寒くなってくると、コーヒー摂取量が一気に上昇します。
どうも、カフェイン中毒の男、ctrainerです。
ホットドリンクは、コーヒー一択です。
本日は、
NBA2019-2020シーズン:ニューオリンズ・ペリカンズ×オクラホマシティ・サンダー
の試合をレポートしていきたいと思います。
試合前情報
ペリカンズのプレシーズンゲームのレポートはこちらから。
サンダーのプレシーズンゲームレポートはこちらから。
スターター
<ペリカンズ>
ニコラ・メッリ
ブランドン・イングラム
ジャリル・オカフォー
ロンゾ・ボール
ドリュー・ホリデー
ペリカンズはザイオン・ウィリアムソンの怪我での欠場が続いていて、スターターを勤めていたデリック・フェイバーズも怪我で欠場です。
<サンダー>
シェイ・ギルジャス-アレキサンダー
ダニーロ・ガリナリ
ナーレンズ・ノエル
テレンス・ファーガソン
クリス・ポール
サンダーもスターターがスティーブン・アダムズが欠場により、ナーレンズ・ノエルに変わっています。
ペリカンズ、サンダーともにここまで1勝4敗になっています。
試合開始!!
サンダーボールでスタート。
最初のノエルのフックシュートは落ちます。
対するペリカンズもオカフォーがゴール下を決めきれず。
続いて、シェイがトランジションからスリーを放ちますが、これも落ち、返しのオフェンスでイングラムがミドルを沈めてファーストゴール。
サンダーも、次のオフェンスでガリナリがスリーを決めて最初の得点が入ります。
サンダーはシェイがトップからの1on1でスリーを決めます。
ここまで割としっかりセットするというよりはフリーに攻めている印象です。
続いてポールからノエルへのアシスト、速攻でポールからファーガソンへのアシストでバスケットカウント。
ポールが素晴らしいアシストを連発し、オフェンスを牽引。
残り9分で、ペリカンズタイムアウト、10-2でサンダーのリードです。
タイムアウト明け、ペリカンズはボールのスリーで反撃を開始。
ポールがピックアンドロールでミドルを決めた後に、ペリカンズはメッリがミスマッチをついて得点、その返しにシェイがペネトレイトで得点。
どちらもオフェンスのギアがぐっと上がってきました。
ペリカンズはディフェンスで若干苦戦、残り7分の段階ですでにボーナスがついてしまっています。
そんな中、イングラムのミドル、ホリデーからのアシストでオカフォーのゴール下とオフェンスではバランスの良い得点を見せています。
残り6分半でタイムアウト、14-11でサンダーが3点リード。
タイムアウト明け、ペリカンズが選手交代、ジョシュ・ハートが入ってきます。
サンダーもここで、ハミドゥ・ディアロ、マイク・マスカラをコートに送ります。
続いてデニス・シュルーダーも入れてきます。
シェイが2本目のスリーを決め、ペリカンズはイングラムが積極的に攻めていきますが、スコアにつながらず。
ペリカンズはJJ・レディック、ジャクソン・ヘイズをコートに。
サンダーはダリウス・ベイズリーを入れてきます。
さらにペリカンズはフランク・ジャクソンも入れてきたところで、スターターはホリデーだけに。
サンダーも、シェイだけになって2ndユニット中心の戦いに入っていきます。
サンダーはディアロが好調、交代して入ってきてからすでにトランジションでダンクを2本派手なのを決めています。
ペリカンズはレディックが数本外から打っていますが、決まらず。
続いてシュルーダーがアーリーオフェンスからドライブ。
ファウルをもらいながらレイアップを沈め、バスケットカウント。
この時間、サンダーが優位に試合を進めます。
ペリカンズはニッケル・アレキサンダー-ウォーカーをコートに送ります。
ここで大切なポイント!!その1
サンダーのシェイ・ギルジャス-アレキサンダーとペリカンズのニッケル・アレキサンダー-ウォーカーは従兄弟。
NBAでの従兄弟プレイヤーといえば、ヴィンス・カーターと、トレーシー・マックグレディの2人を思い出します。
カーター&マグレディの強烈な従兄弟ワンツーパンチ🤜🤛。この時のラプターズが私にとって歴代で一番夢中になったチームでした。
via @NBATVpic.twitter.com/tbvKRrkEGv
— cata.@NBA (@ct_nba) August 31, 2017
シェイは2年目にして徐々に頭角を現しだしているので、ウォーカーの方にも期待していきたいと思います。
ペリカンズも負けじとジャクソン、ウォーカーが得点を重ね、残り1分半で27-21でサンダー6点リード。
レディックにもスリーが出始め、1分を切って3点差。
ここでシェイを一度ベンチに下げ、代わりに出てきたのがクリスポール。
サンダーはスターターを全員下げずに、誰かしら残しながらローテーションをさせています。
ペリカンズはレディックが続けてミドルシュートをヒット。
やはりグッドシューターは1本決まると、一気に調子をつかむ傾向にあるようです。
サンダーの最後のオフェンスはポールがヘジテーションでヘイズを抜く→ベイズリーのコーナースリーでブザービーターと完璧なクロージング。
最終、33-26でサンダーが7点リードで第2クオーターに入ります。
第2クオーター開始!!
ペリカンズはボール、イングラム、オカフォーを多くスタメンを戻してきました。
対するサンダーは第1クオーターの終わり際と同じメンバーです。
このクオーターの先制はペリカンズのジャクソンがスリーでファウルをもらってフリースロー3本。
2本をそのうち決めます。
サンダーはベイズリーがこの日2本目のスリーをヒット。
ペリカンズもオカフォーのゴール下、ハートのスリーなどで食らいつきます。
残り9分弱でサンダーは一度ポールをベンチへ。
アブドゥル・ネイダーを入れてきて、シュルーダーがPGにスライドします。
そしてサンダーがここでタイムアウト、残り9分を切って37-35、サンダー2点リードです。
タイムアウト明け、サンダーはノエル、ペリカンズはホリデーを戻します。
続けてガリナリが戻ってきます。
ペリカンズはホリデーが1on1からシュートをし、ノエルがゴールテンディングを取られたところで、サンダーがコーチズチャレンジ。
ビリー・ドノバンHC、このチャレンジは残念ながら失敗。
残り7分半でペリカンズが同点に追いつきます。
そしてペリカンズはグッドボールムーブからボールがレイアップを決めて逆転に成功。
ペリカンズはこのタイミングでこの試合初出場のケンリッチ・ウィリアムズがコートに入りますが、早速サンダーのディアロにバスケットカウントを献上してしまいます。
ディアロ、このボーナススローをしっかり決め、再度リードを奪います。
サンダーはオカフォーのシュートに対してノエルが再びゴールテンディング。
アダムズ不在がこの辺りに響いています。
ペリカンズはペイントエリアに積極的にアタックし、オカフォーがバスケットカウント獲得。
ペリカンズのリードは3点に。
サンダーはここでシェイをコートに戻し早速1on1。
こぼれ玉をノエルがプットバックダンクで叩き込みます。
ディフェンスでのミスをオフェンスで帳消しにできるか。
しかしペリカンズオフェンスの侵入を許し過ぎたサンダーディフェンスはペイントへ人が集まり過ぎ外が空きます。
そこをレディックが見逃さずにスリーを沈め4点リード。
サンダーはノエルがオフェンスファウルをコールされ、マスカラに交代。
そのマスカラがディフェンスでファウルをして個人3つ目。
すぐにディアロと交代をして、さらにインサイドが厳しくなってきたサンダー。
ガリナリがセンターポジションになるスモールラインナップで挑むサンダーはシェイがまずはフローターで得点。
ペリカンズもこの時間はストレッチ4気味のメッリが一番大きいラインナップなのでこちらもスモールラインナップ気味。
サンダーはシェイの連続得点で同点に追いつきます。
しかしペリカンズはレディックのコーナースリーで逃げ切りを図る。
が、ディフェンスからトランジションを2本連発、ディアロのダンク、シュルーダーのミドルでサンダーが再逆転に成功。
ペリカンズもウィリアムズのアーリーオフェンスからのスリーを確実に決めてもう一度逆転。
と思ったら、ガリナリがスリーをヒット。
リードチェンジが激しくなってきます。
試合は残り1分半で、56-55でペリカンズが1点リード。
ここで2ポゼッション連続でガリナリがスリー。
続いてディアロのウインドミルダンクで加点。
LOOKOUT. Here comes Hami. Thunder leads by 5 at halftime. #OKCvsNOP pic.twitter.com/wo2kSniywd
— OKC THUNDER (@okcthunder) November 2, 2019
会場一気に盛り上がります。
ペリカンズもジャクソンのレイアップで応戦しますが、クロージングで顔を出し始めるのが、サンダーのポール。
1on1からプルアップスリーを沈め、さらに最後はシュルーダーがレイアップをブザービーターで決めて前半終了。
両チームとも良いオフェンスを見せましたが、ターンオーバーから得点に繋げたサンダーが65-60の5点リードで後半に入ります。
第3クオーター開始!!
ペリカンズボールでスタート。
サンダーはスターターに加えて、ファーガソンではなくディアロをコートに送ります。
ペリカンズも、ハート、ウィリアムズを入れてきています。
イングラムがここにいないのはちょっと引っかかります。
試合の方は、サンダーのガリナリのゴール下から後半スタート。
ペリカンズもオカフォーのゴール下で得点。
サンダーはポールのスリーが決まって8点差。
すぐさまホリデーもスリーを決め、5点差に戻します。
出だしはイーブンな滑り出しのこのクオーター。
シェイが前半からの好調さを維持し、スリーを決めますが、スイッチの入ったホリデーが2連続でスリーをヒット。
残り8分でサンダーがタイムアウト、73-70でサンダーが3点リードです。
タイムアウト明け、ペリカンズ、ハートのスリーが決まって同点に。
サンダーもノエルのエルボージャンパーで得点しリードをとる。
そうはさせるかとボールがトランジションで決めて再度同点。
ポールのミドル、続いてポールのアシストからノエルのアリウープとサンダーが一歩抜け出します。
ヘイズが1本決め返したところでアクシデント?
ノエルが一度ベンチに下がっただけでなく、ロッカールームに下がります。
ペリカンズはハートのトランジションのレイアップで再び同点。
このクオーターは何度も同点まで持っていきますが、リードまではいかず。
この1ポゼッションの差をどのように埋めていくか。
そんな時にサンダーはベンチから出てきたベイズリーがしれっとコーナースリーを決めリードを奪う。
前半の好調さをしっかりと持ってきています。
続いてシェイのダブルクラッチが決まって5点差に広げます。
残り3踏んでペリカンズタイムアウト。
86-81でサンダーが5点リードです。
タイムアウト明け、サンダーはこの試合初出場、在籍2年目のウイング、デオンテ・バートンがコートに入ります。
そしてベイズリーがフィンガーロールでの得点、ベンチからの貴重な得点源となっています。
今日の試合ここまで15点でキャリアハイ、ルーキーとして素晴らしい活躍です。
ペリカンズはFGこそないものの、フリースローを着実に決めて行って大きくは離されません。
試合は残り1分を切って、91-86でサンダー5点リード。
サンダーは、ネイダーがスリーをヒット。
最終、94-86でサンダーのリードは8点で最終クオーターに入ります。
第4クオーター開始!!
イングラムは頭部外傷?の為、復帰が疑わしいとのことでこの試合は戻ってこなさそうです。
Brandon Ingram (head injury) is doubtful to return
— New Orleans Pelicans (@PelicansNBA) November 2, 2019
そういった瞬間がどこだったかは分かりませんが、ペリカンズはイングラム抜きで最後の第4クオーターを戦うことになります。
試合の方はペリカンズ、ジャクソンのミドルで先制。
6点差にします。
続いてボールがトランジションから、スリーをバンクショットで沈め、3点差に。
ここからお互いに数ポゼッションスコアが生まれない時間を迎えますが、均衡を破ったのは、後半から出場のバートン。
スリーを決めてリードを6点に。
続いてシュルーダーがヘジテーションからオカフォーの目の前でレイアップを沈める。
残り8分を切って、両チームともスターターを数名、戻してきています。
こぼ勝負どころ、ペリカンズはまずは点差を詰めていきたい時間で、サンダーはリードを守り切りたい時間帯。
両チームともこの時間はシュート確率は決して高くなく、ファウルによるフリースローの確率も重要になりそうです。
残り7分、ベイズリーのフリースローが2本決まって10点差。
ペリカンズはヘイズのプットバックスラムで得点をし8点差。
残り6分弱でタイムアウト、101-93でサンダーが8点リード。
タイムアウト明けにペリカンズはハートの得点で6点差に。
続いてレディックのスリーが決まって3点差に。
流れを断ち切りたいサンダー、ここでポールがスリーをヒット。
対するペリカンズもホリデーが2点を加点。
両チームのスターが躍動し始めます。
サンダーがガリナリのスリーでリードを7点に戻したところでペリカンズタイムアウト。
107-100、残り4分です。
タイムアウト明け、ホリデーのアタックはリングに嫌われる。
サンダーもポールのスリーが外れ、そのこぼれ玉をハートがゴールまで一気に持ち込み得点。
ガリナリも身体を貼ってゴール下にペネトレイト、しっかりとファウルを取ってきます。
このフリースローをしっかりと決めて7点差。
ここからはさらにお互いにディフェンスのギアがぐっと上がって、互いに得点できない状況が続きます。
秋に抜け出したのは、ペリカンズ。
レディックがツーポイントを決めて5点差にします。
残り1分半。
109-104でサンダーが5点リード。
サンダーはここから慌てずにゆっくり目にオフェンスを展開、まずはシュローダーがトップからドライブを仕掛け得点。
7点差にした後は、スティールでボールを奪い、フリースローに繋げます。
このフリースローを2本沈め、9点差。
ペリカンズは最後のタイムアウトをとります。
残り1分を切って、113-104、サンダー9点リードです。
タイムアウト明け、ペリカンズのオフェンス、シュルーダーが再びスティールを奪い、速攻でレイアップを成功。
これが決まったところでペリカンズもファウルゲームに行くでもなく、そのまま試合は最終、115-104でサンダーが勝利です。
Home W. pic.twitter.com/shR7WSFIXN
— OKC THUNDER (@okcthunder) November 2, 2019
試合を振り返って
点差以上に内容のぐっと詰まった試合でした。
サンダーはバランス良いゲーム展開を見せる中でオールやシュルーダーが要所を締め、今日はベイズリーやディアロなどベンチも頑張り、アダムズ不在をなんとかチームで補って勝利することができました。
シェイ、ガリナリなどの新戦力もしっかりとチームにマッチしているんじゃないかと感じました。
ペリカンズもそこまで悪いということではなかったと思いますが、イングラムがで亡くなってから、オフェンスの起点が確立できず、ホリデー、ボールはぼちぼちの活躍という感じ。
ペリカンズでは、ベンチ出場のハートが効率の良いオフェンスを見せて素晴らしい活躍でした。
ともに負傷者が出ている中で、どのようにローテーションを変えていくかどうか、選手契約などもこれから動きがあるかもしれません。
特にサンダーについてはポールをどこの段階まで残すか、次の契約に絡ませてくるのかそういったところも注目です。
こぼれ話
正直、サンダーがポールをどこまで保持するかは分かりませんが、このサンダーというチームには少し注目をしています。
なぜなら、シェイをfantasy NBAで指名し、彼が今の所良い活躍を見せてくれているので勝てている試合が幾つかあります。
しかもその時のドラフトは、ドラフト開始時間をミスって自動でしたもの。
PG/SGではあるものの、自分ではおそらくピックしていなかった選手だったため、何かの縁だと思い、今シーズンはしっかりチェックしていこうと思います。
今日はこの辺で。ではまた。
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