Bリーグ観戦レポートその29:天皇杯2次ラウンド4回戦 千葉ジェッツ×福岡第一高校

勤務先が特別レッスンスケジュールとなったため、かなり久しぶりの日曜休みです。

だからと言ってどこか行くわけでもなく、いつも通りバスケ見てます。

どうも、バスケ狂、ctrainerです。

本日は、

天皇杯2019-2020 2次ラウンド 4回戦 千葉ジェッツ×福岡第一高校

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

そもそも、天皇杯とは?

オールジャパンとも呼ばれるこの大会は、1月に行われる決勝戦を目指して各都道府県代表、高校、大学、プロなど、あらゆるカテゴリーのチームが栄冠を目指して争われる、いわゆる1発勝負のトーナメントとなる。

各競技団体から定められたチーム数が出場することができ、地方予選を勝ち抜くことでアマチュアのチームも参戦が可能。

Bリーグからは、B1チーム全てと、B2のトップ5が2次ラウンドから出場。

その前の1次ラウンドに出場しているB3のチームや、高校、大学などは都道府県代表として出場し、今回も2次ラウンドに進んできています。

詳細はこちらから。

試合前情報

千葉ジェッツは2017年からこの天皇杯を3連覇している優勝チーム。

この一発勝負のカップ戦での相性が良く、Bリーグレギュラーシーズンの成績と関係なく決勝の舞台では毎年素晴らしい結果を残しています。

その優勝チームも2次ラウンドからの出場となります。

今季のレギュラーシーズンのレポートはこちらから。

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対する福岡第一高校は、1次ラウンドの西日本大会を福岡代表として勝ち進み、3つの出場枠のうちの一つを勝ち取りました。

また、出場枠決定の試合はB3の鹿児島レブナイズを破っての出場。

そして2次ラウンドで、まさかの王者の胸を借りることとなりました。

勝敗どうこうよりも、今年のインターハイチャンピオン、福岡第一がどんな試合を千葉としてくれるのかが、ただただ楽しみで注目です。

スターター

<千葉ジェッツ>

#1ジョシュ・ダンカン

#2冨樫 勇樹

#5田口 成浩

#10ニック・メイヨ

#31原 修太

<福岡第一高校>

#8河村 勇輝

#13神田 壮一郎

#46小川 麻斗

#54内尾 聡理

#60クベマジョセフ・スティーブ

試合開始!!

千葉ボールでスタート。

ダンカンがインサイドで得点。

身長差、フィジカルの差があるので、外国籍選手のところはミスマッチと言って良いでしょう。

福岡第一は小川がピックアンドロールからミドルを沈める。

千葉は田口が続いてロングツーを沈める。

福岡第一も河村がフローターを決めて追撃。

千葉はオフェンスリバウンドをダンカンが沈め、連続得点。

メイヨがバスケットにダイブしたところで内尾がファウル。

フリースロー2本、メイヨが決めて、2分経過したところで8-4。

福岡はインサイドのミスマッチが当然きになるところで、オフェンスでは常にファイブアウト気味。

ガードにスクリーンをかけに行って展開をまずはしています。

千葉は余裕を持ってボールを動かし、原のコーナースリーが決まる。

残り7分で福岡第一がタイムアウトを取得。

タイムアウト明け、千葉は原がドライブで得点。

福岡第一も小川のスリーが決まり、カウンターでメイヨがダンク。

負けじと河村がフローターをヒット。

ペースが上がってきました。

千葉は田口がコーナースリー、福岡第一は河村がミドル。

福岡第一は残り5分を切って選手交代、中田、山田が入ります。

メイヨのフリースロー1本とゴール下のシュートで、残り4分、21-11となります。

さらにメイヨのブロックからミドルレーンを駆け上がり、アシストをもらってメイヨのダンクが決まる。

千葉も残り3分半で、選手交代、マイケルパーカーが入ります。

福岡第一も神田、ハーパーJrと入ってきます。

千葉はピックアンドロールからのビッグマンのダイブに対応するのが難しくダンクを連続で決められます。

千葉はさらに選手交代で、西村が入ってきます。

得点が止まっていた福岡第一は河村がドライブ、メイヨを交わして難しいリバースレイアップを決め久々の得点。

続いて福岡第一がトラップを仕掛け、スティールに成功。

トランジションでファウルドローン、神田がフリースロー2本決めます。

千葉は小野が交代で入っています。

福岡第一もアリをコートに投入。

ここで大切なポイント!!その1

高校バスケでは留学生はオンザコート1のことが多いと思いますが、ここでアリ、スティーブと2人の留学生を同時起用しオンザコート2に。

天皇杯ならではの、福岡第一ファンからするとたまらない器用なのではないでしょうか。

劣勢ながらも、自分たちの強みを徐々に出してきている福岡第一はフリースロー後はゾーンプレスからの3-2ゾーン。

ディフェンスリバウンドからの速攻が出てスティーブが得点。

開いていた点差を10点差まで詰めてきました。

ゾーンを継続する福岡第一ですが、高校生カテゴリではなかなか目にかかれない高さの裏パスが通ってパーカーが得点。

福岡第一、アリがコーナースリーをブロックショット、速攻に入ったところを冨樫がファウルで止めます。

冨樫個人2つ目でベンチへ、代わりにコー・フリッピンが入ってきます。

第1クオーターは終了間際にパーカーが得点をして31-19で終了。

第2クオーターに入っていきます。

第2クオーター開始!!

このクオーターのファーストショットは福岡第一、小川。

河村選手がかなり注目を集めていたこの試合ですが、ともに出場している小川も良いオフェンススキルを持っているなという印象です。

千葉はダンカンのフリースローでこのクオーターの最初の得点を重ねます。

千葉は高確率でパーカー、西村と連続で加点。

福岡第一は河村がペネトレイトからレイアップを決めます。

千葉のインサイドに対して執拗にダブルチームを試みる積極的なディフェンスを見せる福岡第一。

どうしても最後のリング周りのところで押し切られてしまいますが、その中でもトランジションから内尾がファウルをとり、フリースロー獲得。

フリースロー後は第1クオーター同様ゾーンで対応、しかし、さすがは千葉。

きっちりとノーマークを作り出し、その種シュートをしっかりと決めてくるため、点差が離れていきます。

残り5分半で福岡第一前半2回目のタイムアウト。

46-25で千葉が21点リード。

タイムアウト明け、千葉はパーカーが得点、福岡第一も河村がピックアンドロールから潜り込んでレイアップを決めます。

ここで福岡第一が千葉のターンオーバー誘発からのトランジションを連続で成功させたところで千葉がタイムアウト。

残り3分弱で48-31、点差を15点差に詰めます。

タイムアウト明けも、ゾーンプレスにより千葉のターンオーバーを引き出します。

河村から素晴らしいアシストが通り、内尾がノーマークでゴール下を決めます。

タイムアウト明けから入ってきた千葉、晴山のジャンパーも決まらず、それに対してドンドンアタックをする福岡第一。

内尾も外から1on1を仕掛けレイアップを成功、良い活躍をオフェンス、ディフェンス両面で見せます。

残り1分弱で千葉は冨樫を戻してきて、前半のクロージングにかかります。

前半ラストは福岡第一山田のスリーが決まって、前半終了。

54-38、千葉がリードして後半へ。

第3クオーター開始!!

両チームスターターに戻して始まった後半。

福岡第一は後半のスタートから3-2のゾーンで対応。

千葉も慌てず、ポストからパスをつないで原がミドルを沈める。

ゾーンディフェンスにしたことによりアウトサイドにボールが集まっている千葉。

高校カテゴリであればインサイドを封じているとも言えるかもしれませんが、千葉は外を落としません。

原、田口と続けてスリー、ミドルを決めてきます。

福岡第一は小川が前半に引き続きシュートをしっかりと決めてきています。

試合時間残り7分を切ったところで福岡第一がタイムアウト。

62-40で千葉がリードです。

タイムアウト明け、福岡第一はアリを投入しオンザコート2に。

福岡第一はなかなか前半のようなスピーディーな展開に持ち込むことが少なくなってしまいシュートまで到達するも、ブロックに合ったり、落としてしまったり。

千葉は着実にダンカンが2点を重ねていき点差は徐々に離れています。

残り3分を切って千葉はこの試合初出場、藤永がコートに。

点差がどうというよりも、福岡第一の選手たちのアグレッシブさに会場は大きく湧きます。

このクオーターのハイライトはスティーブのオフェンスリバウンドのプットバックダンク。

点差が30点近く離れていても、ひたむきなプレイを継続する福岡第一に声援が集まり、その勢いのあるプレイを経験とテクニックでかわす千葉には感嘆のため息交じりの声が上がっています。

点差でみたらこのクオーター21-7、最終75-45で最終クオーターに入ります。

第4クオーター開始!!

福岡第一はデザインされたオフェンスからゴール下にノーマークを作ることに成功。

5人全員が連動して、コートを駆け回って作るプレイは、Bリーグでは早々お目にかかれません。

千葉も原が好調を維持、ゴール下でスティーブからバスケットカウントを獲得。

河村が徐々にゲームのリズムにさらに合ってきた感じが出てきました。

アシストを量産しだします。

それに呼応して、前半に見せたようなペースの早いバスケットを展開できています。

残り7分弱で福岡第一タイムアウト、83-52で千葉がリード。

タイムアウト明け、河村のフローターで得点。

小川もドライブからフローターを沈め連続得点。

千葉もパーカーがミドル、フリッピンがスリーとこちらは試合を通じてしっかりと高確率で質の高いところを見せます。

千葉は残り5分を切ってこの試合初出場、大宮が入ります。

残り3分弱で福岡第一は最後のタイムアウトを取得。

98-59で千葉が大きくリード。

タイムアウト明け、千葉は着実に得点。

残り2分半でフリッピンのスリーが決まって100点に到達。

最後までしっかりとディフェンス、ルーズボールに食らいつく福岡第一。

河村のスティールからのレイアップなど、抜け目のないプレイを最後の数秒まで見せてくれた高校生らしいはつらつとした試合内容は素晴らしかったです。

最終、109-73で千葉ジェッツが勝利です。

試合を振り返って

前評判としては当然、大会3連覇中、トップリーグで活躍している千葉の方が経験、スキル、フィジカルなど高いレベルを見せてくれて、スコア的には圧倒したゲームとなりました。

瞬間的に見せる才能あふれる福岡第一のプレイに会場、そして配信を通じて見ていたファンは存分に楽しめた試合だったかと思います。

チーム全体としては差があったとしても、個人個人での能力はBリーグに匹敵するものを見せた河村、小川、内尾、スティーブなどこれからの日本バスケを担う選手たちの今後の活躍に期待したいと思います。

こぼれ話

高校生の試合を久しぶりに見ましたが、自分が学生だった頃に高校や大学のカテゴリの試合を見漁っていたのを思い出しました。

バスケットライブではこのあと、インカレもあるし、ウィンターカップもあるし。

また、その辺も見たくなってきちゃいましたw

今日はこの辺で。ではまた。

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