ゴールデンウィークが明けました。
通常営業に戻り、ライブで見れなくなった途端にNBAの観戦レポートブログの手が止まりがちになってきました。
やっぱライブで見てーw
でもせっかく見逃し配信あるしと思って、今日は朝からブログ書いてます、どうも、ctrainerです。
今日は、NBAプレイオフ2019 イースタンカンファレンス・セミファイナル
トロント・ラプターズ×フィラデルフィア・76ers GAME4@フィラデルフィア
の試合を見た感想を書いて行きたいと思います。
ハイライトをご覧になる前・なった後に読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思いますので良かったらご覧になっていって下さい。
<GAME4レポート 目次>
このゲームのハイライト映像
試合前情報
GAME3の記事はこちらから。
ラプターズにとっては2-2のタイに戻してトロントに戻りたいところですので、負けられない試合。
ですが、パスカル・シアカムがふくらはぎを痛めて出れないかもという情報もある中で一応スタメンに名を連ねています。
76ersは前回の試合はチームの大黒柱のジョエル・エンビードがもうやりたい放題という感じでしたのでそれをこの試合でも継続できるかどうか。
GAME4スタート!!
第1クオーターはラプターズのカイル・ラウリーが積極的にゴールを狙い得点。
76ersはリズムがイマイチの中でタイムアウト明けにJJ・レディックの連続アウトサイドで流れを作る。
シアカムは3Pを連続で打っていますが決まりません。
やはり怪我の影響があるんでしょうか…。
ラプターズがラウリーのシュート、アシストからめて9-0のラン。
エンビードが早々にベンチに下がっている間に差を広げられるかどうか。
その後76ersが少し差を詰めて24-21でラプターズが3点リード。
ここで大切なポイント!!
ラプターズのエース、カワイ・レナード。
ここまでのシリーズでチームを引っ張っていますが、前回のGAME3では彼が出ていない時間に離されてしまいました。
それを意識してかどうかはわかりませんが、第1クオーターは結局12分間のフル出場。
これがこのGAMEの終盤、はたまたシリーズを通してどのような影響が出るか、注目です。
第2クオーター3分経って休んでいたレナードがもう戻ってきます。
やはりシアカムの得点が伸びていない状態の中で、マルク・ガソル、サージ・イバカ、ラウリーの3人がすでにGAME3の時よりも得点を重ねているというのがなんとかつなげている状態。
エンビード、またベン・シモンズの活躍はそこまで見られない中でディフェンスをお互いにしっかり行っているので点差は離れず。
ロースコアな締まった展開になっています。
ラプターズはガソル、ダニー・グリーンが前半でファウル3つで後半に向けての不安材料もある中で、ラプターズが2点リードで前半終了。
ここで大切なポイント!!2
フィラデルフィアの会場の応援の熱さを象徴するシーンが一つ。
残り試合時間0.4秒でのサイドラインからのスローイン。
このシリーズではプレイタイムが少し少ない、人気者のビックマンボバン・マリヤノビッチがスローインへ立ち塞がるためにコートイン。
会場、湧きますw
Twitterのタイムラインも湧きますw
たった0.4秒のプレイにも関わらず、人気の選手が出場してきた時の声援としてはかなり大きいなと感じました。
今シーズンクリッパーズから移籍してきたボバンですが、この選手を知ったのはこのプレイ。
“Game, Blouses.”
Boban Marjanovic’s standing dunk broke the rim last night and delayed the Clippers-Nuggets game.https://t.co/6Z0VxbSnoT pic.twitter.com/OTxmIRsplP— Complex Sports (@ComplexSports) 2018年10月18日
ちょっとしか飛ばないでダンクできますw
この後の出場にも期待です!!
後半戦スタート!!
後半始まってすぐに76ersが逆転。
一応は76ersがリードをとりますが、レナードがやはり決めてきます。
76ersはジミー・バトラー、レディックがミドルレンジをしっかり決めます。
リードチェンジが入れ替わり、どちらも突き放すための材料が出てきていない状態。
シモンズ、エンビードがそれぞれ8得点前後しかしていないのにリードできているのは76ersからすると好材料ではあるかもしれません。
75-75の同点で最終クオーターに入っていきます。
クオーターハーフを迎えても同点。
ともにすでにボーナスに入っているため、フリースロー一本で左右する我慢を要するゲームになってきました。
と言っていたら、エンビードが2本フリースロー落とす。
次のファウルでのフリースローも1本落とす。
トラベリングもかましてしまい、GAME3の時のノリノリなエンビードは今日はいない状態です。
残り2分を切って1点差ラプターズリード。
残り1分レナードのショットクロックギリギリの3Pで4点差。
ファウルゲームでも及ばず、ラプターズがアウェイで貴重な1勝をあげる。
Kawhi & the @Raptors win Game 4 and make it a 2-2 series!
Game 5: Tuesday (5/7), 8pm/et, TNT#WeTheNorth #NBAPlayoffs pic.twitter.com/ymWt6vwIKX
— NBA (@NBA) 2019年5月5日
レナードはもうあっぱれ。
すごい。
決して試合内容は見ていてそこまで楽しいものでもなくw
しかし、こういう試合を勝ちきれるかもとても重要な要素。
シクサーズはただ負けたただけでなく、次の試合に不安の残るような試合内容でした。
GAME5に向けて
76ersは若きオールスターの二人が波があることで、落としてしまうゲームが今日のように生まれてくるかもしれない。
それすなわち、ラプターズにリーチがかかるので、第6戦や第7戦どんなシチュエーションにせよ、
ネクストレベルに進むためのトップ選手としての活躍
が期待されます。
比較になりますが、スターは今日のシモンズみたいにどこにいるか分からなくなることもないし、エンビードみたいにあんなにフリースロー落とさない。
GAME3でのエンビードは見ていてとても楽しませてくれるプレイヤーで大好きなので、その辺りをより頑張ってほしい。
ラプターズは、今日はシアカムがイマイチな中で、周りの選手がステップアップしたことでチームで勝ち取った勝利だと思います。
ここまでチームを引っ張ったレナードは4クオーターのパフォーマンスが落ちがち、シアカムも怪我で不調と不安な材料はある状況のため、
選手たちの健康状態の管理
というのが必要になると思います。
負担をかけ過ぎてしまうとこのシリーズを勝っても、カンファレンスファイナルでのパフォーマンスは大丈夫か?となってくると思うのでプレイタイムをどう管理してくるかも楽しみです。
こぼれ話
今期のプレイオフを見ていてジミー・バトラーが大好きになりました。
チームの若い選手たちを支えるベテランとしての振る舞い、素晴らしいと思います。
シーズン中はリーグ全体を巻き込んだトレードのバタバタはありましたが、決してエゴからくるものでなく、本当に勝利を目指すアスリートとしての風格を試合を見るごとに感じています。
バトラーに振られてしまった、ティンバーウルブズも似たような若いスターを抱えているのにプレイオフに出れていないというのは、フランチャイズとしての経営や戦略、チームマネジメントなどなど、簡単ではないと思いますがやはり勝てるチームを作るということは難しいんだなと思います。
でも、来シーズン、期待はしています。
私の大好きなデリック・ローズがいるからw
今シーズンの一番感動したローズのハイライトでお別れしましょうw
今日はこの辺で。ではまた。
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