本日は帰りの電車は寝落ちしてしまい、これからレポート2本目に取り掛かります。
どうも、最近電車の揺れに大体抵抗できない男、ctrainerです。
これで夜寝れなくなっちゃうんですよねー。
この記事では
プレイオフ2021 1st round <WEST> ロサンゼルス・クリッパーズ×ダラス・マーベリックス GAME4
をレポートしていきます。
試合結果
ハイライト
スタッツ
https://www.espn.com/nba/game/_/gameId/401327873
クリッパーズ
<個人>
カワイ・レナード 29点 10リバウンド 2スティール 2ブロック
ポール・ジョージ 20点 9リバウンド
マーカス・モリス 15点
レジー・ジャクソン 15点
ニコラス・バトゥーム 10点 5リバウンド 4スティール
<チーム>
3PT 13/33 39.4%
リバウンド 53(オフェンス9/ディフェンス44)
スティール 7
ブロック 6
アシスト 16
ターンオーバー 12
ファストブレイクポイント 17
ペイント内得点 44
マーベリックス
<個人>
ルカ・ドンチッチ 19点 6リバウンド 6アシスト
クリスタプス・ポルジンギス 18点 5リバウンド
ボバン・マリヤノビッチ(ベンチ出場) 12点 6リバウンド
<チーム>
3PT 5/30 16.7%
リバウンド 41(オフェンス10/ディフェンス31)
アシスト 15
ターンオーバー 8
ターンオーバーからの得点 11
ペイント内得点 42
スターター
クリッパーズ
レジー・ジャクソン
ポール・ジョージ
カワイ・レナード
マーカス・モリス
ニコラス・バトゥーム
マーベリックス
ルカ・ドンチッチ
ティム・ハーダウェイJr
マキシ・クリバー
ドリアン・フィニー・スミス
クリスタプス・ポルジンギス
インジャリー
マーベリックス
JJ・レディック:アウト
クリッパーズ
サージ・イバカ:デイトゥデイ
ゲームレポート
前回のゲーム3で1勝返すことができたクリッパーズ、そしてホームで王手をかけてしまいたいマブズの一戦。
クリッパーズはスターターを前回変えてきましたが、さらに入れ替えてスタートからスモールで挑みます。
マブズはそのクリッパーズの戦略へのアンサーのように、まずはポルジンギスがジャンパーを連続でヒット。
クリッパーズのファーストポイントはバトゥームのスリーから、機動力で序盤を優位に進めようとします。
さらにレナード、ジョージと得点が繋がりクリッパーズが9-6でリード。
GAME3では神がかり的なスタートダッシュを切ったドンチッチですが、この時間帯は大人しめでマブズは得点が伸び悩む。
カーライルHCはポルジンギスを下げますが、代わりに入るのがボバン。
スモールラインナップに圧倒的ビッグマンを逆に起用してきました。
投入後最初のシュートを決め、次のオフェンスでも2点を追加、ディフェンスでは横の動きについて行けないですが、マブズに勢いを与えます。
さらにフィニースミスのアリウープも決まり残り5分半で1点差まで詰められ13-12になり、クリッパーズタイムアウト。
明けに、ボバンとマッチアップさせるためにズバッツを入れてくるクリッパーズ、そうするとドンチッチがそこをターゲットにして攻めてきます。
選手起用のチェスマッチも激しくなってきたこのGAME4、マブズはディフェンスでは2-3のゾーンを敷きます。
ワンポイントでボバン出したり下げたりゾーンにしたり、マンツーにしたりと動きをつけるマブズ。
残り4分でクリッパーズ3点リード、接戦のまま進んでいましたが、レナードが終盤に点を伸ばしてきました。
残り3分にクリッパーズはモリスとマンを入れて2ndユニットを起用し始め、マブズもリチャードソンを投入。
クリッパーズがリードを終盤に広げて、残り1分ちょっとでマブズがタイムアウト、流れを切ります。
11-3のランでさらに入ってきたばかりのロンド、そしてジャクソンに活躍を許し、マブズはリードを広げられ、ブランソンのブザービータースリーでなんとか点差を詰めて31-22でクリッパーズが9点リードして第1Qを終了。
第2Qはマブズがコーリースタインを投入、まずはリチャードソンのスリーで6点差に。
妙にロンドがブーイングされてるなと思ったら、以前マブズに所属していたのを思い出しました。
クリッパーズはレナードがいないこの時間の1stオプション、ジョージが連続得点で絶好調。
残り9分で40-27、クリッパーズが13点リードしたところでマブズがタイムアウト。
ズルズルいくと引き離されそうな雰囲気を醸してきた序盤、タイムアウト明けにレナードが戻ってくるクリッパーズと、ドンチッチがいまだベンチで休んでいるマブズ。
ジョージのスリーで16点差にされた残り7分半にドンチッチがカムバック、ボバンもまた出てきます。
中盤に入り、ドンチッチがシュートを放ちますが確率はボチボチ。
試合を写しているカメラがドンチッチが顔を歪め、首の辺りを気にしているシーンを抜きます。
オフボールでも止まっちゃって、明らかにコンディション良くなさそうです。
残り4分を切り、50-33の17点差、オフェンスが不調なマブズを尻目にクリッパーズはスリーを高確率で沈めてきます。
クリッパーズはレナード、ジョージの二人が好調でしかもボールもしっかりとシェアできるちょうど良いエンジンのかかり具合、この大量リードをしっかりと終盤も保ちます。
最大で18点差まで開くものの、最終61-45の16点差で後半に入ります。
第3Qはどちらもスターターがそのまま出場、クリッパーズの方が集中力の高い入りを見せて、レジジャク、レナードの得点で早速21点差にリードを広げる。
マブズは前半同様、ポルジンギスにボールを集めようとしますが、その考えが読まれてターンオーバーが頻発。
またこの試合はTHJはクリバーのスリーの確率が上がってこないことも相まって、なかなかオフェンスでリズムを作れないマブズ。
残り7分半で24点差、マブズはタイムアウトをとって態勢を整えたいところですが、タイムアウト中にカメラに抜かれたドンチッチは椅子をぶん殴ってました。
クリッパーズは要所でシュートをしっかりと沈めてくることで着実に点差を離していき、残り5分を切って28点差。
マブズはボバンを投入、それでも流れを大きく変えることはできずに、特にオフェンス面での苦戦が顕著になる終盤。
残り2分で80-55、25点差をつけられるマブズはゾーンディフェンスを再び敷き、良いディフェンスからオフェンスへ切り替えられるよう仕掛けます。
クリッパーズの方もオフェンスが絶好調という訳ではありませんが、点差をしっかりと保つだけの得点は終盤もあげたことで、最終82-60、22点差で最終クオーターへ。
第4Qはクリッパーズはこういう時間に頼りになる男、ロンドがしっかりとゲームをコントロール。
マブズはボバンが連続で得点を挙げていきますが残り9分にアクシデント、THJが腰から地面に着地してしまい交代、このシリーズ初出場のバークが入ってきます。
クリッパーズはこのクオーター、ロンドがコントロールしつつ、レナードがしっかり得点を積み重ねるスタイルで点差をキープ。
残り8分にズバッツがファウルアウトしてしまったことで、マブズはボバンとポルジンギスを同時起用、高さのアドバンテージを取りにかかります。
しかしこの布陣だとディフェンスでアウトサイドまでしっかりと追えずに苦戦、ゾーンディフェンスでなんとか対応するものの、流れを引き寄せるまでには至らず。
残り7分を切って21点差、残り5分半にはフィニー・スミスのスリーで18点差までいきますが、クリッパーズも慌てずに、プレッシャーの少ない中でシュートを打ってくることで点差が縮まりません。
残り4分弱のタイムアウト明けには、両チームとも出場していなかった3rdユニットを投入し試合の体勢は決しました。
最終106-81、クリッパーズがホームでの2連敗から、アウェイで2連勝しシリーズをタイに戻しました。
勝利したクリッパーズは前の試合に立ち上がりからドンチッチに一気に点を取られたことにしっかりとアジャストし、バトゥームをスターター起用してのスモールラインナップでスタート。
マブズが途中でビッグマンを投入してきた時もしっかりとそれに対応し、ズバッツがファウルアウトはしてしまいましたが、チームで良くバウンスバックしてきたと思います。
相手の戦術やラインナップに合わせて、色々といじって修正できるロスターを抱え、それに対応できる選手がいるというのは、このポストシーズンでは大きな強みで、クリッパーズ、そしてタイロン・ルーHCの底力を感じたこの2試合でした。
次のGAME5がどんな展開になるか、楽しみです。
ホームで2連敗を喫してしまったマブズは、ドンチッチのコンディションが明らかに悪い中での試合が、ブロウアウトゲームになってしまい、少し不安要素が残ったままの敗退となってしまいました。
ボバンの起用や、ゾーンディフェンスを使ったりと、マブズ側もいろいろな策を講じながらの試合でしたが、やはりエースのリズムが崩れてしまった時にその影響力の高さが、思ったよりチームのリズムを崩してしまったように思います。
次の試合のコンディションはどうなるか、そしてドンチッチのプレイタイムが制限されたり、本調子じゃない時に誰がステップアップするか。
ポルジンギス、ブランソン辺りの次の試合の活躍、要チェックです。
個人的マンオブザゲーム
カワイ・レナード
相変わらずのオールラウンドな活躍で29点、10リバウンド、3アシスト、2スティール、2ブロックを記録。
この試合においては第4Qの点差が離れている時間帯も、トドメを刺しにクオリティが落ちることなく点を取り続けていました。
シュート%も相変わらず高く、ボバンやポルジンギスに一時的にディフェンスつく時も素晴らしい動きを見せていました。
GAME5、勝ったらリーチがかかる状況で、ドンチッチの出来に左右されることなく、レナードらしいパフォーマンスを見せることが予想されるので、楽しみです。
おまけ
徐々に試合が溜まってきてしまっています。
しっかりと消化していきたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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