Bリーグ観戦レポートその35:B2第10節 GAME2 青森×東京Z

最近、糖質制限気味にしています。

食事の内容をいじるのはあんまり好きではないんですが、無理なく続けられる程度にと考えた場合、むしろゆるく糖質を抑える方法が一番良いのでは?と思った次第です。

どうも、白米大好き男、ctrainerです。

メリハリをつけて少し気にしていこうと思います。

本日は、

B2第10節 GAME2 青森ワッツ×アースフレンズ東京Z

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

試合前情報

GAME1のレポートはこちらから。

GAME1は青森が2ndユニットも含めたバランスの良い活躍を見せて勝利。

アウェイの東京はこのGAME2にどのような対策を立てて試合に臨んでくるのか、注目です。

スターター

スターター

<青森>

#0アンジェロ・チョル

#5マーカス・ダブ

#8下山 大地

#18菅 俊男

#22門馬 圭二郎

青森はGAME1と変わらないスタートラインナップになっています。

<東京>

#9久岡 幸太郎

#14柏倉 哲平

#21増子 匠

#30カイル・ケイシー

#32ナンナ・エグー

東京はロバート・ギルクリストからケイシーに登録を変更。

また仁平に変えて柏倉をスターターに抜擢。

この変更が吉と出るか、凶と出るか。

試合開始!!

東京ボールでスタート。

スターターに抜擢された柏倉が早速スリーを放ちますが、ファーストシュートは外れる。

青森は東京の激しいディフェンスにターンオーバーを誘発されてしまう。

青森も負けじと東京のインサイドへのペネトレイトをしっかりケアしながら守り切ります。

守りあいの形から始まったGAME2。

試合を通じてのファーストスコアは2分経過したところで、青森、門馬のレイアップから。

開始3分経過してスコアができていない東京は、紺野を投入。

青森GAME1でも好調だった下山が1本目のスリーを沈める。

残り6分半、5-0で青森がリードします。

東京は流れがつかめず、タイムアウトを取得し、もう一度立て直します。

タイムアウト明け、東京はまずディフェンスから頑張りを見せます。

しかし下山がタフなミドルジャンパーを決めて、7-0。

オフェンスではターンオーバーが連発してしまい、結局柏倉、紺野と出した後はGAME1でスターターだった仁平に戻す。

青森は菅がレイアップ、また激しいディフェンスでファウルを取られてはしまいますが、積極的な動きを見せます。

残り5分、門馬のオフェンスリバウンドのティップインが決まって11-0。

この後に東京は仁平のスリーで待望の初得点を重ねます。

残り4分半で東京は久岡、増子を戻して、柏倉、高山を投入。

変わって入った柏倉がプルアップジャンパーを決めて11-5。

青森も選手交代、綱井が入ります。

青森は菅のフリースロー2本、ダブのゴール下と連続得点し15-5で10点差に。

さらに下山が2本目のスリーをヒットさせ、13点差。

今日もシュートタッチは好調そうです。

残り2分を切って、菅が2つ目のファウルをコールされたことで交代。

佐野、野里が入ってきます。

東京も増子をすぐに戻してGAME1とは違う展開で選手をローテーションさせます。

東京は青森のチームファウルが5つを超えたことでボーナスに。

増子がフリースロー2本を決めて加点します。

青森は残り2分、ダブに変えてビリシベを投入。

東京はそれを見て、エグーを下げて村越を投入。

オンザコート1になる両チーム。

青森はインサイドに起点をおいて、チョルにボールを集めますがスコアできず。

逆に東京は増子がスリーを決めて点差を9点差に。

さらに東京、増子がスリーを連続で沈め、バスケットカウントも獲得。

フリースローも決めて4点プレイ、一気に7点を個人で稼ぎ点を詰める。

青森は試合終了間際に野里のスリーで突き放しにかかり東京はケイシーがブザーギリギリでファウルドローンに成功。

2本のフリースローを決めて最終、22-16、青森が6点をリードして第2クオーターへ。

第2クオーター開始!!

青森ボールでスタート。

早速、綱井がスリーを決めて先制。

さらに青森はGAME1でプレイタイムの短かった宮本をコートに送る。

東京はこのクオーターの最初も24秒バイオレーションでシュートまでたどり着けず。

青森も最初のスコアからゴールから遠ざかっている状態ですが、点差は9点離れたまま進んでいきます。

東京はおそらく早めにケイシーを投入しオンザコート2に。

宮本がケイシーにつくミスマッチが発生するこの場面をどう生かしてくるか。

東京はこのオフェンス、仁平のスリーで初得点。

青森も佐野がミドルジャンパーを決めて突き放す。

残り7分弱で青森もダブを投入しますが、チョルとの交代で引き続きオンザコート1。

ケイシーがファウルをもらってボーナスを2本成功し7点差。

青森も佐野がフリースローを獲得し2本成功。

東京はケイシーにボールを集めますが、ダブルチームに捕まりトラベリングをコールされる。

苛立ちが募ったのか、審判がすぐさまテクニカルのコール。

おそらく文句を言ったか、何か。

ケイシーのみのテクニカルかと思いきや、宮本も吹かれてダブルテクニカル。

ケイシーを落ち着かせるため、村越と一度変えて東京も再びオンザコート1。

青森は宮本が合わせでゴール下を決めて11点差に。

東京は変わって入った村越がスリーを決めて点差を詰める。

さらに仁平がスリーを続けて決めて連続得点、一気に5点差に。

さらに東京はオフィシャルタイムアウト前に村越のコーナースリーが決まって2点差に詰めることに成功。

残り5分弱で31-29、東京が2点差まで一気に詰めてきました。

タイムアウト明け、流れを掴みかけた東京は、エンドラインからのインバウンズに対しオールコートのプレスをかけます。

ファウルを取られてしまいましたが、積極的な仕掛け。

青森はダブとチョルを戻して外国籍を2名、東京は引き続きケイシーがベンチのため村越がミスマッチになっています。

東京は久岡がスリーを決めて1点差に。

さらに久岡が個人技で突破、ミドルを決めて逆転に成功。

すぐさま青森は門馬がスリーを決め返してリードを奪い返す。

残り2分半で東京はケイシー、柏倉、増子と戻してきます。

東京はこの数ポゼッション、火が付いている久岡が再びミドルを沈める。

青森も大塚が速攻のレイアップを決めてスコアは、38-36、青森2点リードになります。

残り1分で青森のダブがファウル後にさらにテクニカルをコールされる。

3つ目の個人ファウル後にテクニカルが重なって4つ目。

俄然、苦しくなった青森。

スコアもケイシーがフリースローを3本決めて東京逆転に成功。

東京はここで厳しい守りを見せて青森からショットクロックバイオレーションをもぎ取る。

最後の1ポゼッションずつはともにスコアができませんでしたが、最終、39-38で東京が1点リードで折り返します。

第1クオーターの大量リードをまくった東京、そしてダブが4つのファウルと苦しい展開が予想される青森。

後半どのようなゲーム展開になるか、期待です。

第3クオーター開始!!

ダブが4ファウルになってしまっている青森ですが、スターターは変えずに望みます。

逆に東京は村越をコートに入れてビッグラインナップに。

先制は東京、エグーがファウルドローンでフリースロー2本。

青森は下山がスリーをヒット。同点になります。

続いて菅が鋭いドライブからレイアップを決める。

青森2点リード。

さらに青森は続いて下山がミドルを決める。

東京もケイシーのダンクで追い上げる。

ここで大切なポイント!!その1

リバウンド争いでチョルがファウルを吹かれ、こちらも個人3つ目。

なんとなく試合の流れ、選手のボディランゲージ、雰囲気を見ていると両チームとも審判のコールに対して納得が言っていない様子でフラストレーションが溜まっているように見えます。

会場の歓声もホーム青森を後押ししている以上、青森に不利に見えるコールには不満の声が上がるのも分かりますが、全てが試合に集中できていないように見えます。

しっかりとアジャストを先にどちらができるかがポイントになるかもしれません。

試合は残り6分弱、45-43で青森が2点リード。

さらにフリースローで2点を追加した後に仕掛けます。

オールコートのゾーンプレスからの2-3ゾーン。

ファウルがかさんでいるインサイドへの負担を軽減する目的込みでの仕掛けかと思われます。

1本目はシュートを落とさせることに成功しましたが、次のポゼッションではローテーションが完全に崩れ、久岡にコーナースリーを決められる。

しかしオフェンスで挽回、チョルがバスケットカウント獲得、フリースローは外れますが3点差に。

さらにダブがゴール下で奮闘、タフなシュートを決めてきて5点差。

東京も久岡が好調、再びスリーを沈めて2点差に。

青森は菅が出血のため一時ベンチへ。

残り3分半で51-49、青森2点リード。

青森はスティールからの速攻で門馬がバスケットカウント。

ボーナスも決めて5点差に。

青森はゾーンとマンツーマンをチェンジングで実施。

東京もゾーンを徐々に攻略し始め、ケイシーがバスケットカウントを獲得。

ボーナスが決まって2点差。

青森は佐野がスリーを決めて5点差に広げる。

東京もケイシーがペネトレイトで得点。3点差。

続いてエグーがトランジションからスリーを決めて同点に。

気がつけば残り時間は30秒。

最後は菅がフリースローを1本決めて青森2点リードで終了。

58-57で第4クオーターに入ります。

第4クオーター開始!!

このクオーターの開始は両チームともオンザコート1。

青森はチョル、東京はケイシーがコートに。

東京のケイシーがオフェンスリバウンドをティップイン。

逆転に成功し1点リードです。

東京は続けて久岡がスリーをヒット。

おそらくこの試合ここまで落としていません、4〜5本決めていたと思います。

続けてケイシーのゴール下のシュートが決まり東京連続得点したところで青森タイムアウト。

怒り8分弱で64-58、東京が6点をリードします。

タイムアウト明け、佐野がフローターでまずは1本返す。

残り7分を切ってともにダブ、エグーと戻しオンザコート2になります。

東京はケイシーがトップからのドライブでバスケットカウント。

菅がこれでファウル4つ目。

ボーナスも決まって7点差に。

今日がじわじわとリードを広げていっています。

青森はチョルがファウルドローン、フリースロー2本決めて5点差に。

東京はエグーがオフェンスリバウンドからゴール下を決め再び7点差。

青森は佐野がスリーをヒット、4点差に。

残り5分を切ってオフィシャルタイムアウト。

69-65、東京が4点リード。

タイムアウト明け、青森はダブがローポストから1on1、得点に成功。

東京もケイシーがインサイドから得点し4点差に戻す。

青森はここで野里がテクニカルファウルを取られます。

このボーナススローを久岡が1本成功、5点差に。

東京は引き続きケイシーがオフェンスを牽引。

残り2分を切って74-67、東京が7点リードでクランチタイムへ。

東京がオフェンスに時間をかけて攻め始めているため、早いタイミングで得点したい青森ですが決められず。

久岡のミドルが決まったところで9点、青森タイムアウト。

残り1分弱、76-67、東京9点リードです。

タイムアウト明け、サイドからの青森のインバウンズ。

菅のスリーが外れるが、ルーズボールは再び青森ボール。

下山がショットクロックギリギリでフローターを決めて7点差に。

東京もここでタイムアウト、最後のクロージングの確認に入ります。

残り55秒、76-69、東京7点リード。

ボールを回しながら時間を経過させる東京、青森は残り30秒を切ってファウルゲームへ。

ケイシーにボールが渡ってしまったため、ダブがファウルし時間を止める。

雨はこれでファウルアウト。

前半の4ファウルからこの時間までよく粘って頑張ったなという印象です。

ケイシーはボーナスを2本決めて9点差。

その後は青森スコアをすることができず、時間も経過し最終的には80-69で東京がリベンジを果たし1勝1敗で青森遠征を終えました。

試合を振り返って

東京はGAME1は出場しなかったケイシーが素晴らしい活躍。

また久岡がGAME1の下山のような活躍で高確率でスリーを決めてオフェンスを牽引。

青森は途中からのダブのファウルトラブルなどが響き、ゾーンディフェンスを引っ張り続けた結果、東京の連続スリーを生んでしまった結果離された時間分を巻き返すことができずの敗退となりました。

しかし、GAME1、GAME2ともに日本人選手のプレイタイムがシェアされていて出てきた選手はもれなくハッスル&高確率でシュートを決めていたこの青森というチーム、面白い試合をするなと感じました。

東京は、以前のゲームレポートにも書いたかもしれませんが、東堂HCが色々な仕掛けを試し、見ていて飽きないゲームマネジメントを見せるところも面白かったです。

こぼれ話

この試合での青森のユニフォーム、好きですw

特に横の青いとこ。

今日はこの辺で。ではまた。

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