本日は、
NBAサマーリーグ2019:メンフィス・グリズリーズ×インディアナ・ペイサーズ
の試合をレポートしていきます。
ロスター紹介
まずはグリズリーズ。
Grizzlies have added Grayson Allen and Brandon Clarke to the summer league roster, should see them tonight. pic.twitter.com/gJv6vaFBbu
— Mark King (@king_producer) 2019年7月7日
ドラフト1巡目でトレードされてきたブランドン・クラークの名前が入っています。
契約の関係でこの試合は出場しませんが、ゴンザガ大学では八村塁のチームメイトで一緒にゴール下を引っ張っていた存在でしたので楽しみです。
続いてペイサーズ。
Introducing the 2019 #PacersSummer League squad ☀️🏀 https://t.co/08Ls8zM6cb pic.twitter.com/RbG8FkcczJ
— Indiana Pacers (@Pacers) 2019年6月28日
注目選手
グリズリーズは、もちろん渡邊雄太選手。
ソルトレイクシティサマーリーグでの活躍は素晴らしいものがありました。
過去の試合もレポートしているのでぜひご覧ください。
グリズリーズのその他注目選手は、ベン・ローソン、ジュリアン・ウォッシュバーン、パリス・リーなどなど。
一方、ペイサーズはロスターをみると、ルーキーや1年目、2年目の若い選手での後世になっています。
おそらく、アーロン・ホリデーがすでにNBAでプレイしているドリュー・ホリデー、ジャスティン・ホリデーの兄弟かと思われます。
試合開始!!
渡辺選手は早速フリースローでの得点。
オフェンスリバウンドからのドライブインでバスケットカウントをもぎ取ります。
ソルトレイクシティシリーズでの好調さを維持しているような印象です。
5分経過したところでタイムアウト、14-7でグリズリーズリードです。
渡邊選手はいったんベンチへ。
グリズリーズは前の試合でも活躍していたキーナン・エバンスが交代で入ってきてすぐに得点。
ペイサーズは、アリゼ・ジョンソンが積極的に得点、徐々に点差を詰めていきます。
第1クオーターは26-18でグリズリーズリードで終了です。
第2クオーター開始!!
渡邊選手クオーター初めからコートに立っています。
積極的なバスケットへのアタックでフリースローを獲得し得点。
エバンスが好調を維持、連続得点をしていきます。
5分ほど経過したところでタイムアウト。
渡邊選手再度ベンチに下がります。
注目選手の一人ホリデーもドライブから得点を連続して決めます。
残り2分半ほどで再度コートに渡邊選手戻ってきます。
ホリデーは3PTが好調でチームトップの16得点。
1年ペイサーズで実際にプレイをした経験、そしてホリデー兄弟としてのパーソナリティーをしっかりと見せつけています。
49-38で前半終了、引き続きグリズリーズのリードです。
注目の選手は渡邊選手は6得点、ペイサーズのホリデーは18得点。
ここで大切なポイント!!その1
グリズリーズは得点が各選手に満遍なく散らばり、ゲームの展開もチームとしての成熟度がすでにソルトレイクシリーズで3試合やっていることが良い影響をもたらしているように思います。
また、トップチームのヘッドコーチ、タイラー・ジェンキンスが直接指導に入っていることも影響しているかもしれません。
ネタバレになりますが、このサマーリーグ2019はこのグリズリーズが優勝をするのもこういったチームビルディングの効果があったのかとも思います。
これでチームがシーズンで良い成績、そして、このサマーリーグに出場していた選手が良い活躍を見せたら来シーズンからさらにこのサマーリーグというものの価値が上がっていきそうな気がします。
後半戦開始!!
渡邊選手後半もハイポストからのジャンパーを沈め引き続きシュートタッチが良さそうです。
グリズリーズは、イバン・ラブ、このラスベガスシリーズから合流しているブルーノ・カボクロなども活躍をしてリードは徐々に広がっていきます。
5分程度でのタイムアウト後にもローポストからのジャンパーを決める渡邊選手。
2桁10得点に載せます。
ここでベンチへ。
ホリデーは20得点に到達。しっかりとアピールをしていきます。
グリズリーズは、ダスティン・ハナもポイントを重ねていきます。
終盤にはペイサーズの追い上げもあり、70-60の10点差、グリズリーズリードで第3クオーター終了です。
第4クオーター開始!!
渡邊選手このクオーターはまた最初からコートに立ちます。
ペイサーズ、アクーンパーセルが第3クオーターの終盤から第4クオーターの頭で得点を連続で決めていきます。
渡邊はトップオブザキーからのドライブでレイアップを決める。
グリズリーズ、オフェンスでもディフェンスでも高い集中力を見せ、20点リードに広げます。
45度からのスリーポイントをバンクショットで決めた渡邊選手。
腑に落ちてないリアクションしていましたが、シュートはシュート。
しっかり打っていくこと、重要だと思います。
さらにランを見せるグリズリーズ、点差は30点差になります。
渡邊選手は残り3分でお役御免。
この試合は15得点4リバウンド3アシストの良い活躍を見せました。
試合は101-75でグリズリーズの勝利です。
こぼれ話
7月はこのサマーリーグを見て、8月にはFIBAバスケットボールワールドカップ2019が始まります。
オフでもこれだけNBAが楽しめるという経験は本当に初めてて、これからもどんどんのめり込んで行こうと思います。
今日はこの辺で。ではまた。
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