#5 そもそもの話第2話:私が思うこと

前回の続きから。

私がしたいと思うこと、楽しいって思うこと。

はたまた好きじゃないなと思うことなど。

ザーッと書いてみたいと思います。

したいこと、楽しいと思うこと

・職業上、身体のお悩みや達成したいことがある方とお話する機会が多く、

その中で

「相手が本当に欲しているものは何か?」

にたどり着いたり、片鱗が見えたりした時にテンション上がります。

肩が痛い・腰が痛い

→痛くなくなったら何がしたい?やりたいことを達成するための手段として認識してもらう。

プロセスと結果がごちゃ混ぜになってると本人が迷走することが多いので、その辺りを片付ける手伝いができると嬉しいです。

もっと競技のパフォーマンスをあげたい

→どのスポーツをやっているかにもよりますが、具体的に改善したいことをなるべく分解するようにしてます。

競技を行っている以上勝ちたいという気持ちがある方が多い中で、ここもプロセスと結果が混乱しているアスリート、結構いる気がします。

「自分のこの身体で、どう競技をして、どのように勝って、このトーナメントを勝ち抜く」

とか

「チームに求められることを自分ができるようになって、この組織の中でこういう存在でありたい」

など、フィジカルに関係しない部分を整えたことで、思考がクリアになり翌日からの取り組みが劇的に改善される機会を何度か見て、サポートする側の身としてもとても嬉しかったことを覚えています。

好きじゃないこと

・全部人任せにしちゃう人の対応。

トレーナーが何でもできると思ったら大間違い!!

(そのくらいの気持ちで頼ってくれるのは嬉しいことですが。)

トレーナーは身体の痛みを取り除いたりすることはできません。

時と場合によっては、他の部位の関節や筋肉の調整をすることで該当部分への負担を減らすことはできることもあります。

が、炎症を抑えたり、治癒したりすることを直接的にはできません。

物理療法で一時的に緩和することもありますが、できないことを求められて、がっかりされるのは、結構凹みますw

寿司屋で何でカレー置いてないんだ!!て怒られたような感じですかねw

しかし。

「そもそも」

トレーナーが何ができる「何屋」なのかが伝わってないのかも。

業界的な問題かもしれませんが、トレーナーと言う一言で動いている業種は多く、

柔道整復師

鍼灸師

整体師

ストレングスコーチ

コンディショニングコーチ

などなど、資格や団体も多く一般人の方にこの辺りを明確に理解してもらうことはとても難しいことと感じます。

ちゃんと職域を理解して、自分にできることと、できないことを明確にしておく必要がある。

そして、自分にできないことでも誰がそれをしてくれるのかナビゲートしてあげられるように横のつながりも大切にしていきたい。

そして今日のオチは、

できないことはできないとちゃんと伝える勇気

それでも知識を広く持つことはできる

と言うこと。

目の前の人を良くしたい、期待に応えたいから何でもできるよーと自分を大きく見せることのないようにしていきたい。

また、それでも知っているのと知らないのでは見識の幅が違うと思うので日々インプット作業をしていきたい。

今日はこの辺で。ではまた。

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