久々にリアルタイム視聴することが最近増えてきて、Twitterも一緒に見ながら観戦すると楽しいですね。
どうも、iPadで試合見ながら、iPhoneでTwitterし、PCでブログ書く男、ctrainerです。
この記事では、
NBA playoffs 2020 Western conference 1st round:ロサンゼルス・レイカーズ×ポートランド・トレイルブレイザーズ
のシリーズをレポートしていきたいと思います。
記事作成開始:8/19~9/16執筆完了
各チームの紹介記事はこちらから!!
プレビュー:ロサンゼルス・レイカーズ(ウェスト・1位)
シーズンを52勝19敗、ウェストを1位で通過し、シードが決定してから最後の数試合は選手を休ませながら充分な準備をして望むプレイオフ。
昨シーズンはプレイオフ出場できず、エースのレブロン・ジェームズもプレイオフの連続出場が途切れるという残念な一年を経てここで証明してやろうという気持ちが強いと思われます。
レイカーズのレジェンド、コービー・ブライアントを事故で失くし、シーズンが中断しとあり得なかったことが続いたこの1年をどのように締めくくるのか、注目です。
プレビュー:ポートランド・トレイルブレイザーズ(ウェスト・8位)
シーズンは、最終的に35勝39敗。
シーディングゲームの厳しい試合を潜り抜け、元々8位だったグリズリーズを抜いて8位でプレイイントーナメントに進み、無事勝利をもぎ取ったブレイザーズ。
相手のレイカーズからすると、バブルで絶好調だったデイミアン・リラードを要するブレイザーズが相手というのは決してやりやすい相手ではないかと思われます。
中断後、チームに合流していないトレバー・アリーザとロドニー・フッドを欠いた状態で、ザック・コリンズも怪我で欠場、CJ・マッカラムも負傷したまま出場を続けているので、健康状態に不安がある中で、どれだけ食らいつけるか注目です。
注目のマッチアップ
レイカーズ:レブロン・ジェームズ
ブレイザーズ:カーメロ・アンソニー
時代を超えて、チームを変えながらこの二人が再び激突、2003年のドラフト同期、共にオリンピックを戦ったライバル同士のマッチアップ。
経歴や戦歴で言えばレブロンの方が上ですし、カーメロはかなり久しぶりのプレイオフ出場となりますが、お互い燃えない訳はないのでどんなパフォーマンスを出すか楽しみです。
GAME1(8/19)
GAME1:ハイライト
GAME1レポート
ブレイザーズがプレイイン・トーナメントで負傷したザック・コリンズに変えて、ウェニエン・ガブリエルがスターター。
前回の試合では、少し不安げな表情や硬さが見えましたが、ファーストゴールを決めることができて落ちいてプレイできるかもしれません。
序盤リードを握ったのはブレイザーズ。
ゴール下で優位を取っているのはレイカーズ、AD、マギーでリバウンドを積極的に行っています。
ですが、外が入っていないレイカーズの序盤、思うようにスコアが伸びません。
ここからブレイザーズがブレイク、ヌルキッチが第1Q途中でダブルダブルを稼ぐ活躍で点差を離していきます。
第1Qは36-25、ブレイザーズが11点をリードし以外なスタート。
第2Qは両チームファウルが連発。
レブロンが徐々にアタックモードに入り点差を詰めにかかります。
この流れに乗って、レイカーズがスリー2連発にファストブレイクでハワードのダンク、一気に2点差に詰めてきます。
しかしハワード、モリスがファウル3つ、ダニー・グリーンも3つでローテーションを変更せざるを得ません。
途中、ハワードのダンクでリングが曲がるハプニング。
ブレイザーズもファウルがかさんでいて、ガブリエルが4つ、ホワイトサイドが3つ。
レイカーズがトランジションを出し始め、さらにレブロンのアシストが光る。
残り3分でレイカーズ逆転に成功。
レブロンはADをターゲットにアシストを量産、前半だけで10アシストに到達し得点と合わせてこちらもダブルダブル。
ブレイザーズもしっかりと反撃し、前半は57-56ブレイザーズ1点リードで折り返す。
後半開始早々、マッカラムがチャージ、3PTを連続成功。
ガブリエルが5つ目のファウルでベンチへ、ホワイトサイドと変わりますが、ファウルアウトが先にどちらに出るかで展開が変わるかもしれません。
このクオーターも両チーム外が入らず我慢の展開。
レイカーズはレブロン→デイビスのライン、ブレイザーズはマッカラムが1stオプションとなりオフェンスを展開しています。
第3Qの中盤に一度レブロンがベンチに下がりますが、その時点で14点10リバウンド13アシストですでにトリプルダブルを達成。
そんな活躍も、中々チーム全体でのシュート確率にはつながらず、このクオーター19点。
ブレイザーズも21点で留まり、78-75、ブレイザーズ3点リードで最終クオーターへ。
第4Qは静かな展開でスタート。
しかしすぐさまカイル・クズマのスリーで同点に追いつき、その後時間はかかりましたがレブロンのレイアップで逆転に成功。
さらにそこにクズマも乗っかり、フリースロー、バスケットカウントで点差をつける。
第4クオーター開始時の9-0のランを見せるレイカーズ。
ブレイザーズも追い上げたい時間帯にヌルキッチ、カーメロと共に5つ目のファウルを取られます。
しかし厳しい展開でもリラード、CJ、リラードとスリーを沈めて同点に追いつく。
残り5分でCJのペネトレイトで逆転に成功。
レイカーズはフリースローが入らず同点のチャンスを逃す。
そしてリラードの代名詞になりつつあるロゴスリー。
そこにカーメロのキャッチ&シュートも続き6点差。
なんとかレイカーズも追いすがりますが、最終、100-93でブレイザーズが初戦を物にしました。
リラード34点、マッカラム21点、チーム全体の点数も101点で、パーセンテージは高くありません。
しかし、こういったプレイオフゲーム、膠着したところで試合を決めきれる選手がいることの恐ろしさを感じたゲームでもありました。
敗退したレイカーズは、レブロンがNBA史上初めて、20点以上、15リバウンド以上、15アシスト以上したという記念の試合でしたが勝ちにはつながらず。
ADも28点11リバウンド、ベンチから出場のクズマが14点8リバウンド。
ペイントエリアはレイカーズがリバウンドやペイントからの得点で上回っていましたが外が決まらず、チームで15%程度。
この当たりが修正できるかが、次戦のポイントになりそうです。
GAME1 スタッツ
GAME2(8/21)
GAME2:ハイライト
GAME2レポート
GAME1と同じスターターで臨む両チーム。
互いに上々な滑り出し、どちらかと言えばアウトサイドよりもインサイドに共にボールが集まっています。
ハードなディフェンスではありませんが、レイカーズは早めにリラードにダブルチーム気味についています。
リラードからのキックアウトまではボールが回ってますが、そのあとが決まらないブレイザーズ。
一方、徐々にリズムの出てきたレイカーズ、レブロンのアリウープが決まって第1Qの序盤はリード。
中盤からはブレイザーズもターンオーバー誘発からの速攻などで徐々に点を重ねていくが、一歩追いつかず。
終盤はブレイザーズがシュートを決めきれず、点差が少し離れて最終的には27-19、レイカーズが8点をリードで第1Qは終了。
得点がいまいち伸びなかったブレイザーズ、第2Qも決して絶好調とは言えない出足。
レイカーズはレブロンに対して発生するダブルチームからノーマークを探してシュートを成功させています。
第2Qの序盤で2桁得点の10点差に。
リラードがベンチで休んでいる間、マッカラム、アンソニー、ヌルキッチと手分けしてオフェンスをけん引。
このクオーターで2本目のギャリー・トレントJrのスリーで7点差。
レイカーズはレブロン、AD不在の時間もある中で点差を詰めさせず。
互いにブレイザーズはガブリエル、レイカーズはハワード、カルーソがそれぞれ前半だけで3つのファウルをコールされる展開。
ブレイザーズはアンファニー・サイモンズ、そしてレイカーズはディオン・ウェイターズとGMAE1にプレイタイムの少なかった選手も続々と登場。
両チームともスリーの確率は上がってこないため、ペイントエリアやフリースローが主の得点源となっているこのクオーター。
このクオーターはレイカーズが終始ADを中心に確実に2点を加点していって徐々に点差を離していく。
レブロンのポストアップからのオフェンスも要所で出てきて最終的には、ADのスリーとバスカンで連続得点。
早くも20点に到達したADの活躍でレイカーズが56-39、17点をリードしてハーフタイムへ。
両チームスターターに戻しての第3Q。
バブル内でもトップクラスだったブレイザーズのオフェンスが沈黙、スローペースながら着実に得点を重ねるレイカーズがあっという間に20点差。
KCPが後半の出だし好調、得点を重ね、最大27点差。
レブロンは早々にベンチへ。
一矢報いたいブレイザーズ、ディフェンスではホワイトサイドがブロックで存在感を見せる。
その間、レイカーズはADが自在にスコア、止められなくなってきます。
残り3分には30点の大きなリードを得るレイカーズ。
さらにブレイザーズにアクシデント、第3Qの残り数分でリラードが指を脱臼。
治療のためにゲームから下がらざるを得ません。
最終のこのクオーターは88-58レイカーズが30点の大量リードで第4Qへ。
ブレイザーズは早々にリラード、マッカラムをベンチに下げる。
レイカーズもここまで出場機会のなかった選手たちでこの後の試合を行う。
レイカーズはクイン・クックが好調な様子、ここでアピールする、調子を掴んでおくというのは、メインローテーションに入ってない選手にとっては重要に思います。
またウェイターズやJR・スミスも間違いなく出場機会を求めていると思うのでガベージタイムも積極的にプレイしておきたいところ。
ブレイザーズもガブリエルが現在ザック・コリンズに変わってスターターに入ってますが、思ったようにプレイタイムを貰えてないように思います。
ヌルキッチへの負担軽減のためにも良い感覚が掴める機会になると良いかと思います。
ブレイザーズはサイモンズが積極的にアタックしている印象です。ゲームは111-88でレイカーズが大勝、1-1のタイに戻しました。
勝利したレイカーズは、デイビスが31点11リバウンド、KCPが16点、その他二桁得点者が三人。
レブロンは10点6リバウンド7アシストを27分出場で記録、長く続くプレイオフシリーズを考えると温存して正解かもしれません。
敗れたブレイザーズは、リラード18点、マッカラム13点と奮わず。
サイモンズが11点とポジティブな要素はありますが、その前段階としてまずはしっかりとスターター+2ndユニットで点差を離されすぎてしまったので次戦は試合の入りや、戦術などアジャストしていかなければいけません。
レブロンのポストアップにブレイザーズがどのように対応していくのか、注目して行きたいと思います。
GAME2 スタッツ
GAME3(8/23)
GAME3:ハイライト
GAME3レポート
ブレイザーズはスターターを変更。
ガブリエルから、ハッサン・ホワイトサイドを起用して、ビッグマンを2人並べて挑む。
GAME2で指を怪我したリラードもサポーターをしての出場。
互いに最初のシュートが決まるまでに時間がかかりましたが、ファーストスコアはホワイトサイド。
静かな立ち上がりを見せる両チーム、お互いにターンオーバーが少し多くなっています。
アンソニー・デイビスもフリースローの確率がかなり悪く、点数が伸びて行かない。
そこにブレイザーズが一気にヒートアップ、リラードの連続スリーで一気に10-3。
畳みかけたいブレイザーズですが、ホワイトサイドが2つ目のファウルでガブリエルと交代。
しかしマッカラムにもスリーが飛び出し、ブレイザーズのスコアラー2人が好調な滑り出し。
終盤にかけて互いに2ndユニットが入ってきますが、それでも流れを維持しているのがブレイザーズ。
ブレイザーズはGAME2で良い動きを見せていたサイモンズを起用。
レイカーズも徐々にディフェンスからトランジションの形で加点、最終的には29-25、ブレイザーズが4点をリードして第1Q終了。
第2Q、ブレイザーズはすでに14点を挙げているリラードを一度ベンチへ。
レイカーズはレブロンがアタック、自身のマッチアップがギャリー・トレントJrだった時に比較的ポストアップから攻めて行ってます。
ブレイザーズはマッカラムが積極的にシュートししっかりメイク。
レイカーズはこのクオーターレブロンが積極的にオフェンス、点差をジワジワと詰めて行きます。
ブレイザーズがリードを保ったまま続いて行って第2Q。
リラード、CJと互いに順調にスコアを重ねていく中、レイカーズはここまで引っ張ってきたレブロンを一度ベンチへ。
今度はADを中心にオフェンスを構築します。
ADはファウルをしっかり取れていますが、フリースローが急激に入らなくなってしまう。
極端に広がることはないけども、詰めきれないというもどかしい展開が両チームに取って続きます。
ブレイザーズはさらにリラードがペネトレイトからのダンクを狙ってきますが、これはADがブロック。
ブレイザーズはリラード、CJ以外にも着実に得点を重ね、残り2分で5点をリード。
最後のポゼッションなどはレブロンがコントロールし、シューティングファウルをもらうところまではできるけど、フリースローが入らないという状況。
さらにデイビスは3つ目のファウルを取られるという状態。
最後にブレイザーズはCJのコーナースリーがブザービーターで決まり、57-53、ブレイザーズが4点をリードして後半へ。
後半開始早々、レブロンのスリーで1点差、すでに25点に個人で到達しています。
後半は前半とちがいお互いにテンポよくシュートまで行き、得点を重ねます。
ヌルキッチのダンクで再び点差を広げるブレイザーズ。
しかしレブロンのトランジションからのステップバックスリーが決まり同点、そしてKCPのスリーで逆転に成功。
ここから勢いが生まれそうなレイカーズ、それに対してブレイザーズはカーメロが着実に得点を重ねていく。
さらに速攻からカーメロのダンクが決まって再び同点に。
しかしレイカーズはトランジションからのスリーのパターンがこのクオーターに何本も飛び出し、ファストブレイクポイントを大量に稼ぎます。
中盤には5点リードするレイカーズ。
CJ、カーメロの得点で追随するブレイザーズ。
前半の分を取り戻すようなオフェンシブな展開で互いにシュートを決めます。
残り2分でレイカーズが10点をリード、2桁得点差に開きますが、最後にリラード得意のステップバックスリーで最終7点差で第4クオーターへ入ります。
第3Qはレイカーズ40-29ブレイザーズという前半の鬱憤を晴らすようなレイカーズの展開。
第4Qはそのリードを保ちたいところですが、ターンオーバーがここで数本出てしまう。
その間にブレイザーズは一時3点差に迫ります。
ここでレイカーズはカルーソ→ハワードのコンビで豪快なダンク。
さらにレブロンからのロブパスにもハワードが反応、ブレイザーズはフリースローなどで得点を重ねますが、点差が縮めきれません。
残り6分でレイカーズはレブロンが一時ベンチに下がっている間にデイビスが連続得点。
7点差をリードし保っているレイカーズにしっかりとオフェンスでついていくブレイザーズ。
残り3分半でも変わらず7点差でしたが、ブレイザーズが今度はシュートが入らなくなり、レイカーズはデイビスのプットバックダンクで11点差。
時間が無くなり点差を詰めなくてはいけないブレイザーズですが、レブロン、ADとこの二人を止めきれずに得点を許す。
11点差のまま残り1分。
レブロンが止めのスリーを沈めて14点差。
その後ファウルゲームに持ち込むも点差を詰めきれず、最終的には116-108、レイカーズが連勝し、シリーズリードの2-1にすることに成功しました。
勝利したレイカーズはレブロンが38点12リバウンド8アシストと、ここ最近では珍しいスコアリングリーダーに。
デイビスがフリースロー不調ながら、後半に得点を挙げて29点11リバウンド8アシスト。
敗れたブレイザーズはリラードが34点7アシスト、CJが28点8リバウンド、またカーメロも20点と得点で両エースを援護。
しかし、GAME2同様、レブロンのポストアップからのオフェンスになかなか対応できず、この試合はインサイドを止めても外から射抜かれてしまったブレイザーズ。
勝負所でどうしてもペイントから得点を許してしまっているので、そこを何とか締め切って行きたいところ。
レイカーズもチームスタッツ的にはターンオーバーが多い、フリースローミスが多いなど、ブレイザーズにまだまだ付け入る隙もあるかなという印象なので、次のゲームがどんな展開になるか楽しみです。
GAME3 スタッツ
GAME4(8/25)
GAME4:ハイライト
GAME4レポート
スターターはGAME3と同様。
序盤攻めあぐねるブレイザーズに対して、トランジションでリズムを作るレイカーズ。
3分経過で10-0のランと完全にレイカーズが主導権を握る。
7分半頃にようやくマッカラムのジャンパーが決まってブレイザーズも得点。
第1Q半分経過したところで22-8、レイカーズのオフェンスを止められないブレイザーズ。
カーメロ、そしてマッカラムも2ファウルとなってリズムが取れないブレイザーズはゾーンディフェンスで流れを変えにかかる。
ペイントではヌルキッチが孤軍奮闘、オフェンスリバウンドからの得点を重ねる。
レイカーズは、ここまでチームで放った4本のスリー全てノーミスの集中力の高さを見せます。
ブレイザーズはエースのリラードにまだ得点がなく、あまり積極的にアタックするというよりはアシストをしっかりとしている印象。
残り2分、点差は34-14の20点差、またブレイザーズはファウルトラブル気味で、ホワイトサイドも2つ目を取られます。
残り2分を切ってようやくリラードがディープスリーで得点、ここから巻き返しなるか。
第1Qの最後にはトレントがスリーを決めて終えますが43-25、レイカーズが大量18点リードで第2Qへ。
このクオーターの出足、レイカーズは相変わらずスリーが好調。
さらに配球役のレブロンもディープスリーを決めて常に役20点をリードして進めるレイカーズ。
ブレイザーズはリラードがベンチで休んでいる時間、ディフェンスからもう一度流れを作ろうとウイングのプレイヤーが積極的にディフェンスで当たる。
しかし、そのプレッシャーも交わしながらレブロンがシュートノーミスで早くも15得点。
前の試合の調子の良さを持ち込んでいます。
このクオーター、半分を過ぎてレイカーズが60点に到達。
リラードも徐々にリズムに乗ってくるが、それ以上に今度はデイビスがどんどん得点を決めるこのクオーター。
ブレイザーズにとって、このクオーターはレイカーズとそこまで変わらないペースでオフェンスのやり合いを演じてますが、第1Q分の点差をどこかで埋めなくては勝利に当然近づけません。
しかも今日の試合ではレイカーズが高確率でシュートを決めているため、どこかで落ち始めるかもしれませんが、前半に限ってはそれはありませんでした。
レブロンの3本目のスリーが決まって30点差。
最後にレブロンのトップからのアイソレーションできっちりレイアップを成功、なんと前半で80点に到達するレイカーズ。
対して51点で前半を折り返すブレイザーズ、後半はこの状況を打開することができるか。
、ホワイトサイドを下げてトレントを起用するテリー・ストッツHC。
レイカーズは猛攻が止まらず、33点差。
さらにレブロンのリラードばりのロゴスリーで38点差。
この後から流石にレイカーズのオフェンスも少しトーンダウンして行きますが、そこに乗じて点差を詰めたいブレイザーズはターンオーバーが目立ちます。
フリースローやマッカラムの4点プレイで少しずつ点差は詰めますが、そう簡単には縮まらないこの点差。
メロにも4点プレイが飛び出し、ブレイザーズは調子を取り戻しつつあり、スコアだけで見れば後半は互角の出だし。
なんとか中盤には28点差にまで詰めてきましたが、3Qの終盤に入っても未だレイカーズのスリーは5割以上をキープ。
ブレイザーズはリラードが一旦治療のため、ロッカーへ。
満身創痍でシーディングゲームから戦ってきた代償がここに来て重く響きます。
結局この試合は右膝の痛みによりプレイは続けないとリリース。
残りの時間をエース抜きで戦うことになります。
レイカーズは早々にレブロン、ADをベンチに下げて2ndユニット中心のラインナップ。
ベンチからカーメロかテクニカル取られたりなど、とにかくフラストレーションが溜まってある様子。
最終的に点差は若干縮まりましたが、それでも25点差、第Qはどのような展開になるか。
ブレイザーズ第4Qの出だしはスターターホワイトサイドのみ。
ほぼ2ndラインナップでの出だしを迎えるということはもうあまり無理はしないかもしれません。
ここからはインテンシティのそこまで高くないゲーム展開になり、レイカーズはプレイオフ初出場のベテラン、ジャレッド・ダドリーがコートに入ります。
結果的には第4Qも常に20点以上のリードを保ってレイカーズが135-115で勝利、カンファレンスセミファイナル進出にリーチをかけました。
大勝したレイカーズ、レブロンが30点6リバウンド10アシスト、デイビスが18点、ベンチからクズマが18点、さらに3人が2桁得点とバランスの良いオフェンス。
スターターの出場時間も抑えることができて、カンファレンスセミファイナル進出に向けて準備ばっちりです。
ブレイザーズはヌルキッチが20点11リバウンドのダブルダブルで奮闘しましたが、チームとしてディフェンスが機能せず、ブロウアウトゲームとなってしまいました。
試合に戻らなかったリラードの怪我の様子もありますが、がけっぷちに立たされたブレイザーズがこのイメージを払拭するほどのパフォーマンスをGAME5で見せてくれるか、期待したいと思います。
GAME4 スタッツ
GAME5(8/30)
GAME5:ハイライト
GAME5レポート
残念ながらリラードはこの試合出場することができず、怪我の治療のためにすでにバブルを離脱したと発表がありました。
変わりにギャリー・トレントJrがスターターにスライド。
エースを欠くポートランドがどこまで戦えるか。
互いにテンポ良く、ペイントからの得点を重ねていく序盤。
レイカーズは最初の8得点が全てデイビス。
ブレイザーズはマッカラムがリラード不在の印象を消す活躍で、チームとしても高確率にシュートを鎮めていく。
中盤にかけてリードをしているのはブレイザーズ、全員で意識高く、ボールをつないで行っている印象です。
レイカーズはADが2つ目のファウルでベンチへ、むしろ少し気の緩みが見えるのはレイカーズの方。
早々にレブロンも下げて、レイカーズ的にはあまり無理をさせたくないという考え方があるような気がする1stクオーターの終盤。
ブレイザーズがさらに仕掛け、2-3のゾーンディフェンスを敷くことで見事スティール成功、速攻に繋げて得点。
流れがブレイザーズにかなり傾きかけているので、すぐにレブロンが戻ってくるレイカーズ。
そのレブロンが一気にギアアップ、連続バスケットカウントで逆転に成功。
ブレイザーズはリラード不在の中さらに、ホワイトサイドも接触の際に指を押さえていて、ロッカールームに下がる。
レブロン再投入から13-0のランで一気に突き放しに成功したレイカーズ。
ブレイザーズはベンチメンバーも総出で試合に出場。
ここではサイモンズが終了間際に4PTプレイ。
35-31、レイカーズが4点をリードして次のクオーターに進みます。
左手の小指の脱臼だったホワイトサイド、テーピングをしてこのクオーター、頭から出場です。
ブレイザーズはマッカラムが好調を維持、連続スリーで同点に追いつく。
せっかく戻ってきたホワイトサイドですが、ファウル3つ目でベンチへ。
レイカーズのビッグラインナップに対して、ペイントのディフェンスに苦戦するブレイザーズ。
オフェンスではカーメロがADを振り切ってジャンパーを決めるなど充分勝負できているのでこの辺りでどうリードを取っていくか。
このクオーターの中盤にはカーメロのスリーで逆転に成功。
レイカーズもインサイドにディフェンスが収縮したところでキックアウトのスリーが入り、接戦。
ブレイザーズは度々ゾーンディフェンスからの得点を伸ばし終盤までで最大7点をリード。
ブレイザーズのマッカラム、カーメロが明らかにエンジン上げて得点を重ねる中、冷静にアシスト、スリーと仕事をするレブロン。
前半最後のスリーできっちり同点にして第2クオーター終了、68-68のハイスコアリングゲームになっています。
後半、始まってすぐにADのジャンパーで逆転するレイカーズ。
ガンガンアタックしてくるデイビスにホワイトサイドがファウルをしてしまい、第3Qの頭ですでに4つ目、5つ目と取られてベンチへ。
ジェイレン・ホワードと交代し、ブレイザーズは再度2-3のゾーン。
ブレイザーズはオフェンスもなんとか繋いでいますが、ディフェンスで綻びが出始め、レイカーズがフリースローやスリーでジワジワと話していく。
第3Qの中盤にはレイカーズの連続得点、13-0のランで14点差。
終盤にはスモールラインナップ気味になったレイカーズに対してヌルキッチがゴール下で奮闘し10点差まで追い上げる。
残り2分の時点で12点差、ブレイザーズのシュートがだんだん決まらなくなってきました。
なんとかマッカラムが苦しみながらも得点を繋ぎ、第3Q終了時点で32点に到達。
最終100-92、レイカーズが8点をリードして最終クオーターを迎えます。
第4Qはブレイザーズが再びランを見せて残り10分で3点差。
そしてサイモンズのスリーで同点に追いつく。
開始約3分間レイカーズはスコアできず、8-0のランを出されて追いつかれる。
この大事なところでしっかり決めてくるレブロン、シリーズを通じてレブロンのポストアップからの展開を解決できていないブレイザーズ。
再びリードを取るレイカーズ。
オフェンスではマッカラムが当たっていて、ショットクロックなども関係なくガンガン攻めてくる。
追いつこうとするブレイザーズに対して逃げ切ろうとするレイカーズ。
残り6分でも変わらず3点差。
ブレイザーズはようやくという感じでスリーが決まり、2点差。
その後レイカーズはADが得点を重ねて残り4分で7点差。
さらにターンオーバー誘発し、逆速攻のこのアリウープで9点差。
タイムアウト明けにもADのトランジションからのダンクで43点に到達、このクオーターだけでこの時間まで11点を上げオフェンスの原動力となります。
残り2分でブレイザーズはスターターを下げてこの試合勝負あり。
131-122、レイカーズが勝利しました。
初戦こそ落としはしましたが、その後4連勝と強さを見せて、カンファレンスセミファイナル進出です。
勝利したレイカーズはADが43点9リバウンド、レブロンが36点10リバウンド10アシストのトリプルダブルを記録する活躍。
敗れたブレイザーズはマッカラムが36点、カーメロが27点、さらに3人が2桁得点を記録する形でリラードの不在を何とかカバーしますが、最後のクロージングの時間に力尽きる。
スリーポイントの確率やリバウンドで上回ることで、終盤までは競ることができましたが、リラードがいればと感じる部分もあるゲーム内容でした。
GAME5 スタッツ
シリーズを振り返って
初戦をレイカーズが落とした時は、アップセットもあるか!?と多くのファンが期待したと思いますが、流石はシーズンを1位で突破したレイカーズ。
しっかりとレブロン、ADというスターが求められているパフォーマンスを発揮し危うい部分もチラつきはしましたが、4-1でのシリーズ突破となりました。
敗れたブレイザーズはGAME1の勝利のところまでの勢いが凄まじかったため、その流れを維持できれば充分勝負できたかと思いますが、どうしてもレブロンのポストアップへの対応が最後まで苦慮していたように思います。
カーメロでは横が対応できず、トレントでは高さで対応できず、今回バブル入りできなかったトレバー・アリーザがいればまた違った展開が見れたのではと思います。
しかし、敗れたブレイザーズではありますが、相変わらずリラードの勝負強さやマッカラムの能力の高さ、ヌルキッチの存在感など見ていて楽しいチームだなと認識をさせてくれたバブルでの戦いでした。
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