤のスリー、フェイゾンのスリーと続き17-4とリードが大きくなっていきます。

続けて田口もスリーを決め、外のシュートの確率が恐ろしく高い今日のエクセレンス。

残り3分、20-4。

東京Zは増子がフリースローを得て1本成功。

エクセレンスは代わって入った丹野もゴール下へのペネトレイトで得点。

東京Zは代わって入った高山のフリースロ−2本で得点。

東京EXは少し余裕のある展開で早めにフェイゾンをベンチへ、斎藤と交代させます。

東京Zもこのタイミングでケイシーをベンチに休ませます。

ファウルの多い東京EXは残り2分でチームファウルが5つ。

ボーナスフリースローを増子は1本成功。

24-8で残り2分。

ステファンがゴール下でエグーからファウルをもらいながらバスケットカウント。

フリースローは落ちますが、最終、26-8で第1クオーター終了。

先日とは違い東京EXが大量リードを奪って第2クオーターに入ります。

第2クオーター開始!!

東京EXはステファンをベンチに。

東京Zもエグーがベンチに。

このクオーターの頭は、丹野、長澤と東京EXのベンチプレイヤーが好調を維持。

東京Zはオフェンスのリズムが戻らず8分弱でやっとケイシーが得点。

31−10の大量リードを維持。

丹野がキレキレでドライブからの得点を決めまくります。

リズムが取れない東京Z、タイムアウトをとります。

残り7分弱。33-10で東京EXが23点リードしています。

タイムアウト明けもベテラン、宮田がうまいバンクショットで得点。

東京Zはケイシーがオフェンスリバウンドからのシュートを連続で行い、ファウルを誘っています。

フリースローでの得点で我慢の時間が続きます。

ここで大切なポイント!!その1

東京ZはGAME1でのよかった部分の個人技での得点をエクセレンスディフェンスに封じられているため、チームでのセットやピックアンドロールなどがもう少し増えると良いかと。

どうしても、ケイシーのポストアップや、外からガード陣の1on1が多くなっているので整えていきたいところです。

PG/SG登録の増子はおそらくコンバートされてのガードだと思うので、ゲームコントロールができる選手がここで引っ張ってくれると良いのかなと思われます。

ゲームの方は、ケイシーが孤軍奮闘、バスケットカウントを奪ってきます。

東京EXの方は、気がつけばステファン、フェイゾン両方とも温存している状態。

しかし、ケイシーを目の前にして丹野がジャンプシュートを決め、好調さを維持。

東京Zのオフェンスを24秒バイオレーションで守りきったところでオフィシャルタイムアウト。

残り5分弱で39-14のエクセレンス25点リードです。

タイムアウトあけ、東京Zはグッドディフェンス。

きっちりと1本止めて、1本決める、地道に点差を詰めていきたいところです。

しかしエクセレンスも良いディフェンス、ターンオーバーからの速攻を決めます。

お互いに良いディフェンスが続く中で、東京EXは若干オフェンスの流れが良くないか。

石田HC、そこはリードを多く奪っていても修正するために、タイムアウトをとります。

残り3分半です。

東京Zはケイシーが一人気を吐いて得点。

増子のフローターが決まってやっと連続得点。

ここからしっかり点差を詰めたい東京Z。

ファウルは取れているためフリースローは打てています。

良いオフェンスに繋げるためにも、良いディフェンスが必要な時間帯になっています。

前半終了間際にステファンのオフェンスリバウンドからの得点で終わり、試合は45-21で東京EX24点のリードです。

第3クオーター開始!!

後半東京Zは紺野から久岡に変えて開始。

最初のオフェンスはターンオーバーになり、逆速攻。

エクセレンスはステファンが速攻からバスケットカウント獲得。

流れは東京EXにまだありそうな雰囲気。

ケイシーから増子へのカットの合わせで後半初得点。

増子、ケイシーがここから得点を重ねられるかどうか重要です。

エグーのゴール下、スティールから増子のレイアップと連続得点。

久岡のバックカットからファウル獲得と、オフェンスのリズムは出てきています。

ここまでの後半の立ち上がりは両チーム大きな差もなく進んでいると思いますが、追いかける東京Zはディフェンスでもう少しハッスルしたいところ。

エクセレンスは田口、フェイゾンと得点を重ねている状況のためこれを継続していきたいところ。

5分経過したところでタイムアウト。

残り5分で62-27、35点差を追いかけます。

タイムアウト明けにケイシーが一度ベンチへ。

残り4分でステファンも一度下がります。

東京Zはケイシー、増子がいない時間にオフェンスを引っ張るプレイヤーがおらず、無得点の時間が続きます。

残り3分で増子が戻ります。

エクセレンスも同時に、この試合調子の良い丹野、ベテラン宮田、斎藤がコートに。

増子は代わって入ってきていきなりスリーを決めます。

エグーとケイシーを交代して、ケイシーがフリースローを決めたところで、東京Zはオールコートプレスを展開。

しかしこの試合好調の丹野がスリーを決めます。

このクオーターは最終、70-33、エクセレンスが大量リードを保って最終第4クオーターに入ります。

第4クオーター開始!!

東京EXはフェイゾン、ステファンと両外国籍選手をベンチに温存して始まったこのクオーター。

少しファウルがかさんでしまってはいますが、日本人選手のみで十分に互角にやりあっています。

東京Zがフリースローでの得点を重ねている中で丹野がまたしてもスリー、ベンチメンバーも得点を重ねます。

丹野がアンスポからのフリースロー2本、スリーを連続で決めてもう手がつけられない状態。

東京Zはオフィシャルタイムアウト前に仁平のスリー、エグーのアリウープ、増子のバスケットカウントと久々にフィールドゴールが連続で生まれますが、残り4分で41点差を返すのは難しい。

エクセレンスは対局が決まったこの時間帯でも選手がディフェンスをしっかり頑張り、24秒バイオレーションも取ったりで最後まできっちりゲームを行っていました。

試合は最終、92-52で東京エクセレンスが東京ダービーを、そして開幕2連勝を飾ることができました。

試合を振り返って

GAME1とはまた全く違う展開になった試合。

勝敗にかかわらず、前日の課題にアジャストしきれたエクセレンス、ターンオーバーなどの課題にアジャストできなかった東京Zとの差が出て、流れに乗ったエクセレンスの強さがわかる試合でした。

またベンチからの起爆剤となった丹野。

初めてこの2試合で知って、調べてみるとストリートにルーツを持つ選手だそうで見ていて面白い選手だなと感じました。

1年前の記事ですが、丹野の紹介をしている記事をシェアします。

https://hangtime-magazine.jp/bleague/2218.html

悔しい敗戦を喫した東京Zですが、チームとしてディフェンスの引き出しの多さだったり、対応されてしまいまいたが、増子のオフェンス能力の高さなど目を引く部分も多くあったので、引き続き注目していきたいと思います。

こぼれ話

バスケットライブだと、選手の寄りの映像がないため、顔があんまり分かりません。

昨日買った、ダブドリVol.7に田口選手が出ていましたが、整った顔してんなーと思いましたw

今日はこの辺で。ではまた。

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