プレイオフ2021 1st round<EAST>ニックス(4位)VSホークス(5位)GAME3〜ホームでスリーがよく入ったホークスと、ランドルが不調なニックス〜




本日2試合目のレポート、仕事&移動でリアタイしたら中途半端になると思い、朝見るのを我慢したこのシリーズです。

どうも、ポストシーズンに入ってからピックアップチームの2チームへの愛着が倍増している男、ctrainerです。

この記事では

プレイオフ2021 1st round <EAST> ニューヨーク・ニックス×アトランタ・ホークス GAME3

をレポートしていきます。

試合結果

ハイライト

スタッツ

https://www.espn.com/nba/game/_/gameId/401327882

ニックス

<個人>

ジュリアス・ランドル 14点 11リバウンド

レジー・ブロック 11点 5リバウンド

デリック・ローズ 30点 6リバウンド 5アシスト

ナーレンズ・ノエル(ベンチ出場) 12点 8リバウンド

<チーム>

3PT 9/30 30%

リバウンド 45(オフェンス13/ディフェンス32)

スティール 6

ターンオーバー 13

ペイント内得点 30

ホークス

<個人>

トレイ・ヤング 21点 14アシスト

ボグダン・ボグダノビッチ 15点 8リバウンド

ディアンドレ・ハンター 11点 5リバウンド

クリント・カペラ 13点 12リバウンド 2ブロック

ジョン・コリンズ 14点 6リバウンド

ケビン・ハーター(ベンチ出場) 10点 3PT 3/4

ダニーロ・ガリナーリ(ベンチ出場) 12点 3PT 4/4

<チーム>

3PT 16/27 59.3%

リバウンド 42(オフェンス4/ディフェンス38)

アシスト 28

ブロック 5

ターンオーバー 12

ペイント内得点 44

スターター

ニックス

ジュリアス・ランドル

レジー・ブロック

タージ・ギブソン

デリック・ローズ

RJ・バレット

ホークス

ジョン・コリンズ

ディアンドレ・ハンター

クリント・カペラ

トレイ・ヤング

ボグダン・ボグダノビッチ

インジャリー

ニックス

ミッチェル・ロビンソン:アウト

ホークス

キャム・レディッシュ:アウト

ブランドン・グッドウィン:アウト

ゲームレポート

アウェイでの2試合を1-1で切り抜け、ホームに凱旋したホークス。

対するニックスはスターターを2人入れ替えて、ローズとタージのベテラン2人を起用してきました。

それぞれの思惑が重なるGAME3、先にシリーズリードを迎えたい両チーム。

まずはホークスが先制、コリンズ&ヤングのピック&ロールでコリンズがレイアップ。

ここからショットクロックの不調でゲームが何度も止まりますが、どうにか再開。

どちらもこの影響か、オフェンスが全く機能せずに得点が伸びない序盤。

ニックスがランドルのファウルドローンで加点して2-2、残り10分。

両PGが速攻で決め、ローズ、ヤングがそれぞれオフェンスを牽引。

外のシュートが互いに不調な中、残り7分を切って12-12、ここからローズのスリー、ヤングのアシストからカペラのダンクとエンジンがかかってきます。

残り6分を切って15-14、まずはニックスがタイムアウト、明けの選手交代はニックスがノエルを投入。

続いて5分半にハーター、ガリナーリをホークスが投入、そのガリナーリのファーストスリーが決まりホークスが逆転。

残り4分半にニックスはバークス、そしてホークスはこのタイミングでこのシリーズは出場のベテラン、ヒルを投入。

センターがガロ、ヤング以外はサイズ感の揃ったスモールラインナップを敷き、この布陣でどんどんペースを上げていくホークス。

残り3分を切ってオコングがイン、ヤングのスリーとオコングのブロックで会場は大いに沸いています。

残り1分半、ニックスのGAME2のお株を奪うホークスの激しいチームディフェンスと、ガロの2本目のスリーで終盤に突き放し7-0のラン。

ニックスもフリースローでつなぎ、最後はランドルのブザービータースリーが決まりニックスがリードを奪って第1Qを終了。

第2Qはニックスはクイックリーとトッピンのルーキーコンビ、そしてホークスはルーを起用、追いかけるホークスはそのルーのフローターで逆転に成功し、残り10分。

ニックスもクイックリーのバスカンで加点、リードチェンジを繰り返します。

残り7分半で同点、36-36と少しロースコアな展開、ニックスがバークスのスリーで3点差にするがすぐさまルーの得点で1点差に。

重たい展開のまま中盤、残り7分にニックスが1点リード、ホークスがスターターに戻し追い上げを計るが、ニックスの強度の高いディフェンスに苦戦。

ようやく残り5分半にヤングのスリーが決まって逆転に成功、オフェンスに苦しむのはホークスだけでなく、ニックスも同様。

さらにヤングのアシストがこの試合は冴えて、徐々にチームを乗せていきリードを広げていく。

残り4分半で6点リードするホークス、ニックスは得点が止まってしまい、流れを取り戻せずに連続でタイムアウトを取得。

さらに点差を引き離す、ヤングのロブパスからのカペラのアリウープで1、0点差にして残り2分。

ボギー、ハンターのスリーもダメ押しで決まり、最後なんとかローズが1本レイアップを返しますが、58-44と14点差、終盤にホークスが引き離しに成功して後半へ。

第3Qはまずコリンズのスリーでスタート、ローズの得点ですぐに返すニックス。

ランドルの確率が上がってこないことで、オフェンスのペースが上がってこないニックスを尻目に、ホークスはヤングがアシストで貢献。

ニックスも後半に入ってバレットやブロックのスリーが決まり始めているため、流れは生まれかけていますが、要所でホークスに上回られ、残り7分で14点差。

ようやくローズのスリーで11点差にしますが、お返しとばかりにヤングに得点され、残り6分で15点差。

このクオーター単体では割とイーブンな展開ですが、2桁リードを少しずつ縮めていきたいニックス、ここから約2分間得点できず。

そのままホークスは終始2桁リードを握ることに成功、前半に生まれた12〜13点のリードをホークスは維持し、ニックスは巻き返そうとするも遠い展開。

リスクを冒してディフェンスでトラップを仕掛けてくるニックスに対して、ホークスは冷静に対処。

最終86-72、ホークス が14点リードで最終クオーターへ。

第4Qはハーターのスリー、ルーのスリーと良い調子でスタート、ニックスもローズの得点で何とか反撃に出ますが、一歩先を越されてしまいます。

残り8分半にバックコートからのロングパスに反応したトッピンのアリウープでようやく12点差、ホークス早めのタイムアウトで流れを切ります。

タイムアウト明けはホークスがオフェンスでもディフェンスでも、少し落ち着きを見せて対応、ニックスの方が若干プレッシャーを感じてしまっているように見えます。

残り6分半で19点差、ニックスはこの追い上げの重要な時間帯ではありますが、ランドルを起用せず、スターター以外ではトッピンとバークスが残ります。

ローズが試合を通じて高いオフェンス力を見せつけ、残り5分弱で12点差。

互いに得点でできない時間が少し続きましたが、ボギーのコーナースリーで15点差、ニックスタイムアウト。

残り4分、ニックスはランドルとバレットを戻してスターターに。

そろそろ時間も少なくなってきて、早いタイミングでのシュートが増えてきたニックスに対して、それに合わせてホークスも良いテンポでのオフェンス、そして相手を抑えるトランジションディフェンスを披露。

ホームコートで戦うアドバンテージを再認識する、終盤の両チームのパフォーマンス。

ニックスは懸命に点差を縮めにかかりましたが、メンタル的な部分も含めてこの試合はホークスに軍配。

最終105-94、ホークスは2017年のプレイオフ以来のホームでの勝利をアトランタに捧げ、シリーズを2-1とリードしました。

勝利したホークスはスターター5人とベンチから出場のハーター、ガロが全員2桁得点。

ルーも9点をマークしているので実質8人がバランスよく得点を挙げて、ヤングのフィニッシュではなくコートビジョンの良さが目立った試合でした。

特にベンチからガロは4/4、ハーターは3/4の超高確率でスリーを決めてこの3試合で一番ベンチポイントでの貢献が大きい試合となりました。

こういったところも含め、やはりホームでの開催の重要性を改めて感じさせられました。

ニックスの不調がどこまで続くかは分からないため、早めにシリーズ突破を決められればと思います。

敗れたニックスはランドル14点、バレット7点と奮わず。

スターターに昇格し、39分の出場を記録したローズは30点、オフェンスでの起爆剤になれる選手がここから出てこれるかがポイントになりそうです。

ポストシーズンの傾向にマッチしているニックスなだけに、ディフェンスの強度やゲームの持っていき方はホークスにそこまで大きく差を開けられているとは思いません。

とにかくオフェンス、ランドルがかなりこの3試合、いつものパフォーマンスが出せていなくてもある程度競っていることを考えると、この先のシリーズまだまだ分かりません。

個人的マンオブザゲーム

トレイ・ヤング

GAME1/2と違い、得点に関しては21点と抑え目な活躍でしたが、アシストが14でターンオーバーが2と上々な出来。

そのアシストもロブパス、ノーマークのスリーなど一応システム上つけたアシストとは違い、得点やチームに勢いを生むアシストを多く生んでいました。

この感じで行けばクラッチタイムでも消耗することなく、クロージングを任せられるパターンが作れれば、また面白くなっていくんじゃないかなと思います。

ニックスの本拠地のMSGでも、自分たちのホーム、ステイト・ファームアリーナでも多くの熱狂的な観客の前でプレイするヤングは楽しそうです。

おまけ

暑くなってきました、こういう時に熱中症など油断していると罹ったりしますので、みなさまお互いに気をつけていきましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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