ファイナルのレポートの途中ではありますが、試合のない日は、まだ見ていない試合をちゃんと見ていきたいと思っています。
コツコツやる男、どうも、ctrainerです。
本日は、
トロント・ラプターズ×ミルウォーキー・バックス GAME2@ミルウォーキー
の試合を見た感想を書いていきたいと思います。
ハイライトをご覧になる前・なった後に読んで頂けるとより楽しんで頂けるかと思いますので良かったらご覧になっていって下さい。
<GAME2レポート 目次>
ハイライト
試合前情報
GAME1の記事はこちらから。
前回のGAME1ではバックスが第1シードの意地を見せて先勝。
ブルック・ロペスがオフェンス、ディフェンスともに素晴らしい活躍を見せて第4クオーターでの逆転劇を演出します。
対するラプターズはカイル・ラウリーがクラッチタイムに良い活躍を見せていましたが、追いつききれず、アウェイでの1戦を落とします。
ラプターズのエース、カワイ・レナードへの負担が懸念され、第4クオーターで存在感を見せることが難しかったです。
エースの活躍は勝利のために必要な条件となるため、この試合でどんなパフォーマンスを見せるのか注目です。
GAME2スタート!!
ゲームの入りは、バックスのエース、ヤニス・アデトクンボのプットバックダンクからスタート。
その後もエリック・ブレッドソーからゴール下に矢のようなパスからヤニスのダンクをまた生みます。
2分経過したところでラプターズはスコアができていない状況。
3分経過したところで9-0のランをバックスに出され、ラプターズはたまらずタイムアウト。
4分経過したところでダニー・グリーンの3PTで初得点。
その後レナードの連続得点があり少しずつ点差を詰めていきます。
バックスは早々に、ベンチから、アーサン・イリヤソバが入ってきます。
そしてタイムアウト明けにジョージ・ヒル、マルコム・ブログドンが入ってきます。
ラプターズはスターターから変更なしです。
バックスはボールシェア、得点シェアがしっかりできていてラプターズディフェンスに的を絞らせません。
ラプターズは残り3分でサージ・イバカ、ノーマン・パウエルを出す。
そして両チームとも一度エースを温存します。
2ndユニットがどう試合を作っていくか注目です。
試合終盤、ブログドンが連続で3PTを決めてきます。
バックスの素晴らしいのは、ゴール下の守備が非常に硬いということ。
ドライブインしたシュートをことごとく、バックスディフェンスが叩き落としていきます。
ラプターズ、もう一度タイムアウトを足らざるを得ません。
最終的には少し相手をスローダウンさせることには成功しますが、35-21でバックスが大量リードをして第2クオーターに入ります。
第2クオーター開始!!
ヤニス、レナードどちらともコートに戻ってきます。
第2クオーターの頭はどちらも重たい展開で、オフェンスの効率性が上がってきません。
残り5分でタイムアウト。
バックスはイリヤソバが効率の良い動きを見せてくれます。
残り約3分で21点差のリードがついてしまいます。
ラプターズは3-2のゾーンディフェンスを見せるなど流れを掴もうとしますが、中々リズムに乗れません。
また、懸念材料としてラウリーが3つ目のファウル。
これが後半にどう影響を及ぼすか。
と、書いた直後に4つ目のファウルをコールされてしまい、フレッド・ヴァンブリードと変えざるを得ません。
そしてここまで目立った活躍のできていないパスカル・シアカムも3つ目のファウルを吹かれ、バックスオフェンスにやりたい放題されて前半終了。
64-39でバックスが25点の大量リードをとった状態で第3クオーターに入ります。
後半戦開始!!
アデトクンボのバスケットカウントからスタート。
ラプターズはシアカムのアップ&アンダーでスタート。
シアカムは第3クオーターの9分残したところですでに5つ目のファウルを吹かれる。
セカンドオプションのシアカムの出場時間がかなり制限されるためラプターズにとっては引き続き苦しい展開。
レナードは普段のらしい得点の取り方で徐々にスコアを積み重ねていきます。
バックスのオールスターガイド、クリス・ミドルトンが4つ目のファウルを吹かれてベンチへ。
ヤニスもベンチに下がる時間があり、ラプターズが徐々に詰めていきます。
残り3分半、ラプターズは15点差まで詰めます。
そのあとにもったいないターンオーバーからバックスにファストブレイクにつなげられ、点差を詰めきれません。
最後にこのシリーズ、あまり出番のないジョディ・ミークスのブザービーター3PTが決まり、95-77の18点差で第4クオーターに入ります。
第4クオーター開始!!
第4クオーターはラプターズはパウエルが連続得点をして、ベンチメンバーがゲームに勢いを足していきます。
ペースを意図的に上げようとして行っているラプターズ。
思い切りの良いシュートをしっかりと決めて行っている一方で、ディフェンスでバックスオフェンスを中々ストップできていない印象。
残り6分でまだ15点差。
ここでシアカムがファウルアウト。
このGAME2ではインパクトを残せずに退場となりました。
残り3分半で両チーム2nd/3rdユニット中心にしてガベージタイムに入ります。
そのまま試合終了。
バックスがホームコートで2連勝という最高の結果を残しました。
バックスが第2戦に圧勝しシリーズ2連勝。アデトクンボは30点、17R、5A、2B。ラプターズはレナードが31点、8R。#WeTheNorth 103#FearTheDeer 125
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— NBA Japan (@NBAJPN) 2019年5月18日
試合を振り返って
ラプターズはレナードは相変わらずの活躍ではありますがゲームの流れやチームの流れなどが生まれず、ファウルトラブルに苦しむというGAME1よりも点差以上にダメージの多い敗戦となってしまったと感じます。
バックスはヤニスの得点を伸ばさずとも効率的なオフェンスとシュートで余裕をもった試合を展開することができました。
ラプターズはもう気持ちを切り替えて、ホームコートでこの2試合とは違う展開にするぞという気合をGAME3/GAME4で見せてくれるかと思います。
バックスも今日の試合展開というのはある意味で出来過ぎていたとも取れるかと思います。
アウェイに行った際に今日と同じようなシュート確率を維持できるのかどうか注目です。
GAME3に向けて
ラプターズはホームでの2連勝が最大に目標となりますが、勝ちをとっていくためには
ディフェンスの改善
が求められると思います。
アウトサイドから思い切って打つことが出来ないとドライブする→ヤニス、ロペスに叩き落されるという流れが生まれてしまっています。
あまりエキストラパスやボールムーヴという意識よりも空いたら即打つくらいのマインドセットでも良いのかもしれません。
対するバックスは、今日のような試合展開をアウェイでも展開できるかどうか、
ヤニス頼りにしていない時間でリードを奪い、それを保つ
ということを意識していくことでより、NBAファイナルへの道が切りひらけていけることでしょう。
こぼれ話
今日はなし!!
今日はこの辺で。ではまた。
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