Bリーグ観戦レポートその49:天皇杯 準々決勝 滋賀レイクスターズ×シーホース三河

本日は、

天皇杯2019-2020 準々決勝 滋賀レイクスターズ×シーホース三河

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

そもそも、天皇杯とは?

オールジャパンとも呼ばれるこの大会は、1月に行われる決勝戦を目指して各都道府県代表、高校、大学、プロなど、あらゆるカテゴリーのチームが栄冠を目指して争われる、いわゆる1発勝負のトーナメントとなる。

各競技団体から定められたチーム数が出場することができ、地方予選を勝ち抜くことでアマチュアのチームも参戦が可能。

Bリーグからは、B1チーム全てと、B2のトップ5が2次ラウンドから出場。

その前の1次ラウンドに出場しているB3のチームや、高校、大学などは都道府県代表として出場し、今回も2次ラウンドに進んできています。

2次ラウンドを勝ち抜いたチーム8チームでのファイナルラウンドのトーナメントがさいたまスーパーアリーナで行われます。

詳細はこちらから。

ゲームハイライト

https://basketball.mb.softbank.jp/videos/5768

バスケットライブのHP上でのハイライトとなります。

また、フルゲームハイライトも上がっておりますので、そちらもご覧になって見てください。

滋賀レイクスターズvsシーホース三河| 天皇杯・皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会ファイナルラウンドラウンド男子準々決勝

試合前情報

滋賀は2次ラウンドの決勝にて、シーズンでは勝率で負けていた琉球を破っての進出。

トーナメントの1発勝負を、上位チームを破っての進出は勢いのある証拠だと思われますので、この試合でもそのエネルギーが爆発するのか、注目したいと思います。

対する三河は、2次ラウンド決勝にて名古屋Dドルフィンズを打ち破っての進出。

怪我の影響か、2次ラウンドは金丸 晃輔が出場しておらず。

直前Bリーグのシーズンゲームも欠場、2次ラウンドの試合も欠場だったため、この試合出てくるかどうか。

両チームともに、外国籍選手が強い影響力を持つ両チームでもあるため、選手采配にも注目していきたいと思います。

スターター

<滋賀>

#2齋藤 拓実

#11佐藤 卓磨

#19ジェフ・エアーズ

#32狩野 祐介

#33クレイグ・ブラッキンズ

ポイントその1:この試合の出場は、エアーズとブラッキンズ

ヘンリー・ウォーカーがベンチ外登録となり、この試合はエアーズとブラッキンズの2名で臨む滋賀。

ちなみにこの2人、NBA所属歴のある有力な選手。

ちなみにヘンリー・ウォーカーも、ボストン・セルティックスにドラフトされています。

<三河>

#1川村 卓也

#11熊谷 航

#14金丸 晃輔

#32桜木 ジェイアール

#54ダバンテ・ガードナー

ポイントその2:金丸スターター復帰

スターターで出場してきています。

シューターが2枚、そして今季から加入した2シーズン連続で得点王を獲得したダバンテ・ガードナー、そしてそれをコントロールする熊谷と、オフェンス力抜群なこのラインナップがどんなバスケットを見せるか注目です。

試合開始!!

最初は三河ボール。

熊谷ターンオーバーで滋賀ボール。

滋賀は狩野がコーナースリーをファーストキャッチシュートでカウント。

素晴らしいスタートを切りました。

続いて斎藤のアウトレットパスから逆コーナーから狩野が2本目をヒット。

滋賀はガードナーに対して、ポストアップした際に早めにダブルチームで対応。

2分経過し、6-0、滋賀がリード。

ここまで金丸が3本くらいシュートを放ってますが、いずれもネットを通過せず。

残り6分半で三河はガードナーがゴール下で得点しファーストポイント。

徐々に滋賀のターンオーバーが多くなり、オフェンス機会が増えつつあります。

さらに熊谷のスリーが決まって残り6分、6-5。

残り4分半で滋賀が選手交代、高橋、狩俣を投入。

その交代してすぐの狩俣がスリーをヒット。

さらにブラッキンズのアーリーオフェンスからのスリーも決まりアウトサイドがよく入っています。

残り3分弱で、三河も長野、加藤が入り、滋賀はシェーファーが入ります。

滋賀は高橋がコーナースリーを沈め、8点差。

三河はマッチアップが変わったことにより桜木がシェーファーに対してポストアップし1on1を仕掛けますが、決まらず。

残り1分半、三河は森川、クリス・ジョンソン、滋賀は中村を入れて両チーム選手が徐々に2ndユニットに。

ポイント3:シーホースデビュー、クリス・ジョンソン

1/8に契約し、翌日から早速出場となったクリス・ジョンソン。

合流間も無い中で、どんなプレイを見せてくれるか。

ざっと経歴を見ると、こちらもDリーグからスタートし、10日間契約を繰り返しながらNBAを渡り歩いた選手のようです。

最終第1クオーターは17-9、若干ロースコアな展開で第2クオーターに入ります。

第2クオーター開始!!

滋賀は一度ベンチに下がっていたエアーズがブラッキンズと交代で第2クオーター頭から起用。

まずはそのエアーズがゴール下で得点し先制。

三河も川村がスリーをヒット。

三河はさらにジョンソンのブロックから速攻、自らボールをもらってスリーと存在感をアピール。

4点差まで詰めてきて残り8分、19-15。

三河は川村のタフショットで加点し2点差。

すぐさま滋賀は狩野が3本目のスリーをヒット。

そしたら三河、森川がスリーを決めて互いにシュートの決め合いに。

滋賀、佐藤のコンタクトしながらのジャンパーが決まって4点差。

残り5分を切って両チーム選手交代、滋賀はブラッキンズを戻してシェーファーが下がる。

三河は熊谷、金丸と戻してスターターに戻りつつあります。

三河はガードナーのバスケットカウントで滋賀に1点差に詰め寄る。

三河はディフェンスの強度がかなり上がってきて、滋賀が攻め倦んでいる状態。

しかしオフェンスではリズムよく得点できているかと言われるとそういう訳でもなくという感じ。

狩野のレイアップが決まったところで三河が前半1回目のタイムアウト。

残り2分半で26-23、滋賀が3点リードです。

タイムアウト明け、三河は川村がドライブからのレイアップを決めて1点差。

対する滋賀もエアーズがゴール下でバスケットカウント獲得し、ボーナスも決めて4点差。

さらにブラッキンズのミドルも決まって6点差。

滋賀がこの混線状態を抜けるかと思いきや、ここで金丸がスリーを決めて3点差。

滋賀はエアーズが自身のディフェンスが離れているのを見計ってスリーを沈める。

対する三河も川村がスリーを決めて点差を離させない。

滋賀は狩俣がスリーを決めて6点差。

三河は前半ラストのオフェンスでペネトレイトからのレイアップを沈めてバスケットカウント。

ボーナスも沈めて最終3点差、37-34で滋賀がリードして後半に入ります。

ポイント4:前半の気になるスタッツ

滋賀はスリー3/4の高確率で決めて11点。

さらにエアーズが8点9リバウンドの活躍。

三河は第2クオーターだけで川村が13点を上げて得点リーダー。

また、ガードナーが9得点、前半は20分フルの出場でチームを支えました。

まだまだ両チームとも、本調子じゃ無いという印象を受けます。

先にチームの流れを作れるのはどちらか。

第3クオーター開始!!

両チームともシュートが決まらない硬い立ち上がり。

後半のファーストスコアは滋賀、佐藤のスリー。

三河はガードナーが速攻からファウルドローン、フリースローを1本成功し、5点差。

残り8分、40-35で滋賀が5点リード。

三河は速攻から熊谷がオープンスリーを沈めて2点差。

前半も最大1点差まで詰めることができていたので、後半この1〜2ポゼッションギアを上げたいところ。

滋賀はブラッキンズがゴール下でファウルドローン、フリースロー1本成功。

41-38、3点滋賀がリードで残り6分。

三河はショットクロックギリギリで桜木がスリーをヒット。

決して意図した形ではなかったかもしれませんが、ゴールはゴール、同点です。

さらにディフェンスストップからガードナーがボールをプッシュ、自らバックダウンに持ち込み、この試合でも何回か見せているヘルプが寄り切る前にフローター。

これが決まってついに三河逆転。

滋賀は残り5分で高橋を投入。

リードを許した滋賀ですが、まずは斎藤がフローターを決めてすぐさま同点。

三河もこのリードを保ちたい時間帯、熊谷がスリーを沈めて3点差に広げる。

しかし滋賀も追いすがる、エアーズがスリーを決めて同点。

残り3分、エアーズのアタックに対して桜木が3つ目のファウルをしたところでジョンソンと交代。

滋賀もこのタイミングでシェーファー、狩俣とコートに送ります。

エアーズ、ボーナススローを2本決めて滋賀が再逆転。

三河も川村が1on1からペネトレイトを選択、ファウルをもらいボーナス。

フリースロー2本決めて再び同点。

試合は残り3分を切って48-48。

滋賀はエアーズがゴール下でジョンソンと対峙。

ペイントからのジャンパーで得点し2点リード。

三河はガードナーがファウルをもらいフリースロー2本決めれず、1本のみ。

1点差で残り2分。

滋賀がアーリーで高橋がジャンパーを決めて3点差。

ポイントその5:選手ローテが少ない三河

第3クオーター、桜木のファウルトラブルでジョンソンに変えた以外、ずっとスターターを引っ張った三河、鈴木HCですが、残り30秒でようやく長野を投入。

選手起用方法に両HCのスタイルの違いが出てきていますが、これがどのように試合に影響してくるか。

最後、三河は熊谷がブザービーターでミドルを決めて52-51、滋賀が1点をリードして第4クオーターに入ります。

第4クオーター開始!!

勝負の第4クオーター、滋賀は一度エアーズがお休み。

三河は金丸を下げて、川村を戻す。

滋賀ボールで再開。

シェーファーのゴール下のシュートでこのクオーター先制。

3点を追う三河、川村のスリーが落ちる。

しかし次のポゼッションではジョンソンが自らディフェンスリバウンドで取ったボールをそのままプッシュ、早めにロングツーを放ち、これが決まる。

1点差、リードを広げたい滋賀はシェーファーのアップアンドアンダーで得点。

3点差、すぐに三河が速攻気味でジョンソンがゴール下で得点。

1点差、追いかける三河は一度熊谷を下げて休んでいた金丸を投入。

残り7分半、56-55、滋賀が1点リード。

三河は川村がファウルドローン、フリースロー2本の場面で1本落としてしまう。

それでも56-56、同点。

滋賀は狩野がディフェンスを引き付けてゴール下にアシスト、ブラッキンズが得点し2点リード。

しかし、ここで三河はジョンソンが奮起、1on1でステップバックジャンパーを決めてすぐに同点。

残り6分、滋賀はシェーファーが下がって、エアーズ、三河は長野が下がって熊谷。

滋賀はゴール下でエアーズがファウルを獲得しフリースローを2本成功。

60-58の場面でブラッキンズがミドルを決めたところで三河、後半1回目のタイムアウト。

残り5分弱、62-58、滋賀が4点をリードです。

タイムアウト明け、三河はこのクオーター機転になっているジョンソンがジャンパーを決めて2点差。

さらに三河はジョンソンにボールを集めますが、ここはエアーズがファウルで止める。

ジョンソンのフリースロー、1本目成功、2本目失敗。

残り4分、62-61、滋賀が1点リード。

滋賀は斎藤が積極的にドライブ、シュートは外れますが、エアーズがティップで押し込んで得点、3点差。

ポイントその6:オフェンスリバウンドを取る滋賀

この数ポゼッション、滋賀は1回目のオフェンスで決め切れていないんですが、ウイング陣が飛び込んでリバウンドを確保しています。

2ndチャンスポイントが最終的にいくつになるか、オフェンスリバウンドの差何かもキーポイントになりそうな気配です。

佐藤が抑えたオフェンスリバウンドをつないで、斎藤がアシスト、最後はブラッキンズが2点を加点。

滋賀のリードが5点になりました。

食らいつきたい三河は川村のコーナースリーが落ちる。

次の滋賀のオフェンスは斎藤のミドルが落ち、三河はジョンソンがロングツー。

スリーポイントラインの感覚がまだずれているのか、スリーかと思ったら踏んでてて2点というシュートが多いです。

しかし、スコアはスコア、3点差になります。

66-63、滋賀が3点をリードして残り2分。

滋賀はバックドアカットから斎藤がファウルドローン。

1本目失敗、2本目成功。

2点差を追う三河のオフェンス。

早めにペネトレイトに持っていくジョンソン、レイアップを決めて2点差。

滋賀はボールを回している中で、ノーマークになった狩俣が躊躇なくスリーを放ち見事ネットを揺らす。

5点差、さらにこのタイミングでゴール下でのガードナーのファウルで滋賀ポゼッション。

絶対に止めたい三河ディフェンス、斎藤のパスがターンオーバーになりボール確保。

斎藤がファウルで一度止めて仕切り直し。

ここで三河がタイムアウト、残り1分弱で70-65、5点を追いかけます。

タイムアウト明け、三河は金丸のカットにボールを通して2点を狙いにいくプレイ。

コンタクトはあったものの、ファウルコールは鳴らず。

滋賀ボール、時間いっぱい使ってのオフェンスは斎藤のシュートをジョンソンがブロック。

ショットクロック残り5秒、エンドからのインバウンズでエアーズに対してガードナーがアンスポーツマンライクファウルをコールされます。

エアーズがこのファウルをしっかり2本沈めて7点差。

これでほぼ勝負ありの感。

ファウルゲームに入り、斎藤が1本フリースローを落としてはしますが、残り50秒弱で8点差。

ジョンソンの2点のシュートは外れ、もう一度三河ボールとなりますが、ジョンソンのスリーが外れてこれで試合終了。

73-65、初のベスト8に進んできた滋賀が準決勝に進出です。

試合を振り返って

まず個人成績から。

滋賀はエアーズが21点18リバウンドと素晴らしい活躍。

そしてブラッキンズが16点6リバウンド10アシストとオールラウンドな活躍。

三河は川村が16点5リバウンド。

ジョンソンも24分の出場で16点と合流1日目にしてインパクトのあるプレイを見せてくれました。

ガードナーはほぼフル出場の中で13点9リバウンド。

チーム成績で比較した時に差となっているところがリバウンド。

滋賀は44本、うち12本がオフェンスリバウンド。

三河は32本、滋賀のディフェンスリバウンドと同じ数です。

ここが一つの分かれ目、しかもインサイドのエアーズだけでなく、チーム全体で抑えていたのがしかも後半の勝負所だったため、勝敗がこのあたりで決したのかと思います。

敗れた三河は金丸の得点が伸びてこなかったこと、桜木がファウルトラブルに陥ったことなど、不完全燃焼な感はあったかと思われます。

こぼれ話

自粛期間が続きそうな気配が漂ってきています。

自宅での作業環境を変えて、今のところ順調に行っています。

まだ模様替えレベルですが、さらに長引きそうでしたら、良い机、良い椅子の購入を検討しようかと思っています。

今日はこの辺で。ではまた。 Twitterはこちらから。→https://twitter.com/ContextTrainer