FIBAワールドカップ2019グループE第1節:アメリカ×チェコ

怒涛の2連投、やはりこのFIBAワールドカップというお祭りをとことん楽しみたいと思い、もう一発ライブでみようと思います。

どうも、バスケ大好き男、ctrainerです。

本日は、

FIBAワールドカップ2019 グループE第1節:アメリカ×チェコ

の試合のレポートを書いていきたいと思います。

試合前情報

アメリカは言わずと知れた、NBAプレイヤーで構成されたFIBAランキング1位の常勝軍団。

今回選抜されているメンバーは、スーパースターと呼ばれるプレイヤーは少なく、ここまでずっと負けていなかった国際試合にて負けるという波乱のあった先日のオーストラリア戦。

この大会より気を引き締めて望んできていることでしょう。

ロスターはこちらから。

対するチェコ、知っているのはブルズにいるトーマス・サトランスキーのみ。

昔いたヤン・ヴェセリーもメンバーにいたそうですが、直前に怪我で欠場しているそうです。

それでもFIBAランキング24位の強豪なので、サトランスキー中心にどんな選手がいるのか、追っかけていきたいと思います。

ロスターはこちらから。

http://www.fiba.basketball/basketballworldcup/2019/team/Czech-Republic

試合開始!!

アメリカのファーストオフェンスは、マイルズターナーのローポストからのシュートでしたが、これはリングに嫌われる。

NBAプレイヤーのサトランスキーも負けじとトランジションで仕掛けますが、これもアメリカに防がれます。

アメリカはケンバ・ウォーカーのレイアップ、ジェイソン・テイタムの3PTと連続得点。

そしてアメリカは早速メンバーチェンジ。

ケンバに変えて、マーカス・スマートを入れます。

チェコはサトランスキーが積極的なドライブでバスケットカウント。

テイタムが早速2ファウルになります。

交代でクリス・ミドルトン入ってきます。

チェコは集中を切らさず、オフェンスでシュートを落としません。

5分経過したところで11-7とリードをとります。

チェコはリードを握っている時間帯でも積極的な仕掛けで2-3のゾーンディフェンスを敷きます。

それを見たアメリカのポポビッチHC、交代で出ていたセンターのブルップロペスを下げてハリソン・バーンズをセンターに。

かなりのスモールラインナップで挑みます。

試合は徐々にアメリカの好む速いペースに。

最終、17-14でアメリカ3点リードで第1クオーター終了です。

第2クオーター開始!!

アメリカは、ジェイレンブラウン、デリックホワイトなどが積極的にインサイドに切り込んで行ってレイアップでフィニッシュ。

しかしチェコも随所でフィジカルなプレイを見せて大きくは離されない。

第1クオーターにすぐ下がったテイタムが変わって出てきてすぐにアウトサイドシュートを沈める。

シュートタッチ良さそうです。

アメリカのシュートが徐々に決まり始め、ディフェンスでのストップも目立ち始めた6分経過頃に点差は12点に。

チェコはここまでサトランスキーを中心に悪くないオフェンスの展開を見せていますが、マーカススマートがファウルを恐れないハイプレッシャーなディフェンスを見せます。

点差が離れそうになったところでチェコは再び連続得点。

ケンバウォーカーのキレッキレなステップスルーが決まり、前半は終了。

43-29でアメリカ、14点リードで後半戦に突入します。

第3クオーター開始!!

前半に比べてお互いに若干オフェンスが低調に。

ここで誰が試合を動かせるか両チーム注目です。

ここでサトランスキーがアタックしてファウルをもらいフリースロー。

しかも、テイタムを3つ目のファウルトラブルに陥らせます。

チェコはサトランスキー意外にも17番の左利きのシューターと、12番のビッグマンがオフェンスで頑張ってつないでいます。

アメリカも得点が生まれない中で、選手を変えながら流れを呼び戻すことに取り組んでいます。

アメリカがオフェンスの光明を徐々に見出しまた突き放しにかかろうとしたところでチェコのタイムアウト。

残り4分、55-38でアメリカ、 17点のリードです。

アメリカはタイムアウト明けにメイソン・プラムリーも出場させてこの時点で全員出場。

チェコは一度休ませていた」サトランスキーを早々に戻してきます。

点差が20点に離れてしまったチェコですが、変わって出てきたサトランスキーの目がさめるようなドライビングダンク。

最終66-48で第3クオーター終了。

18点差まで広がってしまいましたが、最後のクオーターはどのような展開になるでしょうか。

第4クオーター開始!!

チェコの連続得点からのハッスルディフェンスで流れが傾きかけたところでのケンバのステップバックスリーが決まる。

このタイミングで最高の個人技を見せるあたり、流石です。

ドノバン・ミッチェルもコンスタントにアウトサイドシュートを決めてきます。

両チームともギアをあげてシュートの確率がさらにぐっと上がってきます。

国際試合らしいしまったゲーム展開になります。

点差だけではない、NBAのレギュラーシーズンでは見られないような熱さがあります。

残り5分を切ってからは流石に点差の大きさもあって、チェコはサトランスキーを下げます。

そこからは試合は淡々と進んでいき、最終88-67でアメリカの勝利です。

試合を振り返って

アメリカは、特に不安要素も多くは見えなかった問題のない試合を見せました。

チーム全員で一体となって戦い、要所をケンバが締めると言った展開であればいくら目評判が低いチームといえども間違いなく優勝候補の一つです。

強いて言うのであれば、強豪国のインサイド陣に対してターナーやロペスが機能するかどうか。

ディフェンスでファウルトラブルになろうものなら苦しい展開になりかねないので、グループリーグの中では問題ないかもしれませんが、前回敗退したオーストラリアや、この大会の優勝候補、ニコラ・ヨキッチ要するセルビアや、ヤニス・アテトクンボを要するギリシャなどとどのような戦いを見せるか今から楽しみです。

チェコはサトランスキーはもちろん要注意人物ですが、あると再度シュートがよく入り、ディフェンスやルーズボールでもハッスルする選手が多いため次に対戦する日本としては厄介な相手になりそうです。

こぼれ話

特になし!!

今日はこの辺で。ではまた。

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