先日、友人に連れて行ってもらった居酒屋のレモンサワーが100円でした。
たくさん飲みました。
どうも、安い酒大好きな男、ctrainerです。
試合前情報
昨シーズンは20勝40敗とここ数シーズンでは一番勝ち星の伸ばせなかった年となった愛媛オレンジバイキングス。
新規参入したばかりなのかと調べてみると、どうやら大分ヒートデビルズが前身のチームらしく、2016~2017シーズンから愛媛に移転し、改名されたチームとのこと。
すでに知っている選手などは少ないチームですが、逆に先入観なく見れると思いますので、楽しみです。
対する仙台89ers。
昨シーズンは40勝20敗とB2降格1年目からかなり数字を伸ばしたものの、プレーオフにはあと一歩届かず。
B2降格3年目となる今年はどのようなシーズンとなるか。
また、運営体制も変わり、桶屋HCが率いる2シーズン目となります。
この桶屋HCは、Bリーグでのキャリアは本日の対戦相手、愛媛オレンジバイキングスの前身、大分ヒートデビルズでのアシスタントコーチがスタートとなります。
琉球で優勝経験もあるこのHCがどのようにチームを牽引するかも注目です。
スターター
<愛媛>
#0楯 昌宗
#11チェハレース・タプスコット
#16笠原 太志
#31高畠 桂介
#43クリス・ブレディ
<仙台>
#5ダニエル・ミラー
#6新号 健
#11白戸 大聖
#33ジェロウム・ティルマン
#91片岡 大晴
試合開始!!
仙台ボールでスタート。
新号のファーストスリーは落ちる。
が、次のポゼッションで白戸のスリーが決まり初得点。
愛媛は楯のドライビングレイアップで初得点。
仙台は続いてミラーがミドルで得点。
愛媛は楯がスリーも決めて得点を牽引。
続いて愛媛はバックドアから笠原のレイアップが決まります。
最初の約5分はターンオーバーもなく、シュートが入るか、入らないかでのポゼッション変更のため、静かに進行していきます。
残り5分で7-5、愛媛がリードです。
タプスコットのこれもバックドアからの得点が決まったところで仙台タイムアウト。
残り 4分半で9-5、愛媛リードです。
タイムアウト明け、仙台はデザインオフェンスで新号がレイアップで得点。
愛媛は、伊集が交代で入っています。
仙台はミラーがゴール下、ミドルと連続得点。
同点に追いつきます。
ここでポイント!!その1
愛媛は交代で入っている伊集が積極的に攻撃。
クロスオーバーのキレや速攻でのドライブは少し他とは違うオフェンシブな雰囲気をまとっています。
残念ながら得点には繋がっていませんが、比較的早い段階で交代して出てきていたので6th man的な使われ方なのかなーと感じています。
残り1分を切ったところで、トランジションから楯スリーが決まり、18-11で愛媛7点リード。
残り30秒弱のところで両チーム選手交代が2〜3名。
終了間際、新号がバスケットカウントを獲得し点差を詰めてます。
残り1秒切ったタイミングでのタプスコットのロングシュートにティルマンがファウルをしてしまいスリーショット。
これをしっかり3本決めて、最終、21-16で第1クオーター終了。
と思いきや、仙台阿部のハーフコートブザービーターが決まり3点追加。
21-19で愛媛2点リードで第2クオーターに入ります。
第2クオーター開始!!
仙台はミラーがベンチへ下がり、オンザコート1。
愛媛もちょうどタプスコットがベンチに下がっているため、ミスマッチは起きずに第2クオーター始まります。
愛媛の楯がこのクオーターの最初もスリーを決め好調を維持。
まだスコアのない仙台は2分経過したところで白戸、ミラーを戻します。
愛媛をそれを見てタプスコットをすぐに戻します。
仙台は2ポゼッション連続でターンオーバー、その後高畠にコーナースリーを決められたところでタイムアウト。
27-19で愛媛8点リード。
仙台は2分半、スコアできていない状態です。
タイムアウト明け、仙台はティルマンを下げてミラーのオンザコート1に。
白戸がスリーを決めて、残り7分でこのクオーター初得点。
仙台、ディフェンスではタプスコットに臼井がマッチアップ。
愛媛、笠原のトランジションからのレイアップが決まったところでオフィシャルタイムアウト。
残り約5分で、33-24で愛媛9点リード。
タイムアウト明け、ティルマンを戻しスターターメンバーになる仙台。
愛媛は帰化選手のプィ・エリマンがコートに立ちます。
残り3分半でブレディはすぐに交代して戻ってきますが、この辺りの選手層は仙台の方が厚そうです。
ここから仙台が愛媛のターンオーバーを誘発しトランジションを続けてスコアに繋げます。
ミラーのダンクが決まったところで37-37の同点に追いつき、たまらず愛媛タイムアウト。
残り2分です。
タイムアウト明け、追いつかれた愛媛は伊集のスリーで3点リード。
仙台もミラーのローポストアタックで加点します。
愛媛は終了間際にタプスコットがフリースロー1本を決めて加点。
最終、41-39で愛媛2点リードで前半終了。
第2クオーターは20-20の互角の展開でした。
第3クオーター開始!!
両チームスターターに戻して望む第3クオーター。
仙台、最初のポゼッションでミラーがローポストから得点。
すぐに同点に追いつく。
仙台の片岡がトップから激しめにプレッシャーをかけますが、それを物ともせず、笠原がバスケットカウントを獲得。
愛媛はタプスコットのフリースロー1本、楯のフローターで連続得点。
一度追いつかれた点差を5点に広げます。
そして高畠→ブレディのピックアンドロールからのダイブでダンク。
点差が7点まで広がります。
続いてタプスコットのゴール下で9点差。
たまらず仙台タイムアウト、50-41で残り7分で愛媛9点リードです。
タイムアウト明け、仙台は綺麗なデザインオフェンスで新号が得点。
そして前半同様、残り6分半で愛媛は伊集を投入。
その伊集が3ポイントを決めてついに点差は10点差、2桁まで広がります。
しかし仙台も簡単には離されません、ミラーがスリーを決めます。
続いて新号のフローターで加点、5点差。
残り4分、仙台は澤邊がコートに入ります。
仙台は白戸のフェイダウェイで3点差まで詰めます。
すかさず愛媛はブレディがゴール下で得点。
そのままブレディが連続で加点。
そしてトランジションから楯スリーが決まり8点差。
仙台も澤邊の連続得点で追いすがり、交代出場ながら効果的な働きを見せます。
最終、62-59で愛媛3点リードで第4クオーターに入ります。
第4クオーター開始!!
愛媛、最初のポゼッションのスリーは落ちる。
澤邊から臼井へのゴール下へのパスが決まって、このクオーター先制。
1点差に詰めます。
そしてトップから澤邊のスリーが決まって仙台、ついに逆転。
しかし愛媛も笠原がスリーを決め返します。
再びリードは愛媛が握ります。
伊集のトランジションからの難しいレイアップが決まり3点差。
その3点差を臼井がスリーで再びイーブンにします。
仙台はクオーターの初めはティルマンをベンチに置き、入ってきたかと思ったらミラーと交代。
臼井がタプスコットとマッチアップすることで外国籍を出しっぱなしにすることを防げています。
仙台はスティールから片岡のレイアップが決まり、2点リード。
続いてトップから澤邊が1on1を仕掛け、バスケットカウント獲得。
ボーナススローも決めて、点差を5点に開きます。
そして仙台は残り6分でミラーを戻します。
やや劣勢気味の愛媛は伊集がドリブルスティールからレイアップまでこぎつけ、ファウルを獲得します。
素晴らしいハッスルプレイでチームを盛り立てます。
フリースロー2本成功で3点差。
しかし、今仙台で当たっている澤邊が再びトップからドライブで得点。
続いて片岡のミドルが決まったところでオフィシャルタイムアウト。
残り4分半で76-69、仙台が7点リードです。
タイムアウト明け、愛媛はタプスコットが得点。
5点差に詰めます。
仙台は残り4分の段階でチームファウルが5つを超え、愛媛にボーナススローを与えます。
このフリースローをタプスコット2本成功、3点差になります。
お互いにルーズボールに必死に喰らい付く熱いゲーム展開。
仙台は澤邊が加点、愛媛はこのタイミングでタイムアウト。
残り3分弱、78-73で仙台5点リード。
タイムアウト明け、愛媛、伊集のレイアップはブロックされる。
ここでアクシデント、高畠が右ふくらはぎを抑えて倒れます。
リアクション的には、筋痙攣、いわゆるつった状態だと思われるので大事には至らないと思います。
が、勝負所のラインナップの変更を余儀なくされるのは愛媛にとってどう影響が出るか。
交代で楯が入ります。
愛媛はタプスコットがバスケットカウントを獲得、しかしボーナススローを落としてしまいます。
残り2分、78-75で仙台3点リード。
返しのオフェンス、仙台はシュートミスが続きますが、オフェンスリバウンドをミラーが抑えて得点に繋げます。
残り1分半、愛媛はここで痛恨のターンオーバー、澤邊に速攻でレイアップに持ち込まれ、点差は7点差に。
愛媛、当然ここでタイムアウト、最後の逆転に向けたプランを共有してコートに送り込みます。
試合時間は残り1分25秒、82-75で仙台7点リード。
愛媛はブレディのローポストを選択。
フックシュートを打ちますが、これが外れる。
次の仙台のオフェンスもルーズボールを愛媛が確保し笠原のスリーに繋げますが、これも外れる。
残り37秒。
愛媛はトラップのダブルチームを仕掛けますが、慌てずにボールを回す仙台。
時間とポゼッション数的に普通にやってたら追いつきません。
ハードなディフェンスで片岡にファウル。
片岡、このフリースロー、2本落としてしまいます。
愛媛はアーリーオフェンスに入りますが、笠原のスリーがここでも落ちる。
再び仙台フリースロー、今度はティルマンが打ちます。
2本とも成功します。
愛媛は追いつくまでには時間が足りず、仙台が84-75で勝利です。
2019-20シーズン第4節GAME1
試合終了
愛媛75-84仙台3Qまでは愛媛ペースで進むゲーム展開も4Q勝負所で澤邉のアタックバスケットで勝機を見いだす!
ダニーがゴール下でねじこみ、
スティールから澤邉がレイアップを決め7点差とすると、粘る愛媛を振り切り9点差で勝利しました‼️#89ers pic.twitter.com/lKYDuk5Q6Z— 仙台89ERS (@89ERS_Official) October 11, 2019
試合を振り返って
ホーム愛媛は第3クオーターまでは良いゲーム展開でした。
良い意味で外国籍選手がそこまで目立たない、日本人選手の活躍によってリードを奪っている時間は見ていて楽しい時間でした。
第4クオーターにシュート確率が上がらなかった時間、そして仙台オフェンスを止められなかったディフェンスをGAME2に向けて修正していきたいところです。
しかし、この試合が初見でしたが、楯、伊集、笠原などのプレイはオフェンシブな見ていて面白いバスケットだったと思います。
対するアウェイの仙台は、我慢して我慢して、最終クオーターで捲るという素晴らしいゲーム展開を見せました。
特筆すべきは、澤邊、短い出場時間で19点。
スリーを連続で決める、速攻で先頭を走り決めきる辺りは素晴らしい活躍でした。
仙台はチームディフェンスも良く、第4クオーターを13点に抑える素晴らしい内容でした。
これが明日のGAME2でも続けばアウェイ2連勝も見込めると思います。
こぼれ話
バスケットライブではB2は実況・解説なし。
試合会場によってはアリーナMCの声が聞き取りづらいところもあるなーと感じました。
ファウルの数とか、レフェリーのコールの説明とかライブでなく後追いで見てるとその辺りが分かりづらくなるので、何かしら対策を立てようと思います。
今日はこの辺で。ではまた。
Twitterはこちらから。→https://twitter.com/ContextTrainer