Bリーグ観戦レポートその23:B1第6節 GAME1 千葉×島根

ここ数日、少しだけ忙しかったんです。

そうしたら、バスケットライブの見逃し配信期間により、下書きしていた幾つかの試合が見れなくなりました。

ちょっと凹んでいます、どうも、ctrainerです。

まあ、一ヶ月近く前の試合をまだ見れていないと言う状況、投稿のしていき方も考えて行かなきゃなーとは思っています。

本日は、

B2第6節 GAME1 千葉ジェッツ×島根スサノオマジック

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

試合前情報

昨シーズン52勝8敗と素晴らしい勝率を誇った昨シーズンの千葉ジェッツ。

チャンピオンシップは、アルバルク東京に敗退し、準優勝で終わった去年のロスターから数名、選手が流出し新戦力との融合が求められる今シーズン。

なかなか調子が上がってきていない中で、本日は島根との対戦となります。

開幕後まだ、ホームでの勝利が挙げられていないということが、今季の立ち上がりがうまく言っていないということを物語っています。

対する島根、昨季はB2の所属で43勝17敗でシーズンを終え、1年でB1の舞台に戻って参りました。

島根は開幕前にNBAでもプレイをしていたアイク・ディオグとの契約が発表され注目されていましたが、残念ながらチームを離れることになり、今季は開幕5連敗をした後に2勝を重ねてこれからさらに勝ち星を伸ばしたいという所。

スターター

<千葉>

#2富樫 勇樹

#5田口 成浩

#10ニック・メイヨ

#21ギャビン・エドワーズ

#34小野 龍猛

<島根>

#0佐藤 公威

#4ロバート・カーター

#5山下 泰弘

#18相馬 卓弥

#41ブライアン・クウェリ

千葉がここまで3勝5敗、島根はここまで2勝6敗となっています。

試合開始!!

島根ボールでスタート。

相馬のジャンパーに田口がファウルをし、フリースローでこの試合のファーストゴールが生まれます。

千葉は小野のスリーから入りますが、これは外れる。

島根、山下のミドルが外れ、返しのオフェンスで冨樫のドライブインでレイアップ。

千葉も早々に得点を決めます。

続いて、トランジションでの冨樫からニックへのアリウープも通り、連続得点。

島根はカーターのスリーで反撃。

千葉も小野のドライブからニックが合わせて得点。

続いてニックからエドワーズへのアシストも通って得点。

バランスの良いオフェンスを見せている千葉に対して、島根は早々にタイムアウトを取得、流れを切ります。

残り、6分半で8-5、千葉が3点リードです。

タイムアウト明け、島根は佐藤がスリーをうちますが、決まらず。

そして、ここで選手交代、佐藤が下がって阿部が入ってきました。

千葉もエドワーズのスリーが落ち、その返しで山下がスリーを決めます。

千葉も、冨樫が落ち着いてジャンパーを決めます。

島根は相馬がスリー、アウトサイドは島根が徐々に調子を挙げてきました。

残り5分を切って、11-10、島根がリードをします。

残り4分半で両チーム選手交代、島根は北川、千葉は原が入ってきます。

交代して入ってきたその北川が早速スリーを決めます。

千葉は点差が離れそうな所で冨樫がスリーを決めますが、すぐに北川のレイアップでリードを島根が奪います。

残り3分弱で千葉がさらに選手交代、晴山ケビンが入ってきます。

島根はクエリがゴール下の1on1で得点、千葉よりもオフェンスのバランスが良くなってきています。

島根も残り2分を切って後藤を投入、相馬を下げます。

島根はクエリがフローターを決めて20点に到達。

残り1分を切って、北川が2つ目のファウルをコールされチームファウルが5つを超えたため、千葉がボーナススロー。

1本決めて15点目。

冨樫のシュートアテンプトが多くなっている第1クオーター、最後に島根の阿部のジャンパーが決まって24-15で島根が9点リードして終了です。

第2クオーター開始!!

流れが良いとは言い切れない中で、千葉はこのクオーターの頭にマイケルパーカー、藤永を投入。

このクオーターのファーストゴールは腹のフローターで得点。

変わって入った藤永、ファウルにはなりましたが激しいディフェンスを見せ、北川を嫌がらせます。

変わって入ってきたベンチ出場の選手がこういったプレイを見せてくれるとチームも盛り上がるものです。

島根もこのクオーターから入った坂田がエドワーズをブロック、その速攻で北川がレイアップを決めます。

島根もベンチ出場選手たちが良い活躍を見せています。

千葉は原が続けてドライブからの得点。

このクオーター、島根はカーターがベンチに下がり、クエリがエドワーズとマッチアップしていることで、パーカーと坂田のところがミスマッチに。

そこをターゲットにしておきながら、スキを見て藤永がスリーをヒット。

4点差まで詰めます。

続いてパーカーの所でゴール下を攻め、ディフェンスが寄ったことにより、エドワーズに得点を許します。

次のポゼッションで島根ターンオーバー、速攻でエドワーズのダンクと連続得点を決めて同点に追いつく。

残り7分、島根はカーターを戻してきます。

少しスコアが止まっている島根、第1クオーター好調だった外のシュートの確率が少し下がってきています。

千葉は藤永がスティールからのワンマン速攻で、逆転に成功。

島根はクエリのオフェンスリバウンドからの得点で同点にしますが、すぐさま藤永からニックにつないですぐにリードを取り直します。

千葉はニックのトランジションからのレイアップを決めた所で、オフィシャルタイムアウト。

残り5分で32-28、9点のリードをひっくり返して、千葉が4点リードです。

ここで大切なポイント!!その1

ここまでベンチ出場ながら良い活躍を見せている藤永。

アースフレンズ東京に入団後、名古屋へ行き、千葉は今季2シーズン目とのこと。

冨樫がいて、さらに千葉は西村もこのポジションにいる中で、今日は西村が怪我で欠場?

チャンスをしっかりとものにし、素晴らしい活躍を見せています。

タイムアウト明け、千葉は2ndユニット中心でそのまま進めます。

島根は徐々にスターターを戻していきながら、最初のポゼッションで阿部のコーナースリーが決まり1点差。

千葉がディフェンスの強度を上げてきて、ショットクロックバイオレーション、ターンオーバー誘発となった所で、速攻を止めようとした山下のファウルがアンスポーツマンライクファウルとコールされます。

千葉がディフェンスから良い流れを作りそのオフェンスを藤永がコントロールと、良いパターンに入っていってます。

アンスポのフリースローを藤永が2本落としてしまい、点差は1点差のまま。

残り4分で交代して戻ってきた田口が出場早々、コーナースリーを決めてきます。

島根もスティールからクエリのレイアップを決めます。

この得点のタイミングで千葉がタイムアウト、残り2分半で35-33、千葉が2点リードです。

タイムアウト明け、冨樫がコートに戻ってきます。

そしてパーカーからニックへのアシストが通り、バスケットカウント。

ボーナススローも決まり5点差。

残り1分を切って千葉は再び冨樫が積極的にシュートをうちますが、外れます。

ただ、オフェンスリバウンドを連続して、ニック、パーカーと取り、パーカーのゴール下が決まった所で7点差。

島根はすぐさまタイムアウト、残り40秒弱で40-33、千葉が7点リードです。

タイムアウト明け、デザインオフェンスをしてくるであろう島根に対して千葉は2-3のゾーンディフェンス。

クエリがローポストからシュートをうちますが、ここは千葉がディフェンス成功。

最後の千葉の攻撃もクエリがブロックして前半終了。

このクオーター、25-9と大きくリードを取った千葉が逆転をして、40-33、千葉7点リードで後半に入ります。

第3クオーター開始!!

島根は阿部を入れて望む後半のスタート。

対する千葉はスターターに戻し、ゾーンディフェンスを最初から採用。

島根のターンオーバーを引き出すことに成功します。

直後はマンツーマンに戻しているので、またどこかのタイミングでゾーンを見せるかもしれません。

そして、島根はクエリが後半開始そうそうに3つ目のファウルをコールされ苦しい展開。

ベンチに下げることはしませんが、千葉がそこを起点に攻めてくるかもしれません。

そんなディフェンスでの注目点が多い中、カーターのスリーが決まって後半のファーストゴールが生まれます。

島根4点差。

次の千葉オフェンス、山下がエドワーズのピックに身体をぶつけて倒れます。

一度、北川と交代します。

その間に千葉はニックの得点が決まってファーストゴール。

千葉は続いてエドワーズのミドルで加点。

続いてエドワーズがゴール下でハッスル、オフェンスリバウンド獲得からクエリのファウルをとることに成功。

クエリは4つ目となり、ベンチに下がります。

変わって入ってきたのは日本人ビッグマン、頓宮。

この苦しい展開を我慢することができるかどうか。

エドワーズがフリースローも決めて、千葉のリードは9点。

ここで島根は千葉ディフェンスの前に再びターンオーバー。

千葉は頓宮の所をせめてニックがファウルドローン。

島根はここで一度タイムアウト、残り6分で45-36。

タイムアウト明け、ニックがフリースローを1本決めて10点差に。

続いて速攻から冨樫がレイアップを決めて12点差。

島根も速攻で北川が得点をし、続いて相馬のトランジションからのスリーが決まって連続得点。

千葉がここでタイムアウト、残り4分半で48-41、島根が7点差まで詰めてきています。

タイムアウト明け、相馬がエドワーズにファウルを犯し、すでにチームファウルが5つを超えているため、残り4分半を残してボーナスに。

この辺りから両チーム再び2ndラインナップを投入し始めます。

千葉はパーカー、原を投入。

島根も頓宮を下げて坂田。

エドワーズ、カーターは引き続きコートに入っているため、パーカー、坂田のマッチアップがポイントになりそうです。

島根はベテラン佐藤がスリーをヒット、4点差に。

千葉はエドワーズが加点し点差は7点差。

坂田はすぐに下がって頓宮が戻ります。

残り3分、54-45で千葉が9点リード。

島根は相馬、千葉は冨樫が得点をしていきます。

また、島根はカーターが奮闘、残り1分を切ってカーターの得点が決まったところで59-51、8点差でクロージングへ。

最後はエドワーズのフリースロー1本、カーターのフローターが決まって最終60-53で千葉が7点リードで最終クオーターに入ります。

第4クオーター開始!!

藤永を投入してきた千葉。

島根も4ファウルのクエリを戻してきています。

両チームとも、オフェンスの入りが硬く、1分半経過でどちらも得点なし。

残り7分半で、均衡を破ったのはパーカー。

自らのシュートのオフェンスリバウンドからの得点を入れて9点差に。

続いてトランジションからニックのレイアップが決まって11点差にします。

残り7分でクエリを一度下げて、頓宮に変えます。

続いて千葉はこの時間パーカーがさらに得点を重ねます。

点差が13点差になったところで、島根タイムアウト。

残り6分半で66-53、千葉が13点リード。

島根はこのクオーターまだ得点ができていません。

タイムアウト明け、島根はすぐにクエリを戻してきました。

作戦、戦術、何かしらを伝えた上で戻してきたことでしょう。

それに対して、千葉は再びゾーンを敷きます。

この試合、タイムアウト明けはだいたいこれで島根のオフェンスのリズムを狂わせています。

そして、島根はここでもターンオーバーを犯してしまい、千葉ボールに。

そして藤永がトップからディフェンス激しく当たって行ってファウルを誘発。

前半同様、持ち味をしっかりと見せています。

これで北川もファウル4つ目。

島根苦しい展開の中でようやくクエリのファーストブレイクからのポイントが決まって、残り5分弱でこのクオーター初得点。

千葉は藤永がスティールからのレイアップを成功させたところで、オフィシャルタイムアウト。

残り5分で、68-55、13点千葉がリードして試合は最終盤へ。

タイムアウト明け、千葉はニックが落ち着いてジャンパーを決めて15点差。

島根もカーターがゴール下でバスケットカウントを獲得し、粘りを見せます。

残り4分で冨樫がコートに戻ります。

藤永素晴らしい活躍でした。

島根は、ディフェンスを改めて頑張ってショットクロックバイオレーションを誘発。

しかしそのあとのオフェンスがカーター、クエリの単発の1on1になってしまい、スコアが生まれません。

結局、島根はターンオーバーを犯してしまい、トランジションからニックのトマホークダンクが決まって会場大盛り上がり。

その後も冨樫がフリースローをもらって2本成功、残り2分半で16点差になります。

島根はカーターがフローターを決めて得点。

残り2分を切って千葉は原のコーナースリーが決まって17点差。

クエリの得点で1本返しますが、時間が足らず。

最終、79-67で千葉ジェッツが今季ホームでの初勝利を飾りました。

試合を振り返って

ここまで調子の上がらなかった千葉ですが、やはりタイトルを取ったことのあるチームでも選手が変わったりすることでリズムが変わってしまうことがあるのかなと思いました。

今日の千葉の試合は、ベンチ出場の藤永、そしてマイケルパーカーの2人が良い流れをチームにもたらしたかなと思います。

その流れに乗って、冨樫、ニック、エドワーズが仕事をしたなと言う印象です。

対する島根は、試合の入りは悪くなかったかと思いますが、カーター、クエリのオフェンスが単発になってしまうシーンが多く見られたことがジワジワと点差が離れて行ってしまった要因かと思います。

ファウルトラブルも大きく影響したと思いますので、次のGAME2でどのように修正してくるかを注目したいと思います。

こぼれ話

NBAでもBリーグでもそうですが、開幕前の予想とは裏切られるもので、このチームが勝つとは、このチームが勝てないとは、と言うことがどうしても出てくると思います。

これだから、バスケはやっぱり面白いですね。

NBAでは、徐々に解雇、新契約、トレードなんかも出始めています。

Bリーグはシーズン中のそういった動きはそこまで活発ではなかったように記憶しているので、特別指定選手の動向なんかも今後チェックしていきたいと思います。

今日はこの辺で。ではまた。

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