この記事では、
NBA finals 2020:ロサンゼルス・レイカーズ×マイアミ・ヒート
のシリーズをレポートしていきたいと思います。
記事作成開始:10/26~11/7
各チームの紹介記事はこちらから!!
プレイオフレビュー:ロサンゼルス・レイカーズ(ウェスト・1位)
○ファーストラウンド
○カンファレンス・セミファイナル
○カンファレンス・ファイナル
ウェスト1位通過、プレイオフも手こずる瞬間はあったにせよ、強さを見せながら勝ち進んできたレイカーズ。
強力なインサイド陣がヒートのバスケットに対して力を発揮するのか、それともアジャストを求められるのか。
プレイオフを通じてより強固なバスケットを展開するようになってきたレイカーズの、固いディフェンスからのトランジションが機能するかどうか注目したいと思います。
プレイオフレビュー:マイアミ・ヒート(イースト・5位)
○ファーストラウンド
〇カンファレンス・セミファイナル
〇カンファレンス・ファイナル
今回このプレイオフ2020を一番盛り上げたであろうこのチームがファイナル進出。
今季から加入したFA、ルーキーが数多くいる中、ヒートのスタイルを貫き通した結果、優勝候補のバックス、激戦を勝ち抜いてきたセルティックスを下してのファイナル進出。
多くの人の予想を恐らく裏切ったであろうこのサプライズチームが、このプレイオフを潜り抜けてきてどんなゴールを迎えるのか注目したいと思います。
注目のマッチアップ
レイカーズ:レブロン・ジェームズ
ヒート:ジミー・バトラー
ラインナップ的に考えると、レイカーズのADをヒートがどう対応するのかも重要ではありますが、この二人を除いて語る訳にはいきません。
両者ともにチームの心臓ともいえるオールラウンドなパフォーマンス、そしてクラッチタイムでの影響力は絶大なものがあります。
マッチアップすることも多くなると予想されるこの両フォワードのゲームへの影響力を、しかとこの目に焼き付けつつ、レポートしていきたいと思います。
GAME1(10/1)
GAME1ハイライト
GAME1レポート
ヒートはスターターはいつもと変わらない面々、レイカーズはセンターにハワードを起用すること布陣で臨みます。
レイカーズの最初のオフェンスはADのジャンパー、これが外れる。
ヒートもアデバヨがジャンパーを放ちますが決まらず。
先制したのはヒート、ドラギッチのパスからクラウダーがコーナースリーを沈める。
レイカーズは逆にADがスリーを決め返す展開。
さらにバトラーがスリー、ミドルと続けて決めてリードを広げる。
ヒートは場面によってスイッチをしてきますが、基本的にはレブロンのマッチアップはバトラーになっています。
レブロンも序盤に1本スリーを成功させ残り9分を切って10-8とレイカーズがリード。
お互いに得点を重ね、残り7分には16-10とヒートがリード、先にタイムアウトを取ったのはレイカーズ。
残り6分、スコアは18-10でレイカーズがターンオーバーを多く出してしまっている状況。
バトラーの得点が決まり、さらには速攻からクラウダーもスリーを沈めて23-10。
残り5分半でヒートが大きくリードを取ります。
13-0のランを出されたレイカーズはメンバーチェンジ、ロンド、クズマを投入しそのロンドが早速ミドルを決めます。
ヒートもアデバヨを下げてヒーロー、イグダーラが入り、セルティックスシリーズでも見せていたスモールラインナップ、イグダーラはADとのマッチアップになります。
クラウダーのスリーのこぼれ球をイグダーラが強烈なプットバックダンクで押し込み得点。
残り4分、レイカーズはポストのADに対してダブルチームが来たことで対応、キックアウトからのボールムーブで最後はKCPがスリーを決めて10点差。
次のポゼッションでもKCPが連続でスリーを決めて7点差。
さらに残り2分には6点差に詰めるレイカーズ、ヒートの得点が伸び悩む中、ADのフリースローで4点差。
レイカーズが逆に12-3のランを見せて第1Qも終盤に。
そしてクロージングの時間に再度レブロンが登場、ペネトレイトからアデバヨのファウルを引き出しフリースロー獲得。
アデバヨがファウル2つ目になり、ファウルトラブルに注意したいところ。
残り時間少ないためここは交代、デリック・ジョーンズJrを起用。
さらにソロモン・ヒルも登場、GAME1は多くの選手をコートに送ってきています。
レイカーズはゴール下でオフェンスリバウンドからADが得点し同点にする。
終了間際にはカルーソがスリーを決めてレイカーズが3点をリードして第1Qを終了。
31-28で第2Qに入ります。
このクオーターは互いにスモールラインナップ、ヒートは最長身がヒル、レイカーズはモリスになっています。
まずはドラギッチのレイアップでヒートが先制、その後もヒーローがレイアップで得点します。
レイカーズはクズマのコーナースリー、ロンドのスリーで残り10分で37-32とレイカーズが5点をリード。
コーナーからバトラーがスリーを沈めて点差を縮めるヒートですが、レイカーズがターンオーバー誘発から得意の速攻、カルーソのダンクで点差を広げる。
しかし、ヒートはヒーローのコーナースリーで残り7分半に逆転に成功。
レイカーズが一度タイムアウトで立て直し、明けてのオフェンスはグリーンのスリーをチームで作り見事成功、すぐさま逆転します。
そこにADのスリー、カルーソのレイアップと続いてレイカーズが6点リード。
第2Q残り6分を切り、さらにグリーンのフローター、モリスのスリーと高確率に決まり11点差。
残り4分、追い上げが必要なヒートはゾーンディフェンスを解禁。
速攻からまずは一本バトラーが得点をしますが、すぐにグリーンにスリーを決められ12点差。
残り2分の場面で59-48、レイカーズが11点をリードし終盤へ。
ADのダンクで13点差、さらにレブロンがゴール下でフィジカルを全面に押し出しファウルドローン、2本成功させます。
返しのオフェンス、ヒートはバトラーがアタックしますが左足首を捻りながら転倒してしまいターンオーバー、ADが得点します。
最終スコアは65-48でレイカーズが17点をリードしますが点差以上にバトラーの状態が気になるヒートに取っては嫌な前半の終わり方になってしまいました。
第3Qはレイカーズはスターターのまま、ヒートはドラギッチに変わってヒーローがコートに立つ第3Q。
後に判明しますがドラギッチが左脚の足底筋膜の断裂により戦線離脱、このGAME1は戻れないというアナウンスが入ります。
苦しい台所事情の中、このクオーターの頭はバトラーがペネトレイトからアンドワン獲得しスタート。
ボーナススローもしっかり決めて14点差にします。
レイカーズはすぐさまレブロンがスリーをヒットさせ得点、17点差に戻します。
さらにレブロンのフリースロー、グリーンのスリーで最大点差の21点差。
ヒートはクラウダーがスリーを決めて18点差、さらにADのゴール下でのファウルドローンからのフリースロー、さらにADのダンクとペイントを蹂躙されます。
残り9分で22点差になりヒートタイムアウト。
この大量リードを埋めていくための光明を見出したいヒート、バトラーが個人技で打開しようとしますが決まらず。
逆にレイカーズのレブロンのアタックを許し、24点差。
さらにハワードのブロックから速攻でADが得点き26点差、もう一度ヒートタイムアウト。
デイビスがこの時点で24点獲得とハイペースで得点を重ねるレイカーズ。
ヒートは流れを変えようととか、この後のゲームを見据えてか、ここまで出場機会の少なかったケンドリック・ナンをコートに送る。
残り6分半にはADのジャンパーで30点差にするレイカーズ、容赦なく得点を取り続けます。
残り6分で32点差、さらにヒートを悪夢が襲う。
アデバヨが左手を痛めてロッカールームに下がります。
ここへきてスターター3人にフィジカルトラブルが発生という厳しい展開を迎えるヒート。
それによりこの試合始めてケリー・オリニクが起用されます。
レイカーズはここでようやくスローダウンしますがそれでも大量リードを保ちます。
残り3分、89-61でレイカーズが28点をリード。
少しお互いにシュート確率が下がってきていますが、シリーズはまだGAME1、この試合の勝敗に関わらず、この後のゲームも含めての流れを考えると互いに油断はできない試合展開。
最後はナンがトップからのペネトレイトで得点し、93-67、レイカーズが26点をリードして最終クオーターへ。
第4Q、先制したのはリードしているレイカーズ、ヒートはナンを中心に据えて反撃。
残り10分には95-75と20点差になりますが、まだまだ開いた点差は大きい。
モリスのスリーで23点差、ヒートは全員をセカンドユニットに変更し、その中でナンが積極的に点を取りに行っています。
ナンが2桁得点を上げて残り8分には18点差、気の緩みが出ても仕方ないレイカーズですが、レブロン、ADが継続して出場しスローダウンを最小限にしています。
ADのフリースロー、レブロンのダンクで再び22点差で残り6分半。
ヒートが連続得点をして残り4分17点差、レイカーズがタイムアウトを取ってしっかりクロージングに向けて体制を整えます。
最大13点差までヒートは詰めてきましたが、大事な場面でレブロンが連続得点、17点差に広げたところでレイカーズも選手交代。
主要メンバーを下げて2nd、3rdユニットを投入しそのまま試合終了。
最終、116-98でレイカーズがNBAファイナル第1戦をモノにしました。
勝利したレイカーズはデイビスが34点9リバウンド、レブロンが25点13リバウンド9アシストと活躍。
敗れたヒートはバトラーが23点、ベンチからナンが18点、ヒーローが14点。
プレイオフを勝ち抜いてきた布陣の中で2人が途中離脱という不安な出だしになってしまったヒート、まだアデバヨもドラギッチもシリーズアウトという訳ではなさそうなので、この二人が帰ってくること、そしてそれまで残ったヒートのメンバーの奮起に期待したいと思います。
GAME1 スタッツ
GAME2(10/3)
GAME2ハイライト
GAME2レポート
負傷者続出の厳しい立場に立たされたヒート、スターターはマイヤーズレナードとヒーローを起用、レイカーズは変更なし。
先制はADのフェイダウェイから、ヒートはクラウダーのレイアップからスタート。
ここ数試合出場機会のなかったレナードですが、スリーを決めて良い入りを見せます。
ヒーローのスリーが決まって8-6の場面でヒートは早速2-3のゾーンディフェンス、先んじて手をドンドン打ってきます。
レイカーズはハワード含めてペイントからの得点を伸ばしていきます。
残り7分半で14-8でレイカーズリード、ハワードがすでに6得点を挙げています。
タイムアウト明けにレナードがオリニクと交代、そのオリニクがファーストタッチでスリーをヒット。
さらにヒートは速攻でクラウダーのイージーダンク、1点差に詰めます。
レイカーズはスリーが5本連続で外れていましたが、レブロンがオープンになりスリーを沈めてチーム1本目。
さらにレイカーズはロンド、クズマを投入しそのクズマがスリーを決めて20-14にして残り5分。
序盤はシーソーゲームだった第1Qでしたがヒートがしばらくスコアが止まり、ようやく得点したのがGAME1無得点に終わったロビンソンのフリースロー。
レイカーズはロンドのスリーが決まって外の成功率が上がってきたところで残り3分、25-17でレイカーズリード。
終盤はレブロンがゾーンディフェンスの合間を縫ってアシストをADに2連発で通してスコアを重ね、ヒートはバトラーの1本目のジャンパーで得点。
最終、29-23でレイカーズが6点をリードして第1Q終了、第2Qに入ります。
第2Qはレブロンのコーナースリーからスタート。
ヒートはルーキーのナンからのアシストでベテランのイグダーラのゴール下で得点します。
ずっと継続しているヒートのゾーンディフェンスに対してレイカーズはカルーソのスリーも決まって10点差に。
レブロンがさらにイグダーラと1on1、ドライブからレイアップをねじ込んでアンドワン。
ヒートが2桁リードを縮められないまま第2Qは中盤へ。
ヒートはヒーローのレイアップで8点差、さらにバトラーのフリースローで6点差と一桁に戻してきました。
残り6分を切って43-38の5点差、ロンドがADのダンクをアシストし得点しますが返しのヒートオフェンスでナンがスリーを沈めて4点差。
その後互いにスコアし残り3分半弱のところでナンが3つ目のファウルを取られて交代。
ジワジワとレイカーズが再び点差を離し始めて残り3分を切り、56-45となる終盤。
ロンドから今度はターゲットになるレブロン、アリウープを決めてバスケットカウント。
残り2分で61-49の12点差、さらにもう一本今度はハーフコートからロンドがロブパス、ADがアンドワン獲得して引き離しにかかります。
オリニクに3つ目のファウルが記録され、最大リードの15点差をつけられる苦しい展開のヒート。
ロンドが速攻でレイアップを決めれば、ヒートは逆速攻でロビンソンがスリー。
最後は決め合いになって最終68-54、レイカーズが14点をリードして前半を終えます。
両チームスターターに戻して始まる第3Q、先制はレブロンのジャンパーから、早々に70点に到達します。
ヒートはバトラーがペイントで得点しすぐに返す。
レイカーズはADが4本連続でスコア、ヒートもオフェンスが後半の入り好調ではありますがマンツーマンだとなかなかスローダウンさせられない状態。
そしてレブロンのトランジションからのバスケットカウントで攻め立てるレイカーズ。
残り8分半、82-64でヒートタイムアウト。
18点差と大きくリードを広げられてしまったヒート、タイムアウト明けにゾーンディフェンスに切り替え。
しかしレイカーズもしっかり対応し残り6分を切っても引き続き88-70の18点差。
特にADの活躍が目覚ましく、オフェンスリバウンドからの得点を量産しています。
ヒートはナンの得点、オリニクのスリーと連続で決めて13点差に。
レイカーズ、早めのタイムアウトで流れを切ります。
残り4分、92-79で13点差の場面、タイムアウト明けにもオリニクがスリーを沈めて、この試合3本目。
アデバヨ不在の中オフェンスではチームに貢献、ディフェンスでもゾーンの中心で身体を張っています。
そこにバトラーの得点も繋がり12点差にしますが、大事なところでレブロンがしっかりスリーをヒット。
残り2分を切り、99-86でレイカーズが13点リード。
ヒートはオリニクがバスケットカウントを獲得、ボーナスも沈めて3点を加点。
さらにヒーローのフリースローでも加点して9点差、久々に一桁差に戻してきました。
しかし残り1分を切り大事な場面でロンドがスリーを決めて再び2桁差。
最終的には103-93、一時18点差まで開きましたがヒートがなんとか10点差まで詰めて最終第4Qに入ります。
このクオーターの序盤、レイカーズはクズマのスリーでリードを広げる。
ヒートはナン、バトラーのフリースローで残り10分に9点差。
しかし今日の試合はこの1桁になってからすぐにレイカーズぎ突き放します。
ここはモリスがコーナースリーを沈めて12点差。
ヒートはバトラーがペネトレイトからのダンクで得点し10点差、ここから互いにスコアレスの時間が続きます。
ナンがADをブロックする、両チームともテイクチャージを取るなどディフェンスでの良いプレイが続出しているこの時間帯。
スコアが動いたのは残り6分、レブロンがオフェンスリバウンドを自らティップインで入れて12点差。
ヒートもすぐにバトラーのアシストからオリニクが得点しますが、レブロンにゴール下を侵入されて再び12点差。
第3Qまで非常に高い得点のペースでしたが、終盤になってスローダウンしてきました。
それでもこの守り合いの時間帯を打開していきているのがレブロン、残り3分でジャンパーを決めて13点差。
ヒートはバトラーが一度レブロンに阻まれながらも自らティップインして得点、
両チームともエースのもとにボールが集まります。
残り2分、ファウルが5つのオリニクが厳しいチェックにでることができず、ADがボースハンドダンクを決めて13点差。
オリニクのフリースロー1本、イグダーラのスリーでヒートは詰めますが、レブロンのレイアップで11点差。
残り1分を切ってKCPのスリーでほぼ勝負あり。
最後は時間を使い、ヒートはファウルゲームもせずこの試合は124-114、レイカーズが2連勝を飾りました。
2連勝に成功したレイカーズ、スコアリーダーはレブロンの33点そして、9リバウンド9アシスト。
第3Qにラッシュを見せたADも32点14リバウンドと活躍。
ベンチから出場のロンドがスリー3/4で沈めて16点10アシストのダブルダブルで存在感を発揮。
2連敗を喫したヒートは、バトラーが45分間の出場で25点13アシスト8リバウンド。
また、ベンチから出場のオリニクが24点、そして二桁得点者も増え、ドラギッチ、アデバヨ不在をチームで埋めようとしましたが勝利には届かず。
各種シュート%を上回ることはできたものの、1桁差に追いついたタイミングですぐに2桁差にされるゲーム運びの上手さがレイカーズにはありました。
GAME3は負けられないヒートがどのように巻き返すか注目です。
GAME2 スタッツ
GAME3(10/5)
GAME3ハイライト
GAME3レポート
2連勝と波に乗るレイカーズ、引き続きドラギッチ、アデバヨが欠場となるヒート。
ヒートにとっては負けられないこの1戦、互いにスターターはGAME2と同じラインナップです。
レイカーズボールで始まり、いきなりデザインされたオフェンスでハワードのアリウープをレブロンが演出。
ヒートはヒーローがミドルを冷静に沈めてこちらもファーストスコア。
レブロンのバスカン、バトラーのダンクと互いにエースがしっかりと得点をする序盤。
ヒートはGAME2でスタートはしたけども出場時間の短かったレナードがスリーを決めてハワードを外に引き出す。
2分経過で7-6、ヒートがリードして進みます。
ヒートはクラウダーのスリー、レナードのゴール下で加点、レイカーズはレブロンからハワードへの2本目のアリウープが通って加点。
さらにヒートがロビンソンのカットイン、スティールからバトラーのダンクとバランスの良いオフェンスを見せリードを広げる。
レイカーズ、一度タイムアウト取得して流れを切りにかかります。
残り7分半、16-8でヒートが8点リード。
この試合、ターンオーバーからの失点が多い序盤のレイカーズ、タイムアウト明けもADがボールロスト。
GAME1の時と同じようにリードを先に取れたヒートがどのように試合を進めていくか、レイカーズが追いついていくか。
残り5分半で18-9でヒートがリード、このタイミングで両チーム選手が交代し第2ラウンドに入ります。
ヒートはレナードを下げてオリニクにしたタイミングで2-3のゾーン、レイカーズはスモールラインナップにせずにAD、ハワードを引き続き起用。
しかしその間もスコアは挙げられずに残り4分半で点差は11点差、レイカーズはADをセンターにシフトしスモールに対応。
さらにADが二つ目のファウルを犯したことでこちらも交代、最長身はモリスに。
残り3分にレイカーズは久々にレブロンのフリースローで得点、22-12の10点差。
レイカーズはここまでレブロンとハワードのみの得点で、外が入らずにオフェンスで苦しんでいる展開。
そこでベンチから出場のクズマがコーナースリーを決めて期待に応える。
更にモリスもコーナーからスリーポイントを沈め、徐々に調子を戻しつつあるレイカーズ、最後はクズマの2本目のコーナースリー。
ヒートは終盤に若干失速しましたが、最終26-23で第1Qを終えリードしたまま第2Qに入ります。
このクオーター開始早々にレイカーズがモリスのスリーで同点、次のインバウンズをロンドがスティールし、クズマのスリー。
これが決まったら一気に流れが変わりそうでしたが、ここは外れる。
ヒートの1本目はイグダーラのダンクでリードを渡さず。
しかしその後、この試合は効果的な活躍を見せているクズマが速攻からアンドワン獲得、ボーナスも決めて逆転に成功します。
残り9分にはヒートも再逆転に成功、クラウダーがゴール下でフリーになり、オリニクがナイスパスを通してイージーショット。
この試合はヒートのこういったノーマークのシュート、インサイドに切れ込んできたノーマークの選手のレイアップなどが少し目立つように感じます。
ヒートが何かオフェンスで策を打ってきているのか、それともレイカーズのディフェンストラブルか。
タイムアウト明けにはADが戻り、さっそくコーナースリーを沈めて逆転に成功。
更にロンドからADへの得意のアリウープパスが通ってさらに加点。
しかしヒートもナンのジャンパー、クラウダーのスリーで点差を大きく離されることなく追随。
そしてすぐにバトラーの得点で再逆転に成功、かなりリードチェンジが多い展開になってきました。
レイカーズはクズマがファウルが多くなってしまい、残り6分半の時点で3つ目。
両チームとも少し意識がお互いの相手ではなく、審判のほうに行ってしまっているため、もう一度しっかりと締めなおして試合に臨んでもらいたいところ。
残り6分、ヒートの7-0のランが決まり42-37、ヒートがリードを5点持って第2Qも中盤へ。
タイムアウト明けにはADに対してオリニクがテイクチャージに成功しファウル3つ目を記録させます。
ベンチに下がらざるを得ないデイビス、代わりにJR・スミスが入ってきて再びスモールラインナップに。
この危機的状況をエースレブロンが引っ張る、残り4分半にはバスケットカウントを獲得し3点を加点。
残り4分半、44-40でヒートが4点をリード、更にディフェンスが集まってきたところをアシストを通してモリスの10点目をアシスト、2点差。
しかしヒートもロビンソンのスリー、クラウダーのレイアップで簡単には追いつかせない。
残り1分の場面ではレブロンがスリーを決めれば、ヒートはソロモンヒルのスリーで応戦。
JRスミスのスリー、ヒーローのフリースローと互いにスコアを伸ばして最終、58-54、ヒートが4点をリードして後半に入っていきます。
後半は両チームともスターターに戻してきています。
先制はロビンソンのスリーポイントから、ヒートがリードを広げてきます。
そしてレイカーズはADが4つ目のファウルをコールされてしまい苦しい展開。
さらにレナードにダンクを決められ9点差、そこにヒーローのスリーも決まって12点差になったところでレイカーズタイムアウト。
このクオーター始まって8-0のランでヒートが66-54と大きくリード。
レイカーズは後半が始まってまだスコアが挙げられていない状態、それはタイムアウト明けも続きレイカーズの後半ファーストスコアは8分を切ってKCPが決めたスリー。
それにADも続いてフローターを決めますが、ADはここまでファウルトラブルでプレイタイム、そしてフィジカルコンタクトを制限されていてまだ7得点。
しかしディフェンスからリズムを取り戻しつつあるレイカーズ、KCPのフリースロー、グリーンのフリースローで6点差に。
今度はレイカーズが8-0のランを見せ、これで第3Qはイーブンな展開で残り6分。
両チームの2ndユニットもこのスターターが作った流れに乗り、ゲームは締まった展開に。
レイカーズはロンドがボードの最上部からバンクで入るフローターを決め、テクニカルな部分を見せてきます。
残り4分半、レイカーズはハワードもレブロンも下げてADとモリスがビッグマンになるスモールラインナップに。
残り4分で77-70でヒートが7点をリード、さらに残り3分にはオリニクのスリーで11点差。
レイカーズもようやくカルーソのフリースローで久々の得点。
バトラーのジャンパーで残り2分、83-71とヒートが12点リード。
終盤にレイカーズはADが連続得点、ターンアラウンドジャンパー、プットバックダンクと前半取れなかった点を取り返し始めます。
お互いに得点を重ねて最終、85-80、ヒートが5点をリードして最終クオーターへ。
第4Qはレブロンのバスケットカウントからスタート。
第3Qの終わりからの得点ラッシュで2点差まで詰めてきたレイカーズに対してヒートはオリニク、クラウダーがペイントから連続得点。
レイカーズはモリスがコーナースリーを2本連続で沈めて同点に追いつく。
踏ん張り所のヒートですが、ロンドにペネトレイトを許し逆転されたところでタイムアウト。
残り9分、91-89でレイカーズがリードを奪いました。
タイムアウト明け、ヒートはエースのバトラーがレイカーズのエース、レブロンをかわしてジャンパーをメイク、同点にします。
さらに次のポゼッションでは自らに引き付けてノーマークのオリニクのスリーを演出。
3点リードに広げることに成功したヒート、ほぼトリプルダブルの記録を残しているバトラーの活躍はレブロンのそれと遜色ありません。
さらにもう一本、バトラーのアシストからヒーローがスリーを沈めヒートが6点をリードし残り7分。
バトラーがオリニクにアシスト、そしてレブロンからターンオーバー誘発と全てのポゼッションに絡む活躍を見せて残り5分、6点差。
ここから約1分、お互いにスコアを許しませんが、バトラーがジャンパーを沈めて残り3分半で103-95、8点差。
レイカーズも黙ってはおらず、トップからモリスのスリーが決まって5点差。
残り2分、5点差のクラッチタイム、ヒートはバトラーがボールコントロール。
トップから1on1を仕掛けファウルドローンからフリースロー2本成功し7点差。
レイカーズはレブロンがコントロール、ペネトレイトからのキックアウトで今日当たっているモリスにスリーを打たせますが決まらず。
次のポゼッション、再びバトラーがレイアップを沈めて9点差。
レイカーズタイムアウト、残り1分弱で109-100。
この得点でバトラー40点に到達、素晴らしいパフォーマンスを見せます。
タイムアウト明け、レイカーズはレブロンがダンクで得点しますが2点に対しては無理をしないヒートのディフェンス。
ヒートは時間を使うかと思いきや、ヒーローがペネトレイトしアンドワン獲得。
ボーナスも決めてこの時間帯に大きな3点を加点できたヒート。
トドメはロビンソンのスリー、これで13点差となり勝負あり。
最終115-104、ヒートが連敗を止めてこのファイナルでの1勝目を上げました。
1勝目を勝ち取ったヒートは、バトラーが45分間の出場で40点13アシスト11リバウンド2スティール2ブロックと縦横無尽の活躍。
その他ヒーロー、クラウダー、ロビンソン、ベンチからオリニクが二桁得点をマークしチームで勝利をもぎ取りました。
連勝がストップしたレイカーズはレブロンが25点10リバウンド8アシストと活躍をみせましたがターンオーバーが8つと多くなってしまいました。
デイビスが早めの時間帯によるファウルトラブルで最終的には33分出場しましたが15点と奮わず。
その分の得点はモリス、クズマがベンチから19点ずつを加点しカバーしましたが、バトラーを止められず、第4Qに追いついたものの引き離されました。
この1勝を皮切りにシリーズ全体がどのように進んでいくか、注目したいと思います。
GAME3 スタッツ
GAME4(10/7)
GAME4ハイライト
GAME4レポート
1勝を獲得し流れに乗りたいヒート、この試合からGAME1で負傷して欠場していたアデバヨが復帰、早速スターターに入ります。
レイカーズは変わらないスターターでこのGAME4に臨みます。
ヒートは復帰したアデバヨが速攻の先頭を走り、レイアップを決めてファーストスコア。
対するレイカーズはGAME3では不発だったADがまず得点。
GAME3同様レイカーズはターンオーバーが多い立ち上がりになりますが、KCPのスリーポイントで得点を伸ばす。
ヒートはGAME3で存在感を見せつけたバトラーがミスマッチをついてペネトレイト、アンドワン獲得。
得点は両チームイーブンな立ち上がりで残り8分を切り7-7。
ヒートはロビンソンが体勢を崩しながらのスリー、レイカーズはKCPが同じ位置から2本目のコーナースリー。
残り6分半でタイムアウト、まずはヒートが12-10とリードします。
タイムアウト明けはレイカーズがデザインしたオフェンスからグリーンがコーナースリーを決めて逆転。
このシリーズ、グリーンやKCPのスリーの確率がそこまで上がってきていないため、この二人が最初に決められたのはレイカーズにとって好材料化と思われます。
さらにレイカーズはレブロンのスティールからディフェンダーを跳ね飛ばしてのダンク、強烈な1本が出ます。
残り5分で両チーム2ndユニットを投入、レイカーズはADが得点、ブロックと両エンドで存在感を見せます。
残り4分を切り19-16でレイカーズが3点をリード。
KCPが好調を維持、早くも2桁得点に到達しオフェンスをリードします。
残り3分で21-18、ヒートはバトラーが前の試合からの好調を維持、FGノーミスで得点を重ねます。
残り1分半にアデバヨが2つ目のファウルで交代、この辺りは試合勘がまだ戻りきっていないかもしれません。
ラスト1分ではクズマがコーナースリーを決めてカルーソのドライブも決まりレイカーズは27点に到達。
ヒートも最後はバトラーのブザービーターのジャンパーが決まり22点。
最終、5点差でレイカーズがリードして第2Qに入ります。
第2Qはロビンソンがスリーポイントシュートでファウルを獲得しフリースロー3本決めてからスタート。
そしてナンがスリーを決めてヒートが逆転。
レイカーズはモリスがセンターを務めるスモールラインナップ、ヒートはそこをアデバヨが付き、ペイントから得点。
更にイグダーラのスリーでこのクオーターの開始2分を11-2のランで突き放したヒート、レイカーズはたまらずタイムアウト。
33-29、ヒート4点リードで残り10分。
タイムアウト明け、レイカーズはレブロンがペネトレイト、バスケットカウント獲得で点差を詰める。
逆にヒートはアデバヨがアンドワン獲得。
対するレイカーズ、レブロンがもう一本アタックしダンクをお見舞いすれば、ヒートはアデバヨがオフェンスリバウンドからのティップを沈める。
レイカーズのスモールラインナップに対して、アデバヨが非常に有効に働いているこのクオーターの序盤。
レイカーズはADを戻してきて残り6分半、39-34でヒートが5点リード、レイカーズはそのADがモリスのアシストでダンク、3点差。
さらにモリスがコーナースリーを決めて一気に同点に、ヒートがすぐにタイムアウトを取ります。
残り6分、39-39で同点のこのGAME4、第2Qの中盤から先にリードを広げたのはヒート、バトラーがフリースロー2本決めて2点差。
レイカーズはロンドのアシストでADがダンクしすぐに同点に。
さらにロンドのスティールからグリーンがゴール下を決めて逆転。
と思ったら、ナンがスリーを決めて再びリードはヒートに。
リードチェンジが激しくなってきた第2Qの終盤、グリーンがコーナースリーを決めて残り2分半、46-44でレイカーズが2点をリード。
お互いにトランジションの攻防も増えて展開が激しくなってきた終盤。
フィジカルコンタクトも多くなってきてファウルコールやきわどい判定が連発します。
残り1分を切り1点をリードしていたレイカーズはカルーソがすりーを決めて4点差。
しかし、ヒートは終わり際にヒーローがジャンパーをメイク、49-47でレイカーズが2点をリードして後半に入ります。
後半はレイカーズがスターターから変更あり、ハワードではなくモリスが入ってきています。
マッチアップがレブロン×バトラー、AD×アデバヨだったのがレイカーズディフェンスを見ると、ADがバトラーにマッチアップ。
レブロンにつかれているアデバヨがジャンパーを決めてまずは後半の先制になります。
スイッチする場面もあるとは思いますが、ADがストッパーとなれるか注目です。
そのバトラーがが早速ゴール下でファウルドローン、フリースローを1本成功させ50-49、ヒートがリードします。
ヒートはさらにヒーローがみたことないくらいの高さのフローターを決めてリードを広げる。
レイカーズの後半のファーストスコアはモリス、スリーを決めてきます。
残り9分で同点の場面、アデバヨがフリースローを獲得し2本決めて2点リード。
しかしレブロンがこの試合初のスリーを決めて逆転、さらにグリーンの速攻でのダンク、レブロンのペイントへのカットからのレイアップで5点差にリードを広げます。
レイカーズの猛攻を止められず、ヒートはタイムアウトを取得。
残り7分半で5点のリードに成功したレイカーズ、それに対してヒートはタイムアウト明けにバトラーのアシストからクラウダーがコーナースリー。
対するレイカーズはレブロンがプルアップスリー、さらにファウルドローンからフリースローと得点を重ねる。
残り6分を切ってロビンソンがキャッチ&シュートでスリーを成功、こちらも一歩も引かずに応戦します。
63-60、タイムアウト明けのセットオフェンスをターンオーバーで失ってしまうレイカーズ、スティールに成功したクラウダーが2本フリースローを決めて1点差。
レイカーズはヒートのディフェンスの前にタフショットを強いられますがここはADが見事に沈め、3点差に。
ヒートは前のポゼッションとほぼ同様な形でバトラーがスティール、速攻に持ち込みファウル獲得からのフリースローで2点を加点し1点差。
すぐさまクズマがコーナースリー、4点差。
さらにADがスリーをもう一本立て続けに決めて7点差。
残り2分、71-64でレイカーズが7点をリード。
ヒートはフリースローで得点を重ねていき4本連続で成功し3点差にします。
さらに速攻からオリニクが得点し1点差にして残り1分。
ここからの得点はデイビスがフリースローで合計4点を追加し第3Q終了。
最終、75-70、レイカーズが5点をリードして最終クオーターに入ります。
第4Qは序盤互いに固い入りでしたがまず先制したのはバトラー、レイアップを強引にねじ込んできます。
レイカーズはクズマがミスマッチをついてポストアップ、ファウルを獲得しフリースロー1本成功させます。
そして追いかけるヒートはヒーローのスリーで1点差に詰めよる。
残り10分を切り攻めあぐんでいましたがモリスが何とかファウルを引き出しフリースローで繋ぐ。
そしてレブロンのターンアラウンドフェイダウェイでさらに2点を追加し6点差。
残り8分半でスポルストラHCがタイムアウト、81-75でレイカーズが6点をリード。
タイムアウト明け、ヒートはレイカーズのプレッシャーの高いディフェンスの前に良い形でシュートに持ち込めず。
レイカーズもオープンショットを作れているものの、シュートがネットを通過せず。
そしてリバウンド争いの中でADがコンタクトにより起き上がれず、タイムアウトを取って様子を見るレイカーズ。
タイムアウト明けにコートに戻るAD、とりあえずは大丈夫なようです。
ゲームの方はロビンソンがタフなスリーを沈めて2点差。
さらに次のポゼッションではバトラーがペネトレイト、しっかりとシュートを決めて同点に。
しかしレイカーズもエースが負けじと躍動、トップからペネトレイトしバスケットカウントを獲得。
ボーナスも決めて残り6分、86-83でレイカーズが3点をリード。
次のポゼッションではレブロンがゴール下でファウル獲得、フリースロー2本決めて5点差。
ヒートは美しいボールムーブから最後はアデバヨがペイントから得点し3点差にして残り5分。
レイカーズの次の得点もレブロン、オフェンスリバウンドからファウル獲得しフリースローを2本成功。
この試合の出だしはフリースローのミスが何本かありましたがここでは集中力の高さを見せます。
ヒートは前のゲーム同様、バトラーがハンドルしてるところからのアシストでヒーローがジャンパーを決めて3点差。
次のポゼッションでもヒーローがアタック、ジャンパーでファウルを獲得しますが、フリースローは1本のみ成功。
残り3分互いにスコアできない中、レイカーズは得意の形でディフェンスからのファストブレイク、レブロンがプッシュしキックアウト、KCPのスリーがき決まって5点差にします。
第4Q残り2分半、スコアだけ見るとこのクオーター18-18でイーブンですが、追い上げるヒートはこの2ポゼッション分を何とかして埋めたいところ。
レイカーズはディフェンスではバトラーにAD、アデバヨにレブロンがマッチアップ。
身長差を活かしたアデバヨのジャンパーがバンクで決まりましたが惜しくもショットクロックバイオレーション。
思い切りがあと少し足りなかったか、レイカーズボールとなります。
レイカーズはレブロンがハンドル、スクリーンが行きますがスイッチせず、カバーもかなり大きく出てきているため、ここはレブロンが冷静に周りにボールを回す。
空いているところをKCPがドライブし得点、7点差になります。
今日のこのGAME4での最大点差と並ぶ7点差、それだけクロスゲームとなっているこの試合。
ヒートはロビンソンに託しキャッチ&シュートを選択しますが決まらず。
それでもオフェンスリバウンドを確保したヒートは、クラウダーがスリーを沈めて4点差に。
残り1分半、4点リードしているレイカーズのオフェンス、ロンドがハンドルし、レブロンはコーナー待機。
広がったスペースにロンドが自らペネトレイト、レイアップに繋ぎ6点差。
追い上げるヒートはレイカーズのディフェンスに苦しみ、最終的にはヒーローがシュートを放ちますがキレイな形では打てずに得点ならず。
残り1分、6点差をつけているレイカーズのオフェンス、一本前と同じホーンズセットからの入り。
ポップアウトしたADがスリーを沈めて9点差にすることに成功。
ヒートタイムアウト、スコアは100-91で残り40秒。
ヒートはタイムアウト後、まずはバトラーの2点を選択、レイカーズは無理に追いかけません。
レイカーズは次のボールキャリー、当然ファウルに来ることやトラップに来ることを計算しながらのプレイになりますが、中継に入ったADのパスが逸れてターンオーバー。
ヒート、なるべく時間を使わずにバトラーがすぐにアタックしますがこれをADがクリアブロック。
ここからヒートがファウルゲームに入りますが届かず、最終102-96でレイカーズが6点差で勝利、NBAチャンピオンまであと1勝に迫りました。
勝利したレイカーズはレブロンが28点12リバウンド8アシスト、ADが22点9リバウンド、またスターターのKCP、グリーンが2人とも二桁得点をマークし、追い上げるヒートを振り切りました。
一方後がなくなってしまったヒート、バトラーが22点10リバウンド9アシスト3スティールとこの試合もオールラウンドに活躍。
ヒーロー21点、ロビンソン17点と両シューターも調子が悪くないゲームで、アデバヨも復帰戦ながら15点7リバウンドと存在感を示しました。
チームスタッツもそこまで大きな差はなく、ヒートが勝ってもおかしくないゲームだったと思いますが、分岐点はレイカーズがバトラーにADをマッチアップさせたことにあるかもしれません。
ヒーロー、バトラーが復調傾向とはいえ、クラウダーの3PT%がなかなか上がらず、ドラギッチ不在、アデバヨはフィジカル面でコンディションが整っていない状況。
バトラーのスコアリングが次のゲームでもポイントになるかもしれません。
負けられないヒートがどのように戦ってくるか、注目です。
GAME4 スタッツ
GAME5(10/10)
GAME5ハイライト
GAME5レポート
両チーム、GAME4からスターターの変更はありません。
KCPのファーストショットが落ちてヒートボール、ヒーローからアデバヨへのロブパスが通りアリウープからスタート。
レイカーズはグリーンのスリーでこの試合のファーストスコア。
両エース、バトラーとレブロンが互いに得点し6-5でヒーロが1点をリードし2分を経過。
ヒートはヒーローがフローター、ロビンソンがスリーを前の試合のタッチを継続している様子。
それはレイカーズも同様で、KCPがバスケットカウントで3点を追加、GAME4の調子の良さを継続できている感じです。
残り7分半のところではゴール下でのポジション争いでバトラーとハワードが揉み合いになりヒートアップ寸前までいきます。
ダブルテクニカルの判定で両成敗となります。
レイカーズはレブロンのプッシュからADのワンハンドアリウープが炸裂しリードを広げる。
残り6分で16-11、レイカーズが5点をリードし第1Qは中盤を迎えます。
ヒートのタイムアウト明けに両チーム選手交代、レイカーズはレブロンが下がってロンド、クズマが入るいつものローテーション。
ヒートは、アデバヨを下げてイグダーラが入るスモールな構成で臨みます。
残り3分弱の場面では変わって入ってきたナンのスリーが決まってヒートが逆転、20-18のスコアとなり、レイカーズもタイムアウトを取って一旦整えます。
リードチェンジが激しくなっている第1Qの終盤、互いにターンオーバーも多くなっている展開の中でADが右脚を押さえながら倒れ込む。
リアクション的には、以前から痛めていた踵の当たりが疑われます。
一度ベンチに下がるAD、ゲームの方は変わって戻ってきたレブロンのティップインもありましたが、最終25-24、ヒートが1点をリードして第2Qに入ります。
第2Qのスタート、ヒートがまず連続得点に成功しすぐに5点差をつけることに成功。
アデバヨのダンクで7点差まで広げますが、すぐさまレブロンがスリーを沈めて大量リードを許さない。
ラインナップはレイカーズがAD、ハワード不在のスモールラインナップ、ヒートがアデバヨを戻してきている状態。
ヒートはヒーローのスリー、ナンのジャンパーと連続で決まり、ルーキーコンビが躍動、残り2分半で9点差になりレイカーズがタイムアウト。
レイカーズは8分半にADが戻ってきていますが、バトラーにファウルをしてしまい、バスケットカウント。
ボーナスも決まって41-30とヒートが11点差。
2桁差まで広がった得点、レブロンがスリーを決めて再び8点差に戻す。
そのほかのレイカーズの選手のFG%が上がってこないこの時間帯。
さらにグリーンがファウル3つ目を取られてしまい、流れがなかなか上向きになってきません。
レブロンがもう一本スリーを決めて孤軍奮闘、点差は6点差となり第2Qは残り6分。
ヒートがタイムアウトをとり、レイカーズのリズムを一度断ち切ります。
タイムアウトが明けてからバトラーのジャンパー、スリーで連続で決まり再び11点差。
レイカーズはカルーソのスリーで反撃をしますが、点差が縮まらず、残り3分半で50-39でヒートが11点をリード。
レイカーズもレブロンのペイントからの得点、KCPの速攻でのレイアップ、さらにもう一本レブロンがトランジションからバスケットカウント獲得、さらにクズマの速攻で連続得点。
レイカーズ3点差まで詰めて残り2分、ヒートはたまらずタイムアウト。
レイカーズの爆発力が発揮されて試合はまたクロスゲームの様相を呈してきます。
ヒートはバトラーのフリースロー2本、レイカーズはADのダンク、さらにヒートはクラウダーのフローター、レイカーズはロンドのレイアップと第2Qの終わり際は点の取り合いに。
ヒーローがスリーを決めればADもスリーをヒット、そして最後はバトラーのスリーで前半は終了。
60-56、ヒートが4点をリードして後半に入ります。
ヒートはバトラーが得点を重ねながら周りの若手にもボールを配給する良い形に、レイカーズは一時点差をつけられましたが、レブロンが引っ張り最後はトランジションが爆発し追い上げ。
後半は、スターターに戻している両チーム。
先制したのはヒート、クラウダーのコーナースリーが決まって7点差に。
レイカーズもKCPの速攻からのスリーで得点し追いかけます。
レイカーズがADのスリーで1点差にすれば今度はヒートがロビンソンのコーナースリー。
レブロンがスリーを決めて再び1点差にしても、アデバヨがゴール下で得点し3点差にするヒート。
僅差ですが、常にヒートがリードを握っている状態で進む第3Qの序盤。
残り7分にはKCPがショットクロックギリギリのスリーを決めて70-70で同点に追いつくことに成功。
しかし次のポゼッションでバトラーが激しい接触を受けながらもオフェンスリバウンドをティップインで押し込みながらバスケットカウントを獲得。
このハワードの犯したファウルがフレイグラントとコールされたため、ボーナススロー後にさらにヒートボール。
そのポゼッションでもバトラーがオフェンスリバウンドをティップでつないで最後はロビンソンのスリーがヒット。
ヒートが6点リード、非常に集中力の高いバスケットを展開しレイカーズを突き放します。
それでもレブロンがスリーを沈め、5点差に詰めるレイカーズ。
今までに敗退した試合ではここで逆転されたり、その後追いつけなかったりしていたヒートですが、この試合ではとにかくリードを保ち続けることに成功しています。
残り5分を切って78-73、ヒートが5点リード。
前半のローテーション同様、ヒートはアデバヨを下げてスモールに。
レイカーズはそのタイミングでペイントへのアタックを連続で成功させて1点差。
ヒートはタイムアウト、リードを保つために流れを切ります。
残り4分で78-77、第2Qと同じような展開で、突き放したヒートを追いかけるレイカーズという構図になっています。
タイムアウト明け、ヒートのクラウダーがスリーポイントを沈めさらに同時にファウルを獲得し4点プレイ、5点差。
レイカーズはレブロンがフリースローを1本成功、4点差となり残り2分。
点の取り合いだったこの第3Qの終盤は逆にお互いにシュートを沈められず、残り1分を切ってADがフリースローを2本成功させ久しぶりに点差が動く。
82-80で残り1分を切る。
ヒートはここでもう一本4点プレイ、ここではロビンソンがボーナスも決めて6点差に。
このクオーターは最終88-82のヒート6点リードで終了、第4Qに入ります。
バトラー、レブロンと共にすでに高いスコアを上げて迎えるこのクオーター。
先制はロビンソンのスリーから、ヒートが9点をリード。
さらにアデバヨがゴール下でファウルドローンに成功し、フリースロー2本成功、11点差。
第2、3Q同様、まずはヒートがリードを広げる展開に。
この後も同様、レブロンがスリーを決めて点差をすぐに1桁に戻す。
試合は残り9分、93-85でヒートが8点をリード。
レイカーズが再びレブロンを中心に追い上げを開始、まずはグリーンのコーナースリーが決まり5点差。
さらにADがポストでファウルを獲得、フリースロー2本成功で3点差になり残り8分。
ここでヒートはナンがステップバックのスリーで点差を離す。
レイカーズはレブロンのカットインからのダンク、ADが再びファウルドローンからフリースロー2本成功、2点差。
そしてここでついにレブロンがKCPのコーナースリーをアシストし97-96、逆転に成功、ヒートタイムアウトをとります。
残り6分弱、ついに捉えることのできたレイカーズが優勝に向けてどのようにゲームを進めていくか。
ヒートのターンオーバーから速攻を出すレイカーズ、KCPのダンクで3点差に。
ヒートはここ数ポゼッションでターンオーバーを連発してしまい、慌ただしくなってきます。
ドラギッチ不在が悔やまれるこの時間帯、アデバヨの速攻でのアリウープでまずは1点差に。
しかしバトラーがここで仕事をします、まずはスティールでポゼッションを奪ったらそこからロビンソンのスリーをアシスト。
再びリードを握ったヒート、レイカーズはレブロンがアタックしてフリースローを獲得、2本決めて101-101の同点となり残り3分を切る。
お互いにオープンショットを決められずに残り2分。
ここでツーポイントのジャンパーを冷静に沈めたのがバトラー。
2点をリードしますが、ここでレブロンがトップからペネトレイト、バスケットカウントを獲得し、フリースローを決めて3点プレイ。
104-103、レイカーズが1点をリードして残り1分半、ヒートはバトラーのアイソレーション、しっかりフェイダウェイのジャンパーを決めて2点を追加し再逆転。
レイカーズはレブロンがポストアップ、1本目のゴール下は外しますが自らオフェンスリバウンドを抑え得点に成功し、逆転。
105-104、レイカーズ1点リードで残り58秒、ヒートも当然トップからバトラーが1on1を仕掛けてアタック、ファウルドローンに成功。
フリースロー2本を決めて1点リードするヒートに対して、46秒を残し追いかけるレイカーズポゼッション。
キックアウトしたボールはKCPが受け取りスリーを放ちますが、決まらず。
そのオフェンスリバウンドを抑えたのがAD、すぐにゴール下を決めてリードを奪います。
かなりショットクロックがギリギリだったため、オフィシャルレビューが入りますがこれがカウントの判定。
108-107、レイカーズ1点リードで迎える残り21秒でのヒートポゼッション。
トップからバトラーがペネトレイト、ゴール下でファウルを獲得しフリースローを得ます。
ここまで10/10でFTを決めているバトラー、ここでもしっかりと2本沈めて1点リードを奪い返します。
レイカーズタイムアウトから、最後のオフェンスのデザインを確認。
残り時間は16秒、サイドからのインバウンズはレブロンに渡る。
レブロンがペネトレイトからトップへのキックアウト、グリーンがスリーを放ちますが決まらず。
オフェンスリバウンドはモリスが確保、ゴール下に向かってパスを通しますがこれが噛み合わずにターンオーバー。
残り2.2秒、互いにタイムアウトのないシチュエーションでレイカーズはファウルゲームに。
ルーキーのヒーローがこのフリースローを2本しっかりと決めて3点差。
レイカーズはエンドからのインバウンズでなんとかハーフコートショットに持ち込みますが決まらずに11-108で試合終了。
崖っぷちのヒートが1勝をもぎ取りGAME6に望みをつなぎました。
勝利したヒートは、バトラーが再び大活躍、35点12リバウンド11アシスト5スティール、出場時間は47分。
ヒートはついにオリニクもこの試合で起用しなくなり7人でローテーション。
結果イグダーラ以外が2桁得点というバランスの良い分配に。
ロビンソンがスリーポイント7本成功の26点というのもヒートに取っては好材料。
引き続き負けられない状態ではありますが、今日の試合を見る限りではまだまだシリーズの行方は分かりません。
一方敗れたレイカーズ、レブロンが40点13リバウンド7アシストとスコアリングで大活躍。
ADも28点12リバウンドと活躍、 そのほかKCPが二桁得点。
シリーズを決めにギアを上げてきたレブロンを制しての1勝はヒートあっぱれ、そしてバトラーあっぱれといったところ。
レイカーズは当たり出してきているロビンソンやヒーローなどシューター陣に対してのディフェンスが鍵になるかもしれません。
バトラーのスコアリングが伸びたことで勝利を奪われましたが、そこからのアシストをされるとさらに止められなくなるヒートのオフェンスをどのように対策してくるか注目です。
GAME5 スタッツ
GAME6(10/12)
GAME6ハイライト
GAME6レポート
優勝を決めたいレイカーズとシリーズタイに戻したいヒートが迎えるGAME6。
スターターを変更し先にアジャストしてきたのがリードしているレイカーズ。
ADをセンターにスライドし、カルーソをスターターに起用。
このスモールラインナップがどのようにヒートに機能するか、注目です。
ヒートはスターター変更なしで臨みます。
レイカーズはADのジャンパー、ヒートはアデバヨのアリウープからスタート。
レイカーズはディフェンスのマッチアップをGAME5からバトラーにADがついてましたが、この試合はレブロンがまず付いています。
レイカーズがそのあとレブロンの速攻からのダンクで追加点を上げて4-2。
トランジションの形が数本続き、レブロンが連続得点で6-2。
ヒートは前の試合から火がつき始めているロビンソンのスリーで加点。
さらにもう一本、ロビンソンがスリーを決めて2本目をメイクし同点。
レイカーズがグリーンのコーナースリー、レブロンの速攻で連続得点し13-8としたところで残り6分弱。
序盤からレイカーズのトランジションが良く出ているためカルーソ起用は効いている印象。
ヒートはクラウダーのフリースロー3本、エンドからのインバウンズでヒーローが得点し同点。
レイカーズはカルーソのスターター起用でローテーションがいつもと変わっていますが、まずはロンドが出場し早速レイアップを決め、さらにKCPの速攻で連続得点。
ヒートもイグダーラ、ナンと投入しナンがスリーをメイク。
しかしサイズ的にはこの時間帯、ADがコートに立つレイカーズが有利な状況、
オフェンスリバウンドを拾ってからのダンクで加点し残り3分を切って19-16。
レイカーズはロンドがレイアップで得点したあとすぐに、相手のインバウンズを読んでスティール。
ベテランが良い動きを見せています。
その後ADの連続得点、バトラーのコーナースリーと互いに得点を重ね残り1分の場面。
ヒートはGAME1での負傷以来欠場していたドラギッチが戻ってきました。
決してトップフォームということではないと思いますがゲームにどんな影響を与えるか注目です。
試合は第1Qを終えて28-20、レイカーズが8点をリードして第2Qに入ります。
第2Q、レイカーズは前のクオーターから積極的に得点を重ねているロンドがレイアップを決めて加点。
さらにもう一本スリーを決めてレイカーズは第2Qの序盤で10点差、2桁リードを奪うことに成功。
さらにレイカーズはレブロンのトップからのペネトレイトでレイアップを決めて12点差、ヒートがタイムアウトを取ります。
35-23で残り10分、ヒートは復帰してきたドラギッチがレイアップを決めて10点差。
レイカーズはモリスのスリー、ロンドのレイアップで得点を重ねる。
ロンドが早くも2桁得点に到達したところでヒートがタイムアウト。
残り6分弱で42-27、レイカーズが15点をリードします。
タイムアウト明けもロンドがスピンムーブからのレイアップを決めて13点目、
フィールドゴールもノーミスで素晴らしいパフォーマンス。
ヒートはクラウダーがスリー、レイアップと連続得点で応戦しますが以前点差は14点差。
レイカーズはナンのレイアップをADがブロックしトランジション、KCPがファウルを受けながらタフなショットを沈めてアンドワン。
ボーナスも決まり17点差にして残り4分弱、ヒートはバトラーがレブロンのファウルを受けながらゴール下でバスケットカウント獲得、エースが意地を見せます。
残り3分を切り、51-34で17点差、ヒートはフリースローのミスも少し目立ち得点が詰めきれません。
逆にレイカーズはADがインサイドで得点を重ね、残り2分半に54-34の20点差に。
さらにレイカーズが波状攻撃、KCP、カルーソが速攻からレイアップを連続で決めて24点差。
そのあとKCPが短い時間で2本のスリーを沈めて30点差。
最後にナンが1本ジャンパーを返しましたが最終、前半は64-36とレイカーズが28点差で圧倒して後半に入ります。
両チームスターターに戻し臨む後半はまずは静かな立ち上がり。
レイカーズがレブロンの突破からバスケットカウントで先制。
ヒートもアデバヨがゴール下でファウルを獲得しますが、フリースローの確率が上がってこない。
レイカーズはグリーンのスリーが決まって32点差、ヒートはレイカーズのディフェンスに苦しみターンオーバーが多くなっているこの試合。
残り7分弱の段階で71-39、追い上げたいヒートはアデバヨが連続得点で反撃。
残り6分で73-44、引き続きペイントからの得点を伸ばすアデバヨに対してADもプットバックダンクで応戦。
追い上げのきっかけを作りたいヒートですが、外のシュートの確率が上がらず、
ロングリバウンドをレイカーズに抑えられ走られてしまいます。
残り4分弱で33点差、点が伸び悩んでいるヒートに対して相変わらず高確率にシュートを決めるロンド。
リズムが取れないヒートはアデバヨ不在時にはプレイ時間の長かったオリニクを投入し流れを変えにかかる。
ドラギッチもシュートを決めて自分たちのペースにしようとしますが、それに負けじとレブロンのワンハンドスラム、バスケットカウントも獲得し攻め気を忘れません。
最後はロンドのコーナースリー、ヒートもロビンソンがスリーを決めて応戦しますが最終87-58、レイカーズが29点をリードして最終クオーターに入ります。
レイカーズガかなり有利な状態で迎えるこの第4Q、先制はオリニクのスリーで加点したヒート。
さらにアデバヨへのアリウープをドラギッチが通し、このプレイオフで良く使われていたコンビネーションが復活。
ディフェンスでもアデバヨがADをクリアブロックで止め、ここ数ポゼッションはヒートが良い流れ。
残り10分を切り24点差、着実に点差を詰められればまだチャンスはある時間帯。
レイカーズは第4Qのファーストスコアに時間がかかりましたが、残り9分弱のところでグリーンがスリーを決める。
しかしすぐさまヒーローとアデバヨのツーメンゲームで得点しこのクオーターの出だしを11-3のランで始めることができたヒート。
レイカーズはタイムアウトを取り、気を引き締め直します。
残り8分半、90-69で点差は21点。
レイカーズはタイムアウト明け、ADのティップインで2点を加点。
更に続けてペネトレイトからファウルドローン、フリースローを2本しっかり決めます。
ヒートもディフェンスで奮起、レイカーズのショットクロックバイオレーションを誘発し残り6分で94-71。
23点差を埋めるにはもう一回大きいランを出してクロスゲームに持ち込みたいところ。
アデバヨのフローターで得点、レブロンのスリーで得点、再びアデバヨがゴール下から得点とヒートはオフェンスが機能して来始めましたがディフェンスではレイカーズを抑えられなくなってきています。
残り4分のタイムアウト明けには、レイカーズはパッシングからレブロンがボースハンドダンクで加点。
次のポゼッションではフェイダウェイジャンパーを沈めて大事なところでしっかり得点を伸ばします。
ヒートもバトラーのフリースローやダンク、ヒーローのスリーなどを決めますが残り2分、101-81の場面でバトラーをベンチに下げます。
ちょうどこれを皮切りに両チームとも2ndユニットや出場機会のなかった選手を投入しガベージタイムに入ります。
最後は意外にもレイカーズの圧勝となりましたが、最終106-93でレイカーズが4勝2敗で2020年のNBAチャンピオンとなりました。
見事勝利したレイカーズはレブロンが28点14リバウンド10アシストのトリプルダブルを記録。
ADが19点25リバウンド、そしてベンチからロンドも19点を記録し素晴らしい活躍を見せました。
グリーン、KCPも2桁得点を記録し最後までバランスの良いオフェンスを披露するレイカーズでした。
惜しくも敗れたヒート、アデバヨが25点10リバウンドを記録しチームを引っ張り、3人が2桁得点を記録しましたがこのプレイオフを勝ち抜いていく中で最後は余力のないギリギリの状態で戦っていたような印象を受けました。
GAME6スタッツ
シリーズを振り返って
優勝候補筆頭のチームに対して、泥臭く戦ってきた雑草軍団がチャレンジするというような雰囲気のあったこのシリーズ。
蓋を開けてみればこのプレイオフ中最もレイカーズを苦しめたヒート、素晴らしいパフォーマンスでした。
ドラギッチ、アデバヨの途中離脱が泣ければどうなっていたかな?とどうしても思ってしまいますがそれは勝負の性。
バトラーがトリプルダブル連発でレブロンに負けない活躍を見せ、ヒーローやロビンソンといった若きシューター達の今後の将来が楽しみになるようなシリーズでした。
そして、見事優勝し、セルティックスの歴代優勝記録に並んだレイカーズ。
レブロンのスタッツに残る記録はもちろんですが、試合の大事な場面でのスコアリング能力やフィジカルで圧倒する場面、まだまだこの先もトップレベルでの活躍を楽しめそうだなと感じました。
ADは移籍1年目での戴冠、今後リーグを引っ張っていく存在に充分なれる素質を以前からも見せていましたが優勝を経験したことで彼のキャリアがより楽しみになりました。
またプレイオフを通じてハワードやロンドなどのベテラン陣の活躍も要所で光っていたかと思います。
来季のレイカーズのラインナップがどのようになっているかはまだ読めませんが、2020-2021シーズンも優勝候補の一角として見て良いかと思います。
ファイナルMVP:レブロン・ジェームズ
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