Bリーグ観戦レポートその2:B2第1節 GAME2 信州×広島

早速続けて見ています、B2の試合。

ちょっとはまりそうです。

どうも、影響されやすい男、ctrainerです。

本日は、

B2第1節 GAME2 信州ブレイブウォリアーズ×広島ドラゴンフライズ

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

試合前情報

GAME1は信州が勝利。

圧勝というわけではありませんでしたが、要所で特に信州の日本人選手の活躍の光る試合でした。

広島は登録選手の変更あり、トーマス・ケネディから、ジャマリ・トレイラーと外国籍選手が変わっています。

前の試合の課題も含めてこの試合、どのように修正してくるか注目です。

スターター

<信州>

#10渡邊 翔太

#12栗原 ルイス

#31三ツ井 利也

#50ウェイン・マーシャル

#55アンソニー・マクヘンリー

<広島>

#0ジャマリ・トレイラー

#2朝山 正吾

#8グレゴリー・エチェニケ

#24田中 成也

#30古野 拓巳

第1クオーター開始!!

広島ボールでスタート。

セットオフェンスでゴール下でトレイラーに打たせるものの外れる。

マクヘンリーも1本目のミドルを落とします。

初得点は古野のフリースローから。

信州は再三マクヘンリー、マーシャルと攻めますがここまで得点できず。

7分半で栗原のスリーが決まり初得点。

そして前日の試合でMVPを獲得した三ツ井のローポストからの得点でアンドワン。

続けて個人的に前の試合で注目し始めた渡辺もドライブからの得点。

信州が徐々にリズムをつかみます。

そしてマクヘンリーの得点も出たところで広島タイムアウト。

10-3、残り5分弱です。

広島、タイムアウト明けは朝山がフェイクからのジャンプショットを決めて得点。

広島はその後なかなか得点が伸びず、逆に信州がマクヘンリーのスリーで点差を離します。

14-5、信州リードで残り3分。

古野がタフなスリーを決めて14-8。

マクヘンリーが残り2分半で早めに交代。

広島は変わって入った谷口が早くも2つ目のファウル。

広島は終盤にトレイラーの得点もあり、信州西山の終了間際のスリーが決まり、23-15の信州8点差リードで第1クオーター終了です。

第2クオーター開始!!

信州はマクヘンリー、広島はトレイラーがコートに立ちます。

佐藤と谷口のマッチアップでは、谷口がシュートファウルを犯し3つ目。

ここは変えざるを得なく、エチェニケをコートに戻します。

よってトレイラーと佐藤のマッチアップが一つのカギになりそうです。

早速そこに対応する広島、インサイドをせめて佐藤がファウルをしたところですぐにマーシャルが戻ります。

そしてトレイラーがスリーを決めたところで信州タイムアウト。

26-20、信州6点リードで残り8分半です。

タイムアウト明けの信州のオフェンスは24秒バイオレーション。

対する広島も得点できず。

マクヘンリーが落ち着いてジャンパーを決めます。

広島は、個人的注目選手、岡本がドライブからレイアップを決めます。

広島は朝山が再びミドルを決めて4点差。

しかし、マクヘンリーのスリーで突き放す。

4分半でオフィシャルタイムアウト。

33-26で信州リードです。

タイムアウト明けも朝山のスリーで4点差に詰めます。

信州も武井のブザービーターのスリーなどで突き放しにかかりますが、我慢して食らいつく広島。

岡本もスリーを決めて点差を維持します。

広島はエチェニケに変えて3ファウルの谷口を戻します。

広島はターンオーバーが続き、点差がじわじわ離れていきます。

信州は終盤にエチェニケがローポストで攻め始めると、一気に2人、3人とよってきて好きなようにさせません。

試合は最終、42-32の信州10点リードで前半終了。

マクヘンリーが前試合同様、前半で16点の活躍です。

ここで大切なポイント!!その1

何となく名前の聞いたことのあるマクヘンリーについて調べてみました。

2008年から琉球ゴールデンキングスに所属。

2011-12シーズンは、ファイナルMVP、2012-13はシーズンMVP、リーグ制覇も何度も経験しているスター選手。

2017-18から信州に所属しているそうです。

すでに36歳とベテランの域に入っている年齢ではありますが、まだまだ強さを発揮しています。

第3クオーター開始!!

広島前半でも好調だった朝山のスリーで得点。

そして後半開始時点でGAME1でも見せたゾーンディフェンスを敷きます。

朝山が1本前と全く同じシチュエーションでコーナースリーを決め、一気に点差が詰まります。

4点差まで詰め、トレイラーのフリースロー1本入って3点差。

信州は栗原のステップバックスリーで後半初得点。

広島田中のロングスリーが決まって、45-42。

3点差まで詰めたところで信州タイムアウト。

残り7分です。

トレイラーのフリースローで1点差になります。

信州はディフェンスでファウルがかさみ、フリースローを立て続けに広島に与えます。

朝山のフリースローが1本入ってついに同点。

ゾーンに対して信州は、コーナーから大崎がスリーを決めてリードを保つ。

広島は得点後はゾーン、できなかった時はマンツーとチェンジングで守り、信州に気持ちよくフェンスをさせません。

信州はさらにマーシャルが3つ目のファウル。

これ以上ファウルができない中、広島に連続でオフェンスリバウンドを拾われ、得点に繋げられる。

広島逆転に成功。

しかし広島もエチェニケが3つ目のファウル。

両チームとも不安要素を抱えながらの試合展開。

広島はエキストラパスも周り、古野のスリーで4点差。

信州はGAME1で当たっていた日本人選手のスリーが決まらず。

トランジションからのスリーは決まるので、やはりディフェンスを頑張って得点に繋げるのがやりたいプランになるかと思います。

残り2分を切って52-51で広島リード。

広島はエチェニケが下がっても朝山がスリーで得点を繋げる。

当然、信州はゴール下にボールを集める。

谷口が4つ目のファウルをコールされ、苦しい展開。

新種も一度マクヘンリーを下げます。

マーシャルとトレイラーのマッチアップ、若干マーシャルが脚を引きずる仕草を見せますがゴール下でしっかり得点し、同点。

第3クオーター終了間際、朝山のフリースローで広島2点差リードで終了します。

57-55で広島リードで第4クオーターに入ります。

第4クオーター開始!!

広島はこのクオーターの入りもゾーンを敷きます。

メンバーが谷口とトレイラーで、エチェニケを休ませます。

谷口が4つのため、できるところまでやらせるという意味合いもあるかもしれません。

信州は開始早々、マクヘンリーのフリースロー1本と、トランジションのレイアップで逆転。

広島は30秒しか経っていませんが、後半一つ目のタイムアウトをここでとります。

そしてエチェニケ戻してきました。

ここから両チーム1本ずつ得点を重ねてリードは信州のまま。

そしてエチェニケも4つ目のファウルがコールされ苦しい展開。

このファウルで得たフリースローをマーシャル1本成功。

61-59で信州2点リードです。

エチェニケの連続得点で広島再度リードを奪います。

広島はターンオーバーからの栗原のスリーに対してファウル、3本フリースローを決められ信州再度リードをとります。

対して広島、古野がスリーを決めて2点リードを奪い返します。

対して信州。マクヘンリーがゴール下を決め同点。

リードチェンジが繰り返される面白い展開。

しかしここで広島はエチェニケがファウルで退場。

変わって入る谷口も4ファウルと苦しい状況。

マーシャルのフリースローが1本決まり67-66。

朝山のバックドアカットが決まってゴール下で得点。

ここでオフィシャルタイムアウト、68-67で広島1点リード。

タイムアウト明け、実はずっと気になっていた渡辺翔太がやっとコートに戻ってきます。

信州マクヘンリーの得点で信州リード。

広島谷口のスリーで2点リード奪い返す。

広島続けて朝山がスリーを決めて5点差。

信州たまらずタイムアウト。

残り3分半で5点差を追いかけるホーム信州。

タイムアウトあけ、早速栗原がスリーを決めて2点差に詰めます。

広島はトレイラーが得点。

続けて古野がスリーを沈め7点差まで広げる。

マーシャルが返して5点差。

残り2分を切って栗原のフリーのコーナースリーが落ちたのが痛い。

広島は当然時間をギリギリまで使いオフェンスを展開。

残り1分弱で79-74、広島タイムアウトをとります。

タイムアウトあけ、広島はとても良いボールムーブを見せますが、最後のシュートだけが入らず。

アーリーオフェンスに入る信州、西山がスリーを決め2点差に詰める。

時間を使う広島、古野のショットをマーシャルがブロック。

ショットクロック3秒、ゲームクロック残り24秒。

朝山のショットは外れ、信州は最後のタイムアウト。

79-77の2点差、広島リード。

タイムアウト明け、早めにマクヘンリーが仕掛けますが、このシュートは落ちる。

リバウンドは広島が広い、信州がファウルゲームを仕掛ける展開に。

残り11.7秒。

チームファウルが溜まっていない信州。

繰り返しインバウンズでファウルを狙う中、時間が少しずつ削られていきます。

最終的に残り8秒で広島にフリースロー。

朝山がフリースローを2本しっかり決めて81-77。

タイムアウトのない信州、アーリーで攻めますが、得点できず、最終81-77で広島が前日のリベンジを果たしました。

試合を振り返って

今日の勝因として、GAME1と似ている部分として日本人選手の活躍があげられるかと思います。

広島は朝山が25得点、谷口がファウルトラブルになりながらもスリーを3/4で決め9得点、エチェニケのいない時間をよくつなぎました。

信州は前日のようなバランスの良い得点は見せることはできず、悔しい敗戦となりました。

外国籍選手たちについては、ケネディの代わりにゲームにで続けたジャマリ・トレイラー良い活躍でした。

今シーズンのBリーグのオンザコートルールが、各クオーターに2名まで出せて、チームとしては3人まで所属できる(試合登録は2名まで)ことというのは、今シーズンに大きな影響を与えるかと思われます。

選手層の暑いチームがレギュラーシーズンの勝ち星を拾っていけるのかなと今のところは思っています。

それは当然、日本人ビッグマンや帰化選手も含めてのラインナップになると思いますので、ロスターもしっかりチェックしていこうと思います。

こぼれ話

バスケと言うチームスポーツの中でビッグマンの存在、外国籍選手の存在も大きいですが、やはり日本人ガードの活躍をみたいなと思ってしまいます。

今日の試合では渡邊翔太や岡本飛竜、小さくてクイックネスのあるガードがたくさんこれから見れたらなと思っています。

今日はこの辺で。ではまた。

Twitterはこちらから。→https://twitter.com/ContextTrainer