ニックスのケビン・ノックスが両脚違う色のバッシュ履いているのいいなーって思います。
どうも、実はスニーカー好きの男、ctrainerです。
本日は、
NBAプレシーズンゲーム2019:ニューヨーク・ニックス×ワシントン・ウィザーズ
の試合をレポートしていきます。
試合前情報
ニューヨーク・ニックスは前シーズン17勝65敗でイースタンカンファレンス最下位に沈み、今シーズンのFA戦線でビッグプレイヤーをチームに招集する企みでしたが、大物FAは残念ながら確保できず。
中堅どころのなぜか特にPFの選手を集めて、いったいどんなチームになるのか正直想像がつきにくいチーム。
ドラフトでは3位指名でRJ・バレットを指名。
デューク大での活躍は申し分なく、ルーキーシーズンどんな活躍を見せるか注目です。
対するワシントン・ウィザーズ。
ご存知日本人で初めてドラフトされた八村塁を9位で獲得し、日本からの注目も一気に高まったこのチーム。
前シーズンは32勝50敗でカンファレンス11位。
エース、ブラッドリー・ビールを中心に今シーズンはロスターを固めていきたいところ。
また、もう一人のオールスタープレイヤー、ジョン・ウォールは怪我からの復帰がまだしばらくかかりそうな状況のため、彼の契約などもあり積極的に補強を進められるほどのキャップスペースもなく難しいシーズンになることが予想されます。
個人的には、FAで加入したアイザイア・トーマスが過去の活躍を取り戻すことができるか注目したいところです。
ロスター
<ニックス>
エルフレッド・ペイトン
RJ・バレット
マーカス・モリス
ジュリアス・ランドル
ミッチェル・ロビンソン
<ウィザーズ>
ブラッドリー・ビール
イシュ・スミス
ジャスティン・アンダーソン
八村塁
トーマス・ブライアント
試合開始!!
ウィザーズボールでスタート。
ブライアントのシュートはミッチェルがブロック。
そこからペイトンのフローターで初得点。
八村がマッチアップするのはジュリアス・ランドル。
フックシュートを決めれます。
ウィザーズはビールのスリーで初得点。
ランドルがトップからドライブし、得点。
6-3とここまではニックスペース。
八村はエルボーあたりのジャンパーを沈め初得点。
続けてゴール下へアタックすることでファウルを獲得。
フリースロー2本決めて、チームトップの得点をあげます。
ニックスはロビンソンのトランジションでのダンク。
残り7分弱のところでタイムアウト、9-8でウィザーズリードです。
ここで大切なポイント!!その1
タイムアウト中にインジャリーレポートが入っていましたが、ウィザーズはけが人が多い状態。
ジョン・ウォール、アイザイア・トーマス、イアン・マヒンミ、CJ・マイルズなど。
若手に取っては出場機会が増えることが予想されますが、チームとして勝ち星を量産できる体制とは言いがたく、シーズン序盤は耐えるシーズンになるかもしれません。
タイムアウト明けは、ランドルのスリーでリードを奪い返します。
ニックスは残り6分を切って、ケビン・ノックス、フランク・ニリキナがコートに。
八村、トランジションから再びファウルを獲得。
このウィザーズの4、5番がともに走力を持ちチーム全体で早いペースでの展開は魅力の一つになるかもしれません。
フリースローは1本成功、ここでベルタンスと交代です。
ニックスも選手交代、代わって入ったタージ・ギブソンのアンドワン。
残り18-13でニックスリード。
ここでタイムアウトです、残り3分。
ウィザーズはビッグマンが比較的多くスリーを打ちますが、ここまであまり入らず。
逆速攻でニックスにトランジションでの得点を重ねられ点差が離れます。
ここ約4分ほど、フィールドゴールのないウィザーズ。
しかし外をしっかり打っているからこそフェイクにも引っかかります。
ワグナーがフェイクからのドライブでダンク。
ニックスはノックスのスリーで点差を離します。
ノックスは速攻での得点も合わせて7得点。
八村は5得点、RJ・バレットはシュートを打ってますが、得点できず。
第1クオーターは、27-16でニックス9点リードです。
第2クオーター開始!!
ニックスはウェイン・エリントンがスリーを決めて第2クオータースタート。
スリーのあとは、カットから合わせのレイアップを決め、効率的に得点を重ねます。
ウィザーズはワグナーが3つ目のファウル。
プレシーズンなのでファウルトラブルなどはそこまで大きくは気にしていないと思いますが、ワグナー、ベルタンスの二人だとどうしてもインサイドを破られている感じがあります。
そのワグナーに変えてブライアントがコートに戻ります。
ベルタンスにもやっとスリーポイントがきて、11点差。
ブライアントがセンターのポジションにいることで、ロブパスのターゲットになって良い流れです。
アスレティックなインサイドで、外も打てるという最近のリーグのトレンドにあった選手かと思います。
ここでタイムアウト、残り8分弱で35-26の9点ニックスがリード。
タイムアウト明けはベルタンスがスリーを沈め6点差に。
ニックスはスターターにメンバーを戻しています。
残り7分で八村がコートに戻ります。
八村がバレットにシュートファウルを献上し、バレットはフリースローで初得点。
ビールもミドルを決めて得点を重ねます。
残り6分を切って6点差を追いかけるウィザーズ。
八村はマッチアップのマーカス・モリスに対してトップから1on1。
ミドル打ちますが、落ちます。
ニックスはスターターに戻したことで、特にランドルを中心にオフェンスの効率を上げていきます。
ニックスがリードを広げたところでタイムアウト。
残り3分半で45-31のニックス14点リード。
タイムアウト明けはビールのドライブにブライアントが合わせてダンクで得点。
ニックスはランドルのトランジションからの得点でリードを広げる。
八村がスリーポイントをしっかり決めて8得点目。
続けてビールとのピック&ロールで連続得点。
前半で2桁得点を記録します。
ニックスはモリスが連続でスリーを決めます。
前半は最終的に57-42の15点差。
ウィザーズは2ndユニット出場時に少し点差をつけられる形になっています。
第3クオーター開始!!
第3クオーター開始早々にモリスが、アンダーソンに対して危険なプレイからの小競り合い。
Knicks coming for everybody’s heads this year 🏀 pic.twitter.com/crSMrVM86W
— Bleacher Report (@BleacherReport) October 8, 2019
このプレイに対してフレグラントファウル2がコールされて、退場となります。
代わりにケビンノックスが入ってきて試合再開。
ウィザーズはアンダーソンのスリーからスタート。
続けてブライアントがローポストからターンアラウンドのシュートをメイク。
点差は9点差になります。
そこに続いたのが八村のドライブからのダンク。
RUI WITH THE HAMMER! 💪 pic.twitter.com/MGwYwnvPby
— Washington Wizards (@WashWizards) October 8, 2019
たまらずニックスタイムアウトです。
残り10分、8-0のランで57-50、7点差まで詰めます。
タイムアウト明け、ペイトンがコーナースリーを決めて10点差。
ウィザーズはトランジションからアンダーソンのスリー。
続いてブライアントのブロックからマクレーのダンクで5点差。
流れを引き寄せます。
イシュ・スミスのミドルが決まって3点差。
ランドルをブライアントがブロック。
マクレーのレイアップでバスケットカウント。
同点に一気に追いつきます。
ここでニックスはRJバレットがドライブで得点。
続けてトランジションからアンドワンを獲得。
アウトサイドが不調な中こういった部分で能力の高さを見せてきます。
しかしここで、ウィザーズのブルックスHCがバレットのドライブに対してチャレンジ。
これが成功し、得点はカウントされずに、オフェンスファウルのコールになります。
残り5分半で八村はワグナーと交代。
ニックスはここでバレットがスリーを決める。
対するウィザーズ、マクレーのドライブで得点。
ランドルのインサイドプレイヤーとは思えないハンドルからのアシストでバレットのダンク。
Frank 👉 Julius 👉 RJ pic.twitter.com/ONQbZJHoyz
— NEW YORK KNICKS (@nyknicks) October 8, 2019
続けてノックスのスリーで今度はニックスが連続得点。
72-66で残り3分半。
ブライアントのトランジションからのトレイラーで入ってきてダンク。
対するニックスもバレットがブライアントとコンタクトしながらアンドワン獲得。
フリースローは落ちますが、ペネトレイトでこの試合は得点を重ねています。
試合終盤は両チーム交代で入ってきたベルタンス、エリントンなどがスリーを決めます。
ウィザーズはここで、これまでプレイしていなかった選手、ギャリソン・マシューズがコートに。
ここから3rdユニットが入ってくるかと考えると、八村やビールの出番はもうないかもしれません。
最終、このクオーターは83-71の12点差でニックスリードで終了です。
第4クオーター開始!!
ニックスはバレットのスリーでこのクオーター初得点。
ゴール下でノックスの得点が決まったところで、ウィザーズ早めのタイムアウト。
ディフェンスの修正を行うでしょう。
ウィザーズはディフェンスを頑張って、トランジションを出します。
マシューズのスリー、ワグナーのゴール下と今度はニックスがディフェンスが崩れている状況でタイムアウト。
ニックスはタージ・ギブソンのスリーが決まります。
ここで大切なポイント!!その2
この時間帯、ウィザーズの若い1〜2年目の選手なんかが多い中、ニックスは11年目のギブソン、10年目のエリントンなど中堅どころも多く出ています。
ロスターをみると、ニックスにもルーキーや、ドラフト外の1年目などいますが、この試合に関しては、しっかりと契約をもらっている選手たちを長い時間使っています。
ウィザーズのブルックスHCと、ニックスのフィズデイルHCのゲームに対するアプローチの違いを感じます。
ニックスは昨年のコアメンバーが若く、新たに入ったロールプレイヤー達の動きを確認している要素が強いかと思います。
試合時間が残り3分弱になってきたところで、ウィザーズはアウトサイドが決まりだして9点差。
トランジションからの得点で7点差に詰めます。
ニックスはこの時間帯もしっかりと主力級をコートに残しているため、その中でこうやって点差を詰められているというのは不安要素の一つでもあるかと思います。
マシューズの振り向きざまの難しいシュートが決まり5点差。
ニックスはニリキナのフリースローで残り1分、101-94。
ウィザーズタイムアウトを取り、そのあとのオフェンスではボールムーブからワグナーがバスケットカウントを獲得。
残り40秒、4点差。
ニックスタイムアウトをとります。
ニックスは得点できず、ウィザーズボール。
ブースがドライブからのフローターで得点し2点差。
残り10秒切ってファウルゲームに入ります。
フリースローはバレット。
2本しっかり決めて4点差。
ワグナーのスリーが外れ、残り2秒。
ファウルボーナスのフリースローをエリントンが1本決めて104-99で試合終了。
Team W.
See you @thegarden Friday. pic.twitter.com/o86HK4L81c— NEW YORK KNICKS (@nyknicks) October 8, 2019
試合を振り返って
ウィザーズは、新加入組の選手の確認、どのように運用していくかのイメージがつかめたのではないかと思います。
課題としてはけが人が多いシーズン序盤を乗り切れるかどうか。
若手インサイド陣は八村含めて運動能力あり、外のシュートも打てるという面白いラインナップなんじゃないかなと感じました。
ニックスは個人個人の能力は申し分なし。
ただ、チーム全体のケミストリーや献身性が上がってこないと最後の数分のようにウィザーズの3rdユニットに挽回されるというようなことが起きてしまうので、シーズン中、勝てるチームになるためにはもう数ステップ必要な感じがします。
こぼれ話
特になし!!
今日はこの辺で。ではまた。
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