Bリーグ観戦レポートその1:B2第1節 GAME1 信州×広島

ついにやりたいなと思っていた新シリーズを始めてしまいました。

2019のプレイオフ1回戦のレポート、八村の大学、サマーリーグ2019を飛ばして国内のバスケも見ていこうと思います。

どうも、Bリーグ初心者のctrainerです。

本日は、

B2第1節 GAME1 信州ブレイブウォリアーズ×広島ドラゴンフライズ

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

試合前情報

ホーム開幕を迎える信州ブレイブウォリアーズは、前シーズンの2018-2019レギュラーシーズンを48勝12敗の勝率8割超えの強豪チーム。

B1ライセンスがなかったため、入れ替え戦は行われませんでしたが、今シーズンもおそらく好成績を残すであろうチーム。

対するアウェイで開幕を迎える広島ドラゴンフライズは、昨シーズンを32勝28敗で全体9位。

積極的な補強を行ったようで、チームのHPでとてもわかりやすい記事を見つけましたので載せます。

https://hiroshimadragonflies.com/news/detail/id=14278

スターター

<信州>

#10渡邊 翔太

#12栗原 ルイス

#31三ツ井 利也

#50ウェイン・マーシャル

#55アンソニー・マクヘンリー

<広島>

#1トーマス・ケネディ

#2朝山 正吾

#8グレゴリー・エチェニケ

#24田中 成也

#30古野 拓巳

試合開始!!

広島ボールでスタート。

お互いにファーストオフェンスは失敗。

先制は広島ケネディのスリーからスタート。

続けてセットからのバックドアも決まりケネディが連続得点。

信州はマクヘンリーのフリースローで初得点。

続けて速攻も決まり、ディフェンスでもターンオーバーを誘発。

徐々にリズムが出てきます。

ここで大切なポイント!!

会場アナウンスが結構親切だなーと思いました。

チームファウルについての解説が入ったり、ファウルで試合が止まった時にシュート前だからノーカウントだとか、24秒ショットクロックなどの解説は見慣れていない観客にとってはありがたい取り組みだなと思います。

信州はこのクオーター、オフェンスの際にあまりポストアップが見られず、全選手がスリーの外からパスとスクリーンで崩すファイブアウトの形が多く見られます。

対する広島はショットクロックバイオレーションの時もそうでしたが、ボールマン以外のスペースでの動きが少ないかなーという印象。

残り2分弱で信州は佐藤、広島は岡本、谷口が入ってきます。

この3選手は知ってます、特に岡本飛竜は大学時代にストリートでのプレイをよく見ていました。

キレのある動きに期待したいです。

谷口も以前は秋田にいたんじゃなかったかなーとうろ覚えですが、知っています。

両チーム、開幕戦の硬さからか、ターンオーバーが多い展開ではありますが、最後のトランジションで信州、#17飯田のスリーのブザービーターが決まり、19-18で第1クオーター終了。

第2クオーター開始!!

第2クオーターも信州はスペースを取ったバスケを展開。

代わって入った佐藤は比較的ローポストでの合わせやスクリーナーとして動いています。

マクヘンリーの1on1を軸にして入っている感じです。

広島はトランジションでのオフェンスや、ギャップを作ってのシュートを行っていて悪くはないですが、波には乗れていないかなという感じ。

信州が徐々に広島ディフェンスに対してバックドアやドライブが決まり始めたところで広島タイムアウト。

残り7分弱、25-23で信州2点リードです。

タイムアウト明けも信州は連続得点、この試合最大リードの5点差に広げます。

その後もマクヘンリーの得点で追加点、その間広島はオフェンスリバウンドを数本連続でとりますが、得点に繋げられず。

残り5分でオフィシャルタイムアウト。32-25で信州7点リードです。

ここで大切なポイント!!その2

オンザコートのルールがこのシーズンから変更が入っているようです。

以前までは事前に申請をして一人しか外国人選手が立てない時間があったと思いますが、今シーズンからは各クオーター2名までコートに立たせられて、帰化選手も立てるということで。

広島は、ずっとケネディ、エチェニケがコートに立っている中、信州は、マクヘンリーがここまでずっと出ていて、ウェイン・マーシャルがファウルトラブルでコートに立っていません。

これがこの試合にどう影響が出てくるか。

信州はタイムアウト明けも合わせのダイブから得点、9点差に広げる。

広島もオフェンスのセットをしますが、ターンオーバー。

信州、ディフェンスが良いです。

広島がゴール下のエチェニケで久しぶりに得点できたところで信州タイムアウト。

残り4分弱で34-27。

タイムアウト開け、広島はゾーンディフェンスを見せます。

最初のディフェンス成功、2本目も信州はスリーを外し、スコアを止めることができています。

ここからオフェンスに繋げたいところ。

広島はケネディがトランジションからスリーを決めて4点差に詰め寄る。

そのタイミングで信州は前半2つ目のタイムアウトをとります。

オフェンスの修正を加えると思うので、試合に上手くそれが反映されるかどうか。

注目のタイムアウト明け、ボールを回して、最後は大崎のスリーで久しぶりの得点。

栗原のトップからのスリーも決まり、また点差を離します。

マクヘンリーが2つ目のファウルをしたところでベンチへ。

残り時間は49秒、マーシャルではなく佐藤をコートに送り、このクオーターを締めにかかります。

最終40-33で信州7点リードで前半終了です。

信州はマクヘンリーが8点、大崎がスリーを2/3を含む8点で牽引。

広島はケネディが14点でチームトップ。

ここで大切なポイント!!その3

バスケットライブで見ていると、ハーフタイムや試合直前の会場の様子が見れるのですが、信州の斎藤洋介アンバサダーのコメントがありました。

声を聞いておや?と思い、調べてみたら、やはり昨シーズンまで選手として活躍、私が昔によく見ていた「YOSK」でした。

https://www.b-warriors.net/news/32593/

5人制を引退して、今は3×3を主に選手活動をしているようです。

第3クオーター開始!!

後半の開始は三ツ井のドライブから信州スタート。

広島はエチェニケがゴール下からアタック。

ファウルがかさんでいるマーシャルは無理できません。

信州渡邊、広島古野と得点が続き、後半の入りはオフェンス両者好調の様子。

信州はマクヘンリーが3つ目のファウルを犯し、外国籍選手のファウルが多くなっています。

続けて三ツ井も3つ目のファウルを取られ、信州はこの辺りが後々響かなければいいなという感じ。

渡邊翔太がドライブから難しいレイアップを決めて得点。

広島も良いボールムーブから田中のスリー。

再び渡邊がトランジションからレイアップを決める。

マーシャルが前半の分を取り戻すように、ローポストからカウントワンスローを獲得。

点差が最大11点差に広がります。

しかし、ここでマーシャル3つ目のファウル。

ディフェンスでは苦労していますが、オフェンスでは渡邊が良い活躍。

ドライブから引きつけて、三ツ井のアンドワンを演出。

広島タイムアウトをとります。残り4分弱。

タイムアウト明け、フリースローが決まり54-40の信州14点リード。

しかし残り4分を残してすでにチームファウルが5つまで達した信州。

広島にフリースローを決められます。

このクオーター渡邊がキレキレ。

再びドライブから得点。

三ツ井もハッスルオフェンスリバウンドから、組み立て直して得点。

広島は残り2分を切ったところで、ケネディを休ませます。

信州はディフェンスからのトランジションで大崎がスリー。

広島も小澤のワンスローで追いかけます。

最後に広島のハーフコートショットに信州マクヘンリーが4つ目のファウルを犯してしまいます。

これは第4クオーターの頭、コートに出すかどうか注目です。

最終、65-53の12点信州リードで第3クオーター終了です。

第4クオーター開始!!

信州マクヘンリーベンチです。

ウェインマーシャルと、佐藤でいきます。

広島も、エチェニケと谷口でマッチアップになります。

両チームエースを一度ベンチに温存し、試合を見て再度投入するかと思います。

このクオーターもお互いシュートの決め合い、特にアウトサイドのスリーがよく決まります。

広島が7点差まで詰め寄ったところで信州タイムアウト。

71-64、残り7分半です。

タイムアウト開け、広島スティールからの得点で、5点差に。

残り6分半で広島はケネディを戻します。

第4クオーター、信州は西山の得点や、ルーズボールダイブなどで再び流れを引き寄せます。

残り4分半でオフィシャルタイムアウト、78-66の12点差で信州リードです。

タイムアウト明け、信州はマクヘンリーが戻ってくるかなと思いきやまだベンチ。

広島は当然、点の欲しい場面でケネディがアタック。

三ツ井がファウルをし個人4つ目。

続けて三ツ井がオフェンスでのスクリーンでファウルを取られ、ファウルアウト。

マクヘンリーが戻ってきます。

残り4分、78-70の8点差。

欲しいところで第3クオーターに活躍した渡邊がドライブから得点、再び2桁に。

そしてマクヘンリーがスリーを決めて13点差に。

さすが、大事なところで決めてきます。

広島タイムアウト、残り2分半です。

タイムアウト明け、エチェリケのゴール下で攻めますが、上手く守る信州。

古野にスリーを決められ、10点差。

マーシャルのアタックで12点差。

ケネディのアタックで再び10点差。

時間は残り1分。

時間をしっかり使いながらオフェンスをする信州に広島は追いつききれず、最終85-77で信州が開幕戦をものにしました。

試合を振り返って

試合を振り返ると、やはり外国籍選手の活躍も目立ちはしましたが、ホームの信州の日本人選手が良く活躍していたと思います。

特に#10渡辺翔太。

連続得点、ドライブからのアシスト、キレのある動きでとても良い選手だなーと思いました。

西山、大崎、三ツ井などの活躍もあり、チームとしての強さが見受けられました。

こぼれ話

Bリーグの特徴として、試合がバックトゥバックで2連戦行われるため、NBAとは違い、1試合ずつでなく、シリーズとして見ていこうと思います。

なので、次の試合も信州×広島戦を見ていこうと思います。

B2の試合も選手を調べて続けて見ていったら面白くなりそうだなと感じています。

楽しみ!!

今日はこの辺で。ではまた。

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