どうも、PHXのブレイキングニュース、サドヤン獲得に沸いたctrainerです。
TORにいたときに好きだったんですが、まさかPHXに来るとは思わなく、果たしてフィットするのかどうか。
個人的にはヌルキッチと同じようなオフェンスでの役割ができて、相手のスモールラインナップに対応してオールスイッチで守れるみたいな動きができたらアツいです。
本日のレポート内容
PHXのweek16を振り返る
試合結果
GAME51 vs MIL 114-106 〇 30-21
<スターター>
KD、ヌルキッチ、ブッカー、ビール、アレン
欠場:デイミオン・リー
MIL
ヤニス、ミドルトン、ロロ、カナトン、ビーズリー
欠場:ロペス、リラード
<ゲームレポート>
ピックアップチーム同士の対戦、PHXはほぼメンツが揃ってますが、MILはリラード、ロペスが不在。
序盤はオフェンスが噛み合わずにノースコアが続くPHX、ようやく2分経過したところでブッカーのジャンパーが決まる。
3点ビハインドで中盤へ、なかなかチームのシュート%が上がってきませんが、ブッカーがなんとか得点を繋ぐ。
ここでKDがシュートチェックの際にミドルトンが負傷、その後もプレイを続けますがその後ロッカーに下がります。
PHXは折り返しのところでエリゴーがイン、ロースコアなまま接戦で終盤へ。
続いてユーバンクス、ボル・ボルを投入するPHX、リードチェンジを繰り返しスローペースなまま第1Qを23-22で終了。
1点ビハインドで第2Qスタート、この時間帯はビールが積極的にスコアを重ねリードを奪う。
しかしどちらもエンジンがイマイチかからないまま同点になって中盤へ。
ここでPHXはオコギーを起用、MILがまたリードを奪い、ボル・ボルのところをヤニスに攻められ苦戦、4点ビハインドで終盤へ。
スターターに戻すPHXですがなかなか点差を詰められず、MILも絶好調という訳ではないので最小限の被害に抑える。
終わり際にようやくワンポゼッション差にし、最終49-48とロースコアで後半へ。
第3QはMILがミドルトンの代わりにクラウダーを起用、リードチェンジを繰り返しながら徐々にリードを広げることに成功するPHX。
この辺りからMILのディフェンスを攻略し始めるPHX、BIG3が個人技で突破し始め、裏をかくとかではなく真っ向勝負で打開していく。
ブッカーがトランジションで得点を伸ばしこのクオーターだけで16点、7点リードで終盤へ。
MILがダブルチームでブッカーに対応し始め、これにうまく対応したいところでしたが相手の策にハマりまた追い上げをくらう。
最終79-73で6点リードして最終クオーターへ。
第4QはまずPHXがリズムをつかみ10点差にすることに成功、ブッカーがいない時間はKDとビールがしっかりと得点を重ねる。
残り9分のシーン、KDがファウルを受けながら強烈なトマホークダンクでアンドワン、会場はめちゃくちゃ盛り上がります。
ヤニスにお返しのダンクをもらってしまいますが、13点リードで中盤へ。
ヤニスがアタックモードに入りガンガンペイントに侵入してきますが、ファウルも使いつつでなんとか追い上げを退ける。
しかしMILもしぶとさを見せ、このタイミングでゾーンディフェンスを繰り出しますが、KDのアンドワンで攻略。
8点リードで終盤へ、この時間帯はKDがしっかりとシュートを決め切ることでこの試合最大の15点リードを奪うことに成功。
しかしMILが連続でトランジションで加点、PHXはターンオーバーも目立ち始め8点差で残り1分半。
MILがFTを落としてくれていることも相まって一気に詰められることはなく、PHXは時間を消化し始める。
そしてショットクロックギリギリのビールのステップバックジャンパーでほぼ勝負あり。
最終114-106で勝利し2連勝となりました。
<所感>
オフェンスの調子が全体としてはイマイチでスリーは30%を割ってしまいましたが、ブッカーが第3Qに、KDとビールは第4Qの欲しい時間にスコアを伸ばし勝ち切りました。
ここから果たしてPHXがトレードに動くのか、どちらにせよ楽しみです。
<その他気になったこと>
- この試合に関して言えばボル・ボルの使いところがキーになりそうだなという試合展開、オフェンスではコーナーからだったり合わせで得点ができるので良さそうですが、ディフェンスだとヤニスに対抗できずにハントされてしまっていました。ヌルキッチorユーバンクスの並びで出すのは悪くないんですが、スターター全体で見るとディフェンスに不安が残ってしまうので、この辺りをボーゲルHCがどう捌いていくか。ボル・ボルのディフェンス力向上を楽しみにしたいと思います。
GAME52 vs UTA 129-115 〇 31-21
<スターター>
KD、ヌルキッチ、ビール、アレン、エリゴー
欠場:デイミオン・リー、ブッカー、オニール、ロディー
UTA
ジョンコリ、マルカネン、ケスラー、セクストン、ダン
欠場:センサボー、ルイスjr、ポーターjr、ノックス2世
<ゲームレポート>
TDLでトレードに踏み切ったPHX、この試合は新加入組はまだ間に合わず、さらにブッカーも欠場しエリゴーがスターター。
KDのシュートタッチが良く良い滑り出し、UTAがそれを追いかける展開の序盤。
PHXが7点リードで中盤へ、UTAのターンオーバーからさらに得点を伸ばし11点差にしてUTAがタイムアウト。
ATOもビールがスリーを連続ヒット、UTAが短い時間でもう一度タイムアウトを取得。
オフェンス好調なPHX、ATOにオコギーがイン、続いてユーバンクスが投入され終盤へ。
PHXはブッカー不在の中でKDが引き続きオフェンスを牽引、ビールがいない時間はPG役も兼任し2桁リードに広げていく。
終わり際にはボル・ボルがイン、最終40-28でPHXが12点リードして次のクオーターへ。
第1Qで19点を稼いだKDを休ませて第2Qスタート、PHXはさらにリトルがイン。
オフェンスの調子がずっと良いPHX、ヌルキッチも良い起点になりボールムーブがスムーズに。
18点差にしたところでUTAがタイムアウト、試合は中盤へ。
UTAがここからディフェンスの強度を上げ、シンプルにトランジションに繋げ出し、PHXが早めのタイムアウト。
セクストン、ジョージの二人でかなりペースを上げてくるUTA、11点差にされて再度タイムアウト。
トランジションディフェンスを改善していきたいPHX、終盤に入るとUTAがハーフコートオフェンスも良い感じでフィニッシュし始め、PHXはエリゴーとKDの得点で応戦。
終わり際にクラークソンのスリーで10点差にされるも、アレンが決め返し、その返しでセクストンがスリー、点の取り合いになって前半終了。
最終75-66で9点リードして後半へ。
第3Qはイーブンな展開でまずスタート、知らぬうちにアレンがキャリアハイの10アシストを記録しオフェンスの質を高めてくれています。
UTAもしっかりと追随、セクストンのスリーで3点差に迫られたところでPHXがタイムアウト。
ジワジワ追い上げられているPHX、中盤に入るとまたスリーポイントを中心にスコアを伸ばし、10-0のランでまた2桁リードに押し戻す。
エリゴーの連続スリーで主導権を取ったPHX、今度はペイントからの得点も織り交ぜUTAディフェンスを翻弄。
しっかりと建て直すことができて終盤へ、13点リードのPHXをUTAが追いかけますがこの時間帯はエリゴーが素晴らしい活躍、KDも鋭いクロスオーバーで抜き去りダンクをカマす。
ユーバンクスのユーロステップにボースハンドダンクも飛び出しUTAを圧倒、最終109-90で19点リードにして最終クオーターへ。
第4QはUTAが良い立ち上がりを見せ連続得点、そこをボル・ボルのダンクでしのぐPHX。
ゲームのテンポが上がりUTAペースになる中で何とかリードを保ち、14点差を付けて中盤へ。
ボル・ボルがサイズを活かしたブロックを2連続で披露し、UTAのオフェンスをスローダウン、PHXもオフェンスがちょっと不調ですがしっかり2桁リードを保って終盤へ。
14点差を追い上げようとするUTAがドンドンペースを上げようとしますがそれをしっかり捌くPHX、そこからKD、ビールとしっかり加点してオフェンスを終える。
残り1分弱で3rdユニットに切り替えて試合終了、最終129-115で勝利しました。
<所感>
KDが31点、ビールが30点と二人でブッカー不在を埋める活躍。
そしてアレンがキャリアハイの14アシスト、この試合はエリゴーもスリーを3/4で沈め19点をマーク、高いオフェンス力をチームで発揮しました。
新加入組がこの試合はまだいなかったので、残ったリトル、オコギーがいつもより多めに出場、ボル・ボルも含めたウイングのローテーションがこれからどうなっていくか楽しみです。
<その他気になったこと>
- 新たに加わったオニールとロディー、個人的な印象としてはオニールはUTAにいた頃プレイオフで割としっかりローテーションを守れていたと記憶しています。オコギー、リトルよりもプレイタイムを多く獲得し5人目として活躍するのか、それとも違う使われ方をするのか楽しみ。ロディーはアンダーサイズ気味ながらもフィジカルに優れていた印象なので泥臭い仕事をこなしてくれるのを期待したいです。
- この試合の結果を持ってUTA相手にシーズンスウィープを達成したPHX、しかし内容は接戦が多くここまでの段階で5割前後をキープできているUTAの今後が非常に楽しみです。若手陣がここからどう伸びてくるか、そこに合流してくるであろうスター選手も誰を引っ張ってくるか楽しみです。
GAME53 @ GSW 112-113 × 31-22
<スターター>
KD、ヌルキッチ、ビール、アレン、ブッカー
欠場:デイミオン・リー
GSW
ドレイモンド、クミンガ、ウィギンズ、カリー、クレイ
欠場:クリポ
<ゲームレポート>
オニールとロディーがベンチ入りしたこの試合、相手は3連勝中のGSW。
序盤は両者テンポ良く加点、1点ビハインドで中盤へ。
GSWのパスワークが良くなんとか食らいつくPHX、前回対戦でドレイモンドがぶん殴ったヌルキッチとの因縁もある中で、フェイストゥフェイスで睨み合う両者。
折り返しのところでPHXはエリゴーがイン、GSWはガード陣がドンドン得点伸ばす中でPHXはブッカーが連続得点。
5点ビハインドで終盤へ、ちょっとターンオーバーが目立ち始め、GSWのパス回しがさらに加速していくこの時間帯。
残り4分を切ったところでオニールがイン、続いてユーバンクスが投入される。
ちょっとシュートが決まらなくなってしまったPHX、最終33-28で5点ビハインドで次のクオーターへ。
第2Qは頭からボル・ボルがイン、オニールが移籍後初のスリーを沈めてくる。
ビールが3つ目のファウルでベンチへ、GSWはクミンガが勢いに乗り始め連続でペネトレイト、マッチアップのボル・ボルもバスカンでやり返す。
2点ビハインドで中盤へ、オニールに代わりオコギーがイン、そのオコギーが連続得点しワンポゼッション差で追いかけるPHX。
KDのバスカンで逆転に成功するPHX、シンプルなハッスルプレイで流れを引き込む。
ここで互いに得点ペースが落ち、PHXが1点リードして終盤へ。
オコギーのコーナースリーが決まりPHXがリードを広げ、今度はGSWの連続得点でリードを奪い返され、シーソーゲームになる前半の終わり際。
最終59-58でPHX1点ビハインドで後半へ。
第3Qはビールのスリーで逆転してスタート、しかしカリーにプルアップスリーを決められまたリードチェンジ。
序盤はそれでもPHXが一歩上回り、リードして中盤へ。
ここでGSWがドレイモンド、カリーで得点を伸ばし同点に追いついてくる。
両チーム強気な攻めを見せますがシュートの確率自体は少し停滞、点差が離れないまま緊張感の高い状態が続く。
終盤に入り一進一退の攻防は続き、GSWはカリーが高確率でスリーを沈め、PHXはブッカーが1stオプションとなり攻めるこの時間帯。
この僅差の競り合いがそのまま続き、このクオーターだけで10回のリードチェンジをし、最終84-82でGSWが2点リードして最終クオーターへ。
第4QはGSWが若手の勢いでリードを広げにかかり、PHXがすぐにタイムアウト。
しかしPHXもビールの連続得点でしっかり持ち直し、同点で中盤へ。
KDのアタックで逆転に成功すると今度はGSWがタイムアウト。
両チームスターターを戻し始め、ワンポゼッション差で推移していくこの時間帯。
3点ビハインドでクラッチタイムに突入、ポジェムスキーのステップバックスリーで6点差にされるPHX。
ここをKDのジャンパー、ブッカーのプルアップスリーと無慈悲なショットを立て続けに決めてすぐに点差を詰めるPHX。
残り3分半で1点ビハインド、ここでドレイモンドからクミンガへのアリウープ、さらにDHOのフェイクからのレイアップを決めGSWが流れを引き寄せる。
たまらずタイムアウトを取るPHX、5点ビハインドで迎えるATOでKDをセンターに据えたスモールラインナップに切り替える。
互いに1本ずつ決めてPHX2点ビハインドで残り2分、ブッカーが意地のジャンパーをねじ込み同点。
さらに次のポゼッションではブッカーからのキックアウトでビールがジャンパー、残り1分を残してPHXが逆転。
すぐさまカリーにレイアップを決められて同点になり残り50秒、ブッカーがここでも自らがターンアラウンドからのジャンパーを決めて2点リード。
残り35秒、クミンガがゴール下を狙いますがKDが素晴らしいブロックでこれを阻止、ジャンプボールに持ち込みます。
これをマイボールにするPHX、残り20秒を切り最後はビールのスリーに託しますが外れる。
残り3.3秒、2点リードするPHXに対しGSWがタイムアウトを取りサイドからのインバウンズ。
ちょっとそれた様に見えたパスでしたがカリーがキャッチしてからすぐにターンしスリーを放つ。
これが決まって113-112、ホームのGSWがこの土壇場で逆転。
残り0.7秒でのPHXのインバウンズ、1回目のスローインはGSWがファウルでなんとか逃れ、次のインバウンズはドレイモンドに阻止され試合終了。
最終113-112でPHXは悔しい逆転負けになってしまいました。
<所感>
大接戦を演じた両チーム、PHXはブッカーが32点、後半に一気にギアを上げ後少しのところまでチームをプッシュしましたがカリーにやられました。
全体的にはあまりシュートの確率が良くなかったですが、その中でも接戦を我慢して戦っていたので、最後は悔しい結果となりましたが決して悪い内容ではなかったかと思います。
合流したばかりのオニール、そしてこの試合は出場機会のなかったロディーがこれからどうチームにフィットしていくか楽しみです。
スケジュール:week17
2/14:GAME54 vs SAC
2/15:GAME55 vs DET
オールスターブレイク
バックトゥバックを終えるとオールスターブレイクに入るPHX。
ベンチユニットのローテーションがこれから大きく変わっていきそうなので、ボーゲルHC並びにコーチングスタッフ陣にこの後の戦いに備えて行って貰いたいです。
最後に
渡邊雄太の放出は残念でしたが、移籍した先のMEMで早速プレイタイムを貰い良い動きを見せていました。
ここでまた評価を上げて行って、まだまだNBAでのキャリアを伸ばして行って貰いたいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました!!
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2020-2021
イースト:アトランタ・ホークス
ウエスト:メンフィス・グリズリーズ
2021-2022
イースト:シカゴ・ブルズ
ウエスト:ダラス・マーベリックス
2022-2023
イースト:トロント・ラプターズ
ウエスト:ミネソタ・ティンバーウルブズ
この記事は、毎年ランダムに選んだチームを1年間追いかけ、NBAをよりマルチな形で楽しもうと思っている男が、個人的に思ったことをレポートしていきます