久しぶりのゲームレポートは1月に行われた天皇杯から。
本当は順番に見て行きたかったんですが、youtube上では準々決勝までしかアップされていなかったので、バスケットライブで見れるうちに、準決勝、決勝と見ていこうと思います。
どうも、最近思うことがあって断酒している男、ctarinerです。
本日は、
天皇杯2019-2020 準決勝 川崎ブレイブサンダース×宇都宮ブレックス
の試合を見た感想を書いていきたいと思います。
そもそも、天皇杯とは?
オールジャパンとも呼ばれるこの大会は、1月に行われる決勝戦を目指して各都道府県代表、高校、大学、プロなど、あらゆるカテゴリーのチームが栄冠を目指して争われる、いわゆる1発勝負のトーナメントとなる。
各競技団体から定められたチーム数が出場することができ、地方予選を勝ち抜くことでアマチュアのチームも参戦が可能。
Bリーグからは、B1チーム全てと、B2のトップ5が2次ラウンドから出場。
その前の1次ラウンドに出場しているB3のチームや、高校、大学などは都道府県代表として出場し、今回も2次ラウンドに進んできています。
2次ラウンドを勝ち抜いたチーム8チームでのトーナメントの2試合目となります。
詳細はこちらから。
ゲームハイライト
https://basketball.mb.softbank.jp/videos/5772?utm_source=bleague&utm_medium=jba&utm_campaign=053
バスケットライブのHP上でのハイライトとなります。
試合前情報
川崎はシーズン中断までのリーグ成績がトップの24勝4敗。
この大会でも好調さを維持しています。
準々決勝にてアルバルク東京をとの試合を逆転で制しての出場。
ポイントその1:欠場選手の多い川崎
藤井祐眞がインフルエンザで欠場、篠山竜青も肘の脱臼で長期離脱中、スターターポイントガードと、バックアップのガードも欠場という苦しい展開。
さらに鎌田 裕也もインフルエンザで欠場と、13名での試合を強いられることとなった川崎。
外国籍選手もマティアス・カルファニが怪我で欠場しているため、この試合は帰化枠でニック・ファジーカス、外国籍がジャマール・ソープとジョーダン・ヒースというラインナップになります。
ローテーションなどをどのようにやりくりしてくるか注目です。
対する宇都宮は、Bリーグのレギュラーシーズンをこの段階で23勝5敗と好成績を残して挑むこの天皇杯。
準々決勝は富山を破っての進出。
ポイントその2:ロシターが帰化選手扱い
日本国籍を取得したライアン・ロシター。
確か、Bリーグの試合の方はシーズンが終わるまでは登録が変わらないというアナウンスだったと思います。
試合ごとに2名まで外国籍をエントリーできるこの大会はジャワッド・ウィリアムズ、ジェフ・ギブスの二人に加えて帰化枠でロシターが入れるのは一つの強みになりそうです。
スターター
<宇都宮>
#4ジェフ・ギブス
#6比江島 慎
#13渡邊 裕規
#18鵤 誠司
#22ライアン・ロシター
<川崎>
#14辻 直人
#22ニック・ファジーカス
#27熊谷 尚也
#33長谷川 技
#35ジョーダン・ヒース
ラインナップ的には辻がポイントガードポジションで入ることが予想されます。
試合開始!!
川崎ボールでスタート。
注目のマッチアップとしては、ファジーカスに対してギブスがマッチアップしています。
サイズ的には差がありますが、ギブスの機動力やサイズに頼らないパワーでマッチアップしきることができるかどうか。
そのファジーカスがトップからのジャンパーを放って始まりますがこれは決まらず。
川崎もディフェンスはそのまま同様のマッチアップに。
ギブスがファジーカスを振り切ってミドルを打ちますが、これも決まらず。
川崎は続いて辻のバックドアカットにファジーカスがパスを合わせますがレイアップ決まらず。
宇都宮は比江島のスリーのこぼれ球をロシターが拾って得点。
ファーストゴールは宇都宮に生まれました。
川崎は次のオフェンスで攻めきれず、ショットクロックギリギリで辻がスリーを打ちますが、エアボール。
オフェンスのエントリーはちょっと上手く行っていない様子。
次のオフェンスもファジーカスのタフショットになってしまい、開始から2分半スコアできていません。
ようやく熊谷が個人技で突破しレイアップを沈めて2-2。
これで少し落ち着いてリズムを取り戻すかもしれません。
宇都宮も、ノーマークのシュートは放っていますが、スコアにつながらず。
また、ディフェンスでもギブス、比江島と連続でファウルをしてしまいます。
比江島のファウルでフリースローを3本得た熊谷、3本中1本決めて3-2。
次のオフェンスでも宇都宮はスリーが落ち、こぼれ球をつないで最後はギブスがミドルを沈める。
川崎は辻がドライブ、キックアウトして最後はヒースのスリーと良いオフェンスの形が出始めました。
残り5分で6-4、両チーム選手交代、川崎は青木、宇都宮は喜多川が入ります。
宇都宮はロシターがペイントからフローター、これをギブスがティップイン、6-6。
川崎は変わって入った青木のペネトレイトからヒースに合わせてダンク、8-6。
宇都宮も比江島とギブスのピックプレイからのダイブでギブスがレイアップ。
川崎は熊谷がミドルを決めてリードを保ちます。
残り3分でさらに選手交代、川崎は大塚、宇都宮は橋本、ウィリアムズと入れ替えてきます。
川崎は熊谷のアタックからキックアウトでヒースが2本目のスリーをヒット。
ここで宇都宮がタイムアウト、残り2分弱で13-8、川崎が5点リード。
ポイント3:劇を飛ばす宇都宮、安斎HC
細かい指示の内容は聞こえづらくて確認できま戦でしたが、割と強い口調でチームを鼓舞している姿をカメラが捉えてました。
リードを広げられないためにも、ディフェンスでのプレッシャーを高めてくることが予想されます。
タイムアウト明け、川崎はソープを投入、ヒース、ファジーカスとビッグラインナップを並べます。
しかしこの作戦もファジーカスが2つ目のファウルを取られてしまったことで変えざるを得ないかと。
思いきや、変えてきません。
残り2分で、宇都宮はギブスを戻してオールコートでのゾーンからハーフではマンツーマンとディフェンスで変化をつけてきました。
それが功を奏したか、ミスマッチになったソープが渡邊に対してオフェンスファウルをコールされます。
次の宇都宮のオフェンスではギブスがイリーガルスクリーンを取られてこちらも2ファウル。
ファジーカスをコートに残す川崎に対して、宇都宮はギブスを竹内と交代させます。
試合は残り1分弱、タイムアウト後、スコアが動いていません、13-8。
川崎は青木のターンオーバー、さらにディフェンスファウルとミスが続いてしまいます。
このファウルで宇都宮はボーナススロー、渡邊がフリースローを2本決めて13-10。
川崎は第1クオーター最後のオフェンス、プレッシャーの高い宇都宮ディフェンスに対してヒースがタフショットをねじ込み、2点追加。
最後は交代して入ってきた山崎のシュートもヒースがブロックし第1クオーター終了。
15-10、川崎が5点をリードして第2クオーターに入ります。
ポイントその4:ノーミスヒース
このクオーター2Pを2/2、3Pを2/2で10点、川崎の得点の2/3を占めています。
篠山、藤井不在、ファジーカス2ファウルと、苦しい展開を彼が素晴らしい活躍でリードを取っています。
第2クオーター開始!!
川崎は第1クオーターフル出場のファジーカスを一度ベンチへ、同じくフル出場のヒースは引き続きコートへ。
宇都宮はロシター、ウィリアムズの布陣で臨みます。
宇都宮ボールで再開された第2クオーター、ロシターのゴール下へのアタックをソープがノーファウルで止める。
川崎もヒースが攻めますが、これは宇都宮も対応、トラベリングでマイボールにします。
宇都宮はシュートが決まらない中でもオフェンスリバウンドをつないで、2nd、3rdチャンスと攻め続けます。
しかし決めきれず、5本くらいオフェンスリバウンドからのシュートを打たれましたが川崎なんとか守り切りました。
ここでこのクオーターのファーストゴールはまだシュートを落としていないヒース。
スリーを決めて、3/3、得点は18-10。
続いて辻のステップバックのジャンパーが決まって10点差に。
宇都宮もファーストゴールがウィリアムズのコーナースリーで決まります。
川崎は残り7分半でヒースを下げてファジーカスを投入。
そのファジーカスがミドルを決めて9点差。
川崎はディフェンスでもウィリアムズに対してトラップを仕掛けトラベリングを誘発。
ソープが素晴らしいディフェンスを見せます。
さらにファジーカスが比江島のドリブルドライブに対してボールを弾き、辻が反応。
速攻でレイアップに持ち込み24-13、再び9点差になったところで宇都宮は前半2回目のタイムアウト。
残り6分弱、24-13。
タイムアウト明け、流れを引き戻したい宇都宮、比江島とロシターの2メンゲームでファウルドローンに成功。
ロシターがフリースロー1本成功。
その間に川崎はヒースを戻してきています。
続いて宇都宮は良いディフェンスからトランジション、比江島がレイアップを決めて8点差。
川崎は熊谷がファウルドローン、非江島のファウルが2つになります。
フリースローを熊谷が2本成功させて再び10点差。
宇都宮はギブスがゴール下にアタック、シュートは外れますが、ロシターが押し込み8点差。
さらにディフェンスリバウンドを抑えたロシターがそのままコーストトゥコースト、ヒースのファウルドローンに成功したところで、川崎がタイムアウト取得。
残り4分半、26-18で川崎が8点リード。
タイムアウト明け、ロシターのフリースローで再開。
この2本を落として川崎ボール。
川崎もヒースのミドルが外れて宇都宮ボール。
ここから共にスコアができず、重い展開になりそうな気配がした直後、辻がボール保持しているロシターからスティール。
ペイントまで持ち込んで最後はヒースのダンクを演出。
川崎が再び10点差に。
さらにヒースがスリーを沈めて点差を広げにかかる。
残り2分弱、31-18、川崎が13点リード。
川崎はファジーカスがファウルドローンによるフリースローを2本決めて15点差。
宇都宮も鵤が積極的にバスケットにドライブ、シュートファウルをもらいます。
2本決めて13点差に。
川崎はファジーカスが得意のターンからのフックシュートで得点。
宇都宮も鵤から竹内につないで得点。
残り1分、さらにファジーカスがレイアップを沈めてリードを広げにかかる。
宇都宮は前半最後のオフェンスでウィリアムズがブザービーターのジャンパーを沈めて前半終了。
37-14、川崎が13点をリードして後半に入ります。
ポイント5:前半の気になるスタッツ
宇都宮はシュートが3P1/13、2Pも8/22と決して好調とは言えず。
ディフェンスで試合をリードしたいところですが、川崎はヒースが18点、ファジーカスが8点。
この二人の得点を本来ポイントガードではない辻が5アシストで見事にリードをしています。
地味ながら長谷川も3アシストを分配していてチームでは川崎12本、宇都宮5本と大きく差が出ているのがこの辺り。
後半、宇都宮がどう修正してくるか注目です。
第3クオーター開始!!
川崎ボールでスタート。
両チームスターターに戻しています。
後半開始早々に辻が体勢を崩しながらもスリーをヒット。
いきなり最大リード、16点に広げます。
さらに次のオフェンスではファジーカスとヒースのハイローで惜しいアリウープを演出。
得点にはなりませんでしたが、川崎が勢いづくプレーが続いています。
宇都宮も負けじと渡邊がコーナースリーを沈めます。
しかし会場がさらに沸いたのが、直後のヒースのスリー。
前半から落とさず、5本目を沈めます。
宇都宮も離されまいとギブスのゴール下の得点で返します。
しかし辻が良く周りが見えていて、ファジーカスのイージーシュートをアシスト。
宇都宮はゴール下でロシターがファウルドローン。
ロシターがこのフリースローを2本落としてしまい、前半から確率が上がってきません。
宇都宮もディフェンスでプレッシャーをかなりかけてきてますが、それを交わして辻がレイアップを決めたところで宇都宮タイムアウト。
残り7分半、47-29、川崎が18点リードに広げています。
タイムアウト明け、宇都宮のオフェンスはボールがスムーズに回らず、ショットクロックバイオレーション。
しかしディフェンスをなんとかノーファウルで守り切り、渡辺のコーナースリーに繋ぐ。
ポイント6:ギブス、肩を抑えてベンチへ
この得点の直後にギブスが肩を抑えながらベンチへ。
ここまでロシター共にゴール下を支えていたギブスが出場できないとなると苦しくなる宇都宮。
割とこの試合に限っては竹内のプレイタイムが少ないなという印象を受けます。
川崎とのかみ合わせの影響か、もしくはコンディション的なことなのか。
ウィリアムズが変わりに入ってきます。
宇都宮はファジーカスのタフショットのこぼれ球をロシターが速攻に持ち込み得点。
綺麗な得点ではありませんでしたが、泥臭く、それでも大きな一本を決めました。
この得点で川崎がタイムアウト、残り6分で47-34、川崎が13点リードです。
タイムアウト明け、喜多川、竹内を投入する宇都宮。
オンザコート1にして少しスモールラインナップ気味な編成。
しっかりと守り切ることができて渡邊のスリーに繋ぎますが、これはリングに嫌われる。
しかし、じわじわ流れを引き寄せてきている印象はあります。
点差以上に良い流れを維持したい川崎はミスマッチのできたローポストへボールを送り比江島のファウルをとることに成功。
ここで3つ目となった比江島はいったんベンチへ。
喜多川の強烈なプレッシャーに一瞬ボールコントロールを失いかけた辻ですが、一瞬のスキをついてドライブ、レイアップ成功。
宇都宮も渡邊から竹内につないでファウルドローン。
2本フリースローを決めて13点差。
フリースロー後のプレスでは、かなり早い段階で辻にダブルチーム、ファジーカスやヒースからボールも離させて長谷川や熊谷のスリーを打たせるという形。
宇都宮としては悪くないディフェンスを見せています。
残り4分弱、スターターでずっときていた川崎は大塚を投入。
この試合ではまだ鳴りを潜めていましたが交代してすぐにスティールに成功。
決して足の早くないファジーカスが先頭を走り、喜多川が追いついてファウルでなんとか止めます。
このフリースローはファジーカス2本成功。
宇都宮はウィリアムズが1on1。
マッチアップの熊谷、悪くないディフェンスを見せましたが、最後のシュートチェックで惜しくもファウルコール。
個人3つ目でベンチに下がります。
ウィリアムズはこのファウルでのフリースローを2本成功。
ポイント7:宇都宮のフリースロー後のプレス
このフリースロー後のゾーンプレスからのマンツーマンが効いている印象。
このポゼッションでもだいぶ川崎のボールキャリーを苦しめて時間を奪っています。
そう考えると、このディフェンスに繋ぐためにも、フリースローの確率、特に2本目を沈めれるかがキーになりそうです。
試合は残り3分半、51-38で川崎が13点リード。
宇都宮は変わって入った山崎がプレッシャーをかけて行きますが、辻にフリースローを3本与えてしまいます。
そのうち2本を落としてしまい、加点は1点のみ。
宇都宮の激しいディフェンスに辻の疲労が見え隠れします。
残り3分を切って一度辻を下げる川崎、青木を変わりに投入。
宇都宮はウィリアムズが得点に成功し12点差。
得点後のプレスで青木を苦しめ、ボールを簡単に運ばせません。
なんとかつないだボールは回って回って大塚へ。
この試合の最初のアテンプトでスリーをヒット。
さらに鵤からファウルをもらって4点プレー。
ボーナススローも沈めて、シューターとして素晴らしいプレイで繋ぎます。
宇都宮も、山崎がコーナースリーを沈め3&Dプレイヤーとしてゲームを繋ぎます。
今度はお返しで青木がペネトレイト、その山崎からファウルドローンに成功。
山崎はこのプレイでファウル3つ目。
比江島と交代します。
青木はフリースロー1本成功、14点差。
川崎は次のオフェンスで、大塚がディフェンスを振り切ってフリーに。
トップからのノーマークのスリーは見事ネットを揺らし、このクオーター2本目。
17点差、残り1分弱。
互いに1本ずつ気合の入ったディフェンスでスコアを許さず。
川崎、ショットクロックギリギリで放った青木のシュートがバンクで決まります。
まぐれ、ラッキー、実力。
どれであろうがシュートを放った青木が2点を決めて19点差。
ベンチは大盛り上がりです。
さらに青木は次のディフェンスでウィリアムズからオフェンスチャージを引き出し最高の繋ぎを見せて第3クオーター終了。
最終、62-43、この試合の最大リード、19点差を川崎がつけて最終クオーターへ。
第4クオーター開始!!
大量リードを奪った川崎、それを追いかける宇都宮。
まずは宇都宮ボールでスタート。
川崎は青木が連続でファウルをしてしまい、個人4つ目。
辻と交代します。
シュートファウルを獲得できたロシター、勝負所のここは2本成功します。
川崎はやはり若干ボール回しがスムーズではないなという印象、そしてディフェンスリバウンドを抑えたロシターがこの試合何度も見せている自らのボールキャリー。
難しいレイアップを決めることで連続得点に成功、62-47、15点差です。
川崎がお返しと言わんばかりにファジーカスがミドルを沈めて2点を加点。
宇都宮は良いディフェンスの形が増えてきていますが、シュートがリングを通らず。
17点差の場面で川崎はベンチにいた長谷川をコートに戻し、そのすぐのポゼッションでスリーをヒット。
ベテランが欲しいところで、欲しいシュートを決めています。
これで20点差、宇都宮がタイムアウト。
残り7分半、67-47で川崎がリードです。
タイムアウトが残り1つになった宇都宮は、タイムアウト明け、デザインオフェンスでトップから渡邊がスリー。
これが決まらず、川崎ボール。
宇都宮は早いタイミングで比江島がミドルを決めて18点差。
しかし川崎は熊谷がディフェンスをかいくぐってレイアップを成功、20点差。
宇都宮はルーズボールでギブスが4つ目のファウルを取られます。
残り6分で川崎は辻、青木を併用しツーガードでゲームをコントロールしにかかります。
宇都宮はなんとか川崎のオフェンスを気持ちよくはさせていませんが、この試合は流れが引き寄せきれず、ロシターがスティールしたボールを奪い返され、ファジーカスが得点。
22点差になったところで宇都宮は最後のタイムアウトをとります。
残り5分、71-49、川崎が22点リード。
タイムアウト明け、ロシターがアタックしますがゴール下が決まらず。
鵤のスティール、そこから山崎のコーナースリーと繋ぎますがこれも決まらず。
川崎はソープがファウルドローン、フリースロー2本成功。
続いてファジーカスもゴール下でファウルをもらい、フリースロー1本成功。
宇都宮は思ったようにシュートが決まっていかず、速攻でウィリアムズが決めて23点差。
川崎は長谷川がコーナースリーを沈めて、宇都宮は渡邊がスリーを決め返す。
残り2分を切って、77-54、23点川崎がリード。
残りの時間、両チームともインテンシティをそこまで下げることなく、素晴らしいプレイを続けました。
川崎は残り1分弱で、ここまで出場のなかった林、特別指定の増田をコートに送り、欠場メンバー以外が全員出場することができた素晴らしい展開。
最終、82-61で川崎が決勝に駒を進めました。
試合終了
82 #川崎ブレイブサンダース
61 #宇都宮ブレックス#篠山竜青、#藤井祐眞 という川崎の2大PGを欠く中、#辻直人 と #青木保憲 を中心に全員でその穴を埋め、全員バスケで決勝進出を決めました‼️ボックススコアhttps://t.co/y3ULYZNsuV pic.twitter.com/sNARVEPHaR
— 川崎ブレイブサンダース ⚡️2/15,16 vs島根 @川崎市とどろきアリーナ (@brave_thunders) January 11, 2020
試合を振り返って
勝った川崎はヒースが21点9リバウンド、ファジーカスが17点8リバウンド、辻が12点7アシストの活躍。
チームとしても、23本のアシストを記録し、篠山、藤井の不在の穴を埋めるゲームプランを展開できました。
敗れた宇都宮はロシターが14点14リバウンド、ギブスが10点8リバウンド、渡邊、ウィリアムズが11点という結果。
リバウンドは川崎よりも多く、オフェンスリバウンドも多く取り切っていましたが、シュート確率が上がらず、得点が伸びませんでした。
比江島や鵤にもう少し当たりがあれば、違った展開になっていたかもしれません。
欠場選手の多い川崎相手に対して、負けてしまったことはショックも大きいかもしれませんが、切り替えてシーズンに臨んで行ってもらいたいです。
川崎は決勝もこの少ないメンバーで臨むこととなり、身体的な負担は大きいとは思いますが、怪我なく素晴らしいプレイを見られたらと思います。
こぼれ話
ここ最近、あまりゲームレポートを更新できていなかったのは、このブログのプチリニューアル作業に入っていたことにより、作業時間が確保できませんでした。
まずはNBAのページから、そしてその流れでBリーグのページも一新して行きたいと思っていますので、もし宜しければ、楽しみにしていてください。
今日はこの辺で。ではまた。
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