バスケ日本代表強化試合:日本×チュニジア

本日は、

日本代表強化試合:日本×チュニジア

の試合のレポートを書いていきたいと思います。

試合前情報

前回の試合の記事はこちらから。

この試合、チーム状況とコンディション不良により、篠山竜青と八村塁の欠場が決まっています。

スターターで選ばれていただけでなく、特に八村は過去の試合で日本のオフェンスの得点をかなり牽引していましたので、この試合にどのように影響が出るのか。

そして、PGポジションは篠山欠場により、ローテーションが変わっていくことが予想されます。

逆風ではありますが、この辺りをどのように日本が対応していくか楽しみです。

チュニジアはダラスマーベリックスに所属するサラ・メジリが注目選手。

FIBAランキング上では51位ということで、49位の日本と同等のチームとなります。

ワールドカップ2019前、最後の試合ということで注目していきたいと思います。

日本のスターターは、

PG #24田中 大貴

SG #6比江島 慎

SF #12渡邊 雄太

PF #15竹内 譲次

C #22ニック・ファジーカス

チュニジアのスターターは

PG #4オマール・アバダ

SG #7モラッド・エル マブルック

SF #20マイケル・ロール

PF #12マクラム・ベン ロムダン

C #50サラ・メジリ

試合開始!!

チュニジアのボールでスタートし、早速スリーを決めてくる。

そしてサラメジリのトップからのレイアップで連続得点。

日本は田中のジャンプシュートからスタート。

そして今まで同様、得点後は2-3のゾーンディフェンスを敷きます。

日本は若干ターンオーバーが続いていますが、渡邊のスリーですぐに同点にします。

残り5分で比江島に変えて馬場雄大が入ります。

13-7にされたところで日本タイムアウト。残り5分切っています。

タイムアウト明けに安藤誓哉がコートに立ちます。

残り3分弱で、ここまであまり出番のなかった控えビッグマンの太田が入ります

日本は少しターンオーバーが目立ちます。

ダンクミスのでた渡邊、安藤周人と一度変わります。

第1クオーターに2つ目のタイムアウトを取る日本、修正できるか。

変わって入った安藤周人のスリーが決まります。

クオーターの最後には、シェーファーアヴィ・幸樹が入ります。

最終24-14でチュニジア10点リードで第1クオーター終了です。

第2クオーター開始!!

開始早々にファストブレイクから得点。

また得点後もマンツーマンのまま、プレッシャーをかけていきます。

2分半経過したところで、ファジーカスが戻ってきます。

4分経過でこの試合そしてこのシリーズで初めて竹内公輔がコートに入ります。

残り4分でPGポジションにベンドラメ礼央が入り、比江島も一緒にコートに戻ります。

常に10点差だった得点がじわじわ詰まってきています。

大きなプレイは出ませんでしたが、変わって入ってきた選手がディフェンスを頑張ってプレッシャーをかけに行ったことで、ファウルも発生はしましたが点差を詰めることに成功。

最終、40-35で終了。

後半戦開始!!

第3クオーターの立ち上がりは、スターターからベンドラメ、竹内公輔を交代した状態でスタート。

チュニジアのマイケルロールに連続で3PTを沈められる。

第2クオーターに詰めた点差をまたジリジリと離されていきます。

また、チュニジアは2-3のゾーンを敷いてきました。

比江島がスリー、ジャンプシュートで応戦します。

チュニジアのインサイドへのアタックを竹内公輔が体を張って守っています。

数字にならない部分ではありますが、良い活躍見せています。

そして、再び安藤誓哉、竹内譲次、馬場雄大が入ってきます。

サラメジリのゴール下によってまた点差が12点まで広がる。

馬場のスティールからのダンクで点差は10点に。

最後にまた馬場のスティールからのダンクが出そうになりましたが、これはメジリがチェイスダウンでブロック。

最終、59-48の11点ビハインドで日本は第4クオーターを迎えます。

第4クオーター開始!!

竹内譲次、馬場と連続で3PTを決めて積極的にシュートを打ちに行っています。

連続して24秒バイオレーションを取るなど、流れが日本に気かけています。

ファストブレイクも決まり10-0のランを見せて一気に点差を縮めます。

たまらずチュニジアタイムアウト。

残り7分半で4点差に詰めました。

竹内公輔のティップインに対してマイケルロールの3PT、再び田中の3PTを決めてゲーム展開が激しくなってきます。

ここで交代で入った渡邊が個人技で得点。

同点に追いつきます。

日本、タイムアウトを取得、残り5分を切って同点です。

竹内公輔のゴール下で逆転。

しかし、チュニジアもスリーを決め返します。

日本は竹内公輔がバスケットカウントを献上し5点差に広げられる。

そして個人4つ目のファウルになってしまいます。

チュニジアは日本のターンオーバーから最後はメジリのダンクで6点差。

日本、タイムアウトをとります、残り2分半。

タイムアウト明けは渡邊のジャンパーが決まり4点差。

続けて竹内譲次のゴール下で2点差。残り1分半。

チュニジアのスリーが落ち、残り1分切って日本ボール。

ここで得点するのが比江島。

得意のドライブでレイアップを沈め、同点にします。

!– wp:paragraph –>

残り30秒でチュニジアのオフェンス。

オフィシャルのクロックミスがあり、仕切り直し。

チュニジアタイムアウトをとり、オフェンスのセットを確認。

ショットクロック残り8秒で、マイケルロールのジャンパーが決まります。

76-74、チュニジア2点リード。

日本タイムアウトで最後の確認をします。

試合時間残り9秒。

トップから渡邊のドライブでファウルを取り、しっかり2本決めます。

チュニジアタイムアウト、残り6秒です。

再びマイケルロールの1on1。

渡邊をかわして得点し78-76。

もう時間はなく試合終了。

日本あと少しでしたが、悔しい敗戦となりました。


試合を振り返って

強化試合という側面のある試合でしたので、試合の途中は今まで出ていなかった安藤誓哉や竹内公輔を長く使うなどもあったので単純な勝ち負けだけでは語れませんが惜しい試合でした。

八村、篠山がいない中でのパフォーマンスは課題もありはしましたが、やはり渡邊優太の個人の強さ、能力の高さ、自信が伺える内容でした。

こぼれ話

すでにワールドカップが始まり、日本はトルコに1敗を喫してしまい、次も負けられない試合となっています。

八村対策を敷かれて、対応が遅れてしまい最初のクオーターに一気に流れと点差を離されてしまったので、この試合を思い出して、次のチェコ戦頑張ってもらいたいです!!

今日はこの辺で。ではまた。

Twitterはこちらから。→https://twitter.com/ContextTrainer