NBA観戦レポートその40:SLCサマーリーグ2019・グリズリーズ×キャバリアーズ


少し仕事が忙しくなり、朝の時間を確保できなくなった途端に全然サマーリーグを負えなくなってしまいました。

プレイオフ2019も見ようと、八村塁選手のゴンザガ時代の試合も見ようと思っていた中での英語実況含めて数十試合の負債を抱えてしまいました。

どうも、NBA借金オトコ、ctrainerです。

本日は、

NBAサマーリーグ2019:メンフィス・グリズリーズ×クリーブランド・キャバリアーズ

の試合のレポートをしていきます。

そもそもサマーリーグって?その4

サマーリーグのレギュレーションは通常の試合と若干異なっています。

各クオーター本来12分のところを10分、クオーター間も1分30秒と短めです。

各クオーター、5:59と2:59のタイムをめどにオフィシャルタイムアウトが取られ、そのタイムアウトも1分30秒となっています。

ハーフタイムは8分で、オーバータイムは2分のみ。

2OTにもつれた場合は、最初の得点を取った方が勝利という特殊な形式になっています。

意図としては、この後のラスベガスでもそうですが、1日の試合の消化数などを考慮して多くの試合をできるように短めの形式が採用されています。

ロスター紹介

まずはグリズリーズ。

そしてキャバリアーズ。

注目選手

グリズリーズは、もちろん渡邊雄太選手。

前回のスパーズ戦は残念ながら出場せずでしたが、グリズリーズの試合については前回、サマーリーグ2019のグリズリーズ×スパーズのレポートしておりますので、ぜひそちらもご覧ください。

渡辺選手は、グリズリーズ×ジャズ戦で20得点9リバウンドの活躍を見せてチームを牽引しました。

その他には、グリズリーズの選手では、ベン・ローソンパリス・リーダニエル・ハナなどが注目の選手となりそうです。

キャバリアーズの方も、前回のスパーズとの、試合をレポートしていますので、そちらもご覧ください。

注目選手は、#15ナズ・ミトロウ・ロング、#38マーカス・ボールデン、#9ディラン・ウィンドラーあたりに注目していければと思います。

試合開始!!

スターターの中で早速注目ポイントが。

ここで大切なポイント!!その1

1戦目にスターターで、昨年も渡邊選手とともにGリーグでの出場の多かったジェボン・カーターですが現地7/3にサンズとのトレードで移籍。

今年のトレード、FA市場は動きがとても活発でその余波がこのサマーリーグでも出ています。

代わりにパリス・リーがスタートで出場しています。

試合はまずキャブズがリード。

渡邊選手もローポストで早速ポイントをとります。

続けざま、ターンアラウンドからのジャンパーで連続得点。

この試合も良いスタートを切っています。

続けて打ったスリーは惜しくも外れましたが積極性を見せています。

そのあとはらしいアリウープを見せここまでの得点は全て渡邊が得点。

6-6で4分経過したところでタイムアウト。

タイムアウト明け、渡邊選手はベンチへ。

残り2分で再度コートに戻ります。

得点を重ねていた渡邊選手はピックのハンドラー役からゴール下のローソンへ華麗なアシストを見せます。

多彩さをしっかりと印象付ける第1クオーターになりました。

18-15でグリズリーズリードで終了します。

第2クオーター開始!!

ここで大切なポイント!!その2

日本語実況で見ていたことで知ったことでしたが、今シーズンからキャブスはミシガン大学でずっとコーチをしていたジョン・ベイレインを招聘し、このサマーリーグでも指揮をとるそうです。

NBAの中でも数多くの名コーチと呼ばれる人がいる中で、このように大学での実績を買われて抜擢されるケースも増えてきています。

ボストン・セルティックスのブラッド・スティーブンスHCも同様です。

こういったHCも含めてチームの一つのピースとして経営・戦略が組み立てられています。

第2クオーター、開始から出場している渡邊選手。

フローターシュートでファウルをもらい、しっかり得点をつなげていきます。

ドリブルのファンブルから逆速攻をもらう場面もあり、まだまだ良くできそうな課題も出てきています。

残り5分でまたベンチに下がります。

ゲームはしばらくシーソーゲームの展開で点差が大きく離れません。

徐々にディフェンスから流れを作るグリズリーズ。

トップチームのチームコンセプトがここにもしっかり引き継がれています。

最後の渡邊選手のシュートは落ち、前半は37-33でハーフタイム、グリズリーズがリードです。

前半を終えて渡邊選手は10点6リバウンド1アシストとチームトップの活躍を見せます。

後半戦開始!!

グリズリーズは後半、#4ジュリアン・ウォッシュバーンが連続得点を見せてチームを牽引します。

キャブスもアウトサイドシュートや、合わせのプレイでの得点も多くなり、スコアは五分五分。

タイムアウト明けて渡邊選手はベンチへ。

#36キーナン・エバンスがここで連続得点を見せてアピールをしていきます。

残り3分で渡邊再投入。

今日2本目のスリーを落とします。

#15ナズ・ミトロウ・ロングがチームハイの得点を重ねてキャブスのオフェンスを引っ張っています。

渡邊選手は、第3クオーターの終わり際にバックドアからのダンクを決めファウルを吹かれてもおかしくないコンタクトをものともせずに決めます。

第3クオーター終えて、59-50でグリズリーズリードで最終クオーターへ。

第4クオーター開始!!

グリズリーズの選手たちが個人技での活躍を見せ、スコアは12点差まで離れたところで、タイムアウト。

第4クオーターは渡邊選手は残り4分半で再度出場。

グリズリーズのエバンスは20得点に乗せ、この試合のトップスコアラーに。

渡邊選手は最後のシュートでコンタクトの時に左足を痛めた様子でこの試合はここで出場終了。

試合は81-68でグリズリーズの勝利。

渡邊選手は、12点、9リバウンド、2アシストでこの試合もある程度のインパクトを残しました。

この後のラスベガスでのサマーリーグでの活躍にも期待です。

こぼれ話

今後のサマーリーグの追いかけ方をとても悩んでいます。

日本人選手の出場予定試合は当然追いかけたいと思いますが、チーム毎に追いかけてタグ付けしてまとめていけたら良いなと思ってはいます。

先は長くなりそうですが、楽しみながらやっていきたいと思いますw

今日はこの辺で。ではまた。

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