NBA観戦レポートその2:プレイオフ2019 ウェスト・セミファイナル ポートランド・トレイルブレイザーズ×デンバー・ナゲッツ GAME2

見逃し放送のありがたさを感じてます。

本日はtwitter、facebookでのNBA情報を遮断して夜を迎えてますw

どうも、ctrainerです。

本日は、

ポートランド・トレイルブレイザーズ×デンバー・ナゲッツ GAME2@ デンバー

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

ハイライトをご覧になる前・なった後に読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思いますので良かったらご覧になっていって下さい。

<GAME2レポート 目次>

このゲームのハイライト映像

試合前情報

GAME1はデンバーナゲッツが121-113でリード。

ナゲッツの大黒柱であり、司令塔でもあるセンターのニコラ・ヨキッチが37点+オールラウンドな活躍。

プレイオフファーストラウンドで間違いなく一番世界を沸かせたエース、デミアン・リラードが39点。

スタッツを見てみたところ、ブレイザーズは試合を通して18個のターンオーバーを犯し、そこから23失点をしていて、そりゃあ厳しい試合になるのは想像に難くないですね。

そこからどう修正していくか、また、先発フォワードの二人の出来がイマイチだった(二人合わせて2点)ということで、チーム全体での奮起なるかというところがポイントになりそうです。

ナゲッツは、ホームでの勝率がリーグトップ(37勝4敗)とのことなので、ここで勝ち星は落としたくないはず。

そんな前情報を入れた上で、GAME2スタート!!

GAME2スタート!!

第1クオーターはともにオフェンスが少し重たい印象。

どちらがアドバンテージを握っているとも言えない展開。

強いて言うならベンチメンバーも含めてブレイザーズは満遍なく得点をとっている感じ。

前述のフォワード二人、アルファヌーク・アミヌモリス・ハークレスも立ち上がりは前回よりも良さそう。

ナゲッツは、第1クオーターはもたせたものの、第2クオーターは12点。全然得点が伸びないまま35点で前半終了。

うーん、守り合いでの点差でなく、イージーシュート落としている感じなのでなんかピリッとしない前半だった。

ここで大切なポイント!!

気になることとしては、怪我の発生が2件。

鼻骨の打撲で出血もあり一時退場した、ナゲッツのトーリー・クレッグ、味方の脚の上に着地してしまったブレイザーズのハークレスも一時欠場。

仕事柄、怪我が発生した時は受傷機転となるリプレイの映像を長く見てしまうのと、チームトレーナーの動きをつい目で追ってしまいがちですw

中には目も当てられないような大怪我が発生することもあります。(膝の靭帯2本切って曲がっちゃいけない方向に曲がるとか…)

すでにブレイザーズはユスフ・ヌルキッチがシーズン中に怪我で離脱してしまっているため、フルメンバーで戦ったらどうなるんだろうなーなどと思いながら。

とにかく、可能な限り怪我人の発生はして欲しくないもんです。

後半戦スタート!!

それぞれ欠場したスターターの代わりの選手を入れてスタート。

ナゲッツはターンオーバー誘発からのトランジションを2本決め修正バッチリ。

しかし流れを引き寄せ切れない。

ヨキッチはフリースロー2本外し、ぐっと流れが移りそうで移らない展開。

リラードはきっちり、ドライブ、スリーと決めてくる。

いけるか!?と一瞬思わせるものの点差は変わらずで、ナゲッツタイムアウト。

3クオーター中盤に絶対ハイライトに入るヨキッチからポール・ミルサップへのディフェンダーのまたを抜くパスからのアンドワン。

しかし流れを引き寄せ切れない。

ブレイザーズのもう一人のオールスター、CJ・マッカラムがつなぎのシュートをしっかり沈めている印象。

しかも、ヨキッチはここでファウルトラブル。ベンチにいる時間が長くなってくる。

つかず離れずで第3クオーター終了。

ここで大切なポイント!!その2

こういった試合はつい他の部分に目が行きがち。

ブレイザーズのコーチ陣が蝶ネクタイつけてるのイカしててカッコいいなーとかそんなところに目が向いてしまいましたw

第4クオーター徐々にナゲッツが詰めて行って7点差で残り4分。

フェイスマスクつけて帰ってきたクレッグやチーム全体での押し上げもあり、ナッツの良さを表すファストブレイクも出ていたんですが、いかんせん遅かったかなと。

オフェンスリバウンドをもぎ取りセカンドチャンスも多かったけど、なんとなくチームとしての若さが出たのと、頼りたかったヨキッチのエンジンがかかりきってなかったような感じがしました。

結果は97-90でブレイザーズの勝利。

シリーズ1-1のタイ。

ブレイザーズはマッカラムの良いところでのゲームメイク、スリーポイントが決まっていて、このGAME2についてはリラードよりインパクトがあったかなという感じ。

また、ロドニー・フッドの要所での渋い活躍が光ったなという試合でした。

良いところでのスリー、そしてブロックショット3本。

リラードがパッとしなかったブレイザーズとしては勝ててよかったなという試合、ナゲッツからすると、勝ちにつなげたかった試合だったなと。

この後のGAMEにどう影響を及ぼすか、もしかしたらターニングポイントになり得る試合だったかと思います。

GAME3に向けて

ナゲッツがこの試合を落としたことで、アウェイでの1勝が必要になりますが、GAME3・4で取れずにブレイザーズに3-1にされるのは避けたいはず。

ナゲッツ側は当然ヨキッチを軸に据えて反撃に出ると思いますが、

ヨキッチ、ジャマール・マレー、ポール・ミルサップ以外の誰かがステップアップする必要がある

と感じます。

ブレイザーズはハークレスが戻ってこれなかった場合、ベンチメンバーからのステップアップがこちらも必要になるかもしれません。

が、ここが両チームの大きな違いの一つで、

リラードのデイム・タイム炸裂次第ではどうにでもなる可能性がある

という印象をぬぐいきれません。

まだご覧になってない方は、ファーストラウンドの彼の活躍をぜひご覧くださいw

こぼれ話

ビデオリプレイは、正確なジャッジをするためには必要なんでしょうけど、どうしても試合が間延びしますね。

競ったゲームではワンジャッジで勝敗を決することもあるので重要なのは十分に分かりますがなんだかなーと思ってしまいます。

今日はこの辺で。ではまた。

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