ピックアップブルズ#22GAME15 @ブレイザーズ~最大で20点リードするも、後半に失速し逆転負け~




最近のお気に入りのPodcastは「逃げるは恥だがデラベドバ」です。

どうも、絵心ある人が非常に羨ましい、ctrainerです。

このデラベドバの絵も好きですが、ポッドキャストの内容も一人の選手を軸にNBAを感じることができて面白いです。

今回の記事は

ピックアップブルズ#22 21-22シーズン GAME14@ブレイザーズ

この試合のレポートです。

最後までお付き合いください。

結果

ハイライト

スタッツ

ボックススコア(ESPN)

bullsblazers
ザック・ラビーン:30p/6rデイミアン・リラード:22p/4r/10a
デマー・デローザン:22p/4r/5a/2bユスフ・ヌルキッチ:18p/12r
ロンゾ・ボール:17p/4r/4a/2s/2bノーマン・パウエル:18p
アレックス・カルーソ:12p/10r/9a/2s/2bラリー・ナンスJr:16p/9r/3a/3s
p:ポイント r:リバウンド a:アシスト s:スティール b:ブロック

レポート

ウエスト遠征を順調にこなしているブルズ、この試合はここまで若干不調気味なブレイザーズとの一戦。

カルーソが引き続きスターター起用され、CJとマッチアップ、ロンゾはリラードに着きます。

ブレイザーズはヌルキッチがブチェビッチ不在のインサイドを突き、早速フリースローで加点、この試合もブラッドリーに重要な役目が周ってきそうです。

ブルズはデローザンのジャンパーからスタート、そこからロンゾの2連続スリーでリードを広げる序盤。

ブレイザーズは引き続きヌルキッチのところから、ブルズはラビーンのファーストスリーが決まり順調に得点を伸ばす。

13-2のランで9点差をつけたとこでブレイザーズがタイムアウト、残り8分。

ATOはコビントン、パウエルの得点で追い上げるブレイザーズ、ブルズはカルーソがオフェンスリバウンドやスティールで存在感を見せ、優位に試合を進める。

残り6分でどちらも選手交代、ブルズはドスンム、ブレイザーズはサイモンズがイン。

コビントン、パウエルが得点を伸ばすものの、ブルズがリードを保ち終盤へ。

残り4分でブルズはグリーンとDJJが入り、ブレイザーズはリトルに新加入のゼラー、ラリーナンスJrが入ります。

ブルズはファウルがかさみ、フリースローを多く与えてしまいますが、この時間帯はデローザンのミドルが面白い様に決まり、最終33-24でブルズが9点リードして第1Qを終了。

第2Qは互いにスモールラインナップ、ブルズはDJJ、ブレイザーズはナンスがビッグマンポジションに入ります。

そしてブレイザーズは昨シーズン、個人的にピックアップチームで良く見ていた元ホークスのスネルがイン。

デローザンのフェイダウェイで11点差にしてスタート、さらにブルズは前の試合から復帰してきたホワイトが入ってきます。

ブレイザーズは序盤ゾーンディフェンスを敷き、ブルズのオフェンスに対して動いてきます。

残り8分でブルズが11点リード、ブレイザーズのゾーンによってスローダウンはするものの、ブレイザーズもターンオーバーが増えてしまい得点が伸びず。

ブレイザーズはリラードが戻ってきますが、今シーズンの不調を感じさせる動きでシュートに精細を欠きます。

ブルズはDJJが連続でファウルをコールされて残り6分半の段階で4つ目、ベンチに下がります。

変わりにアリゼージョンソンを起用しスモールボール継続、中盤最大で16点リードを奪うブルズに対してブレイザーズはパウエルが奮起、得点を繋ぎます。

残り5分半で11点差、ここで先にブレイザーズがヌルキッチを戻し、ブルズもブラッドリーを起用します。

ブレイザーズがスターターに戻し、再びヌルキッチのところから得点が伸び始め、残り4分には9点差。

しかしブルズの頼れる2大エースが得点を重ね、再び残り3分には16点差。

終盤にブレイザーズはヌルキッチを下げてナンスを起用、スモールラインナップに戻しそれに合わせてブルズもグリーンを投入。

前半終了間際には20点の大量リードに成功したブルズ、最終63-48で15点をリードし後半に入ります。

前半ブレイザーズはリラード6点、CJ0点に終わりバックコートが不発。

第3Qはラビーンが5本目のスリーをヒットし早くも20点に到達、ブレイザーズはCJがレイアップを決めてこの試合のファーストスコア。

ブレイザーズはヌルキッチのところから連続得点、点差はまだまだありますがビリードノバンHCが早めの対応でタイムアウト、ディフェンスを修正する意図と思われます。

ブレイザーズは前半からスクリーンセットのところでのオフェンスファウルを何本も取られ、ここでもヌルキッチがコールされてしまいベンチへ。

残り8分半、再びナンスを起用するブレイザーズ、ここから徐々にチームとして調子を上げていき連続得点で12点差。

ブレイザーズが勢いを増してきたことで、ブルズは残り7分に再びタイムアウト。

しかしブレイザーズの勢いは止まらず、パウエルのバスカンでついに9点差に追い上げられます。

ここでブルズも一踏ん張り、ラビーンのアシストでブラッドリー、そしてロンゾがスリーとボールシェアをすることで得点を分散。

ブレイザーズも負けじと得点を重ねリードを広げさせずに追随、ゲームのテンポが上がっていく終盤。

ブルズがDJJを起用しますがオフェンスファウルを取られて5つ目、そのままコートに残しますがブルズ的には少しずつ不安要素が出てきました。

ブルズがバタついている間にブレイザーズが着実に点差を詰め残り2分半で4点差、13-3のランで猛追してきます。

終了間際にはドスンムとサイモンズと若手同士の得点もあり、インテンシティが上がった見応えのある展開を見せるこの試合。

最終85-81でブルズのリードは4点で最終クオーターに入ります。

第4Qはグリーンにデローザン、カルーソ、ドスンム、ホワイトとかなり小さなラインナップで臨むことになったブルズ、まずはデローザン、グリーンのフリースローで加点。

残り10分にヌルキッチを入れるブレイザーズ、マッチアップはグリーンになりかなりサイズ差がある状態。

ブレイザーズはスネルのコーナースリー、CJのミドルで3点差に、ブルズはここでタイムアウト。

残り9分半、ATOに流石にブラッドリーを戻してきます。

このクオーターに入ってからFGが決まらずに得点が伸び悩むブルズ、その間にCJ、リラードが得点し同点に。

10-2のランによって追いつかれたブルズ、そしてCJのスリーでこの試合初めてブレイザーズにリードを取られます。

接戦のまま試合は中盤へ、試合はリードチェンジ、同点を繰り返しながら進行。

残り5分でブルズ1点リードのクラッチタイムに入るこの試合、まずはブレイザーズがヌルキッチのところで得点しリードを奪い返す。

返しのオフェンスのラビーンのミドルはタフショットになり決まらず、ここでリラードが得意のディープスリーを沈め4点リードに。

ブルズはフィニッシュし切れずに残り4分を切り、タイムアウト。

明けにディフェンスでトラップを仕掛けますが、これは交わされてしまい、ヌルキッチにノーマークのダンクを許して6点差。

ようやく速攻でロンゾのレイアップにより加点、4点差で残り3分。

さらにもう一本アーリーでロンゾがペネトレイト、しっかりレイアップを決めて2点差に持ち込みます。

次はリラードがリバースレイアップを決めリードを奪うと、今度はラビーンがスリーを決めて両エースが活躍、残り2分でブルズが1点を追う展開。

ブレイザーズは整った形でシュートまで持って行けずにノースコア、残り1分半。

ブルズはラビーンのプルアップジャンパーを選択、外れますがカルーソがオフェンスリバウンドを確保しセカンドチャンス。

このポゼッションをしっかりラビーンがフィニッシュ仕切って、ブルズが逆転し1点リード。

ブレイザーズはリラードがアタックしファウルを獲得、フリースロー2本成功させ1点リードし残り1分。

ブルズはラビーンのプルアップスリーを作りますが、これが決まらず。

ブレイザーズは時間をしっかり使い最後はリラードがレイアップ、これをDJJが見事にブロックに成功しポゼッションはブルズへ。

ボールが周り最後はデローザンの元へ、スリップしてしまい、アイソレーションからシュートまで上手く持っていけずにブレイザーズに奪われる。

ブルズはファウルゲームに持ち込みますが、ラビーンがオープンスリーを決められず、ブレイザーズがしっかりとフリースローを決めて、試合は終了。

最終112-107、ブレイザーズがホームで勝利しブルズの連勝は2で止まってしまいました。

連敗が2でストップ、しかも最大で20点のリードを握ったにもかかわらず敗れたしまったブルズ。

ラビーンが30点をマーク、デローザンが22点、ボールが17点、カルーソがほぼトリプルダブルの活躍を見せましたが、やはりDJJのファウルトラブルや、ブラッドリーのプレイタイムを伸ばすことができずに強制スモールラインナップになったところがキツかったです。

リバウンドやペイントでの得点などをリードされてしまった部分は多少しょうがないとして、このペイント関連の改善点をブチェビッチ頼りにしてしまわずに、ブラッドリーのステップアップ、シモノビッチを起用するのか、何かしら対策が生まれることを期待したいと思います。

勝利したブレイザーズは出だしはコビントンやパウエルがなんとかつなぐ形だったところから、ヌルキッチの18点12リバウンドに加え、リラードが最終的に22点10アシスト。

ここで決めて欲しいというタイミングでのスコアは流石、CJは9点止まりでしたが、バックコートの二人の出来がこれくらいでも勝てるというのはある意味でブレイザーズの強さの証明でもある様に思います。

昨シーズンに比べ、ベンチから出てくる選手もカーメロ・アンソニー&エネス・カンターみたいなインパクトは減りましたが、安定したプレイヤーたちが出ている様に感じました。

ロスターの厚みが出て、バックコート陣の不調を感じるシーズンとなってしまっている序盤ですが、この二人が復調すればブレイザーズ、怖い存在になりそうです。

本日の個人的MVP

アレックス・カルーソ

この試合はラビーンのビッグショット込みで30点マークし素晴らしかったんですが、カルーソの要所での繋ぎ、グルーガイっぷりを評価し選出。

スタッツは12点10リバウンド9アシスト2スティール2ブロックとオールラウンド。

特にオフェンスリバウンド4がそのまま良いオフェンスに繋がり、チームに勢いを産んでいました。

このままスターターで行くのか、ベンチ出場でチームを支えるスタイルになるかは分かりませんが、間違いなく最後にコートに立つにふさわしい活躍を見せているため、今後も注目です。

最後に

コービー・ホワイト個人的に好きな選手の一人なので、復帰後まだまだ調子を取り戻せていません。

爆発する日を待ちたいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました!!
よろしければツイッターのフォロー、よろしくお願いいたします!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です