プレイオフ2021 conference semi final<EAST>バックス(3位)VSネッツ(2位)GAME7〜延長にもつれる大激戦をバックスが勝ち切り、ネッツを下してカンファレンスファイナル進出〜




久々に出勤した場所では、ウェイトトレーニングの器具がたくさんございます。

久々にやれるトレーニングで上半身追い込んできました、どうも、ctrainerです。

明日は筋肉痛に包まれそうです。

この記事では

プレイオフ2021 conference semi final <EAST> ミルウォーキー・バックス×ブルックリン・ネッツ GAME7

をレポートしていきます。

試合結果

https://twitter.com/Bucks/status/1406454696735346692

ハイライト

https://www.youtube.com/watch?v=RY8H8WL–h0

スタッツ

https://www.espn.com/nba/game/_/gameId/401332963

バックス

<個人>

ヤニス・アデトクンボ 40点 13リバウンド 5アシスト

クリス・ミドルトン 23点 10リバウンド 6アシスト 5スティール

ドリュー・ホリデー 13点 7リバウンド 8アシスト

ブルック・ロペス 19点 7リバウンド 8アシスト 4ブロック

PJ・タッカー 11点 5リバウンド 3スティール

<チーム>

3PT 15/36 41.7%

リバウンド 48(オフェンス18/ディフェンス30)

アシスト 20

スティール 9

ブロック 7

ターンオーバー 8

ペイント内得点 42

ネッツ

<個人>

ケビン・デュラント 48点 9リバウンド 6アシスト

ジェームズ・ハーデン 22点 9リバウンド 9アシスト

ブレイク・グリフィン 17点 11リバウンド

ブルース・ブラウン 14点 6リバウンド

ジョー・ハリス 10点 9リバウンド

<チーム>

3PT 12/39 30.8%

リバウンド 46(オフェンス11/ディフェンス35)

アシスト 23

ターンオーバー 13

ペイント内得点 42

スターター

バックス

ヤニス・アデトクンボ

クリス・ミドルトン

ドリュー・ホリデー

ブルック・ロペス

PJ・タッカー

ネッツ

ブルース・ブラウン

ジェームズ・ハーデン

ケビン・デュラント

ジョー・ハリス

ブレイク・グリフィン

インジャリー

ネッツ

カイリー・アービング:デイトゥデイ

スペンサー・ディンウィディー:アウト

バックス

ドンテ・ディビンチェンゾ:アウト

ゲームレポート

勝った方がカンファレンスファイナルに進出決定、敗れればシーズン終了というエリミネーションゲームとなったGAME7。

スターターはネッツがカイリーが間に合わず、そしてグリーンをGAME6ではスターターに入れてましたが、この試合はブラウンに戻しています。

バックスは変わらないラインナップで臨むこの試合、先制はロペスのスリー、そしてタッカーのトランジションでのコーナースリーと幸先の良いスタート。

ネッツはデュラントのプルアップジャンパーから始動、さらにスリーもヒットさせてシュートタッチ良さそうです。

続いてハーデンのフリースローでネッツがリードを奪う序盤、バックスもヤニスのスリーが1本目決まり、追いかけて接戦になります。

バックスは中盤の残り7分半で、ヤニスからタナシスに変えて早めにレストを取らせます。

残り7分でタイムアウト、明けてヤニスがすぐに戻ってきました。

残り6分で15-13、ネッツが2点リードで通過するものの、まだまだ主導権はどちらにも傾いてないクロスゲーム。

ネッツはスターターをそのまま引っ張り、バックスはヤニスが一度下がって以来選手交代なし。

非常にタフなゲームになる空気が漂ってきている終盤、残り4分を切ってネッツはシャメット、バックスはカナトンが入ります。

残り3分にはヤニスのオフェンスリバウンドからのアンドワンでバックスが逆転、ペイントからの得点を伸ばしてきます。

バックスはフォーブスを投入し、少し小さなラインナップに。

ネッツはデュラントのマッチアップがホリデーになったところで、ポストアップを起点に連続得点。

最終28-25、ネッツが3点リードして第1Qを終えて次のクォーターへ。

第2Qはデュラントのスリーからスタートし、さらにブラウンのルーズボールダイブからグリフィンに繋ぎスリーをヒット、9点差にします。

バックスはカナトンのスリー、ロペスのリバウンドティップインで5点差にして残り9分半。

残り8分半でネッツはグリフィンを下げてグリーン投入、ネッツはブラウンが繋ぎの得点を高確率で決めて早くも2桁到達し、リードを保つ。

ヤニスが少しベンチに下がって、すぐに戻ってきたタイミングでネッツもグリフィンを戻す。

残り6分で3点差、締まったゲーム展開の続くこの試合、ここから約1分間はインターバルかのように互いにオフェンスがスローダウン。

特にバックスはヤニスがフリースローを獲得するも2本失敗、ノースコアで我慢の時間帯に。

残り3分にようやくロペスが得点し、その間にデュラントが連続得点で8点差。

さらに終盤にはハーデンにもアンドワンを献上してしまい10点差。

最後にロペスが粘って得点を繋ぎ、タッカーがなんとかデュラントを守って53-47、ネッツが6点リードで前半を終了。

第3Qはともにスターターに戻しての再開、ヤニスのミドル、タッカーのスリーであっさりとバックスが1点差に詰め寄る。

そしてヤニスのトランジションでのレイアップで、残り10分にバックスが逆転に成功。

ネッツが早めのタイムアウトで立て直し、明けてのデザインプレイはデュラントがしっかりとジャンパーを決めてリードを奪い返す。

ここからさらにリードを広げるバックスですが、残り9分にタッカーが3つ目のファウル。

これをきっかけにデュラントが積極的にアタック、再びリードチェンジが繰り返される。

残り6分を切り、波はあるもののトータルで接戦となっているGAME7。

息もつかせぬ得点の応酬は終盤まで続き、ルーズボール1本、ディフェンスでのやり合いもドンドン激しくなっていきます。

ネッツが先にボーナスに入れていることで、少し点差を開いていきますが、終盤に再びバックスはディフェンスから得点を重ねて追い上げ。

ハーデンのシュートタッチが上がらずに得点が停滞し出すネッツを、最後はヤニスのダンクでバスケットカウント、3点追加。

最終82-81、バックスが1点リードで勝負は最終クオーターへ。

第4Qはネッツがまず先制しリード奪い返し、前のクオーターにスリーが決まらなかったハーデンがフローターで加点します。

序盤は互いに譲らず、ワンポゼッション差でしばらく推移、残り9分半にグリフィンがファウル5つ目でベンチに。

バックスもタッカーが5つ目、互いにエースにつくディフェンダーもギリギリのところまで来ました。

残り6分で2点ネッツがリード、ともにターンオーバーが続いたとこでネッツが得点を伸ばし、一気に5点差。

しかしホリデーがきっちりスリーを沈めて2点差、そのホリデーも残り5分で5つ目のファウルを取られてしまいます。

両チームスターターの出ている時間が非常に長いため、終盤の編成はどのようになっていくか。

残り4分を切って5点差、それまでにも互いにタフなショットを決め合い、得点がドンドン決まる終盤。

どちらか一方でなく、誰かだけでもなく、両チームの選手たちが超ハイパフォーマンスを見せるこの時間帯。

残り2分でバックスが1点リード、ホリデーのジャンパーで2点をダメ押しして3点差にしますが、デュラントがレイアップで再び1点差。

次のポゼッションではホリデーがファウル獲得、このフリースローを1本成功して2点差。

ネッツは完全にトップからデュラントのアイソレーション、ここをタッカーとミドルトンで何とか防ぎきってターンオーバーを誘発。

残り1分半、ミドルトンに対してのディフェンスでハーデンがファウルを取られる。

ボーナスに入っているため、ミドルトンがフリースロー、1本決まったところでネッツがタイムアウト。

残り1分、タイムアウト明けにミドルトンの2本目が決まって4点差。

デュラントとグリフィンのピックプレイからデュラントがジャンパー、これが外れますが、リプレイの結果ルーズボールはネッツボールに。

エンドからのインバウンズ、デュラントがプルアップジャンパーに持ち込み、これを見事に沈めて2点差にして残り42秒。

バックスはミドルトンがヤニスとのピックプレイからスリーを放ち、これが外れる。

しかしリバウンドはバックスに流れ、セカンドチャンス。

ショットクロックギリギリでアタックしたホリデーのボールは、グリフィンのディフレクションでアウトオブバウンズ。

バックス、タイムアウトからのエンドセット。

ショットクロックは2.1秒、インバウンズはしますがシュートまで持ち込めずにバイオレーション。

残り6秒、ここでネッツがボールを託すのはもちろんデュラント、この試合もここまでフル出場で、このシリーズ2回目となります。

点差は2点差、ここで選択したのはターンアラウンドからのスリー。

これが決まりましたがレビューの結果、ラインを惜しくも踏んでしまっていたことで2点の判定。

逆転には至りませんでしたが、同点に追いつきゲームは109-109で決着つかずオーバータイムへ。

GAME7でオーバータイムという痺れる展開となったこの試合、延長戦をまず先行したのはネッツ、リバウンドをブラウンが押し込んでまずは2点をリード。

バックスはミドルトンのジャンパーが落ちて、ネッツもデュラントのシュートが落ちる。

互いにシュートが決められず、重たい展開になるオーバータイム、ターンオーバーも飛び交います。

ネッツがブラウン、グリフィンの奮闘でリバウンドをつなぎ、オフェンスの時間を長く確保するネッツですが、後一歩押し込めず。

OTを3分経過し、いまだ得点ができていないバックス、しかも残り2分にはオフボールのところでタッカーがファウルを取られてしまい、ファウルアウト。

しかしそれでもネッツも得点が奪えずにバックスボール、ネッツ側もグリフィンがヤニスのアタックに対してのファウルをコールされて退場。

残り1分半、ネッツも懸命なディフェンスを見せ、泥臭く守り切ります。

それでもヤニスがデュラントの上からフックシュートをねじ込んで同点に追いつき、残り1分弱。

ネッツはデュラントがレイアップに持ち込むもののロペスが完璧なタイミングでブロック、こぼれ球がハリスに渡り、スリーを放ちますがこれも決まらず。

守りきったバックス、残り1分を切り、ここでミドルトンのターンアラウンドジャンパーが決まって逆転に成功。

ネッツがタイムアウト取得、残り40秒、サイドからのインバウンズでデュラントがレシーブ、時間をあまり使わずにプルアップジャンパーに持ち込むものの決まらず。

バックスボールで残り30秒、時間をしっかり使って最後はミドルトンがシュートを放ちますが決まらず。

残り12秒、ネッツは再びデュラントがトップから仕掛け、マッチアップはホリデー。

延長に持ち込んだ最後のシュートと同じように、ロールターンからのジャンパーを放ちますが、これがリングに届かずアウトオブバウンズ。

タイムアウトをとりますが、残り0.3秒でバックスボール、リードは2点差。

ラストポゼッションはロペスのファウルドローンで終わり、フリースローで2点を追加して終了。

最終115-111、第7戦までもつれて、最後はオーバータイムに持ち込まれた大熱戦はバックスが勝利してカンファレンスファイナル進出を決定しました。

優勝候補筆頭のネッツを何とか退けることができたバックス、ヤニスが40点のビッグパフォーマンス、そしてミドルトンの23点、ホリデーの13点、そしてディフェンスでも貢献しスリーをしっかりと決めたロペスの19点の活躍で勝ち切り。

正直に言えばハーデンの怪我、カイリーの怪我がなかった場合にどうなるか分かりませんでしたが、2連敗後のGAME3からディフェンスの質が向上し、ロースコアゲームをいくつか展開し勝ち切り出してから潮目が変わりました。

デュラントには苦戦しっぱなしで、大量得点を挙げられてしまいましたが、今までのバックスとは違い、ミドルトンにオフェンスの権限が大事なところで委譲されるシーンもあり、そしてホリデーもゲームメイクに加わったことで勝ち切ることができました。

このゲームを含めて、デュラントにタフに着き続けたタッカーの貢献も大きいと思います。

次のカンファレンスファイナル、どのようなパフォーマンスを見せるか、楽しみです。

一方、本当にあと一歩のところで勝利を取りきれなかったネッツ、この試合もデュラント、ハーデンがフル出場し、デュラントが48点9リバウンド6アシストのハイパフォーマンス。

ハーデンも22点をメイクしましたが、終盤にかけてはシュートの確率が上がらずに苦戦しました。

しかしこの最終戦においてはグリフィンも17点11リバウンドで活躍し、試合を通じてヤニスとの肉弾戦を担い、ブラウンも要所で良いつなぎを見せました。

願わくば、やはりフルロスター揃った状態で、どんなシリーズ展開になったかを見たかったところですが、それでも昨シーズンを怪我で1試合も出ていなかったデュラントが、やはりNBAの中でも一つ頭抜きん出た存在だなという印象を強烈につけられたシリーズとなりました。

来季はどんなロスターになるのか、選手たちの健康状態は維持できるのか、ポテンシャルは恐ろしく高いネッツのネクストシーズンを楽しみにしたいと思います。

個人的マンオブザゲーム

ヤニス・アデトクンボ

間違いなくチーム全体で勝ち取った勝利ですが、この試合はヤニスの活躍なくしては語れないかと思います。

この試合は40点13リバウンド5アシストをマーク、今までのプレイオフで敗退してしまっていたバックスと比べて、ヤニスの負担を分担できていたことが大きかったと思います。

ミドルトンに終盤のハンドルを任せたり、ディフェンスでは相手のエースにタッカーがマッチアップ、ホリデーもクラッチタイムにボールを預けられる存在として君臨。

それによって試合を通じて、終盤にヤニスのアタックパワーが落ちることなく維持できていたことが、オーバータイムでの大事な一本を決めきれたこと、そして得意ではないフリースローを8/14で決めれたことにつながったのではないかと思います。

ついに完成形になったかと思われるこのバックス、そしてヤニス。

カンファレンスファイナル、どんな試合を見せるか楽しみです。

おまけ

これから、カンファレンスファイナル最後の相手になるホークスVS76ersのGAME7を見ます。

バックスと戦うことを想定して観ようと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!
よろしければツイッターのフォロー、よろしくお願いいたします!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です