ここ最近のFantasy NBAについて。
week7はISTが絡んで日程が縮小してくれたおかげで、上位ランクの相手に対して逃げ切りに成功しました。
どうも、IND、NOPの選手をたまたま複数抱えていたので、稼働数で勝利できた男、ctrainerです。
本日のレポート内容
PHXのweek7を振り返る
試合結果
GAME21 @ LAL 103-106 × 12-9
<スターター>
KD、ヌルキッチ、エリゴー、アレン、ブッカー
欠場:ビール、デイミオン・リー、
LAL
AD、プリンス、レブロン、レディッシュ、ラッセル
欠場:ビンセント
<ゲームレポート>
インシーズントーナメントの準々決勝となるこの試合。
序盤はイーブンな展開で進行、リードチェンジを繰り返しながら中盤へ。
均衡していたところからLALが先に一歩抜け出し5点ビハインド、ちょっとPHXはターンオーバーが目立つ。
ヌルキッチが2つファウルを取られてユーバンクスに交代、ここをADが積極的にアタックしてくるLAL。
終盤に入るところでオコギー、リトルがイン、LALも選手交代する中で八村がフェイスマスクを付けてこの試合から復帰。
LALのディフェンスが良くオフェンス苦戦気味なPHX、デカいラインナップに対しミスが続きリズムを作れず。
最後はブッカーがダブルチームでポゼッション失い、終了直前にはADにダンクを叩き込まれて終了。
33-23で10点ビハインドで第2Qがスタート、頭からジョップ、グッドウィンが起用されますがなかなか流れを引き込めず。
13点差にされたところでPHXタイムアウト、LALのアスレティックなプレイヤー達がペイントやリバウンドでフィジカルな戦いを挑み、押され気味なまま中盤へ。
この中でグッドウィンが貴重なショットを沈めオフェンスを繋ぎますがヌルキッチが3つ目のファウルでベンチに下がらざるを得ません。
LALのシュートの確率が落ち始めたところでKDを中心にジワジワと点差をつめるPHX、6点ビハインドで終盤へ。
スモールラインナップを敷き、KDがセンターになるPHXですが、レブロン、ADの二人が連続得点でまた一気に13点差に広げられ苦しい戦い。
最終59-47で12点ビハインドで後半へ。
第3Qはアレンが連続得点、速攻、スリー2連発で一気に2点差に詰めることに成功。
LALがタイムアウトを取りましたがATOではKDの強烈なトマホークダンク、そしてブッカーの得点で逆転に成功。
PHXペースで中盤へ、オフェンスのリズムが停滞し始めたLALがリーブス、ラッセルのツーガードにしますが、このラインナップはPHXとしては組みやすい状況。
リードチェンジを繰り返すこの時間帯、ここからは互いに得点を伸ばし合い前半とはまた違った試合展開に。
2点ビハインドで終盤へ、激しい攻防が続きインシーズントーナメント特有の雰囲気でポストシーズンの様な盛り上がりを見せる中、リードチェンジを繰り返す両チーム。
リーブスが連続得点すれば、KDがお返しで加点、最終83-82で1点ビハインドで最終クオーターへ。
第4Qは一進一退の攻防、その中でブッカーが5つ目のファウルを取られて一度ベンチへ。
この時間帯にレブロンが存在感を発揮、連続得点を見せLALが5点リードにしたところでPHXタイムアウト。
中盤に入りKDの連続スリーで再度逆転、ブッカーも戻しクラッチタイムに突入。
どちらも得点が止まっていた中、レブロン→ADラインでLALが加点し1点ビハインドになるPHX。
そして残り3分からはレブロンがハンドルし、自らのピックプレイで連続スコア、再び5点差に広げられPHXがタイムアウト。
残り2分半、ATOのオフェンスはショットクロックバイオレーションになるPHX、しかしなんとかLALを止め、KDのプルアップジャンパーで3点差。
さらにもう一本気合いで止めて、ブッカーがレイアップを決めて1点差にし、残り30秒。
ここでLALはずっとハンドルしていたレブロンではなく、ウイングからリーブスがプルアップスリーをヒット。
4点ビハインド、残り15秒、KDが加点し2点差にした次のインバウンズでPHXがスティール仕掛けたところでLALがタイムアウト。
この微妙なタイミングの判定がありながらも、ファウルゲームでADが1本FTを成功、その後PHXは同点のトランジションスリーを狙いますがこれが決まらず。
最終106-103で敗退となり、インシーズントーナメントのノックアウトラウンドから姿を消すことになりました。
<所感>
見応えのあったこの試合、PHXはKDが31点、ブッカーとアレンが21点ずつをマーク、しかしLALの前半のゲームプランに苦戦しミスが抑えられずになんとか追い上げを見せたものの一歩届かず。
プレイオフモードに入っていたLALに対してPHXがこういう戦いを見せたことが、次のステップへの重要な要素になっていくように思います。
選手のローテーション、ハーフコートのオフェンスの構築、ビールがいない中でしっかりと土台を作っていくことができれば第3のオフェンスオプションが加わり、更なる攻撃力が期待されるので、ここから切り替えて頑張って行って貰いたいです。
<その他気になったこと>
- 第1Qだけで10のターンオーバーしてしまったPHX、ブッカーに対してかなりプレッシャーの高いディフェンスを敷いてきたところをチームでいなすことができずオフェンスはかなり苦戦気味でした。
- LALの選手層の厚さを感じざるを得なかったこの試合、特にウイングの部分ではサイズもあり、アスレティックな選手達にかなり押されてしまったPHX、これまでのLAL戦でファウルトラブルに陥っていた渡邊に関しては出場できず。こういった試合内容がポストシーズンで出てきた時に対応する術をボーゲルHCが準備できるかどうか。
- インシーズントーナメント準々決勝で敗退となったPHX、この後ラスベガスに進むことはできませんが、逆山で敗退したSACと1試合シーズン消化した後、ちょっとだけお休みになります。ここでしっかりリフレッシュして年末に向けて良い準備していって貰いたいです。
GAME22 vs SAC 106-114 × 12-10
<スターター>
ジョップ、オコギー、ヌルキッチ、エリゴー、ブッカー
欠場:ビール、デイミオン・リー、アレン、KD
SAC
サボニス、ハリバン、マレー、フォックス、ハーター
欠場:ジョーンズ、レン
<ゲームレポート>
インシーズントーナメント脱落組同士の対戦、この試合はKDがお休み。
エリゴー、ジョップの連続スリーで良い立ち上がりを見せるPHX、さらにブッカーも最初のスリーを決め点差を開く序盤。
ちょっとターンオーバーが多いですがリードして中盤へ、SACはこの時間帯からブッカーに対してダブルチームを仕掛ける。
ジワジワと点差を詰めてくるSAC、対するPHXはグッドウィン、メトゥ、リトルが入って終盤へ。
ブッカーがいない時間帯ヌルキッチのボールタッチが増え、ファウルも上手く絡め取りながら得点を繋ぐ。
ただ得点は伸び悩み、SACの連続トランジションで追いつかれてPHXタイムアウト。
残り1分のATOでユーバンクスとともにブッカーが戻り、最終26-24で2点リードして次のクォーターへ。
第2Qは頭から渡邊が投入、モンクにスリーを決められて逆転されてスタート。
ここからリードチェンジを繰り返す展開、ブッカーからメトゥへの綺麗なアリウープが通り良いリズムで攻めるPHX。
ブッカーへのダブルチームに対しての対処に若干手間取るPHX、そしてディフェンスではベゼンコフに連続得点を許し、4点ビハインドで中盤へ。
渡邊の最初のスリーが決まり、メトゥも良い繋ぎを見せ接戦が続くこの時間帯、点の取り合いを予想していましたがどちらもそこまでペースが上がらず46-43とロースコア気味で終盤へ。
ここでブッカーがしっかりと役目を果たし、得点を伸ばすだけでなくアシストも通し、最終59-50で9点リードに広げ後半へ。
第3Qはヌルキッチ→ジョップのアリウープからスタート、しかしすぐにSACの10-0のランをくらい1点差にされてタイムアウト。
前半に比べて早めに選手交代、ユーバンクス、メトゥが入り中盤へ、両チーム前のクォーター同様得点ペースが上がっていかず、PHXはなんとかリードを維持していましたが、逆転されて終盤へ。
気が抜けていたり、エナジー感じないという訳でもないですが、我慢が出来ずに流れを掴めていないPHX、SACの方がサボニスを中心に安定した試合運びを見せる。
終わり際はすっかり得点が止まってしまい、一時2桁リードされ、最終83-71で12点ビハインドで最終クォーターへ。
第4QもSACペースでスタート、ボールのないところでヌルキッチとエリスが絡み、フラストレーション溜まっていそうな状況。
ここからエリゴー、渡邊、ヌルキッチの連続スリーで追い上げ一気に1桁差に、渡邊はもう一本コーナースリーを沈め追い上げに貢献。
6点差まで迫りSACがタイムアウト、ここから中盤に入るとSACがフォックスが存在感を発揮、大事なところでスコアを挙げてきます。
残り5分で7点差、ここからPHXはファウルがかさみ、オフェンスも波に乗れず。
時間を使ってしっかりとクロージングするSAC、結局14点差まで広げられてしまい、最後は3rdユニットに切り替えて試合終了。
最終114-106で敗退となりました。
<所感>
ブッカー28点を筆頭に満遍なく得点できているPHXでしたが、第4Qの接戦で手詰まり感が否めなかったです。
サボニス、フォックスを基盤としベンチからモンク、ベゼンコフが貢献したSACに比べると安定感の差が出てしまい、それが最後出てしまった印象。
ビール、KDがいる想定のラインナップにおいて、さらにアレンもいなかったりする現状のメンツだと、一気に流れを持ち込むランが必要になると思うので、さらにエナジー出して戦っていって貰いたいと思いました。
<その他気になったこと>
- ブッカーへのダブルチーム、数試合前から周りの選手の動きが連携取れずにミスしそうなシーンをよく見る気がします。アウトナンバーを上手く攻めてくれるもう一枚のガードだけでなくウイングの誰かが貰いにいく動きをしていけばターンオーバー減りそう。
- メトゥが良い動きを見せてました。古巣相手で気合い入っていたかも。そしてこの試合のクロージングメンバーには渡邊が選ばれ、スリー決めれたらアツいシーンもありましたが確率は上がらず。ディフェンスでもフォックスにスイッチで引き出され狙われ気味だったので、この辺りを改善してプレイタイムを勝ち取っていって貰いたいです。
- SACはベンチから出てきたベゼンコフが印象に残った試合、NBAではルーキーシーズンですが、ユーロでMVPも取ったことある経験豊富な選手なので彼がNBAの水に慣れてSACの選手層をさらに厚くする存在になるのか、楽しみです。
スケジュール:week8
12/13:GAME23 vs GSW
12/14:GAME24 vs BKN
12/16:GAME25 vs NYK
12/18:GAME26 vs WAS
week7がスケジュール比較的楽だったところからバックトゥバック、そしてイーストのチームがホームにやってきての対戦。
注目は上手いこといけば12/13のGSW戦からビールが復帰との報道が出ているので、それが楽しみです。
最後に
ここ最近のFantasy NBAについて、その2。
怪我人の影響によりプレイタイムが増えそうな選手を積極的に拾い、怪我が長引きそうな場合はスーパースターでない限りはドンドン入れ替えるようにしていました。
その結果、対戦相手のロスターに、この間まで持っていたキャム・トーマス、デリック・ライブリー2世がいてビビりましたが、コービー・ホワイト、サディック・ベイを取っていたおかげで何とか勝てました。
リアルの視聴の際にピックアップチーム企画的には活躍して欲しくない気持ちと、ファンタジー的には活躍して欲しい気持ちが交差するのが醍醐味ですよね。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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過去のシリーズはこちらから
2020-2021
イースト:アトランタ・ホークス
ウエスト:メンフィス・グリズリーズ
2021-2022
イースト:シカゴ・ブルズ
ウエスト:ダラス・マーベリックス
2022-2023
イースト:トロント・ラプターズ
ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ
この記事は、毎年ランダムに選んだチームを1年間追いかけ、NBAをよりマルチな形で楽しもうと思っている男が、個人的に思ったことをレポートしていきます