Bリーグ観戦レポートその22:B1第5節 GAME1 滋賀×琉球

最近よく寝落ちをします。

学生時代からよくしていて、友人からの情報では、肘の触診をしながら寝てたことがあるそうです。

どうも、先生に本気で病気なんじゃない?と疑われた男、ctrainerです。

ほとんどしませんが、車の運転には注意しようと思います。

本日は、

B2第5節 GAME1 滋賀レイクスターズ×琉球ゴールデンキングス

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

試合前情報

昨シーズン18勝42敗で西地区5位におわった滋賀。

残留プレイオフを回避することはできましたが、さらなる好成績を残すためにも、期限付き移籍で齋藤拓実、シェーファーアヴィ幸樹が入ってきてどのようなシーズンとなるか。

昨シーズンは降格濃厚となったところから、最後に一気に勝ち星を伸ばしての残留となったため、その勢いを今シーズンにも持ってきたいところ。

対する琉球は、40勝20敗で西地区1位でチャンピオンシップに進みましたが、セミファイナルでアルバルク東京に敗退。

今シーズンは雪辱を果たすためのシーズンとなりそうですが、戦力の流出が多く、補強の選手も数名いるため、どのようなラインナップ、ローテーションを組んでるか、注目です。

また、この試合もジョシュ・スコットを欠き、新戦力外国籍2名を登録しての戦いとなるため、その辺りにも注目です。

スターター

<滋賀>

#2齋藤 拓実

#11佐藤 卓磨

#12ヘンリー・ウォーカー

#23チャールズ・ローズ

#32狩野 祐介

<琉球>

#0石崎 巧

#4デモン・ブルックス

#14岸本 隆一

#24田代 直希

#45ジャック・クーリー

試合開始!!

滋賀ボールでスタート。

ローズのゴール下、狩野のスリーと試投しますが、ここは決まらず。

琉球も岸本のスリーが落ちます。

次のオフェンスで岸本が、レイアップでこの試合の初得点。

滋賀は最初の3ポゼッションで得点ができず、残り7分半の齋藤のミドルで初得点。

続いて滋賀は佐藤がトランジションからのレイアップを決めて、リードを奪う。

リズムがなかなかつかめない琉球、石崎に変えて並里を投入。

そして岸本がフローターを決め、同点に。

滋賀は齋藤のオフェンスリバウンドから、狩野のコーナースリーをアシスト。

滋賀ペースになりそうな雰囲気が漂いますが、岸本がスリーを沈め、流れを断ち切る。

今度は滋賀、齋藤がディープスリーを沈めて滋賀はオフェンスのリズムが出てきました。

残り4分半で両チーム選手交代、滋賀は高橋、狩俣、琉球も長谷川を投入。

交代して入ってきた並里の得点、そして高橋のスリーとベンチ出場ながら試合にスムーズに入ってきています。

並里は引き続き、ジャンパーで得点。

しかし、高橋が再びロングツーをヒットさせ、こちらも連続得点。

滋賀のローズのスリーが決まったところで、琉球タイムアウト。

残り2分半で18-11、滋賀が7点リードです。

タイムアウト明け、滋賀はシェーファーがコートに。

クーリーとのマッチアップになるため琉球もそこを攻めます。

そのクーリー、まずはゴール下での得点を成功させる。

滋賀はアウトサイドが絶好調、佐藤にもスリーが飛び出し、ウイングの選手たちが素晴らしい仕事をします。

滋賀は再び外から、ウォーカーのスリーで11点差に。

残り1分を切って琉球は選手交代、小野寺、満原と入ってきます。

その満原に最初のコーナースリーのチャンスがきてシュートを打ちますが、これは落ちる。

琉球、最後のオフェンスはブルックスの前にボールがこぼれてきてシュートを成功させ、第1クオーター終了。

24-15、滋賀が9点リードで第2クオーターに入ります。

第2クオーター開始!!

両チームとも、オンザコート1で臨みます。

滋賀のウォーカーと琉球ブルックスのマッチアップ。

満原とシェーファーのマッチアップと日本人ビッグマン同士のマッチアップも生まれています。

このクオーター最初のスコアは満原のスリー。

1分半経過したところで滋賀はウォーカーからローズへ。

それを見て、琉球もブルックスからクーリーへ交代します。

琉球は続いて満原がミドルジャンパーで得点。

滋賀が第1クオーターの流れを継続できず、得点ができないうちに琉球が4点差まで詰めます。

滋賀はシェーファーが、オフェンスリバウンドからの得点で2分半経過してようやくファーストスコア。

ここから流れが変わるかどうか。

琉球は、コーナーから小野寺のスリーが決まったところで、滋賀タイムアウト。

残り7分で26-23、琉球が3点差まで詰めてきました。

タイムアウト明け、滋賀はシェーファーに変えて荒尾を投入。

滋賀のオフェンスはここでも成功できず、逆に琉球は石崎が落ち着いてスリーを決めて同点に追いつく。

さらに、ローズが2つ目のファウルをコールされたことで、ウォーカーと交代。

琉球はそのタイミングで休んでいたブルックスを投入。

先に琉球がオンザコート2に戻し、ミスマッチの生まれたクーリーのところから得点を決め、逆転に成功します。

残り5分で、オフィシャルタイムアウト、28-26で琉球が2点リードです。

タイムアウト明け、滋賀は狩野、荒尾のピックアンドロールで狩野がジャンパーを沈めます。

後半2本目のフィールドゴールで、同点に追いつきます。

リードを突き放したい琉球は、田代がオフェンスリバウンドを自らとって得点。

琉球は第2クオーター前半の好調を維持、岸本がスリーを決めます。残り3分弱でタイムアウト、33-31で琉球2点リードです。

タイムアウト明け、両チームともシュートは落ちて、ディフェンスのクオリティが求めらる我慢の時間が続きます。

均衡を破ったのは滋賀の狩野。

トランジションからのスリーが決まって34-3の1リードへ。

残り2分。

期限付き移籍アルバルクコンビ、齋藤からシェーファーにつないで加点。

ここでアクシデント、ウォーカーがディフェンスとコンタクトした時に左膝を抑えてうずくまります。

自力で歩けていますが、いったんベンチへ。

滋賀は瞬間的に外国籍0人の状態でディフェンス。

田代がアタックしてきますが、シェーファーがクリアブロック。

しっかり守りきることに成功。

そしてすぐにウォーカー戻ってきました。

そのウォーカーがゴール下でブルックスとコンタクトしながらも器用なレイアップを決めます。

最後は琉球の田代がブザービーターのスリーをヒット。

ハーフコート付近から片手で放ったシュートが入り、最終、38-36、滋賀の2点リードで後半戦に入ります。

ここで大切なポイント!!その1

琉球の佐々HCがMacBookでクーリーにハーフタイムのレポートを共有して話している姿が見えました。

少し前にバレーボール日本代表などで、iPadを使ってのリアルタイムフィードバックが話題になりましたが、バスケもこういった要素を上手く使っていけると良いですね。

第3クオーター開始!!

滋賀ボールでスタート。

ともにスターターに戻しています。

狩野のスリーを石崎がブロックしてマイボールに。

琉球、ブルックスがアタックしますが、ウォーカーがテイクチャージ。

両チームともディフェンスの入りが素晴らしい立ち上がりです。

そんな中、ファーストスコアはウォーカーのスリーが決まります。

続いて、ターンオーバー誘発からのファーストブレイク、齋藤がローズにアシストしダンク。

勢い付きそうなプレイが飛び出しますが、石崎が冷静にスリーをトップから決めてお返し。

続いて岸本がフローターを決めて食らいつきます。

点差は再び2点差。残り7分半。

クーリーがイリーガルスクリーンを取られ、3つ目のファウルコール。

ここは一度ベンチに下がります。

変わって入った満原が後半もシュート好調、早速ミドルをバンクシュートで決めて同点に追いつきます。

続いて琉球はタフなディフェンスを見せて、ショットクロックバイオレーションをとります。

逆転のチャンスを迎えたこのポゼッション、石崎に変えて並里を投入します。

その並里がジャンパーを放ちますが、これは落ちる。

その後、齋藤がゴール下でノーマークのシュートを打ちますが、これがタイミングが合わず、ゴールに嫌われます。

返しの琉球のオフェンス、ブルックスのコーナースリーが決まり流級が逆転。

さらにコフィンコーナーに追い込んでからのスティールでブルックスのワンマン速攻でダンク。

滋賀、流れを断ち切るためにタイムアウト取得。

残り5分半で48-43、琉球が5点リードです。

タイムアウト明け、滋賀は狩俣を投入。

この滋賀のオフェンスもショットクロックバイオレーションになります。

琉球はアグレッシブなディフェンスによってファウルもかさみ、残り4分半で両チームを通じて初のフリースローになります。

ウォーカーがこれを2本決めて3点差。

このタイミングで琉球は、石崎を戻し、小野寺と一緒に入ります。

滋賀は交代で入ってきていた高橋が前半の調子を維持し、コーナースリーを決めて同点に。

ここで大切なポイント!!その2

本日好調の高橋耕陽、このスリーでB1個人通算1000点を達成。

この流れに乗り、狩俣が並里からオフェンスファウルを引き出し、流れをさらに引きつけます。

その狩俣が今度はコーナースリーを決めて逆転。

琉球タイムアウト、残り3分半で51-48です。

タイムアウト明け、クーリーを戻してきた琉球。

オフェンスリバウンドのティップインを狙いますが、これは決まらず。

滋賀も速攻からローズのアリウープを狙いますがこれも失敗。

この返しでクーリーがゴール下を決めて1点差に詰めます。

が、今度がローズがスリーをヒットさせ突き放します。

両チームともギアがぐっと上がり激しい攻防を見せるこのクオーター。

フィジカルな展開になってきています。

残り1分半で53-50、滋賀が3点リード。

岸本のフローターで1点差に。

滋賀はローズがスリーを決めて4点差に。

琉球はラストプレイで岸本のブザービーターが決まります。

最終、56-55で滋賀が1点リードして最終クオーターに入ります。

第4クオーター開始!!

琉球ボールで開始。

ブルックスのファーストシュートは落ちます。

滋賀はウォーカーがスリーを決めて4点リード。

琉球はブルックスがローポストからの得点で加点。

琉球は、クーリーが一度ベンチにいるため、満原がローズとマッチアップ。

そこにボールを集める滋賀。

ローズがゴール下から満原を押し込んで得点、4点差。

琉球は田代のスリーが落ち、再びローズがゴール下でフリースローを獲得。

このタイミングでクーリー、並里を戻す琉球。

ローズはフリースローを2本成功し、6点差、残り8分。

ブルックスのスリーが落ちて、琉球はなかなか得点を伸ばせずにいます。

ここでビッグプレイ、田代がスリーを決めてファウルも獲得。

琉球弧の試合通じて初めてのフリースロー、これが落ちて、3点差。

並里がゴール下でステップを細かく刻みながらローズをかいくぐってのシュートを決め、1点差に。

残り6分半で、滋賀も一度ローズを下げてシェーファーをコートに。

そのシェーファー、並里のシュートに対して、クーリーをボックスアウトしますが、その上から取られ、オフェンスリバウンドからの得点を許す。

琉球が残り6分を切ったところで逆転。

滋賀も負けじと齋藤がロングツーを決めて再度逆転。

琉球は再びクーリーへ。

ダブルチーム、トリプルチームと囲みますが物ともせず決めます。

琉球が1点リードしますが、滋賀のウォーカーがスリーを沈めて再逆転。

琉球も岸本がスリーを決め返して、再々逆転。

ここでオフィシャルタイムアウト、リードチェンジを繰り返しながら琉球が1点リード。

残り5分、69-68で最後の5分が始まります。

タイムアウト明け、滋賀はシェーファーを下げてローズを戻す。

最初の両ポゼッションは得点に繋がらず。

均衡を破ったのは琉球、石崎。

スリーを沈めて4点リードにする。

滋賀も高橋のミドルで応戦、2点差。

琉球はゴール下でブルックスがフリーになり、そこを見逃さず石崎がロブパス。

ダンクにはなりませんでしたが、アリウープで得点をし、4点差。

滋賀タイムアウト、残り3分を切って、74-70、琉球4点リードです。

この後の1分間は互いに得点ができず。

残り2分を切ったところでクーリーが4つ目のファウルを取られる。

そして滋賀は狩野のスリーに対して石崎がファウルしてしまい3本のフリースロー。

このうち2本を決めて、2点差。

滋賀はブルックスに、ウォーカーがファウルをしてしまい、ボーナスに入っていたので2本のフリースローを献上。

2本決めて4点差にします。

滋賀は齋藤とローズのピックアンドロールで得点、2点差に詰める。

残り1分を切って両チームともルーズボールにダイブして最終的には岸本がローズにファウルをしてしまいフリースローに。

残り44秒、76-74で琉球2点リードのシチュエーションでローズのフリースロー2本。

1本目、落ちる。

2本目成功して1点差。

琉球はしっかりとボールを回しながら、並里がスリーを打ちますが、これは落ちて滋賀ボール。

残り24秒切ります。

高橋がスリーを打ちますが、これが落ちる。

リバウンドを確保したのが滋賀のローズ。

またここで田代がファウルをコールされ、フリースローを打つローズ。

先ほど同様、1本目をミス、2本目を成功。

琉球タイムアウトをとります、残り3.3。

76-74、滋賀の2点リード。

サイドラインからのインバウンズパスで並里がゴールにペネトレイト。

レフェリーのファウルのコールと、ゲームブザーが同時くらいに鳴りましたが、1秒を残して並里のファウルコールが有効。

フリースロー、大事な1本目を落とす。

2本目も落ちますが、これをクーリーが片手でティップイン。

これがブザービーターとなり、琉球が大接戦をものにしました

試合を振り返って

両チーム素晴らしいゲームを見せてくれました。

勝った琉球は第1クオーター以外の3つの終わり際にブザービーターを全て決めての勝利。

最後のクーリーのシュートも素晴らしかったですが、そこにつないだのはファウルトラブルで下がっていた間に満原がつないだり、岸本、並里の得点でつないだ部分も大きかったと思います。

負けた滋賀も、両外国籍はもちろん、日本人選手たちのバランスの良い確率の高いシュートは素晴らしいものでした。

リードチェンジの多い、接戦のしまったゲームでスリーを決めたら、決め返す。

エナジーの高い、そしてブースターの声援もとても大きくて、熱いゲームになったと思います。

こぼれ話

変な時間に寝ると、夜眠れなくなることありますよね。

昼間や夕方に寝ちゃって夜寝れずに、翌朝無理やり起きて、眠いことが多いです。

悪い流れをどこかで断ち切りたいと思います。

皆様も良い睡眠習慣を。

今日はこの辺で。ではまた。

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