最近のマイブームは、ファミマのお母さん食堂の冷凍ピザ、どうも、ctrainerです。
この記事では、
NBA playoffs 2020 Western conference semi final:ロサンゼルス・レイカーズ×ヒューストン・ロケッツ
のシリーズをレポートしていきたいと思います。
記事作成開始:9/21~10/3執筆完了
各チームの紹介記事はこちらから!!
プレイオフレビュー:ロサンゼルス・レイカーズ(ウェスト・1位)
プレイオフ初戦を落としたものの、プレイイントーナメントから勢いを持っていたブレイザーズに対し、4連勝でカンファレンスセミファイナルに進出を決めたレイカーズ。
レブロン・ジェームズ&アンソニー・デイビスのタッグは強力で、ロケッツに対してもかなりのアドバンテージを持つと思います。
懸念点はロケッツの超スモールラインナップにレイカーズのインサイド陣が対応できるかどうか。
もしかしたらレイカーズもスモールラインナップ気味に対応するかもしれません。
その辺りも注目したいと思います。
プレイオフレビュー:ヒューストン・ロケッツ(ウェスト・4位)
サンダーとの激戦を何とか勝ち切り、1stラウンドを突破したロケッツ。
シリーズ中に復帰したラッセル・ウェストブルックのパフォーマンスもそうですが、ジェームズ・ハーデンは得意のオフェンスがサンダー相手に決まらない試合もいくつかありました。
ロケッツのスタイルがレイカーズに対してはまれば、ハーデンやウェストブルックがシーズン中と同じような活躍ができれば十分ロケッツにも勝つチャンスが生まれると思います。
注目のマッチアップ
レイカーズ:アンソニー・デイビス
ロケッツ:PJ・タッカー
レイカーズのインサイドの起点となるADをタッカーがどこまで守ることができるかどうか。
通常であればADはパワーフォワード、センターはジャベール・マギーがスターターになりますが、ロケッツのスモールラインナップに対応する場合はADがセンターでの出場となると思います。
また、ロケッツのマイク・ダントーニHCなら、マギーやドワイト・ハワードなどのセンター陣には別の選手を付けて、このデイビスを止めに来ることも考えられます。
ロケッツはそもそもが、オールスイッチで守ったりもしますので特定のマッチアップにはならないかもしれませんが、この二人に注目しようと思います。
PJ・タッカーについては、オフェンスでのコーナースリーの確率次第でラスやハーデンのためのスペースを作ることになるため、オフェンスでの効率的な役割を果たせるかも注目したいと思います。
GAME1(9/5)
GAME1:ハイライト
GAME1レポート
スターターはともに前のシリーズと同様のラインナップ。
注目のロケッツの最初のディフェンス、やはりオールスイッチでまずは対応します。
序盤はレイカーズが先行、トランジションから2点、3点と決めます。
開始2分ほど、得点できなかったロケッツですが、ハーデンがアイソレーションからのペネトレイトでこの試合ファーストスコア。
レイカーズもスイッチを多用してディフェンスしています。
ロケッツは5分経過した当たりで同点に追いつく。
今日のハーデンは積極的でそして調子よさそうです。
ターンオーバーが多いレイカーズではありますが、ここまでは五分五分。
残り6分で14-12とレイカーズがリード。
しかしエリック・ゴードンのコーナースリーで逆転、すぐさまジャベール・マギーがオフェンスリバウンドをねじこんで逆転とリードチェンジを繰り返す。
そしてレイカーズは1クオーターの中盤に怪我で欠場が続いていたラジョン・ロンドがこの試合から復帰。
試合勘がどこまで戻ってきているか、注目です。
第1Qの終盤には早くもハーデンが12点を獲得しリードを奪う。
徐々に2ndユニットが多く試合に出てくる両チーム。
レイカーズは第1Q終盤、一度下がったレブロンを戻し、クオーターの締めに。
まずはレブロンのバスケットカウント、そしてロンドのスリーが決まって点差を縮めます。
最終、29-28、ロケッツが1点をリードして第2Qへ。
ゲームの入りはスムーズに割と入れた両チーム、このクオーターはトラブルなく戦えるかどうか。
ロケッツはオースティン・リバースが2本連続でスリーを沈めて一気に点差を離す。
レイカーズはこちらもベンチ出場のアレックス・カルーソがフリースロー→スリーポイントと連続得点で点差を詰める。
ここでレイカーズはレブロンがベンチ騒然のダンクでバスケットカウント。
流れを引き寄せます。
すぐさまやりかえしたのがハーデン、ベンチから出てきて最初のポゼッションでペネトレイトからのバスカン獲得。
残り8分で42-37、ロケッツが5点をリード。
さらにハーデンのペネトレイトからのアンドワンで点差を離すロケッツ。
レイカーズはカルーソが得点ではチームを引っ張りますが、ディフェンスでは3つ目のファウルを取られ、ベンチに下がります。
残り6分を切って48-44、ロケッツが4点をリード。
ハーデンがファウルドローンも順調に重ねていきすでに20点に到達。
点差を離される訳にはいかないレイカーズ、ADの連続得点とダニー・グリーンの速攻で2点差までくる。
そしてロンドのレイアップで遂に同点。
次に存在感を示してきたのはウェストブルック、トランジションからの得点やフリースローで加点。
最終、ウェストブルックの連続得点、ハーデンのステップバックスリーもあり、63-55、ロケッツが8点をリードして折り返します。
前半だけで25点を沈めたハーデン、それに対してレイカーズは後半、ペイントエリアからの得点を伸ばしていく。
そうすると今度は外が効果的に、グリーンのスリーで2点差まで追いつく。
さらにレブロンの強烈なブロックから、コーストトゥコースト、ロケッツを猛追します。
ロケッツもハーデンのスティールからのダンクで逃げ切りを図る。
第3Qの中盤までどちらかが走り出すわけでもなく、ミスを続けることもなく、しばらく接戦が続いていました。
残り6分、74-69、ロケッツ5点をリード。
お互いにオフェンスのペースは前半よりは落ちましたが、それでもしっかりと確率高く決めている印象です。
残り2分半で3点ロケッツがリード。
このタイミングでアクシデント、ダニュエル・ハウスJrがリバウンド争いで味方の手が顔に当たり一度下がります。
ロケッツはここでリバースがペネトレイトからのバスケットカウント、しかもファウルドローンに成功したのはカルーソ。
カルーソはファウル5つ目で交代せざるを得ません。
ゲームのクロージングはレブロン、スリーをヒット、ロケッツもウェストブルックのジャンパーで加点して第3Q終了。
85-79、ロケッツ6点リードで第4Qへ。
レイカーズが追いつきそうで追いつかない第3Qを終えて最終クオーター。
第4Qの始まりはロケッツがスタートダッシュ成功、開始2分でこの試合の最大得点差10点差まで離す。
これ以上離されたくないレイカーズ、レブロンがラスを後ろから強烈なブロック。
残り9分、ここでレイカーズはレブロン&ADの並べて追い上げ体制に入る。
しかし逆にロケッツが12-3のランを出し97-82、ロケッツのリードが15点に広がる。
そしてそこに更に追い打ちをかけるように休んでいたハーデンを戻してきます。
さっそく点差を19点差にするバスケットカウントを獲得。
ココから互いに点数が伸びない時間が続き、残り6分を切って101-84、ロケッツのリードは17点。
何とかADのオフェンスリバウンドからのバスケットカウントで得点しますが、ディフェンスでピリッとせず、ファウルを多く取られます。
時間が迫っている中で放つ単発のシュートもリズムがなかなか生まれず。
残り3分半で104-90、14点差。
タイムアウト明け、ハーデンのスリーが決まって17点差。
残り2分半でレイカーズはレブロン、ADを下げてこの試合はこれ以上無理をしないことを表しました。
レイカーズは1stラウンド同様、初戦を落としてしまい、ロケッツが112-97で勝利しました。
勝利したロケッツ、ハーデンが36点、ラスが24点、ゴードンが23点とスコアリングはかなり良い出来になったと思います。
敗れたレイカーズはADが25点14リバウンド、レブロンが20点7リバウンド8アシスト。
カルーソがベンチから14点と援護しましたが、ロケッツのオフェンスを止められず。
第3Qの終わりから第4Qの頭のランを止めきれなかったところがそのまま点差となった感じがあるため、GAME2では同じような展開になるのか、修正してくるのか、フランク・ボーゲルHCの手腕が試されるかと思います。
GAME1 スタッツ
GAME2(9/7)
GAME2:ハイライト
GAME2レポート
ともにスターターに変更はなし。
静かな立ち上がりのこのGAME2、まずはタッカーのプットバックでロケッツ先制。
ロケッツのロングリバウンドをレイカーズ抑えきれず、オフェンスリバウンドからの展開が多くなるロケッツ。
しかしロケッツもシュートが確率高く決まっているわけではなく、残り7分半でリードはレイカーズに移る。
ペイントでの争いではデイビスが1つ頭抜けている状態。
タイムアウト後の中盤、ウエストブルックがベンチに下がったタイミングでレイカーズはハーデンに対してダブルチームを仕掛ける。
レイカーズもレブロンが一度下がることでADにボールが集まり、早くも10点に到達。
これに対応する形でタッカーが2つ目のファウルでベンチに下がります。
レイカーズらしいディフェンスからのトランジションも出始め、リードを広げ始める。
ロケッツは攻めあぐねるシーンが増えて、レイカーズはレブロンのレイアップで10点リード。
ロケッツも数本フリーのスリーポイントを決めていますがレイカーズはマーキーフモリスのこのクオーター2本目、3本目、4本目のスリーが連続で決まりリードを一気に広げる。
ロケッツもハウスがこのクオーター3/3で決めて、反撃をする。
が、それも掻き消されるこの時間帯のラン。
最後はロンドのブザービータースリーで終了、36-20でレイカーズが大量16点をリードして第2Qへ。
第1Qの終盤にハーデンが下がってからターンオーバーが多くなったロケッツ、このクオーターの頭もミスが多発。
レブロンの豪快なアリウープが決まってロケッツタイムアウト。
21点に点差が開きます。
タッカーが戻ってきて早速コーナースリーを決めるロケッツ、ここから流れを変えたいところ。
次もタッカーのスリーが決まり、彼がこの苦しい時間帯を支えます。
この点差がある時間帯にレイカーズはレブロンとADを共に休ませる。
休んでいたハーデンも戻ってきてすぐにファウルドローン、フリースローで点をつなぎます。
ジワジワと点差を詰めてきているロケッツに対してレイカーズはAD投入で流れを変えにかかる。
ゲームが進んでいく中でこの時間帯は互いにオフェンスのリズムが良くなってきて点の取り合い。
スリーポイントで得点を重ねるロケッツは11点差に残り6分の段階できます。
両チームともダブルエースが戻ってくる第2Qの中盤。
しかしロケッツはタッカーがルーズボールファウルで3つ目、ベンチに下がります。
攻守ともにキーマンになっていたタッカー不在でレイカーズはレブロンのアンドワンで15点様でまた点差を開く。
一時は走り抜けたレイカーズをロケッツが捉えかけましたが、この時間帯また離れていく点差。
ロケッツもゴードンが連続でスリーを決めますが最終67-51、レイカーズが16点をリードして後半に入ります。
第2Qを31-31の同点で終えたロケッツ、後半に少しギアを上げていきたいところ。
前半の終わり際から好調だったゴードンが後半開始で2本すぐさまスリーポイントをヒット。
そしてタッカーのコーナースリーで7点差にしたところでレイカーズタイムアウト。
持ち味の爆発力が発揮されたロケッツに対してレイカーズはスターターで始めていた後半のメンバーからマギーを下げてクズマを投入、スモールラインナップに対応します。
しかしタイムアウト後もゴードンのレイアップ、ハーデンのステップバックスリーで連続スコア、2点差になります。
14-0のランで一気に詰められたレイカーズはADがゴール下でアンドワン獲得してようやく後半初得点したのが残り9分。
互いにここからスコアを伸ばしていく第3Qの序盤、両チームともスリーポイントの確率が落ちない。
中盤にはラスが4つ目のファウルでベンチに下がりますが、ターンオーバーがこのクオーター増えているレイカーズとイーブンな展開。
そんな中、レイカーズのクズマがベンチから出て2桁得点で援護、ここではペネトレイトから強烈なダンク。
返しのオフェンスではコビントンがコーナースリー決めてさらにアンドワン。
ボーナススローも決めて1点差。
さらにもう一本、コビントンがスリーポイントを決めて逆転するロケッツ。
エンジンのかかったロケッツのオフェンスに苦慮するレイカーズ、残り3分半で85-80と5点をリードされる。
レイカーズはADのポストプレイ、そしてロンドのスティールからのレイアップで1点差に。
前半終了間際にウエストブルックが5つ目のファウルを取られてしまい、嫌な流れになるロケッツではありますが、このクオーターで巻き返して最終、92-90でロケッツが2点リードまでひっくり返して第4Qに入ります。
最終クオーターの立ち上がり、レイカーズがスコアを伸ばして逆転に成功。
ロケッツはハーデンがベンチで休み、退場にリーチのかかっているラスが出続けます。
レブロンの速攻でのアリウープが決まり、4点差。
さらにレブロンのシグネイチャームーブでもあるチェイスダウンブロックが出て勢いに乗るレイカーズ、10-2のランを見せます。
ロケッツもタッカーのオフェンスリバウンドからの得点、コーナースリーで離されません。
残り4分、レイカーズはADの得点、レブロンのフリースローで10点差に。
ジワジワと離されていくロケッツ、残り2分の段階で7点を追いかける。
ラスのフリースロー1本加点して6点差、レイカーズはロンドがジャンパーを沈め8点差にして残り1分弱。
ロケッツはハーデンがレイアップ、レイカーズは無理に止めに行きません。
次のポゼッション、時間を使っていくレイカーズ、ショットクロックギリギリでレブロンのフェイダウェイが決まって8点差。
追いかけるロケッツに残された時間は30秒余り。
このポゼッションでハーデンがターンオーバー、反撃のチャンスがここで無くなり、試合はそのまま終了。
117-109とし、レイカーズがGAME1のリベンジ、に成功しました。
勝利したレイカーズはデイビスが34点10リバウンドと安定して数字を残す。
ハイライトプレイも多くGAME1よりもステップアップしたのがレブロン、28点11リバウンド9アシスト4スティール2ブロックと縦横無尽。
ベンチからモリス、クズマ、ロンドと3人が2桁得点しているところも好材料。
敗れたロケッツは、ハーデンが27点7アシスト、ゴードンが24点、残り4人が2桁得点しましたが一歩及ばず。
何よりも痛かったのがターンオーバーからの失点が多かったところ。
そしてレイカーズにファストブレイクポイントを稼がせてしまったところが次のGAME3に向けての改善点になるかと思います。
GAME2 スタッツ
GAME3(9/9)
GAME3:ハイライト
GAME3レポート
両チームスターターに変更なし。
立ち上がりは両デュオが得点を重ねていく。
サポートメンバーもそれに続き、シュートともに落とさずハイスコアな展開、7分半の段階で15-15。
GAME2と違う点はラスが得点を重ねていること、調子が戻って来れば怖い存在です。
レイカーズはレブロンが積極的、すでに2桁得点に到達。
5分半を経過したところで共に2ndユニットを投入。
このラウンドから復帰して存在感を示しているロンドがADのアリウープを演出。
この試合、ハウスが個人的な理由での欠場というのが発表されていて、ロケッツはローテーションに変化、オースティン・リバースやベン・マクレモアなどが入ってきます。
またGAME2で得点のなかったグリーンも連続得点でチームに貢献。
ADからバスケットカウントを取り、2つ目のファウルを記録させます。
レイカーズはロンドが好調、ペネトレイトからのレイアップをすでに2本決めています。
終盤にもラスが連続得点し、2桁得点を記録、最終的には33-32、ロケッツが1点リードで終えます。
点の取り合いになった1stクオーター、ともにシュート確率が軒並み高い中で維持できるか、また落ち出したときに対応できるか。
このクオーターの先制はロケッツ、コビントンが2桁に載せてリードを広げる。
レイカーズはレブロンの中心に離されずに追随。
そしてレイカーズはJR・スミスが起用されています。
前の試合でディオン・ウェイターズが脚を痛めたという情報が入っていたので変わりのローテーションかなという印象。
スモールラインナップを多用しているこのシリーズのレイカーズはマギーや控えセンターのドワイト・ハワードのプレイタイムがかなり少なくなっているので、出場チャンスが回ってきました。
残り8分で42ー40以前リードしているのはロケッツ。
第2Qの中盤までかなりエンジン上げて得点を重ねていたレブロンが一旦ベンチへ。
ハーデンやデイビスもここから存在感を見せつけてきていて、ロケッツはハーデンのロブパスにラスが反応しアリウープ。
残り4分を切ったところ、タッカーのコーナースリーでロケッツが6点をリード。
しかし終盤には戻ってきたレブロンが連続得点ですぐさま1点差に。
さらに強烈なダンクもお見舞いしてこのクオーターだけでの17点を含む29点目を記録。
さらにこの試合2本目になるロンドからデイビスへのホットラインでアリウープ。
ハイライトプレイが多く生まれるレイカーズですが、それでもハーデンの得点などで追い付かせないロケッツ。
最終64-61、ロケッツが引き続きリードを保って前半終了。
後半、レイカーズはスモールラインナップを適応、GAME2の後半ではクズマでしたが、この試合ではモリスを起用。
点差が詰められそうなきっかけハーデンいくつか生まれますが、レイカーズはフリースローの確率がイマイチ。
100%で決めているロケッツと比べてしまうとどうしても気になるポイント。
しかしレイカーズも中盤辺りからハッスルプレイが続き、ダニー・グリーンのオフェンスリバウンドからの得点で同点に。
ロケッツは前半静かだったゴードンがスリーを決めて点差を開こうとする。
次のポゼッション、ゴードンのアタックをレブロンがブロック、速攻でオフェンスリバウンドをADが押し込んでレイカーズついに逆転。
また次のポゼッションではハーデンのレイアップをレブロンが再びブロック、また速攻の先頭を走るのがADでファウル獲得。
リードを奪われたロケッツが一度タイムアウトで立て直し。
ここでスリーを決めたのがゴードン、ロケッツ3人目のこの選手が躍動し始めるか。
ここからリードチェンジを繰り返す、レイカーズはレブロンが、ロケッツはハーデンがスリーを、またレイカーズかデイビスがジャンパーをヒット。
残り3分半、76-75でレイカーズが1点リード。
ハーデンの得点、デイビスのフリースローで互角の展開。
レイカーズがリードを広げたのは残り2分を切ったところ、ロンドがスリーを決めて3点リード。
同点で迎えたラストポゼッション、リバースが速攻でレイアップに行ったのをレブロンがブロックして阻止。
82-82同点で最終クオーターが始まります。
最後のこのクオーター、先制したのはレイカーズ、レブロンのスティールから速攻で最後はクズマがレイアップしリード。
すぐさまロケッツはラスのスリーで逆転。
第3Qの中盤からリードチェンジが止まりません。
残り9分半のところから少し変化が。
レイカーズがレブロンのゴール下、ロンドのスリーと立て続けに決めて4点リード。
この試合最初のツーポゼッションリードを持ったレイカーズ、タイムアウト明けにロンドがもう一本決めて7点差。
さらにロンド、ハーデンからのスティールでレイアップに持ち込み連続得点。
ロンドの17点目の得点で9点のリードを奪うレイカーズ。
ずっと点差が離れなかった中でこのリードを作られるのはロケッツにとって痛い展開。
そしてカルーソのスリーがダメ押しで決まり、残り7分半で10点差。
ロケッツ、ターンオーバーやレイカーズのブロックに合い、得点を伸ばせず残り5分で12点差。
相手がロケッツなら12点は決してセーフティーリードではないレイカーズ。
途中にはコビントンとデイビスの接触により、コビントンが出血、一時ロッカーに下がります。
ロケッツにとっては苦しい展開が続きます。
残り4分、ラスの得点で10点差。
レイカーズはハーデンに対してかなり厳しくダブルチームを仕掛ける。
ロケッツは2点を続けて決めていきますが、レイカーズもリードを保ちながら時間は進んでいき、最終的には112-102、レイカーズが連勝でシリーズを2-1としました。
勝利したレイカーズはレブロンが36点7リバウンド、そして脅威の4ブロック。
デイビスがこの試合はオールラウンドに活躍し26点15リバウンド6アシスト。
ベンチから30分出場したロンドが21点9アシストと素晴らしい活躍を見せ連勝に貢献。
敗れたロケッツは、ハーデンが33点9リバウンド9アシストとほぼトリプルダブルの活躍。
ウェストブルックがステップアップし、30点8リバウンド6アシスト。
今日のゲームはロケッツらしい展開で悪くない流れではありましたが、最後のクオーターにロンドに持っていかれたゲームとなってしまいました。
ハウス不在、最後にはコビントンも負傷して退場しているため、次の試合もロケッツにとっては苦しい要素が多くなりますが、奮起を期待したいところ。
GAME3 スタッツ
GAME4(9/11)
GAME4:ハイライト
GAME4レポート
レイカーズにスターター変更あり、マギーを下げてモリスが入って最初からスモールで臨みます。
前の試合の終盤にコビントンが負傷し、そのまま退場していましたが、脳震盪のプロトコルもしっかりパスしてスターターで出場しています。
先制はレイカーズ、グリーンのレイアップから。
両チームとも、AD、ハーデンにそれぞれダブルチームを仕掛けています。
レイカーズはロケッツのターンオーバーやディフェンスリバウンドから得意の速攻に持ち込み、9-2で序盤をリードする。
ロケッツ、ディフェンス面でのアジャストは上手くいっているように見えます。
ハーフコートでのオフェンスでは停滞気味のレイカーズ、やはりトランジションが出るか出ないかがポイントになりそうです、
両チームともセカンドユニットを投入し始めた第1Qの中盤。
レイカーズはADのところからファウルを多く引き出すことに成功、残り3分弱ですでにボーナス。
インサイドにディフェンダーが集まってきているため、外がオープン、ここはKCPがスリーを決めてレイカーズ5点リード。
ロケッツはしばし得点が伸びていませんでしたが、グリーンのダンクで流れが変わるかどうか。
最終26-22、レイカーズが4点をリードし第1Q終了。
点差は若干ついていますが、内容はほぼ五分五分かなと感じた1stクオーター。
第2QはGAME3で大爆発したロンドのフローターからスタートし6点差。
レイカーズはここで新しいローテーション、ルーキーのテイレン・ホートン・タッカーが入ります。
ロケッツは点は取っているものの、まだ爆発していないハーデンがフラストレーションからか、オフェンスファウルを取られてしまい個人3つ目。
残り8分半で一度ベンチに戻ります。
レイカーズが再びリズムをつかみ出し、ペイントを攻めて連続得点、10点差にしたところでロケッツタイムアウト。
37-27で残り7分半、タイムアウト明けもインサイドにボールを集めるレイカーズですが、ここはラスが呼んでブロック。
ロンドがボールをコントロールする時間ですが、狙いはやはりインサイド、ここはADをターゲットにアリウープ。
さらにホートンタッカーのプレイオフ初得点になるスリーも決まりレイカーズが点差を離し始める。
次のポゼッションでもペネトレイトからのレイアップを決め、良い動きを見せています。
レイカーズはディフェンスのギアが一段階上がりスティールからの速攻でグリーンのスリーが決まり最大リードの13点差。
ロケッツのディフェンスを見ているとハーフコートでのポストからのパスについては、ディフレクションやスティールに繋がっているので、ここは向上している部分だと思われます。
あとは自分たちのターンオーバーやショットセレクションの悪いボールを速攻に繋げられてしまうのを止めたいところ。
シンプルにハーデンやラスに当たりが来れば解決する可能性もあります。
前半終了間際にはレブロンのバスケットカウントでダメ押し。
ロケッツもラスが一本レイアップを返して前半終了。
最終、57-41レイカーズが16点をリードです。
後半開始してから、ジワジワとレイカーズが得点を重ね21点差。
この間ロケッツはスコアが中々伸びず。
残り8分半にはラスのスリーが一本決まったのでここから反撃できるかどうか。
この後レイカーズの得意な形、レブロンがボールを奪って前線をデイビスが走り得点、得意のトランジションで得点を上げる。
ベン・マクレモアも連続でスリーを決めて調子を維持しますがレイカーズにオフェンスリバウンドからの2ndチャンスを決められて中々追いつけず。
レイカーズも中盤からは少しトーンダウンし余裕を持ってゲームを展開。
残り3分で78-61、レイカーズが17点をリード。
ロンドからデイビスのホットラインがここでも決まり、ロンドの長い距離のドリブルからロブパス、ダンクを決めます。
残り1分にはゴードンのプルアップジャンパー、スリーと連続得点で14点差まで詰めますが、最終86-70でレイカーズかま16点をリードして最終クオーターへ。
第3Qだけ見ると29-29と同点だったロケッツ、あと16点分をどのように捻出するか重要になってくる第4Q。
点差を詰めたいロケッツですが、点の取り合いになるこのクオーターの序盤。
特にレイカーズはレブロンやADだけでなくロンドもポストアップしてそこを起点に攻めています。
ロケッツはシュートもそれなりに決めている中でディフェンスを今一度締めたいところ。
残り9分で95-76。
残り6分には101-81、ロケッツが点差を詰めきれないまま中盤へ。
ロケッツはフルコートでのディフェンスからスティールし、スリーポイントに繋ぐ場面を作り出しています。
12-2のランをここで出して、残り3分13点差。
そしてラスのコーナースリーが決まって10点差。
レイカーズ慌ててタイムアウト取ります。
明けたレイカーズのオフェンスも、ロケッツがスティール、ハーデンのフリースローにつないで2本成功、ついに一桁に。
レイカーズ久々の得点はデイビスがポストでタフショットを決めたところ。
残り1分を切り、ハーデンがフリースローで稼いだ得点によって5点差に。
ここでカルーソがコーナースリーを決めて8点差。
ロケッツタイムアウトを取り残り35秒。
ゴードンがアタックしますが、ボールコントロールを失い、レイカーズが速攻、ロンドからのバッグボードを使ったパスをレブロンが飛び込んできてアリウープ。
10点差になったこの試合、最後はこのままレイカーズが逃げ切って110-100、レイカーズが3連勝を収め王手をかけました。
勝利したレイカーズは、ADがゲームハイの29点に加えて12リバウンド、レブロンが16点15リバウンド9アシスト、ベンチから出場のロンドも11点10リバウンド8アシストと活躍しました。
一方敗れたロケッツ、チームハイはウェストブルックの25点、ハーデンが21点10アシスト。
この試合ではタッカーやコビントンの得点が少なくなり、第2Qで作られてしまった点差を埋められずに敗退につながってしまいました。
リバウンドを支配されてしまうことは、予想のつくところではありますが、そこからファストブレイクにつなげられてしまうポイントがこの試合は多かったため、トランジションディフェンスはもう一回修正しないといけない部分かなと感じます。
GAME4 スタッツ
GAME5(9/13)
GAME5:ハイライト
GAME5レポート
王手をかけたレイカーズ、スターターは前の試合からマギーに代わってモリスが入っています。
一方あとがなくなったロケッツ、スターターは変更ありません。
先制はレイカーズ、KCPのスリーで得点。
ロケッツはハーデンがペイントから得点をします。
レイカーズはさらにモリスのスリー、レブロンのペネトレイト、グリーンのスリー、レブロンのダンクと順調に得点を重ねていきます。
開始3分で13-2のランを見せ一気にリードするレイカーズ。
ロケッツもタイムアウト直後は持ち直し、ラスのレイアップが決まりますがその後が続かず。
レブロンがスリーのアテンプトなしでかなりペイントアタックを強調してきています。
ロケッツはゴードンのスリーで10点差に。
レイカーズはモリスの2本目のスリー、そしてレブロンのプルアップスリーで第1Q半分経過の時点で23-7と大量リード。
レブロンはすでに2桁得点に乗せています。
ロケッツは2回目のタイムアウト後にインサイドからグリーンが得点を決めて流れを変えにかかる。
レイカーズは外が絶好調、残り4分の段階で7/10の高確率で沈めます。
ロケッツはディフェンスでの対応が間に合っておらず、残り3分半で20点のリードを許す。
ロケッツの方にも残り2分ごろには、グッドディフェンスからのハーデンのトランジションスリーなども出始めてようやくらしいオフェンスができてきました。
さらにラスのアシストも組わせて、リバースのコーナースリーも決まり点差を詰める。
第1Q終了間際にはマクレモアがブザービーターでコーナースリーを沈め終了、35-20、レイカーズが15点をリードして第2Qへ。
第2Qはロケッツのマクレモアが再びスリーを決めてスタート。
ハーデンのペネトレイトからのボールムーブで良い形から入れました。
更にハーデン、ラスも得点し9点差。
開始約2分でロケッツが8-0のランを見せてたまらずレイカーズタイムアウト。
ロケッツの逆襲にあったレイカーズ、タイムアウト明けはレブロンのスリーから。
ロケッツは良くなってきていた流れを自らのターンオーバーで失いかけます。
第2Qの序盤は点の取り合いになり、42-31でレイカーズが11点をリード。
レイカーズは前の試合から出場し始めたホートンタッカーがコートに。
思い切りの良いドライブで得点をしていきます。
流れがどんどんよくなるレイカーズは、カルーソがハーデンをチェイスダウンブロックし勢いを増幅させる。
それでもハーデンは着々と点を重ね、残り6分半の段階で15点を奪います。
ここまでレイカーズはADのインパクトが薄いですが、それでもチーム全体でボールをシェアし効率よくオフェンスができています。
むしろADのポストを狙ったあからさまなパスを奪われ得点に繋げられたりもしているため、レイカーズはオフェンスの意識をセットしなおさなければいけない時間帯。
残り4分で11点差、ロケッツはラスのスティールからコビントンがダンクを決めて8点差。
追い上げていきたいところですが、タッカーが3つ目のファウルを取られます。
このタイミングでADが積極的にペイントにアタックを始め、得点をしていきます。
ロケッツもディフェンスでもうひと踏ん張り、レイカーズのトランジションを身体を張って止めています。
そこにラスの物凄いスピードからのワンハンドスラムが決まります。
第2Q少し巻き返したロケッツが4点リードを縮めて最終、62-51、11点差で後半に入ります。
両チーム、リーディングスコアラーはともに19点のレブロンとハーデン。
この二人そしてサポートキャストが後半どのような活躍を見せるか。
後半まずはロケッツの得意な形、ハーデンからのアシストでタッカーがコーナースリー。
レイカーズはモリスがキャッチ&シュートでスリーを決めますが、ロケッツがタッカーがもう1本決めてきます。
レイカーズも再びモリスがスリーを決めてお互いにオフェンスのリズムが上がってきました。
残り9分でロケッツはコビントンが4つ目のファウルコール。
12点を追いかけるロケッツはこれ以上ファウルは犯したくないところ。
ここからロケッツはターンオーバーがまた出始めてレイカーズがトランジションから加点し9-0のランを見せる。
早めの段階でマイク・ダントーニHCはタイムアウト、残り7分半で77-61、レイカーズが16点をリード。
得点が伸び悩み始めるロケッツ、ADにゴール下を決められて再び点差が20点に。
残り5分、レイカーズはADのプットバックダンクで22点差。
ロケッツはグリーンのフリースローで久々に加点。
9-0のランのところから18-4までランを伸ばし残り2分半で86-67。
その後もレイカーズは得点を重ね、スリーポイントの確率が落ちない。
最終95-69、レイカーズがこの試合の最大リード26点差で第4Qに入ります。
第4Qの頭はクズマのスリーでスタートし29点差。
さらにロンドのスリーも決まり残り10分強で30点差。
残り8分には23点差となりますが、レイカーズもファウルは多くなってしまっていますが時間をコントロールしてゲームを進める。
途中ラスが、ロンドの兄とトラッシュトークで揉めるなど、珍しい一面もありましたが恐らくフラストレーションが溜まっていることが予想されます。
残り5分半にはレブロンはお役御免でベンチへ。
ここから両チームメインメンバーを下げて、出場していなかった選手でガベージタイムに入ります。
最終、119-96、レイカーズが4連勝を飾り勝利、カンファレンスファイナル進出を決めました。
勝ったレイカーズはレブロンが29点11リバウンド7アシスト、その他スターター+クズマの5人が2桁得点し、19本のスリーを51%で決める集中力の高さを見せつけました。
一方敗れたロケッツは、ハーデンが30点6リバウンド5アシストと活躍しましたが、その他の選手はなかなか奮わず。
点差を付けられたことでプレイタイムも少なかったのでその影響もあるかと思います。
スリーポイントに対するディフェンスがそこまで悪かったかと言われれば、そうでもなかったと思うので、レイカーズのシュート力、そしてシュートチャンスを作る力が高かったと思われます。
GAME5 スタッツ
シリーズを振り返って
ロケッツの先勝から始まり、その後レイカーズの4連勝で幕を閉じたこのシリーズ。
GAME1のロケッツの戦いぶりは見事で、先制攻撃としては申し分なかったかと思われますが、レイカーズのアジャストが早かったのも見事でした。
お互いに手の内が分かってきて、修正のし合いが始まるGAME3、4辺りでロケッツはハウスJrの離脱が一つ痛かったポイント。
ウイングで献身的に動ける選手で、流れを引き戻す場面もあったため、彼の不在を埋める策がロケッツにとって明確に用意できなかったのがロケッツの苦戦につながったかと思います。
そして、やはり言及しなければいけないのがウエストブルックのパフォーマンス。
体調面、メンタル面、考えられることは色々ありますが、決して普段のパフォーマンスではなかったため、それでも強引なペネトレイトやいつも通りのセレクションでシュートをすることでリズムが掴めていなかったように思います。
ここのアジャストも、レイカーズは早々にマギーやハワードのプレイタイムを抑えてスモールラインナップに対応した当たりは、フランク・ボーゲルHC見事でした。
来季、マイク・ダントーニHCの退任が噂されているため、ロケッツがどうなっていくのか、この布陣のままか、HCの戦術に合わせてロスターの変更があるかどうか。
今季、思い切った策でセンターを使わずに、シーズンとバブル、非常にNBAを盛り上げてくれたチームだったため、来季にも注目したいと思います。
最後までご覧頂きありがとうございました!
よろしかったら、Twitterのフォローよろしくお願いいたします!
他の記事もぜひご覧になってみてください!!
関連記事は下から↓