ピックアップグリズリーズ#1グリズリーズの選手を徹底リサーチ




この記事では今季のグリズリーズのロスター選手達のスタッツを徹底リサーチしていきます。

*スタッツは全て、2019-2020のシーズンの成績で、1試合平均を出しています)

参考サイト

NBA.com

basketball-reference.com

ジャ・モラント(191cm/79kg/21歳/2年目)

・平均出場時間:31.0分

・平均得点:17.8点(FG:6.7/14 47.7% 3P:0.9/2.7 33.5% FT:3.6/4.6 77.6%

・平均アシスト:7.3本(TOV:3.3本 AST/TO:2.22)

・平均リバウンド:3.9本(ORB:0.8本 DEB:3.1本)

・平均スティール:0.9本

・平均ブロック:0.3本

2019-2020の新人王を獲得したモラントが、2年目のジンクス的な物に引っかかってしまうのか、それともドンチッチやヤングのようにグッと成績を上げてチームを勝ちに導くのか注目。

アシストが多いこのチームにおいて、得点もばらけているスタイルのため、スタッツの爆発的な向上はないかもしれませんが、すでに持ち合わせている勝負強さ、ベテランのような落ち着きによってチームを引っ張ってく存在になってくれればと思います。

クラッチタイム以外ではルーキーらしいターンオーバーも見られていたため、そういったところが改善されるとより素晴らしい選手へのステップを踏んでいくと思います。

ジャレン・ジャクソンJr(211cm/110kg/21歳/3年目)

・平均出場時間:28.5分

・平均得点:17.4点(FG:6.2/13.2 46.9% 3P:2.5/6.5 39.4% FT:2.4/3.3 74.7%

・平均アシスト:1.4本(TOV:1.7本 AST/TO:0.79)

・平均リバウンド:4.6本(ORB:1.0本 DEB:3.6本)

・平均スティール:0.7本

・平均ブロック:1.6本

スリーポイントの確率をあげることができた昨シーズン、今季はディフェンスでの役割もブロックだけでなくペイントでのディフェンスを向上できるか。

ウイングの選手についていく能力を持ち合わせながらも、ファウルが多く昨シーズンはリーグで2番目に多いファウルの数を記録しているため、それが改善されるか注目です。

過去2シーズン怪我による欠場もポツポツとあるため、そこも心配ではあるところ。

ディロン・ブルックス(201cm/102kg/24歳/4年目)

・平均出場時間:28.9分

・平均得点:16.2点(FG:6.0/14.6 40.7% 3P:2.0/5.6 35.8% FT:2.2/2.8 80.8%

・平均アシスト:2.1本(TOV:1.7本 AST/TO:1.21)

・平均リバウンド:3.3本(ORB:0.9本 DEB:2.4本)

・平均スティール:0.9本

・平均ブロック:0.4本

前述したJJJよりも、圧倒的に多い数でファウルしていたのがブルックス。得点は過去シーズンよりも多く記録しましたが、アテンプトもかなり多く、もう少し確率が上がってくればより良いウイングプレイヤーになれる素質を持ってそうな選手。

鼻っ柱の強そうな性格で今季もエネルギッシュなプレイを見れることに期待です。

ヨナス・バランチュナス(211cm/120kg/28歳/9年目)

・平均出場時間:26.4分

・平均得点:14.9点(FG:6.2/10.6 58.5% 3P:0.5/1.3 35.2% FT:2.1/2.9 74.0%

・平均アシスト:1.9本(TOV:1.8本 AST/TO:1.03)

・平均リバウンド:11.3本(ORB:3.0本 DEB:8.2本)

・平均スティール:0.4本

・平均ブロック:1.1本

ラプターズから移籍してきてリバウンドの数が増えたバランチュナス。

ゲームを見ているとペイントからの得点での安定感をもたらす反面、スピーディな展開についていけない場面もあるため、周りの選手たちの活躍によっては徐々に出場機会は限定されるかもしれません。

が、まだまだチームに貢献できる力のある選手だと思うので若いのに負けずにインパクトを残して欲しい。

カイル・アンダーソン(206cm/104kg/27歳/7年目)

・平均出場時間:19.8分

・平均得点:5.8点(FG:2.3/4.9 47.4% 3P:0.4/1.3 28.2% FT:0.8/1.2 66.7%

・平均アシスト:2.4本(TOV:1.0本 AST/TO:2.45)

・平均リバウンド:4.3本(ORB:0.9本 DEB:3.4本)

・平均スティール:0.8本

・平均ブロック:0.6本

ヌルヌル動く選手。

現代的に見えないけど、ハンドルもできオールラウンドで安定感もあるため、若い選手たちの中では計算してスターターとして起用しているのも納得できます。

17-18シーズンにはディフェンスのアドバンスドスタッツで好成績を残しているためバスケットIQをフルに使ったディフェンスをしっかりチェックして行こうと思います。

ブランドン・クラーク(203cm/98kg/24歳/2年目)

・平均出場時間:22.4分

・平均得点:12.1点(FG:5.1/8.3 61.8% 3P:0.4/1.1 35.9% FT:1.5/1.9 75.9%

・平均アシスト:1.4本(TOV:0.9本 AST/TO:1.47)

・平均リバウンド:5.9本(ORB:1.6本 DEB:4.4本)

・平均スティール:0.6本

・平均ブロック:0.8本

昨年のドラフト21位指名ながら効率的な活躍、特にシュート確率の高さで貢献し、見事オールルーキー1stチームに選ばれたクラーク。

モラントやJJJとともにグリズリーズを支える柱に今後なれるか、少しアンダーサイズ気味ではありますが、現代NBAにフィットした活躍ができそうな楽しみな選手。

タイアス・ジョーンズ(183cm/89kg/24歳/6年目)

・平均出場時間:19.0分

・平均得点:7.4点(FG:3.0/6.6 45.9% 3P:0.7/1.9 37.9% FT:0.7/0.9 74.1%

・平均アシスト:4.4本(TOV:0.8本 AST/TO:5.18)

・平均リバウンド:1.6本(ORB:0.1本 DEB:1.4本)

・平均スティール:0.9本

・平均ブロック:0.1本

アシスト/ターンオーバー比率の数値が昨年リーグ4位の好成績を残している安定した控えガード。

モラントの爆発力を支える安定したパフォーマンスが見られれば、グリズリーズのバックコートはリーグでも良い評価を得るかもしれません。

ディアンソニー・メルトン(188cm/91kg/22歳/3年目)

・平均出場時間:19.5分

・平均得点:7.6点(FG:2.7/6.7 40.1% 3P:0.7/2.3 28.6% FT:1.6/2.0 76.9%

・平均アシスト:2.9本(TOV:1.4本 AST/TO:2.08)

・平均リバウンド:3.7本(ORB:0.7本 DEB:3.0本)

・平均スティール:1.3本

・平均ブロック:0.3本

3番手のガードながら、ある程度出場時間をもらう機会のあるグリズリーズでどんな活躍を見せるか。

3PTの確率をもう少し上げていきたいところですが、チームで一番1試合平均のスティール数が多いので何でインパクトを残してくるかチェックしていきたいと思います。

グレイソン・アレン(193cm/90kg/25歳/3年目)

・平均出場時間:18.9分

・平均得点:8.7点(FG:3.1/6.6 46.6% 3P:1.5/3.7 40.4% FT:1.0/1.2 86.7%

・平均アシスト:1.4本(TOV:0.9本 AST/TO:1.58)

・平均リバウンド:2.2本(ORB:0.2本 DEB:2.0本)

・平均スティール:0.3本

・平均ブロック:0.1本

シュートの確率が高く、意外とと言ったら悪いかもしれないけど身体能力の高い楽しみな選手。

能力の高さは魅力的ですが、割と荒っぽい性格をしているところがあるらしいので、3年目はメンタル的な成長を見せることができるか。

アンソニー・トリバー(203cm/109kg/35歳/13年目)

*ブレイザーズ/キングス/グリズリーズにて55試合出場

・平均出場時間:15.9分

・平均得点:3.6点(FG:1.2/3.3 35.7% 3P:0.9/2.6 33.8% FT:0.4/0.5 72.4%

・平均アシスト:0.8本(TOV:0.6本 AST/TO:1.24)

・平均リバウンド:2.8本(ORB:0.6本 DEB:2.2本)

・平均スティール:0.3本

・平均ブロック:0.2本

昨季だけで3チーム、キャリアを通じてもかなり多くのチームを渡り歩いている13年目のベテラン。

キャリア平均3割りを超えるスリーポイントのおかげで現代NBAにマッチできているトリバーが、怪我人が出た際にスターターのスポットを埋めてくれるのはチームからするとありがたい存在なのかなと感じました。

ゴーギー・ジェン(208cm/114kg/30歳/8年目)

*ウルブズ/グリズリーズにて63試合出場

・平均出場時間:17.4分

・平均得点:7.4点(FG:2.6/5.8 45.6% 3P:0.9/2.4 35.5% FT:1.2/1.6 77.2%

・平均アシスト:1.2本(TOV:1.0本 AST/TO:1.22)

・平均リバウンド:5.6本(ORB:1.4本 DEB:4.2本)

・平均スティール:0.8本

・平均ブロック:0.9本

ジェンもトリバー同様、キャリアで3割りを超えるスリーポイントの確率と、前所属のウルブズ時代にはスターター起用され平均2桁得点超えを記録しているシーズンもある実力者。

昨季はシーズン途中でのトレードで加入したため、今季は腰を据えて活躍することが期待されます。

ジャスティス・ウィンズロー(198cm/101kg/24歳/6年目)

*ヒートにて11試合出場

・平均出場時間:32.0分

・平均得点:11.3点(FG:4.5/11.7 38.8% 3P:0.5/2.5 22.2% FT:1.6/2.5 66.7%

・平均アシスト:4.0本(TOV:2.2本 AST/TO:1.83)

・平均リバウンド:6.6本(ORB:1.5本 DEB:5.2本)

・平均スティール:0.6本

・平均ブロック:0.5本

怪我により、トレードでグリズリーズ加入するもプレイが見られなかった選手。

能力的には充分スターターでプレイタイムを与えても良い存在ですが、ベンチから出てきてシックスマンとしてウィンズローがいるのも良いなと思いました。

プレイオフでの経験もあるため、早く怪我が癒えて欲しいと思うばかりです。

マルコ・グドゥリッチ(198cm/91kg/25歳/2年目)

・平均出場時間:11.0分

・平均得点:3.9点(FG:1.4/3.6 39.5% 3P:0.6/1.9 30.1% FT:0.5/0.6 92.3%

・平均アシスト:1.0本(TOV:0.8本 AST/TO:1.25)

・平均リバウンド:1.7本(ORB:0.3本 DEB:1.3本)

・平均スティール:0.3本

・平均ブロック:0.2本

フロムセルビアのルーキーシューターにとって、今季はプレイタイムを伸ばす事ができるかどうかの勝負。

シーズン中盤から出番が少なくなってしまった昨シーズンの評価を跳ね返しローテーション入りなるか注目。

ジョン・コンチャー(196cm/95kg/24歳/2年目)

・平均出場時間:9.5分

・平均得点:2.8点(FG:1.3/1.9 64.9% 3P:0.3/0.5 50.0% FT:0.1/0.1 50.0%

・平均アシスト:1.2本(TOV:0.4本 AST/TO:3.14)

・平均リバウンド:2.5本(ORB:0.9本 DEB:1.5本)

・平均スティール:0.4本

・平均ブロック:0.2本

渡邊裕太と共に2wayで契約していたコンチャーが本契約を獲得。

GリーグでのプレイからNBAカテゴリでの活躍、そして定着が可能かどうか、まずはチーム内でのポジション争いに高いシュート確率で挑めるかどうか要チェックです。

ジョンテイ・ポーター(211cm/109kg/21歳/1年目)

*ルーキーのため、大学時代のスタッツを参照

・平均出場時間:24.5分

・平均得点:9.9点(FG:1.9/3.9 50.0% 3P:1.2/3.3 36.4% FT:2.4/3.2 75.0%

・平均アシスト:2.2本(TOV:1.9本)

・平均リバウンド:6.8本(ORB:1.5本 DEB:5.3本)

・平均スティール:0.8本

・平均ブロック:1.7本

個人的には未完の大器というイメージが一番強い選手。

昨シーズンに契約を結んでいたものの、試合には出場できず。

実の兄弟、ナゲッツのマイケル・ポーターJrと同様、リーグにインパクトを残す活躍を見せたら、グリズリーズがさらに面白くなりそうです。

デズモンド・ベイン(198cm/98kg/22歳/1年目)

*ルーキーのため、大学時代のスタッツを参照

・平均出場時間:36.0分

・平均得点:16.6点(FG:6.2/13.6 45.2% 3P:2.9/6.5 44.2% FT:1.4/1.8 78.9%

・平均アシスト:3.9本(TOV:2.3本)

・平均リバウンド:6.4本(ORB:1.4本 DEB:4.9本)

・平均スティール:1.5本

・平均ブロック:0.5本

3&D選手として期待できそうなスキルセットの選手で、パッと見た印象はエリック・ゴードンを思い出しました。

アシストの多いこのチームに上手くフィットすれば、良いシューターとしてデビューを果たせそうな気がします。

ゼイビア・ティルマン(203cm/111kg/21歳/1年目)

*ルーキーのため、大学時代のスタッツを参照

・平均出場時間:32.1分

・平均得点:13.7点(FG:5.3/9.7 55.0% 3P:0.4/1.6 26.0% FT:2.6/4.0 66.7%

・平均アシスト:3.0本(TOV:2.0本)

・平均リバウンド:10.3本(ORB:2.7本 DEB:7.6本)

・平均スティール:1.2本

・平均ブロック:2.1本

得点だけでなくリバウンド、ブロックとインサイドプレイヤーとしての成績をしっかりとカレッジ時代に残している選手。

ウイングスパンが長いようで、リムプロテクターとしての能力がチームの望んでいるレベルまで達する事ができれば、充分ルーキーにもチャンスがあるかと思います。

キリアン・ティリー(208cm/100kg/22歳/1年目)

*ルーキーのため、大学時代のスタッツを参照

・平均出場時間:16.6分

・平均得点:6.2点(FG:2.3/4.7 50.0% 3P:0.9/2.1 43.8% FT:0.6/0.9 64.3%

・平均アシスト:1.5本(TOV:0.7本)

・平均リバウンド:3.9本(ORB:0.8本 DEB:3.1本)

・平均スティール:0.7本

・平均ブロック:0.7本

ゴンザガ出身で、八村塁と共にプレイしていた選手で2年前の八村在籍時から怪我が多かったのが残念な印象ですが、能力は高かったので2wayから這い上がってくることに期待。

ジャリル・トリップ(196cm/98kg/23歳/1年目)

https://twitter.com/memgrizz/status/1332820612235096064

*ルーキーのため、大学時代のスタッツを参照

・平均出場時間:30.7分

・平均得点:6.2点(FG:5.8/11.2 51.2% 3P:0.2/1.4 15.6% FT:4.5/6.3 71.2%

・平均アシスト:2.0本(TOV:2.2本)

・平均リバウンド:8.9本(ORB:2.5本 DEB:6.4本)

・平均スティール:1.5本

・平均ブロック:0.1本

ウエストコーストカンファレンスのDPOYを受賞したディフェンスに期待できるプレイヤー。

ちなみに、前年はブランドン・クラークが受賞。

アウトサイドのシュート確率をあげる事ができれば、面白い存在になるかもしれません。

ショーン・マクダーモット(198cm/88kg/24歳/1年目)

https://twitter.com/OOSSports/status/1329310628482342912

*ルーキーのため、大学時代のスタッツを参照

・平均出場時間:32.9分

・平均得点:6.2点(FG:3.8/8.1 47.4% 3P:2.1/5.3 39.4% FT:1.9/2.2 86.8%

・平均アシスト:1.0本(TOV:0.7本)

・平均リバウンド:6.3本(ORB:1.1本 DEB:5.2本)

・平均スティール:0.7本

・平均ブロック:0.4本

バトラー大学で4年生までプレイ、最終学年時は、ビッグイーストカンファレンスで最もオフェンスレーティングが高かったプレイヤー。

その要因はチームプレイがしっかりできているなという感じで、ピックアンドロールをしている所や、パスの見ているところなど、スタンダードが高そうな選手。

意外と重宝されるかもと少し期待しています。

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