だんだん寒くなってきて、今日は冷たい雨も降っておりました。
おでんが恋しくなってきた男、どうも、ctrainerです。
本日は、
NBA2019-2020シーズン:ポートランド・トレイルブレイザーズ×デンバー・ナゲッツ
の試合をレポートしたいと思います。
試合前情報
ホームで開幕を迎えます、トレイルブレイザーズ。
昨シーズンは、53勝29敗でノースウェスト2位、プレイオフには第3シードで臨みました。
1stラウンドはデイミアン・リラードの劇的なブザービーター、そしてカンファレンス・セミファイナルでは本日対戦のナゲッツと7戦までもつれる激戦を制した後、、カンファレンスファイナルでウォリアーズに4タテを食らっての敗戦。
強豪ひしめくウェスタンカンファレンスでも一定の成果を残せたとは言えますが、最後のウォリアーズ戦はどうしても力不足を感じるくらいのやられっぷりでした。
昨シーズン以上の成果を出すということは、ファイナル進出ということ。
今期もウェスト上位に入っていくために補強も積極的に行ってきました。
どんな仕上がりになっているのか注目です。
対するデンバー・ナゲッツ。
昨シーズンは、54勝28敗でノースウェストを1位、カンファレンス3位でプレイオフに進出。
1stラウンドのスパーズ戦は若さが出て老獪なスパーズ相手に第7戦まで持ち込まれましたが、徐々にアジャストしていき勝利。
次のブレイザーズ戦でも1試合ごとに若手選手がプレイオフという場での経験を短らの力に変えて成長していきながら戦っていた姿が印象的でした。
昨シーズンの勢いが嘘ではなかったことを照明するシーズンとなる今期はコアメンバーはほとんど帰ることなく、むしろさらにローテーションを強化してくれるであろう、ジェレミー・グラントがサンダーから加入。
今期も好成績を残すことができるかどうか、注目です。
スターター
<ブレイザーズ>
デイミアン・リラード
CJ・マッカラム
ハッサン・ホワイトサイド
ザック・コリンズ
ロドニー・フッド
<ナゲッツ>
ウィル・バートン
ポール・ミルサップ
ニコラ・ヨキッチ
ギャリー・ハリス
ジャマール・マレー
試合開始!!
ブレイザーズボールでスタート。
ファーストシュートはフッドのスリーポイントでしたが、マッチアップのバートンに引っかかってエアボール。
ここから両チームターンオーバーが続き、開幕戦の硬さが感じられます。
最初の得点はブレイザーズ新戦力、ホワイトサイド。
オフェンスリバウンドからのプットバックダンクを決めます。
ナゲッツのファーストポイントはハリスのトランジションからのスリー。
ブレイザーズは続いてホワイトサイドがミルサップをブロック、そしてオフェンスではヨキッチからファウルを誘うなど、まずは存在感を見せます。
ユセフ・ヌルキッチが昨シーズンの大怪我からまだしばらく復帰できないこと、昨シーズンのインサイドを務めたエネス・カンター、マイヤーズ・レナードの放出を考えると素晴らしい補強になっているかと思います。
ナゲッツのエース、ヨキッチもトラベリングのコール、オフェンスファウルと立ち上がりはターンオーバーを連発。
ファウルもすでに3つ重ねてしまいます。
残り8分の時点でベンチに下がります。
代わって入ってきたのは、メイソン・プラムリー。
ブレイザーズはやっとアウトサイドでマッカラムのシュートが決まります。
ナゲッツもバートンのフリースローで加点します。
マッカラムのドライブ、ナゲッツ、ミルサップのスリー、コリンズのゴール下からの得点と徐々に両チームエンジンかかってきます。
残り7分弱でブレイザーズがタイムアウト、11-7でブレイザーズ4点リードです。
タイムアウト明け、両チームメンバーチェンジはなし。
ブレイザーズはマッカラムがキレキレ。
ドライブからの難しいレイアップを決めます。
続いてリラードからのアシストでホワイトサイドが得点したところで、ナゲッツタイムアウト。
残り分で15-7でブレイザーズ8点リードです。
タイムアウト明け、今度はフッドがスリーをヒット。
さらにファウルもとって4点プレイ。
交代して入ったマリク・ビーズリーが早速ファウルをしてしまいます。
ここから選手交代が多くなります。
ブレイザーズは、アンソニー・トリバー、ケント・ベイズモアがコートに。
ナゲッツも新戦力、ジェレミー・グラントとトーリー・クレッグがコートに入ります。
ナゲッツ、マレーが連続得点。
アウトサイドのもう一人のエースがチームに喝を入れます。
ホワイトサイドが2つ目のファウルをコールされてベンチへ。
8分間の出場ですでに7リバウンド。
良い仕事しています。
代わって入ったのは、スカル・ラビシエ。
在籍2年目の昨シーズンはあまり出場機会が得られなかった選手が入ります。
試合は残り3分、マッカラムもオフェンスファウルをコールされ、2つ目。
ベンチに下がります。
交代してはいるのは、こちらも新加入、マリオ・ヘゾニャ。
追い上げたいナゲッツはビーズリーがスリーをヒット。
ここで今日の試合のハイライトの一つ、リラードがトップからドライブをして強烈なダンクをお見舞いします。
is it possible to have the dunk of the year in the first game of the season pic.twitter.com/RmJdToCCYw
— Portland Trail Blazers (@trailblazers) October 24, 2019
しかし、ナゲッツのグラントは動じず、落ち着いてスリーを決めます。
続いてビーズリーが2本目のスリーを決めて、逆転に成功。
残り2分で22-21、ナゲッツが1点リード。
ヘゾニャのフリースロー2本ですぐにリードを奪い返すブレイザーズ。
その後ラビシエのフリースロー2本、プラムリーの得点と続いたところで第1クオーター終了。
27-24でブレイザーズ3点リードで第1クオーター終了です。
第2クオーター開始!!
ナゲッツボールでスタート。
ブレイザーズはリラードに変えて、アンファニー・サイモンズがコートに。
ブレイザーズもマレーに変えて、モンテ・モリスがコートに。
両チーム完全2ndラインナップで臨みます。
このクオーターの最初の得点はプラムリー。
続いてグラントが速攻からダンクを決めてナゲッツ逆転。
ブレイザーズもラビシエがオフェンスリバウンドからのダンクでリードを奪い返します。
ナゲッツはモリスが積極的にゴールに向かいます。
レイアップを決めた後はフリースローで加点、2本決めて32-29。
残り9分でコリンズ、ミルサップとスターターが戻ってきます。
続いてマッカラム、フッドも戻します。
戻ってきたコリンズがローポストから得点。
その返しにミルサップがスリーを決め、やり返します。
一気に展開が早くなってきたこのクオーター。
残り6分半でブレイザーズがタイムアウト、39-35でナゲッツ4点リードです。
タイムアウト明けは、サイモンズがスティールからのダンクで会場を沸かせます。
残り5分でホワイトサイド、リラードとスターターに戻し切ったブレイザーズに対して、ナゲッツもスターターが戻りますが、以前ヨキッチはベンチ。
逆にヨキッチなしでリードを奪えているという点ではナゲッツ悪くない展開です。
残り4分半、コリンズが3つ目のファウルでベンチへ、トリバーと交代。
ナゲッツは素晴らしいボールムーブでマレーのスリーが決まったところで10点差に。
ブレイザーズ、タイムアウトをとります。
残り4分で、49-39、ナゲッツ10点リードです。
タイムアウト明け、ホワイトサイドがオフェンスリバウンドから得点。
前半だけでダブルダブルを達成します。
そして続いてリラードのミドルが決まり6点差。
ここからリラードがミドル、フリースローと点を稼ぎ始めます。
しかしナゲッツもチーム全体でボールをシェアし、得点をつなぐ。
終盤にはベイズモアが3連続でディフェンス時にスティール。
そして、リラードにつないで、フッドのアリウープ。
モーダセンターは最高に盛り上がります。
最終、54-50でナゲッツ4点リードで前半を終えます。
第3クオーター開始!!
両チームスターターに戻して臨む後半戦。
ナゲッツのバートンのスリーからスタートします。
続いてヨキッチのローポストからの得点で加点します。
ブレイザーズはフッドのスリーが後半初得点。
第1クオーターの硬さはもうだいぶ取れてきています。
ブレイザーズは続いてリラードがスリーをヒット。
点差を3点差まで詰めます。
しかし、バートンが2本目のスリーで引き離します。
ここからホワイトサイドのシュート、ミルサップのスリーと続けて決まります。
ブレイザーズ気になるのは、マッカラムがシュートを積極的に打っていますが入っていないところ。
ヨキッチがシュートを決め、またじわじわとナゲッツがリードを広げます。
残り7分で67-58、ナゲッツ9点リード。
相変わらず、ホワイトサイドがゴール下で目立っています。
前半から引き続き、リバウンドやティップインを稼ぎます。
残り6分で、ブレイザーズタイムアウト、67-60でナゲッツ7点リードです。
タイムアウト明け、ブレイザーズコリンズがミスマッチをついてローポストで得点。
続いてミドルを決めて連続得点。
昨年のプレイオフで評価をあげた実力をここで見せてきます。
ナゲッツ、タイムアウト、67-64でナゲッツ3点リード。
ブレイザーズは明けて選手交代、ホワイトサイドに変えてヘゾニャ投入。
ヨキッチにはコリンズがマッチアップ。
ここ数分、スコアの生まれないナゲッツ。
ディフェンスやリバウンドでしっかり頑張っていきたいところですが、コリンズにオフェンスリバウンドを奪われます。
残り4分で、両チーム2ndユニットメンバーが入ってきます。
リラードがジャンパーを決めて1点差。
ここでナゲッツはクレッグがスリーをヒット。
久々の得点で逆転を許しません。
しかし射程圏内に捕えたブレイザーズはリラードがスリーを決め、再び1点差。
そして残り2分、サイモンズのフリースロー1本決まって同点になります。
ナゲッツはいまいちエンジンのかからないヨキッチを下げます。
コートではベンチ出場、クレッグがミドルを決めてリードを広げます。
すかさずリラードがペネトレイト、再び同点に。
残り1分、ナゲッツはプラムリーのフリースローで1点追加。
サイモンズのアタックでブレイザーズついに逆転。
ナゲッツは残り20秒の段階でタイムアウト、クオーター最後のオフェンスを整えます。
最後のオフェンスはブレイザーズがスティールしてシャットアウト。
最終、74-73でブレイザーズ1点リードで第4クオーターへ。
このクオーターだけで10得点をあげたリラードの活躍で会場のボルテージも上がります。
第4クオーター開始!!
このクオーターの頭、両エース、リラードとヨキッチはベンチ。
もう一人のエース、マッカラムが早速アタックしますが、これもリングに嫌われる。
ラビシエが押し込んで得点に繋げて第4クオーター開始。
やっとまっからむのスリーが決まったところでブレイザーズ6点リード。
ナゲッツは、1分しか経過していない段階でタイムアウトを取ります。
残り11分、79-73でブレイザーズ6点リード。
タイムアウト明け、ヨキッチを戻すナゲッツ。
そして今シーズンの新加入、ジェレミー・グラントがスリーをヒット。
ブレイザーズはサイモンズがダブルドリブルでターンオーバー。
ちょっと安易なミスをしてしまいます。
続いて2連続でディフェンスファウルを取られてしまい、ナゲッツにつけこまれてしまいます。
そしてこのタイミングでフッドと交代。
ブレイザーズはラビシエのフックで加点。
ナゲッツはヨキッチがスリーを決めて1点差に詰めます。
残り8分半で、ブレイザーズはホワイトサイド、リラードを戻します。
ナゲッツはヨキッチが引きつけてマレーのスリーを演出。
ブレイザーズはマッカラムがいまいち火がつかず。
そしてヨキッチのジャンパーが決まり、ナゲッツが再びリードを握ったところでブレイザーズタイムアウト。
残り7分半で、85-83、ナゲッツ2点リード。
タイムアウト明けはリラードがスリーポイントでのファウルをもらいフリースロー3本。
しっかり全部決めて再度ブレイザーズ1点リード。
ナゲッツはショットクロックギリギリでマレーがタフショットを決め、逆転。
ブレイザーズはスターターに加えて、ベイズモアが交代で入ります。
今日ここまで5スティールのディフェンス力を買われて、起用されます。
ブレイザーズはマッカラムが2ポゼッション続けて決めきれません。
スコアができない時は、ディフェンスを頑張るしかないものです。
ベイズモアがその期待に答え、テイクチャージ。
会場盛り上がります。
続いてホワイトサイドがリラードのスリーが落ちたところをティップイン。
粘って粘って逆転します。
ナゲッツ、たまらずタイムアウト。
残り5分で88-87、ブレイザーズ1点リードです。
タイムアウト明け、ヨキッチがローポストで得点。
ようやく二桁に乗せますが、大事なタイミングでしっかり決めてきます。
続いてハリスがフローターを沈め、逆転→リードを広げます。
返しのオフェンスでリラードが得点、1点差に詰めます。
その返しのオフェンスでヨキッチがスリーをヒット。
存在感出してきました。
続いてもう一本スリーを沈め、リードを一気に7点まで広げます。
残り3分。
ヨキッチがオフェンスのギアをあげてきたところで、ブレイザーズはホワイトサイドを下げ、フッド投入。
マッチアップはコリンズになります。
ここでブレイザーズはオフェンスが停滞。
点差は7点のまま時間が過ぎていきます。
残り2分、97-90でナゲッツ7点リード。
やっとここで、リラードがスリーを決めて4点差。
しかしファウルボーナスが溜まっているナゲッツに対して、ベイズモアがマレーにファウル。
フリースローは2本成功。
ナゲッツ6点リード。
確実に加点したいブレイザーズは、リラードがアタック、ファウル引き出します。
しかしここのフリースロー、1本落とします。
残り1分半、99-94でナゲッツ5点リード。
なんとか守ったブレイザーズはリラードが再びアタックしますが、これはリングに嫌われる。
そして、ナゲッツはエースが仕事をします。
バートンの落としたレイアップをティップイン。
ブレイザーズタイムアウト、残り45秒で101-94、ナゲッツ7点リード。
ブレイザーズの選択はリラードのアタック。
しっかりフリースローにつなげることに成功。
ここは2本成功。
101-96で5点差、ナゲッツがリード。
ブレイザーズはヨキッチにファウル。
1本目は成功、2本目外れますが、ナゲッツがボールを取ります。
残り35秒、102-96。
トリバーが早めにファウル。
フリースローのシューターはバートン。
しっかり2本決めます。
104-96、ブレイザーズはアーリーでリラードがレイアップを決める。
残り24秒で、104-98、ナゲッツ6点リード。
すでにファウルゲームに入っているブレイザーズ、時間をほぼ進めずにファウル成功。
バートン、このフリースロー2本成功。
マッカラムがレイアップですぐに得点。
再びファウル。
106-100。
ブレイザーズ、テリーストッツHCは最後のタイムアウトでチャレンジ。
ファウルコールはチャレンジ失敗で変わらず。
バートンが2本決めます。
最終、108-100でナゲッツがアウェイで貴重な開幕戦勝利を飾りました。
1-0.
First road squad to win opening night in Portland in a long, long, long time.#MileHighBasketball pic.twitter.com/nyaRhMfZDZ
— Denver Nuggets (@nuggets) October 24, 2019
試合を振り返って
勝利したナゲッツ。
ヨキッチが振るわない中でアウェイで勝ち切ったのは素晴らしい出来だったと思います。
最後に要所を締めたところは流石でしたが、改善の余地のある出来でもありました。
昨年のチームをほぼ戦力落とすことなく今シーズンに入れていたことも大きいかと思います。
ホームで落としてしまったブレイザーズですが、ホワイトサイドの活躍は見事。
新戦力のベイズモアも要所で良いディフェンスしてました。
リラードはエースらしい活躍、振るわなかったのはマッカラム。
FG5/18で12点。
しかしサイモンズやラビシエなどの若手も活用しながら、新戦力との合わせもしていきながらのスタートとなるので、期待も持てる試合内容でした。
こぼれ話
昨シーズンのプレイオフでも熱戦を展開した両チーム。
実は、3OTにもつれた試合を見た後に、来シーズンはブレイザーズを推しチームにしようかなーなんて思いました。
今日の配信をホーム側で見たことも影響しているかもしれませんが、見返して見るとだいぶ、ブレイザーズよりに文章を書いている気がしています。
NBAだけでなく、バスケ全体が好きなのでそこまで偏る予定はありませんが、現状の私の微推しチームはブレイザーズで決定しそうですw
今日はこの辺で。ではまた。
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