FIBAワールドカップ2019 2次ラウンドグループJ 第1節:セルビア×プエルトリコ

見逃し配信の期限があるということに気づいて、仕事前の朝からブログ書いてます。

どうも、もったいない精神の塊、ctrainerです。

本日は、

FIBAワールドカップ2019 2次ラウンドグループJ 第1節:セルビア×プエルトリコ

の試合のレポートを書いていきたいと思います。

試合前情報

1次ラウンドの結果、

セルビアはイタリア、アンゴラ、フィリピンに対して3連勝。

グループ1位でセカンドラウンドに進んできています。

注目選手は、デンバー・ナゲッツ所属のニコラ・ヨキッチ、今シーズンからダラス・マーベリックスに所属するボバン・マリヤノビッチ、そして今シーズンからキングス所属になるボグダン・ボグダノビッチです。

対するプエルトリコ、スペインには1敗を喫しますが、チュニジアに3点差、イランには2点差と接戦をものにして2位通過してきています。

注目は、元NBA選手のレナルド・バルクマン。

後の選手は勉強不足であまりわかる選手がいません。

試合開始!!

セルビアボールでスタート。

セルビアの#14のコーナースリーが最初に決まり、プエルトリコはスリーが落ちます。

続けてもう1本#14が打つ機会がありますが、ここは外れる。

プエルトリコはそこまでタフショットではない中でスコアができません。

レナルド・バルクマンがスティールから速攻で打ったレイアップがゴールテンディングで初得点。

セルビアははボバンのローポスト、ティップイン、ダンクで連続得点。

セルビアはもう一人のNBAプレイヤー、ボグダノビッチがフリースローで得点。

残り6分弱で11-2とリードが広がります。

プエルトリコはやっと追加得点、#12ディアズの得点で2ゴール目を記録。

セルビアの#24ヨビッチのアシストが冴え、イージーシュートが生まれています。

残り4分半でプエルトリコがタイムアウト。15-4で11点を追いかけます。

タイムアウト明け、セルビアはニコラ・ヨキッチがコートへ。

ヨキッチとボバンが一緒にコートに立っているのはなかなかえげつないラインナップ。

ここでボバンはベンチへ、5番ポジションはヨキッチがスライドします。

早速ローポストから得点。スムーズなポストムーブを見せます。

プエルトリコも徐々にリズムが出てきたか、ボールムーブがスムーズになります。

両チーム、ここから得点を重ね最終、23-14で第1クオーター終了。

第2クオーター開始!!

プエルトリコは良いボールムーブからスリーが決まり、良い入り。

その後2-3のゾーンで守りますが、ヨキッチに突破されます。

ゾーンディフェンスを物ともせず、ヨキッチが連続得点。

セルビアはプエルトリコのゾーンに対して、外からのシュートを高確率で決めています。

しかも、そのためのボールムーブがスムーズでほぼノーマークを何本も作っています。

セルビアは#13がファウル2つ目をコールされます。

プエルトリコのフリースローが決まったところでタイムアウト、33-19、残り6分半です。

プエルトリコはオールコートのゾーンプレスからの2-3にチェンジングしますが、#23がスリーを決める。

2/2、高確率です。

セルビアは2-3ゾーンに対してボールが綺麗に周り、エクストラパスを生み出し続けます。

残り5分、36-21でセルビアが15点リードしているところでファウルに対してのビデオリプレイが入ります。

セルビア#14の選手がボールを両腕で抱えてスイングしたところにプエルトリコの#1が倒れ、テクニカルファウル。

ここから流れが変わるかどうか。

ヨキッチが相変わらず高確率。

オフェンスリバウンドのボールを片手でティップしアシストにつなげる動きなども視野の広さ、テクニックゆえにできる芸当。

セルビアは自力の高さを徐々に出していき、ディフェンスで良いストップをしてからのファーストブレイクを重ね、残り2分で21点差。

現状セルビアの唯一の懸念はファウルが少し多いことくらいです。

第2クオーターの終わり際は#8ビエリツァの連続スリーが決まります。

最終、49-26のセルビア23点リードで後半に向かいます。

後半戦スタート!!

セルビアボールでスタート。

後半はヨキッチがスタートからコートに立ちます。

もらったフリースローキッチリ2本決めて後半スタートです。

余裕あるを通り越したボールムーブを見せてプエルトリコディフェンスを翻弄します。

ヨキッチのオールラウンドぶりが十分に発揮されたクオーターになります。

トランジションのハンドラーもできれば自ら切り込んでレイアップも決める。

ボバンのノールックパスも飛び出してセルビアはかなり気持ち的にも余裕のある展開に。

ボバンは4分プレイしたところで交代。

諦めないプエルトリコはゾーンプレスで対応。

しかしボールマンへのプレッシャーは高いものの、かわされたり、スキップパスでオープンができ、残り5踏んで60-30の30点差。

残り4分でヨキッチはいったんベンチへ。

セルビアはアウトサイドの確率が落ちません。

2点で着実に点を重ねるプエルトリコに対して、3PTで点差がじわじわ離れて行っているという状況です。

最終71-39、点差は32点差まで広がったところで第3クオーター終了です。

第4クオーター開始!!

ヨキッチがコートに戻ります。

プエルトリコの始めのオフェンスはターンオーバー。

この大会平均で約13個1試合ターンオーバーを犯してますが、すでに第3クオーターの時点で13個。

そしてセルビアは早々にヨキッチをベンチに下げて早めのガーベッチタイムへ。

残り5分で81-43。

プエルトリコは追い上げたい時間帯にスリーが打ててはいますが確率が上がらず。

インサイドプレイヤーの身体能力やリバウンドの強さなどはそこまで悪いものではないように見えますが、やはり優勝候補チームに対してはもう一段ステップアップが必要なように見えます。

試合は最後までセルビアが冷静なディフェンスからのトランジションを見せ強豪国らしいゲーム運びを見せます。

試合は最終、90-47でセルビアが勝利です。

試合を振り返って

インサイドプレイヤーのタレントとしてヨキッチ、ボバン・マリヤノビッチがいて、外にはこの試合はおとなしかったボグダン・ボグダノビッチがいて、ロールプレイヤーたちはこういったNBA選手たちがいない中で予選を勝ち上がってきたチーム。

今回改めてセルビアの試合を見てみましたが、優勝候補を言われる所以、そしてパワーランキング1位の実力を充分に見せてもらいました。

プエルトリコも、この試合はアウトサイドシュートの確率がよくありませんでしたが、インサイドの選手の運動能力などは目を見張るものがありました。

もともと自分のイメージにあったプエルトリコはガードの選手がもっと好き勝手やるようなイメージがありましたが、当然それは時代や選手によって変わっていくものなんだなと感じました。

こぼれ話

2次ラウンドの試合を見つつ、タイミングがあればライブでも決勝トーナメントを見ていきたいと思います。

決勝はライブで見れそうなので、楽しみに他の試合で予習していきたいと思います!!

今日はこの辺で。ではまた。

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