NBA観戦レポートその8:プレイオフ2019 ウェスト・セミファイナル デンバー・ナゲッツ×ポートランド・トレイルブレイザーズ GAME4

リアルタイムでは勝ち抜きが決定しているシリーズも出てきていますが、試合が見れず溜まっていってしまっています。

しかし、もう決めたんです。

この後のすべての試合をレポートします、どうも、ctrainerです。

ポートランド・トレイルブレイザーズ×デンバー・ナゲッツ GAME4@ ポートランド

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

ハイライトをご覧になる前・なった後に読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思いますので良かったらご覧になっていって下さい。

<GAME4レポート 目次>

このゲームのハイライト映像

試合前情報

GAME3の記事はこちらから。

歴史的な試合となったGAME3。

下位シードであるブレイザーズからすればこのビッグゲームに勝ち、リードを奪えたことはこの後の流れに大きく影響し得ると思っています。

ナゲッツからすれば4OTもして勝ちきれなかったのは痛いですがポジティブな要素もあると思うのでそこは期待。

ここで大切なポイント!その1

シリーズを通じてバチバチにやりあっているセンターのマッチアップ。

ニコラ・ヨキッチエネス・カンター

左肩を負傷しているカンターの肩をヨキッチが押している画像をカンター自信がTwitterでアップするなどSNS上でもやりあってますw

(画像は削除されてしまっているそうですが、見つけたら貼っておきますw)

GAME4スタート!!

出だしはナゲッツのジャマール・マレーのファンタスティックなサーカスショットからスタート。

ポール・ミルサップがポストアップから得点するなど出だしはナゲッツが上々の滑り出し。

マレーはチェンジオブペースからの技ありドライブあり、激しいダンクもありでスパークしてます。

ヨキッチの負担を軽減するためにも大切なことです。

どちらも少しファウルがかさんでいる印象です。

GAME4もベンチプレイヤーの活躍がどちらも必要になりそうです。

ブレイザーズはデミアン・リラードがオフェンスを牽引、アルファヌーク・アミヌが受けてとなり、二人で10得点ずつを記録。

ナゲッツはマレーが13得点。若きエースが疲労を感じさせない活躍。

33-29で1クオーター終了。

第2クオーター開始!!

2クオーターの頭はナゲッツの2ndユニットが点差をつけます。

ブレイザーズはリラードがベンチにいる時間はもう一人のオールスター、CJ・マッカラムがつなぎます。

中盤はゴールデンステイト・ウォリアーズのスーパースター、ステフィン・カリーの弟、セス・カリーが3本連続での3Pをメイクし突き放す。

ナゲッツも3Pを各選手がしっかり決めていき離されない。

セスカリーの難しい3Pブザービーターが決まり、63-57でブレイザーズリードで前半終了。

ブレイザーズはカリー16得点、アミヌ13得点、ナゲッツはマレー17得点、ヨキッチ13得点。

リラードがベンチにいる時間の方がヨキッチがベンチにいる時間よりも長くてリードを奪えているのは、ブレイザーズにとって良いこと。

後半戦スタート!!

後半開始早々、ナゲッツ6-0のランですぐに同点に追いつく。

そして、逆転。マレーとヨキッチのピックからの展開がよく決まっている。

ここから一進一退。どちらも前半はオフェンスが好調でしたが後半はどちらも点が伸びない展開。

ここで大きなプレイ。

カンターのオフェンスファウルを吹かれ、4つ目のファウルでベンチへ。

ここで大切なポイント!!その2

カンターのオフェンスファウルに対して、ブレイザーズのホームコート、モードセンターのファンが大ブーイング。

ポゼッションが変わってもまだブーイング続けてましたw

ブレイザーズはここまでレギュラーシーズンを通じてホームコート12連勝中。

要因の一つとして間違いなくこの熱いファンの後押しがあることでしょう。

ホームコート・アドバンテージというのはやはり大きな影響を与えるなと感じます。

しかしそんなファンの期待に今は答えられていないブレイザーズ。

点差が8点差。最大リードをナゲッツが奪います。

その後もブレイザーズはターンオーバーが目立ち、追い上げに至らず、このクォーター27-14と離され、84-77でナゲッツリードで第4クオーターへ。

第4クオーター開始!!

第4クオーターはじめはマッカラムがしっかり仕事をし出します。

2点差までは近づくんですが後少し及ばず。

そして残り8分でマレー、ヨキッチを戻すナゲッツ。

そして6点差、残り7分でリラードを戻すブレイザーズ。

早速3Pを沈めます。

しかし、カンターのファウルトラブルで出場時間の長くなっていたブレイザーズの控えビッグマン、ザック・コリンズがファウル5個目。

カンターを戻さざるを得ません。

残り4分、どちらもファウルボーナスに入り、ナゲッツ1点差。

また競った試合になってきました。

ナゲッツはここでGAME3でも良い活躍を見せたウィル・バートンが連続でスコア。

ナゲッツは、ポイントは散らばっていますがどのショットも起点になっているのはヨキッチ。

オフェンスをうまく引っ張っていますが、脚を引きずりながら一度ベンチへ。

残り1分を切って、ブレイザーズもGAME3の立役者、ロドニー・フッドの3Pで3点差まで近づく。

残り27秒、ブレイザーズオフェンス、リラードがFTをもぎ取る、が、外す。

2本目決めて2点差。

ファウルゲームに入って、マレーが2本しっかり決める。

リラードスコア後、再度ファウルゲーム。

しかし、次のFTもマレー2本しっかり沈める。

残り4秒残して、マッカラムの2点。2点差のまま。

もう一回マレーのFT。落とさず2本メイク。

結局116-114でナゲッツの勝利。

試合を振り返って

どちらのチームもそれなりに自分たちのゲームをした印象。

ナゲッツが引き続き、ヨキッチがトリプルダブルの活躍ですが、ポイントはそこそこ。

ヨキッチがいない時間にミルサップがしっかりつないで21得点。

そして、この試合はマレーがいつも以上の活躍をしたことがナゲッツに少しだけアドバンテージを産んだかと思います。

特に最後のファウルゲームを含めてフリースローノーミス。

これは1点に笑い、1点に泣くプレイオフではとても大切なこと。

ブレイザーズはスタッツ上は目立って悪いところはそこまでないかと思いますが、強いて言うならカンターのファウルトラブルの部分でカンターのプレイ時間が短かったことが要因として挙げられるかと。

GAME5に向けて

シリーズ2-2のタイ。

ナゲッツのホームコートに戻ることで、ブレイザーズはアウェイでの1勝が必須。

そして今日のGAME4でも勝敗に関わった

カンター、コリンズの出来

が対ヨキッチのために重要な要素となりそうです。

ナゲッツはヨキッチが最後の時間は脚を引きずり、疲労やダメージが残っている印象で、そこを今日の試合はマレー屋ミルサップがしっかり仕事をした印象。

若い選手が多いナゲッツは、勢いを産んだ状態ではイケイケの良いプレイを一人ではなく数選手が見せるため、

ベンチ含めてチーム全体での活躍

が重要となるでしょう。

仮にお互いに1勝ずつ取ってGAME7に持ち込まれた場合に、プレッシャーを感じてしまうか、逆境をバネにしてより高いパフォーマンスを見せるのか。

GAME5を取ったチームの勝率が高くなるプレイオフですので、次の試合ターニングポイントになるかもしれません。

こぼれ話

ナゲッツのベンチにいるアイザイア・トーマス

数年前まではオールスタークラスのとても人気・実力のある選手でしたが、怪我を挟んでから今シーズンはプレイオフでの起用はこのシリーズはないと思われます。

試合出場は今の状況では難しいのかもしれませんが、来シーズンにこの悔しさをバネにしてまた飛躍して欲しいです、好きな選手なのでw

せっかくなので?w

ハイライト乗せておきます。

今日はこの辺で。ではまた。

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