Bリーグ観戦レポートその28:B1第7節 GAME2 新潟×名古屋D

前日の食べ過ぎ、飲み過ぎが翌日にかなり響くようになってきました。

ちゃんと休肝日や胃を休ませる日を作らなければと感じています。

どうも、お酒、辛いもの、濃い味大好きな男、ctrainerです。

本日は、

B2第7節 GAME2 新潟アルビレックス×名古屋ダイヤモンドドルフィンズ

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

試合前情報

GAME1のレポートはこちらから。

名古屋はジャスティン・バーレル欠場のなか、アームストロング、レーンと良い頑張りをみせていました。

新潟は五十嵐に加え、池田が途中の連続スリーでチームを後押し。

両チームとも2ndラインナップ含めた総力戦。

GAME2ではどちらのベンチユニットが爆発するか、注目です。

スターター

<新潟>

#7五十嵐 圭

#22上江田 勇樹

#30今村 桂太

#33ニック・パーキンズ

#34ラモント・ハミルトン

<名古屋D>

#0小林 遥太

#8 張本 天傑

#9安藤 周人

#12中東 泰斗

#20ヒルトン・アームストロング

試合開始!!

名古屋ボールでスタート。

最初のショットは張本がスリーをヒット。

GAME1では前半0/12に終わってしまった1クオーターのアウトサイドシュートを修正して臨んできます。

張本が続いてトランジションからレイアップ成功、連続得点を決めます。

新潟は上江田がコーナースリーを決めてこちらもファーストスコア。

お互いにディフェンスの強度が高い入りを見せる中で名古屋が先に抜け出します。

アームストロングのオフェンスリバウンドからの得点、小林がターンオーバー誘発からのレイアップを連続で決めたところで新潟タイムアウト。

残り7分で9-3、名古屋が6点リードする序盤。

タイムアウト明け、新潟のインバウンズを張本がスティール。

五十嵐がターンオーバー連発してしまっています。

名古屋もちょっとしたコミュニケーション不足でターンオーバー。

新潟はそこにつけこんで上江田がミドルを沈め連続得点。

残り5分半のところで小林が2つ目のファウルを取られたところで、笹山と交代。

新潟は再び上江田がレイアップで得点し、ここまでの全得点を挙げる積極性を見せています。

名古屋はトランジションで安藤が得点し、残り3分半で13-7。

五十嵐にもスリーが当たって13-10。

残り3分を切るところで両チーム選手交代、新潟は鵜澤、名古屋もアームストロングに変えてレーンを投入し、ともにオンザコート1に。

安藤が続いてトップからスリーを決めエンジンがかかってきそうな雰囲気。

新潟はもったいないターンオーバーが多い第1クオーター。

その間に名古屋は張本がレイアップを決めます。

さらに交代して入ってきた満田が今村にプレッシャーをかけて、8秒バイオレーションを取ることに成功。

さらに名古屋は安藤がステップバックでのスリーを決めて調子上げてきています。

流れが良くない新潟は池田を投入。

名古屋の梶山HCがテクニカルを取られ、そのフリースローをまずはしっかり決めます。

さらに森井を入れて五十嵐とのツーガードを組ませます。

新潟はハミルトンのフリースロー2本で10点差に。

次のオフェンスでは五十嵐とパーキンズの2メンゲームでパーキンズのフリースローを獲得。

ここもは 1本沈めて、9点差に。

最終、第1クオーターは23-14、名古屋が9点リードして終了です。

第2クオーター開始!!

新潟、デザインされたオフェンスで今村のコーナースリーを放ちますが、これが落ちる。

名古屋もトランジションからシュートを何本か放ちますが、外れます。

両チームともにオンザコート2で始まっています。

このクオーターのファーストゴールはGAME2でも良い活躍を見せていたレーンのミドルから。

11点差、2桁差にします。

両チームともにスコアは伸びない時間帯ですが、エネルギッシュでフィジカルな展開が続きます。

そんな中、抜け出したのが新潟、ペイントエリアでパーキンズがタフなショットを決めれば直後のスティールからダンクで連続得点。

失点の形が良くなかった名古屋、タイムアウトをとって流れを切ります。

残り7分弱、25-18で新潟が7点を追いかけます。

タイムアウト明け、新潟は名古屋のレーンのアタックをチームで守ることに成功。

名古屋も、パーキンズのゴール下をチームで上手く守って、トランジションにつなげる。

名古屋は満田がペネトレイトから得点。点差を広げます。

オフィシャルタイムアウト直前、名古屋の控えガード、笠井の巧みなドリブルでノーマークでペネトレイト、リバースレイアップを決めて2点を加点。

ここでオフィシャルタイムアウト、名古屋は連続得点をして再び2桁差、29-18で第2クオーター後半戦へ。

タイムアウト明け、新潟はデザインされたオフェンスでゴール下のハミルトンにつないで得点。

続いてパーキンズが同じセットから機転を効かせてドライブ、2点を連続で加点します。

7点差までジリジリと詰めてくる新潟に対して、名古屋はこの数ポゼッションスコアができず。

その間に新潟はハミルトンが気合の入ったプレイでゴール下でバスケットカウント。

ボーナスも決めて、4点差に。

名古屋は、苦しい展開が続き、我慢の時間が長くなってきますが、残り1分頃でレーンがジャンパーを決めて加点。

最後にタイムアウトを挟んで両チームのオフェンスともにスコアできず、最後、新潟今村がブザービーターでスリーを沈めて前半終了。

このクオーターは新潟14-8名古屋と言うロースコアの展開となっていますが、31-28で名古屋が3点リードで後半へ。

第3クオーター開始!!

後半の開始は両チームともスターターに戻しての試合再開。

ファーストゴールは名古屋、中東がドライブから得点。

点差は5点。

新潟もすぐさま、ハミルトンがゴール下で得点。

続いて新潟パーキンスがオフェンスリバウンドからバスケットカウント獲得。

このボーナスが決まらず、1点差。

名古屋も負けじとここで張本がスリーをヒット。

続いて新潟はハミルトンがアタックしバスケットカウント。

新潟のインサイド陣が奮起。

GAME1と同じく早いタイミングでアームストロングが3つ目のファウルを取られてしまいます。

ここはたまらず、レーンと交代。

ハミルトンが、このボーナスを今度は決めて再び1点差。

ここで新潟、サイドからのインバウンズでスキをついて五十嵐がゴール下の上江田にピンポイントパスを通しイージーシュートを決める。

新潟、残り7分で逆転に成功です。

名古屋は前半の好調を維持している張本がスリーをヒット。

その張本が身体を張ったディフェンスでパーキンスのターンオーバーを誘発。

そのボールを安藤が速攻で持ち込んでレイアップ。

名古屋、連続得点で4点差にまた引き離します。

新潟も負けじと名古屋のターンオーバー誘発からのトランジションを数本連続で出します。

上江田が得点を決めて2点差。

さらに上江田が好調を維持、スリーを決めて再び新潟が逆転。

このスリーが決まったところで名古屋タイムアウト、残り4分半で42-41、新潟1点リードです。

タイムアウト明け、名古屋のアタックを跳ね返す新潟、返しのオフェンスで今村がミドルで得点します。

名古屋も好調、張本のアタックに新潟ディフェンスが引きつけられたところで、レーンがゴール下を決める。

ここで名古屋はアクシデント、張本3つ目のファウルとともに脚を引きずりながらベンチへ。

名古屋は、アームストロングを戻し、2-3のゾーンを敷いてなんとか繋ぎにかかります。

しかし、ここで新潟はハミルトンがそのゴール下をパワーで突破。

バスケットカウントをもぎ取ってボーナスは外してしまいましたが、3点リード。

さらに新潟はここでチームの顔である五十嵐がピックアンドロールでスリーを決める。

会場大盛り上がり。

ここで大切なポイント!!その1

何を隠そう、このスリーで五十嵐はBリーグ通算2,000得点を達成。

39歳、ベテランのこの記録達成が、なんと地元開催となった上越での達成とのことで、やはり持ってる男は違うなと。

2006年の世界選手権の時から五十嵐選手のことは知りましたが、そこから10年以上も経って、未だ現役として活躍する姿は素晴らしいの一言に尽きます。

本当におめでとうございます。

名古屋もスティールからレーンのダンクでこの流れを断ち切りにかかります。

しかし、五十嵐がここでさらにスリーを決めてきて、点差をさらに引き離す。

名古屋はこの数ポゼッション、ターンオーバーを連発してしまい、パーキンスに速攻を決められて9点差。

残り1分を切って、名古屋は笹山のドライブに対して五十嵐がアンスポーツマンライクファウルを取られる。

フリースローで久々に加点に成功。

さらにアームストロングがゴール下で身体を張って得点成功。

最終、54-49、新潟が逆転に成功し、5点をリードして第4クオーターへ。

第4クオーター開始!!

張本がまだ戻ってこれない名古屋は、アームストロング、レーンの二人と2ndラインナップ。

新潟がこのクオーター先制、今村がアスレティックなペネトレイトでレイアップを成功。

名古屋も満田が冷静にスリーを決め追いかけます。

新潟はさらにベテラン池田がミドルを沈め、流れをしっかりと保ちます。

追いかける名古屋は、安藤を投入。

名古屋はアームストロングのフリースローの後にゾーンディフェンス。

このディフェンスの変化にうまくアジャストした新潟、今村がスリーを決めて点差を突き放す。

名古屋は安藤がスリーを打ちますが、今日はまだまだ当たりが少なく、ここも落としてしまう。

そしてレーンからのハイローのパスもターンオーバーになり、流れが悪くなってきます。

ここで、張本が戻ってきてレーンを休ませます。

名古屋はゾーンを継続、パーキンスのダンクに対してアームストロングが素晴らしいブロック。

さらにハミルトンのターンオーバー誘発とこの時間、2-3のゾーンが効いています。

ディフェンスは一定の成果を上げている中、スコアができない名古屋。

その間に新潟、池田にスリーを決められゾーンを攻略されます。

安藤のレイアップで加点をした名古屋はマンツーに戻し、パーキンス対アームストロングのタフな1on1。

ここをファウルせず、上手く守ったアームストロングですが、次の新潟ポゼッションでは、五十嵐にパスを裁かれスリー。

さらに次のディフェンスで五十嵐がスティール。

この一連の新潟の猛攻で、オフィシャルタイムアウトを迎えた時には67-55、新潟が12点をリードして残り4分半に入っていきます。

タイムアウト明け、名古屋は安藤がフリースロー1本を決めて11点差。

続いてレーンがゴール下でファウル獲得。

ここもフリースローが2本外れ、名古屋はフリースロー%が上げられず苦しみます。

残り3分半で張本が4つ目のファウルを取られ、今村に得点を許したところで名古屋タイムアウト。

69-56、新潟のリードは13点差に広がります。

タイムアウト明け、名古屋は安藤にボールを預けますが、これもターンオーバー。

新潟は時間をたっぷり使って攻めますが決めきれず。

しかし、名古屋もレーンのミドルが落ち、池田のパスから今村がこのクオータおー好調。

レイアップを沈めたところで、名古屋はもう一度タイムアウトを取得。

残り2分半、71-56、新潟のリードは15点まで広がります。

タイムアウト明け、まずはレーンがゴール下でベビーフックで得点。

次のディフェンスはターンオーバーを誘発しトランジションのスリーに繋げますが、笹山が決めきれず。

その次も24秒バイオレーションを取り、新潟オフェンスを止めることに成功しますが、得点が取れず。

残り1分で小林がドライブから得点。

トップから名古屋はマンツーマンで当たりますが、新潟は慌てずに時間を使ってオフェンスをシュートで終わる。

ここは最後、ハミルトンがダンクをミスしてしまいますが、オフェンスリバウンドを新潟が抑え、時間が経過していき、最後はそのまま新潟が逃げ切りに成功。

最終、71-60で新潟がGAME1に続き、前半のリードを捲っての2連勝となりました。

試合を振り返って

今季初の連勝となった新潟。

2試合とも前半のリードをひっくり返しての勝利ということで、ここから勢いが生まれてきそうです。

ベテランの五十嵐、池田の渋い活躍、今村の能力の高さもこれから楽しみです。

ベンチの2ndユニットの日替わりの活躍も大きかったかと思います。

この試合は上江田が派手ではないながらもシーズンハイの14点を挙げてチームに勝利をもたらしました。

名古屋はバーレル不在の中、張本がGAME1からさらにギアを挙げた活躍。

ディフェンスでも、アームストロングとともに身体を張ってチームを引っ張りました。

控えから出てきていたレーンも素晴らしい活躍でこれからが楽しみな選手だなと思いました。

安藤がこの2試合、外が不発だったため、彼の奮起にも今後期待したいと思います。

こぼれ話

五十嵐選手と、同級生、田臥選手とのほっこり動画でお別れしたいと思いますw

今日はこの辺で。ではまた。

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