Bリーグ観戦レポートその39:B2第13節 GAME1 奈良×愛媛

本当は、このブログは越谷対福島のGAME2を見る予定でしたが、バスケットライブの視聴期間が終了してしまい視聴できず。

越谷ファン、福島ファンの方、申し訳ありません。

どうも、スケジュール管理をもう少ししっかりしていきたい男、ctrainerです。

本日は、

B2第13節 GAME1 バンビシャス奈良×愛媛オレンジバイキングス

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

<ゲームレポート 目次>

試合前情報

昨シーズンのバンヴィシャス奈良は22勝38敗で西地区の4位。

ヘッドコーチが毎年変わってしまっていて、安定していない状態が続いていたそうですが、今季はクリストファー・トーマスHC率いる奈良が直近7連勝しているとのことで、采配に注目していきたいと思います。

個人的注目はB3金沢武士団から移籍してきた、井手勇次。

知り合いが熱狂的ファンだったため、彼のことは情報をよくキャッチしてました。

どんなプレイを見せてくれるか楽しみです。

対する愛媛オレンジバイキングスの今季のゲームレポートはこちらから。

スターター

<奈良>

#0西 裕太郎

#12アンドリュー・フィッツジェラルド

#2横江 豊

#24本多 純平

#44グレッグ・マンガーノ

<愛媛>

#0楯 昌宗

#11チェハーレス・タプスコット

#16笠原 太志

#30ブライアン・ヴォールケル

#33俊野 達彦

試合開始!!

愛媛ボールでスタート。

笠原がまずはペネトレイトからのジャンパーを沈めて2点を獲得。

奈良はフィッツジェラルドがペイントからジャンパーを放ちますが、落ちる。

続いて西も積極的なドライブでレイアップを撃ちますが、これも外れる。

対する愛媛はタプスコットがスリーをヒット、その次はタフなジャンパーを沈め連続得点に成功します。

奈良は、2分経過したところで横江が初得点。

しかし愛媛はタプスコットが止まりません、ペネトレイトでバスケットカウントを獲得、ボーナスも沈めて10-2。

奈良もインサイドからフィッツジェラルドが反撃、フックシュートを決めます。

愛媛は再びタプスコット、フローターを決めて開始3分で2桁得点に載せます。

奈良もフィッツジェラルドが連続得点に成功し、追撃します。

続いて愛媛は楯がスリーを決めてオフェンスの好調を維持。

残り6分で15-6、愛媛が9点をリード。

ここで奈良はベンチから井手を投入。

フィッツジェラルドの得点、タプスコットの得点と両外国籍が力を見せつけ合います。

奈良は交代したばかりの井手が早速コーナースリーをヒット。

さらにトランジションでマンガーノのジャンパーを井手がアシスト。

選手起用がピタっとハマって4点差まで詰めます。

残り4分を切ったところで、奈良はマンガーノがディフェンスでのファウルをコールされ、さらに審判への抗議でテクニカルも取られてしまいます。

個人ファウル2つになりますが、ここはベンチに下げない奈良。

対する愛媛はこのタイミングで選手交代、伊集、高畠と入ってきます。

愛媛はテクニカルのボーナスのフリースロー、そしてタプスコットが獲得したフリースロー1本が決まって19-13、愛媛6点リード。

奈良はオフェンスのリズムがよくなってきて、パスも回って西のスリー、マンガーノのスリーと連続で決まって同点に追いつく。

ギアが上がった奈良のオフェンス、フィッツジェラルドのゴール下の得点で逆転に成功。

残り2分弱で、21-19、奈良の2点リード。

約2分間スコアの止まっていた愛媛ですが、伊集がドライブからのレイアップを決めてすぐさま同点に。

フィッツジェラルドがフリースローを獲得、1本決めたところで愛媛のHC、リチャード・グレスマンが審判への抗議でテクニカルを取られます。

ボーナスのフリースローを成功、ディフェンスファウルでのフリースロー2本目を落として23-21。

奈良は素晴らしいボールムーブから井手が2本目のスリーをヒット、5点差に広げます。

さらに続いてトランジションからフィッツジェラルドがバスケットカウントを獲得。

このタイミングで愛媛が1つ目のタイムアウト取得。

残り1分を切って28-21、奈良が7点をリードです。

タイムアウト明け、ボーナスのフリースローを落としてしまい、愛媛ボール。

ディフェンスでターンオーバーを誘発してからすぐにフィッツジェラルドがゴール下で得点し30点に到達。

最終、30-21で奈良が9点をリードして第2クオーターに入ります。

第2クオーター開始!!

奈良ボールでスタート。

愛媛はビッグマンをヴォールケルからプイに変更。

奈良も種市を投入してきています。

このクオーターのファーストスコアはマンガーノのスリーから。

奈良が早速2桁差にします。

愛媛は残り2分でヴォールケルを戻してきます。

ここで大切なポイント!!その1

愛媛はここまで選手をほぼ7名でローテーション。

特にバックコート陣は楯、伊集、高畠、俊野、笠原を細かく入れ替えてローテーションしています。

プレイタイムシェアが目的か、はたまた別の目的があってのことか。

注目していきたいと思います。

奈良は井手とフィッツジェラルドのピックプレイで得点、愛媛はヴォールケルがスリーを決めて応戦。

ここからお互いにスコアの生まれないポゼッションが続きますが、均衡を破ったのが、奈良のフィッツジェラルド。

ローポストからの得点で、13点差にします。

愛媛もようやくヴォールケルがレイアップで加点しますが、すぐさまマンガーノに返されます。

愛媛の伊集が得点したところで、残り5分を切ってオフィシャルタイムアウト。

39-28で奈良が11点リードです。

タイムアウト明け、フィッツジェラルドのフリースローで再開、1本成功。

12点差。

愛媛は笠原がペネトレイトで突破、レイアップを決めます。

愛媛はチームファウルが5つを超えてしまい、奈良が残り4分を残してボーナスに入ります。

種市がこのフリースローを1本成功させたところで交代、この試合初出場、松本が入ります。

残り3分半、41-30で奈良が11点リード。

愛媛はヴォールケルがブロックに会いながらも、粘って得点。

奈良はフィッツジェラルドが好調を維持、ミドルジャンパーで加点。

続いて愛媛、高畠がドライブでファウルドローンに成功、フリースロー2本決めて加点。

さらに俊野のスリーが決まって連続得点、6点差に。

奈良はマンガーノのスリーが決まって9点差に戻す。

愛媛も第1クオーターにスタートダッシュに成功したタプスコットがゴール下で得点。

次のオフェンスでタプスコットがもう一本ゴール下を決めたところで奈良がタイムアウトを取得。

残り1分を切って、46-41、奈良のリードは5点になっています。

タイムアウト明け、奈良はマンガーノのシュートのこぼれ球をフィッツジェラルドがリバウンドからのシュートでファウルドローンに成功。

この2本を決めて48点。

愛媛はタプスコットがスリー、さらに終了間際に俊野のレイアップが決まって連続得点で第2クオーター終了。

最終、48-46で奈良が2点をリードして後半に入ります。

第3クオーター開始!!

両チームともスターターに戻してきています。

奈良ボールで始まった後半、まずは前半ですでに23得点を上げているフィッツジェラルドがゴール下で得点。

愛媛はヴォールケルがスリーを決めて1点差に。

奈良はグッドディフェンスからカウンター、ゴール下一直線でフィッツジェラルドに西のアシストが通り、得点。

愛媛も俊野がペイントエリアからのジャンパーで得点。

奈良は本多がコーナースリーをヒット、4点差にします。

さらにトランジションで今度は西がスリーを決めて連続得点、7点差にします。

愛媛も離されまいと楯がスリーを決める。

奈良のフィッツジェラルドが引き続き止まりません、ゴール下を決めて2点を追加。

ここで大切なポイント!!その2

ここで今更ながら気付きましたが、愛媛の俊野選手は兄弟で出場されていました。

お兄さんの達彦選手が、33番。

弟さんの佳彦選手が13番。

佳彦選手は今季途中から西宮からの移ってきたとのことです。

ここからちゃんと分けて表記します。

試合は残り6分を切って60-54、奈良の6点リード。

奈良はフィッツジェラルドが再びジャンパーを決めてリードを広げる。

そしてトランジションからアーリーポストでもう一本決めたところで愛媛がタイムアウト。

残り5分弱で64-54、奈良のリードが2桁10点差まで広がりました。

タイムアウト明け、愛媛はデザインされたバックカットのオフェンスで笠原がレイアップを決め、8点差に。

さらにタプスコットが速攻で自ら持ち込み得点、6点差にします。

さらに笠原がスティールから俊野佳につないでレイアップ。

連続得点で一気に4点差に詰めます。

一旦落ち着きたい奈良、ローポストのフィッツジェラルドに預けてしっかり期待に応えジャンパーを決めます。

愛媛もこの流れを切らさないよう、タプスコットが速攻でレイアップを決め4点差を維持。

残り3分半で奈良は第1クオーター同様、井手を投入。

愛媛は高畠がスリーをヒットし1点差。

さらに笠原がスティールから、タプスコットに繋ぎ速攻でバスケットカウントを獲得。

このゴールで愛媛逆転、ボーナスも決まって68-66、愛媛が2点リードになります。

奈良もすぐさまマンガーノがペネトレイトから得点し同点にします。

ここでマンガーノが続いてスリーも沈めて3点差にリードを広げ直す活躍。

さらにトランジションでマンガーノがレイアップを沈め3連続スコア。

一度尻尾を掴み、追い抜いた愛媛ですが、ここで再び奈良にリードを許します。

残り1分を切って73-68、奈良のリードは5点。

愛媛はまずヴォールケルのジャンパーで2点を返します。

奈良はここでも今日の大黒柱、フィッツジェラルドがゴール下を決めて得点。

最終、75-70、奈良が5点をリードして最終クオーターへ。

第4クオーター開始!!

リードチェンジの激しかった第3クオーターを終えて最終クオーターへ。

愛媛ボールでスタート。

まずはタプスコットがゴール下で得点し3点差に。

奈良はフィッツジェラルドがゴール下で得点。

この二人がやりあいます。

愛媛は続いて高畠が得点し再び3点差。

愛媛は続いてヴォールケルのスティールから俊野逹につないでレイアップ。

1点差に詰め寄ります。

奈良も西のレイアップで得点しますが、愛媛はすぐさま俊野佳のコーナースリーで同点に。

俊野佳がさらにもう一本スリーを連続ヒットさせ逆転。

82-79、愛媛がリードを握ります。

残り7分半、追いかける形になった奈良はフィッツジェラルドにディフェンスが収縮したところでキックアウト。

横江がノーマークのスリーを決めてすぐに同点にします。

さらに次のオフェンスではフィッツジェラルドが得点に成功し、奈良が再逆転に成功。

続いて奈良はフィッツジェラルドがゴール下でファウルドローンに成功。

フリースローを2本決めて4点差。

愛媛は俊野逹がレイアップを決めて2点差に。

奈良は間髪入れずにフィッツジェラルドがゴール下にアタック、得点を決めて4点差。

愛媛も負けじと俊野逹が強引にペネトレイトから難しいレイアップを沈めてさらにバスケットカウント。

ボーナスも決めて3点を加点。

1点差になります。

オフィシャルタイムアウト直前、フィッツジェラルドファウルで個人4つ目。

このファウルがどのように影響が出るかどうか。

残り4分半で88-87、奈良のリードは1点です。

タイムアウト明け、ここまで両チーム調子の良いオフェンスを見せていましたが、ここから約1分、共にスコアが止まる。

タプスコットが決めきれず、フィッツジェラルドのボールを俊野逹が上手くディフレクションして奪う。

タプスコットが再びアタックしますが、マンガーノがクリアブロック。

接戦のゲーム、レフェリーのコール一つに選手もベンチも会場も熱くなる展開になってきました。

残り4分を切ってスコアを動かしたのが、俊野逹。

レイアップを決めて逆転に成功します。

愛媛はタプスコットがゴール下へアタックし得点。

奈良もフィッツジェラルドが負けじと得点。

愛媛はここで連続してオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスを獲得。

笠原がリバースのダブルクラッチで得点し愛媛3点リード。

残り2分を切って奈良はフィッツジェラルドのアタックに対してヴォールケルがファウルをしてこちらも個人4つ目。

マンガーノがドライブインレイアップを決めて93-92、1点差に。

愛媛は慌てずにボールを回してショットクロックギリギリで放ったシュートがリングに当たらずバイオレーション。

ここで奈良がタイムアウト、残り1分半で93-92、愛媛が1点リードです。

タイムアウト明け、奈良のサイドからのインバウンズ。

フィッツジェラルドにボールを託します。

当然寄ってくる愛媛ディフェンス。

囲まれる前に放ったフィッツジェラルドのジャンパーは惜しくもショート。

愛媛は再び時間を使ってオフェンスを組み立てる。

俊野逹がジャンパーを放ちますが、これは外れて奈良ボール。

残り47秒、1点を追う奈良はハンドオフから西がリングへのペネトレイト。

惜しくもレイアップが外れて愛媛ボール。

残り34秒のため、愛媛は一回オフェンスを組み立てます。

残り13秒くらいからハンドルしていたタプスコットがドライブ。

マンガーノのディフェンスを掻い潜ってレイアップを成功。

奈良タイムアウト、残り10秒で95-92、愛媛が3点リード。

タイムアウト明け、追いつくには3点が必要な奈良はサイドからのインバウンズで井手にボールを託します。

その井手がドライブからキックアウトしたボールを笠原が値千金のスティール。

ファウルゲームに持ち込むこともできず、愛媛が逃げ切ってアウェイで貴重な勝利を収めました。

試合をふりかえって

スタッツ上では奈良のフィッツジェラルドが47点13リバウンド、愛媛のタプスコットが33点9リバウンド7アシストの大活躍。

それに続いてマンガーノやヴォールケルもダブルダブルの活躍を見せていて外国籍に関してはイーブンな結果だったかと思います。

勝敗を分けた部分は、ターンオーバーと勝負ところでのスティールが上げられると考えます。

奈良はターンオーバー13、愛媛は6。

しかも奈良のターンオーバーは第3クオーターの追い上げられている時に出てしまい、愛媛に流れを与えて一気に同点にされました。

愛媛は笠原を中心にチームで8本のスティールからターンオーバーからのポイントを19点上げている当たりが最後の勝ちにつながったと考えられます。

両チームとも素晴らしいパフォーマンスで良い試合でした。

こぼれ話

今回から目次を入れてみました。

こういったプチアップデートを今年は色々としていきたいと思います。

今日はこの辺で。ではまた。

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