バスケ日本代表強化試合:日本×ニュージーランドGAME1

バスケットライブに加入したことでBリーグ、日本代表、インカレ、インハイなどもカバーできるようになりました。

ソフトバンクユーザーでよかったなと思ってます。

どうも、元J-PHONEユーザー、ctrainerです。

本日は、

日本代表強化試合:日本×ニュージーランド

の試合のレポートを書いていきたいと思います。

試合前情報

この試合に望む日本代表のロスターです。

NBAグリズリーズにて2WAY契約を結んでいる渡邊雄太は怪我のため、この試合は出場を見送り。

そして、骨折により代表のスターターPGをよく勤めていた富樫勇樹も欠場となっています。

ニュージーランド代表は、PDFにてご紹介します。

https://akatsukifive-men-2019.japanbasketball.jp/wp-content/uploads/2019/08/NZ190812.pdf

日本のスターターは

PG #7篠山 竜青

SG #6比江島 慎

SF #18馬場 雄大

PF #8八村 塁

C #22ニック・ファジーカス

ニュージーランドのスターターは

PG #0タイ・ウェブスター 

SG #9コーリー・ウェブスター

SF #10トム・アバークロンビー

PF #42アイサック・フォートュ

C #14ロブ・ロウ

となっております。

注目の冨樫の代わりにスターターに入ったのはキャプテンの篠山。

SG、SFに今年のNBAサマーリーグに出場した馬場、比江島。

PFはもちろんご存知、NBAドラフトされた八村。

Cは元NBA選手のファジーカスと、とても豪華なラインナップ。

交代で入ってくる選手とともにどのような活躍を見せてくれるか期待したいと思います。

試合開始!!

初めのオフェンスはターンオーバーからスタート。

八村のローポストのシュートで日本初得点。

ニュージーランドは、イスタンブールのガラタサライに所属しているタイ・ウェブスターのトップからのドライブで得点。

次のオフェンスでも八村の得点。

その後はファジーカスのフローターとリズムの良いオフェンスが展開されます。

開始3分弱で11−2のランを見せる日本代表。

リズムの取れないニュージーランドはメンバーを変えて流れを変えにかかります。

しかし止まらない日本のオフェンス、5分経過時点でニュージーランドのタイムアウト、18-2で日本代表が大量リードを奪います。

このタイミングで日本は比江島に変えて田中大貴が入ります。

ニュージーランドのガード陣、ウェブスター兄弟はドライブからのフィジカルは強固なものがあります。

その後竹内譲次が入ってきます。

ここで大切なポイント!!

トランジションからのファウルを受けてフリースローレーンに立つ馬場。

この夏の熱愛報道を「良いニュースがありました」と実況の人がいじっているのを聞いてもしや?と調べたらやはりでした。

先日、私の好きなyoutubeチャンネル「Basketball Diner」に出演されていた松本 圭佑さんでした。

出演されていた動画はこちらから。

一気に実況の声を聞くのに力が入るようになってきました。

残り1分弱、日本は篠山に変えてベンドラメ 礼生が入ります。

変わって出てきて早速3PTを決めます。

ニュージーランドも徐々に得点を重ねて、第1クオーター27-16で日本の9点リードで終了です。

第2クオーター開始!!

開始最初のニュージーランドはコーナーからスリーを決める。

八村のジャンパーで日本は返します。

ニュージーランドのタイ・ウェブスターが、インバウンズでトリッキーなプレイを見せたり、ドライブを深くまで切り込んでいっても、態勢を崩さずにフィジカルにシュートを決め切ったりしています。

日本は試合の入りは素晴らしかっただけに少しオフェンスのリズムが低調になってきました。

停滞したリズムを取り戻すように、竹内譲次がダンクをかまします。

そして代表デビューとなる安藤周人が交代で入ります。

八村のオールコートからのスティール、そして、ポストアップから田中のバスケットカウントを演出。

得点だけでなく幅広い活躍を見せます。

若干フリースローの確率が低いかなという印象です。

ニュージーランドはお兄さんのコーリー・ウェブスターも弟同様強いフィジカルを見せて日本のガードやウイングの選手にガンガン1on1を仕掛けてきます。

この辺りはワールドカップやオリンピックでも十分考えられる部分になるので課題の一つとして修正していく必要があるかと思います。

タイムアウト開け、安藤周人のスリーが決まります。

と、思いきや、タイ・ウェブスターもスリーを返す。

また、気になる点のもう一つは日本のディフェンスについて。

ニュージーランドの戦略もあるかもしれませんが、左コーナーからのスリーポイントを何本も決められています。

チェックに飛んではいますが、そもそもここのシュートが他のエリアより明らかに多いのでそれを狙っているのか、対策が聞いていないのか。

じわじわと点差を縮めてくるニュージーランド。

残り2分を切って6点差まで詰め寄ってきます。

ファジーカスがトップからスティールされて残り1分で4点差。

日本タイムアウトを取ります。

残りの時間で八村のシュートがカウントをしたり、フリースローを2本落としたりといろいろありましたが、49-43の6点リードで前半を終了します。

後半戦開始!!

後半はファジーカスらしいポストからのフェイダウェイで得点。

ニュージーランドもしっかりスリーを沈めて後半が開始します。

八村残り7分弱でファウルを続けてコールされて、竹内譲次と交代します。

トランジションからの馬場のダンクが炸裂。

ニュージーランドは42番のアイサック・フォートュのポストアップを軸にオフェンスを展開しています。

日本は、再度ベンドラメ、そしてこの試合初出場の張本 天傑が入ります。

残り5分を切って、66-60。

どちらもつかず、離れずの展開を続けています。

ここで大切なポイント!!その2

日本は八村がいない時間に次に得点の軸になる選手がファジーカスになるかと思われますが、この時間に張本とファジーカスが交代したことで2人ともいない時間帯になります。

ディフェンスからのトランジションなどの持ち味は発揮できていますが、誰がオフェンスのキーマンになるか。

3分半のところですぐにファジーカスが戻ってきましたが、ワールドカップではこの2人のファウルトラブルなども考えた場合に、次のオプションを誰にしていくかが注目となりそうです。

ファジーカスがハイポストからのシュートでバスケットカウントを獲得。

フリースローもしっかり決めて点差を再び2桁に広げます。

第3クオーター残り数秒のところで比江島が4つ目のファウルをコールされます。

篠山、八村も3ファウルのため、若干のファウルトラブルが気になります。

試合は第3クオーターを終えて79-68の11点差。

このクオーターは結果的に30-25と多くの得点を奪うことに成功しました。

第4クオーター開始!!

このクオーターの頭も八村のジャンパーからスタート。

この時間帯八村が好調。

次のジャンプシュートも決めたと思ったら、今度は3PTもメイク。

能力の高さを見せます。

残り7分でニュージーランドがタイムアウト。12点差です。

タイムアウト開けはニュージーランドがギアをあげて積極的にオフェンスをしてきますが日本も良いディフェンスを何本も見せます。

そして、八村がプルアップからのスリーを沈めます。

これが決められたら、もう立派なストレッチ4としても活躍できそうです。

交代して出てきた比江島がらしいロールターンからファウルを取ります。

彼のアウトサイドからの得点、ドライブからの得点がチームに必要になっていくんじゃないかなと感じています。

そしてこの後のディフェンスでファウルを取られ、ファウルアウト。

残り3分半で日本がタイムアウト。

最後のクロージングに向けてしっかり準備をしていきます。

ニュージーランドは点差を1桁に戻すことができていません。

八村、ファジーカスが大事なところでスコアしてくるため常に追いかける展開になっています。

日本のディフェンスもファウルが多くなっていて、フリースローの確率はニュージーランドの方が良いため、やはりどちらのチームにとってのディフェンスが重要な要素になっています。

残り2分、97-87の10点差。

残り1分、コーリー・ウェブスターのドライブで8点差。

残り30秒、ファジーカスのゴール下で10点差。

ここで勝負あり。99-89で日本が勝利です。

試合を振り返って

八村が35点、ファジーカスが21点と素晴らしい結果。

良いチームディフェンスやトランジションなども日本代表の強みになりそうです。

その中でこの試合でも出てしまったファオウルトラブルや、フリースローの確率の低さなど、改善できる部分は多くあると思いますので、残りの試合を経て、良い準備をしてワールドカップ2019に向かって行って欲しいと思います。

こぼれ話

日本代表の試合を久々に見ましたが、本当に強くなったなと感じました。

八村の存在、ファジーカスの存在はもちろん、ここに渡邊雄太が加わる次の試合もしっかりレポートしていこうと思います。

楽しみです!!

今日はこの辺で。ではまた。

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