NBA観戦レポートその45:プレシーズンゲーム2019 ダラス・マーベリックス×オクラホマシティ・サンダー

最近、昔はまって見ていた「水曜どうでしょう」にまたはまっています。

どうも、隠れどうでしょう藩士、ctrainerです。

本日は、

NBAプレシーズンゲーム2019:ダラス・マーベリックス×オクラホマシティ・サンダー

の試合をレポートしていきます。

試合前情報

ダラスマーベリックスは昨シーズン、33勝49敗。

強豪ひしめくウエスタンカンファレンスでは、勝率4割でも14位タイに入ってしまうほど、西高東低が著しい現在のリーグです。

昨シーズンのトピックは、間違いなくダーク・ノビツキーの引退。

私の好きな選手の一人で簡単ではありますが、このブログで語っておりますのでよかったらどうぞ。

そして、昨シーズン中盤にニューヨーク・ニックスからオールスタープレイヤー、クリスタプス・ポルジンギスを獲得しましたが、怪我の影響で出場できず。

昨シーズンの新人王、ルカ・ドンチッチとのヨーロッパコンビがどれだけ今シーズン通用するのか、楽しみな部分であります。

そしてもう一つ、楽しみな部分は馬場雄大が開幕ロスターに残れるかどうか。

事前予想で多いのが、Gリーグ所属になるのではという予想。

この試合は、出場機会が得られればぜひ大いにアピールしてもらいたいと思います。

対するオクラホマシティ・サンダーは49勝33敗でカンファレンス6位でプレイオフに進出。

ファーストラウンドで、ポートランドトレイルブレイザーズに敗戦。

しかもデイミアン・リラードに劇的なクラッチショットを決められてのダメージの大きい敗戦を喫します。

しかし、もっと大きなダメージはオフシーズンに待ち受けます。

昨シーズンのMVP候補、最優秀守備選手賞の候補に選ばれたポール・ジョージがロサンゼルス・クリッパーズへ。

そしてその影響もあったかどうかは分かりませんが、サンダーの歴史を支えたラッセル・ウエストブルックもヒューストン・ロケッツへと去りました。

再建モードに入るサンダーは、多く抱えたドラフト権を上手く利用しながらシーズンに入ってからもトレードなどは起こるかもしれませんが、これを一つのチャンスと捉えると、プレシーズン、開幕を迎える中で有力な、これから有望な若手が出てくることが期待されます。

現状のロスターでは、当然注目となるのは、ウエストブルックとトレードで入ったクリス・ポール。

サンダーの中でどういった役割をこれから果たしていくのか、こちらも要チェックです。

前置きが長くなってしまいましたが、まずはスターターの確認です。

スターター

<マーベリックス>

ジャスティン・ジャクソン

ドリアン・フィニー-スミス

マキシ・クレバー

デロン・ライト

ティム・ハーダウェイJr

<サンダー>

シェイ・ギルジャス-アレキサンダー

ダニーロ・ガリナリ

スティーブン・アダムズ

デニス・シュルーダー

クリス・ポール

試合開始!!

サンダーボールからスタートですが、なんと、アダムズのコーナースリーからスタート。

マブズはフィニー・スミスの得点からスタート。

続けて、ジャクソンのスリーが決まります。

サンダーもガリナリがスリーを決めます。

アダムズがゴール下でバスケットカウント獲得。

フリースローが落ちますが、そこからガリナリにつないで得点。

出だしはサンダーがリードしています。

残り8分、マブズはボバン・マリヤノビッチを投入。

アダムズにマッチアップさせます。

早速ゴール下の混戦でフリースロー獲得。

このフリースロー2本決まってマブズが逆転。

サンダーはアレキサンダーのスリー、ガリナリのスリーで再逆転。

デロンライトの速攻が決まったところでサンダータイムアウト。

残り6分、16-16の同点です。

タイムアウト明けはクリスポールのスリーで得点、リードを奪います。

ここで選手交代、ダラスはセス・カリー、ジョシュ・リーブス、サンダーはハミドゥ・ディアロがコートに入ります。

両チームハイパーセンテージでシュートを決めていきます。

クリスポールが2本目のスリーを決めたところでマブズタイムアウト。

29-24でマブズリード、残り2分半です。

早々に2ndユニットが出始めたマブズに対して、比較的スターターをメインに引っ張っているサンダー。

タイムアウト明けにファーガソン、ノエルなどサンダーは出してきます。

テレンス・ファーガソンが早速、合わせからハイライトダンクを見せます。

マブズはセスからクレバーへのアリウープで得点。

このクレバー、ドイツの代表で、日本と対戦した親善試合でも出場をしておりました。

その時のレポートはこちらから。

試合の方は、最終33-28でサンダーが5点リードで第1クオーター終了です。

第2クオーター開始!!

マブズはセスカリーがコーナースリーを決めて早速点差を詰めていきます。

サンダーもファーガソンのスリー、ベーズレイの得点、シュルーダーのフリースローと再び点差を離していきます。

ジェイレン・ブランソンのフェイクに引っかかったシュルーダーがフレイグラントファウル1を取られます。

両チームとも、シュート確率が第1クオーター同様落ちず、かなりハイスコアなゲーム展開になります。

シュルーダーのミドルが決まって、マブズがタイムアウト。

49-42、残り7分半です。

タイムアウト明け、クリスポールが戻ってきて早速シュルーダーのスリーをアシスト。

サンダーが10点リードになります。

ダラスはジャスティン・ジャクソンが連続して得点を記録。

しかし、サンダーはアダムズ、ガリナリ、ディアロとバランスの良いオフェンスを展開しリードを保ったまま、マブズがタイムアウト。

残り3分半で61-50、サンダー11点リードです。

タイムアウト明けはフィニースミスからクレバーへのアリウープでマブズ得点。続けてターンオーバーからの速攻でブランソンもレイアップを決める。

そしてクレバーのスリーで点差を詰めますが、サンダーもアレキサンダーがスリーを沈めます。

最終、このクオーターはダラスが点差を少し詰めて、66-62、4点サンダーがリードして後半に突入です。

第3クオーター開始!!

マブズボール、最初にスリーを決めたのは、クリーブランド。

前半でていなかったコートニー・リー、アントニウス・クリーブランド、ダコタ・マタイアスなどがコートに立っています。

サンダーも、アブデル・ネイダー、ディオン・バートンなどが出てきています。

サンダーの後半最初の得点はシュルーダーのレイアップから。

引き続き高確率のシュートが続きます。

ここまで行くと、あんまり真剣にディフェンスしていないのかな?と感じるくらい。

残り7分半でタイムアウト、78-72でサンダー6点リードです。

少しずつですが、マブズのアウトサイドのシュート率が下がってきてたところで、選手交代。

残り4分半、馬場雄大コートに立ちます。

一緒にサマーリーグに出ていたアイザイア・ロビーもコートに一緒に立っています。

馬場のマッチアップはディアロ。

マブズはここで連続得点、1点差まで詰めます。

最初の見せ場はディフェンスリバウンドをとってから。

目の前にいたアレキサンダーを交わしてレイアップ。

初得点です。

チームとしても逆転のシュートとなります。

すぐにフリースローを返されますが、ここからシーソーゲームになるかもしれません。

馬場はベーズレイに良いディフェンスをしますが、押し込まれて得点を許します。

サンダーは、マイク・マスカラがこの試合初めてコートに。

馬場は速攻のチャンスでリーブスと少しタイミングが合わずターンオーバーになります。

試合の方は、再びサンダーが連続得点をし、97-89、サンダー12点リードで第4クオーターに入ります。

第4クオーター開始!!

馬場は引き続きコートに立ちます。

起用のされ方としてはポイントガード気味にボールを扱っています。

コーナーで張っている時間もあるので、純粋にゲームメイクをすると言う感じではありませんが、十分ボールを運ぶ時間も多くなりそうです。

このクオーターはやはり2nd、3rdユニットのメンバーとなるため、得点のペースは少し下がっていっています。

続いての馬場の見せ場は、ローポストのロビーに合わせてカットインでレイアップを決めます。

試合の方な残り8分半、103-92で点差がサンダーリードで11点差に。

ファーガソンのドライブに対して馬場がファウル。

こういったプレイはこのあとNBAでやっていく中で頻繁に起こりうるプレイなのでディフェンスでしっかり守ることもプレイタイムを確保するためには必要になりそうです。

ゲームは進んでいきますが、なかなか見せ場を作る機会が少なく、流れていってしまいます。

残り2分のところで、トランジションからダンクを狙いますが、ファウルを受けてフリースローを獲得。

1本成功してこの試合5得点。

続いてのポゼッションでスリーを打ちますが、外れます。

最後の試合終盤にトランジションからレーンに入ってバンクショットを成功。

最終的に試合の方は119-104でサンダーが勝利。

馬場は17分間の出場で7得点1リバウンドの活躍でした。

試合を振り返って

サンダーの方は、2ndユニットまでも含めて身体能力の高い選手が多く揃っているため、クリスポールを主軸にチームバスケットに舵を振れば面白いチームになるんじゃないかなと感じました。

比較するためにも前年のプレイオフ見なくちゃなと感じています。

対するマブズは、ドンチッチ、ポルジンギスと出場していないため、なんとも言えないですが、馬場だけでなく、ベンチプレイヤーも本当に国際色豊かなチームになっているため、外国籍軍団としてリーグの中で面白い存在になるんじゃないかなと感じました。

こぼれ話

最後は馬場のダンスでお別れですw

今日はこの辺で。ではまた。

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