Bリーグ観戦レポートその38:B2第12節 GAME1 越谷×福島

新年あけましておめでとうございます。

今年もバスケ、楽しんでいきたいと思います。

どうも、2020年、よりバスケを深めていきたいと思っている男、ctrainerです。

本日は、

B2第12節 GAME1 越谷アルファーズ×福島ファイヤーボンズ

の試合を見た感想を書いていきたいと思います。

試合前情報

越谷アルファーズは前季、B3に所属し27勝9敗の好成績をマーク。

年間総合2位の成績で入れ替え戦に突入、一発勝負の東京八王子ビートレインズ戦を86-64で物にして昇格を決めました。

今季は、昇格したばかりのシーズンのため、苦戦が予想はされますが、どのようなチームに仕上がっているのか、注目です。

対する福島ファイヤーボンズ。

前回のゲームレポートはこちらから。

スターター

<越谷>

#15アーサー・スティーブンソン

#22鳴海 亮

#24チャールズ・ヒンクル

#55小林 礼秧

#91 落合 知也

<福島>

#1シャヒード・デイビス

#8村上 慎也

#9神原 裕司

#10菊池 広明

#33ステフォン・ブレア

試合開始!!

福島ボールでスタート。

デイビスのファーストアタックは失敗。

越谷は鳴海のアタックのこぼれ球をスティーブンソンが押し込み得点成功。

マッチアップでひとつ注目なのが、越谷の落合と福島のデイビス、越谷のヒンクルと福島の菊池とマッチアップがずれているところ。

どのような思惑があるのか、気にしながら観戦していきたいと思います。

数本ターンオーバーや、シュートミスでスコアが止まっていましたが、均衡を破ったのは、福島のブレア。

フックシュートで追加点を決めます。

越谷もスティーブンソンがゴール下で得点。

さらにヒンクルがロングツーを沈め連続得点する越谷。

福島はデイビスが積極的に打ってきていますが、落合がうまく止めています。

福島は村上のミドルで追いつき、残り5分で6-6。

ロースコアな展開です。

ここで越谷が選手交代、横塚を入れてきます。

福島は菊池がゴール下、デイビスのゴール下と連続で破られたところで、越谷がタイムアウト。

残り4分半で10-6、福島が4点リードです。

タイムアウト明け、越谷は酒井がハンドラーとしてコートに。

福島はデイビスがスティールからダンクに持ち込み得点。

越谷は交代してきたばかりの酒井がスリーを沈めて得点。

その酒井が積極的にペネトレイトしていきます。

越谷は残り3分弱でスティーブンソンを下げて、長谷川を投入。

オンザコート1になります。

越谷は残り2分半で落合のスリーが決まり同点に。

福島がここでようやく2ndユニットを投入、鈴木、徳川、武藤、喜久山と一気に変えてきます。

越谷もそれを見てか、落合を一度下げて、スティーブンソンを戻す。

越谷はヒンクルのスリーで逆転に成功。

どうやらヒンクルは、ウイングの選手のようで外国籍同士でなくシンプルにポジションでマッチアップした結果、ズレていたんだととりあえずは思っています。

福島も、デイビスがオフェンスリバウンドからのバスケットカウントを獲得、ボーナスも決めて追いつきます。

残り1分で、越谷は2-3のゾーンを敷きます。

福島は鈴木、越谷はスティーブソンが互いに1本ずつ決めて得点はここまで。

越谷はラストディフェンスのポゼッションで小林、飯田と投入し、小林がコーナースリーをブロックして起用に応えます。

最終、17-17の同点で第2クオーターに入ります。

第2クオーター開始!!

共にデイビス、スティーブンソンのオンザコート1で挑むこのクオーター。

越谷ボールで始まります。

福島がスティールからの速攻に成功、デイビスがダンクを決めます。

越谷はこのクオーターからコートに入った田村がゴール下を攻めますが、得点につながらず。

1分半経過して、デイビスのダンクのみの展開だった両チーム。

福島、鈴木がスリーを決めて5点差にすると、越谷は田村がジャンパーを沈め3点差に。

さらに速攻で長谷川から田村へアシストが通り連続得点、1点差になります。

2分半経過したところで、福島はブレアを戻します。

福島は残り6分半の時点でファウルがかさんでしまい、チームファウルは5つに。

このアドバンテージを越谷は生かしていきたいところ。

鳴海がペネトレイトして引き付けて、スティーブンソンのゴール下が決まって越谷は逆転に成功。

福島はすぐさま前田がスリーを決めて再度リードを奪う。

残り4分半でオフィシャルタイムアウト、24-23で福島が1点リードしています。

タイムアウト明け、ヒンクルを戻してきた越谷。

福島はブレアがオフェンスリバウンドからの得点で3点差にする。

越谷はスティーブンソンがゴール下でリバウンドを粘って得点につなげる。

ここで越谷はオフェンスのトランジションの際にファウルを獲得。

ヒンクルがフリースローを2本決めて逆転に成功。

残り3分を切って27-26、越谷が1点リード。

さらにヒンクルがローポストからターンアラウンドのフェイダウェイを決めて連続得点したところで福島がタイムアウト。

残り2分弱で29-26、越谷が3点リードです。

タイムアウト明け、スティーブンソンがゴール下でのシュートを放ち、これがゴール点ディングでカウント。

ずっと競っていたこの試合も、越谷が最大リードの5点差をつけて終盤へ。

福島はローポストからのアタックが決まらず、逆にスティーブンソンがどんどんペイントエリアを攻撃してきます。

もう一本スティーブンソンが決め他ところで7点差、すぐさま福島、村上がミドルを決めて5点差に。

最後は、越谷の小林がスリーをブザービーターで沈め、36-28、越谷が8点をリードして後半に突入します。

第3クオーター開始!!

後半は越谷ボールから。

越谷は長谷川、飯田がコートに立っています。

早速、スティーブンソンがゴール下でバスケットカウントを獲得。

ボーナスも決まって開始早々に2桁差に広げる。

越谷はそのまま2-3のゾーンディフェンスで対応。

スターターの変更はこの辺りの影響のようです。

福島はインサイドでブレアが得点しスコアを返します。

福島は前半から、スティーブンソンのポストアップに対してガードの村上がトラップを仕掛けに行っています。

そこからノーマークのシュートを生みますが、決めきれず。

しかし、ディフェンスでは福島のショットクロックバイオレーションを誘発するなど後半の入りは悪くない印象です。

残り7分半で越谷は鳴海に変えて横塚を投入。

福島はトランジションから村上がファウルドローン、フリースローを2本決めて7点差。

越谷は長谷川がエルボージャンパーを決め、さらに福島のボールキャリーに対してもターンオーバーを誘発し、活躍します。

越谷はさらにヒンクルがロングツーを沈め、11点差に。

第3クオーターの序盤は越谷ペースで進んでいきます。

福島はデイビスがゾーンのギャップをついて得点。

9点差にして、残り5分半。

ここで福島も徳川を投入し、流れを変えにかかります。

福島はブレアがゴール下で得点、連続得点で7点差に。

さらにディフェンスが機能し出して、越谷のターンオーバーを連発させます。

残り5分を切って43-36、7点越谷がリード。

越谷は落合を投入。

福島は第2クオーター同様、ファウルが貯まってしまい、ボーナスを献上。

このボーナスをヒンクルが2本沈め9点差。

負けじと福島、村上がスリーを決めて6点差、じわじわと詰めてきました。

福島は変わって入った徳川がヒンクルに再びファウルを犯してしまい、フリースロー。

ここは1本決めて、7点差。

福島は村上がギアアップ、エルボーのプルアップジャンパーを決めて連続得点。

残り3分半で5点差にします。

さらに村上がタフなレイアップを決めて3点差。

村上への対応を強いられる越谷は、鳴海を投入し、マンツーでつけます。

しかし、止まらず、再びジャンパーをメイク。

越谷もスティーブンソンのゴール下、落合のフリースロー1本で得点し、4点差。

越谷はここで3-2のゾーンに変更、トップにヒンクルを置く布陣で挑みますが、ブレアがゴール下を決めて2点差に。

福島もスコア後のオールコートプレスでターンオーバーを誘発。

越谷はスティーブンソンが奮闘ゴール下を再び決めて4点差に。

越谷もチームファウルが5つを超えて、村上がフリースローレーンへ。

1本決まって3点差。

越谷も飯田がペネトレイトからのレイアップを成功させて突き放す。

福島は終了間際に鈴木がアタックしてファウルドローン、2本決めて3点差にします。

最終、53-50、越谷のリードは3点で第4クオーターに入っていきます。

第4クオーター開始!!

福島ボールでスタート。

まずは武藤がゴール下を決めて1点差。

越谷はヒンクルがステップバックジャンパーをメイク。

続いて福島はデイビスがゴール下でファウルドローン、フリースローを1本決めてさらにオフェンスリバウンドを確保。

再びデイビスがファウルドローンでフリースローれーんに立ちます。

ここは2本沈めてついに同点に追いつく。

慌てずにいきたい越谷ですが、落合がオフェンスファウルをコールされてターンオーバー。

福島はデイビスがオンファイア、バスケットカウントを獲得しボーナスも沈めて57-55、逆転に成功します。

リードされた越谷は一度スティーブンソンを下げて長谷川、落合でインサイドを切り盛り。

インサイドのペネトレイトからのあわせで、小林がロングツーをヒットし、すぐに追いつきます。

越谷はさらにヒンクルがフリースローを獲得し2本決めてリードを奪い返す。

福島もデイビスがゴール下を決め、両外国籍が躍動、同点にします。

続いて越谷は小林がジャンパーを決めて2点リード。

福島は鈴木がフリースローを取得、1本を決めて越谷のリードは1点。

越谷はヒンクルがスリーを沈めて4点差に。

大きな一本が決まります。

さらに、福島のターンオーバーから越谷がファストブレイク、長谷川がレイアップを決めて6点差になったところで、福島タイムアウト。

残り6分弱で67-61、越谷リードは6点です。

タイムアウト明け、福島は武藤がスリーをヒット。

3点差まで縮めます。

さらにゴール下でデイビスが得点し1点差。

ここでオフィシャルタイムアウト、67-66、越谷が1点リード。

タイムアウト明け、福島ボールのポゼッションは3秒バイオレーションで越谷ボール。

しかし越谷もイリーガルスクリーンを取られ、ポゼッションを失います。

越谷はディフェンスからのトランジションで長谷川がレイアップ成功、3点差。

福島はデイビスがジャンパーを沈めすぐさま1点差。

残り3分弱で福島がタイムアウト、69-68で越谷が1点リード。

タイムアウト明け、越谷ボールで再開。

ローポストでスティーブンソンがアタックしファウルドローン。

このフリースローを1本成功し、70-68の越谷2点リード。

福島は村上がミドルを決めて同点。

残り2分半、越谷は再びスティーブンソンがドライブで得点し2点リード。

しかし福島は村上がスリーをヒット。

たまらず越谷タイムアウト取得、残り2分、73-72で福島が1点リード。

タイムアウト明け、越谷のオフェンス。

ここで福島は神原がディナイからのスティールでワンマン速攻、バスケットカウントを獲得。

ボーナスは落ちますが、福島3点リードに広げる。

スティーブンソンへボールを集める越谷、神原がディフレクションに成功しいったんボールデッド。

越谷はボールを回しますが、あと少しのところで24秒バイオレーション。

残り1分弱、福島3点リードで福島ボール。

ここで村上が再びドライブからのフローターで得点し5点差。

越谷タイムアウト取得、残り53秒で77-72で福島5点リード。

タイムアウト明け、越谷は飯田がファウルをもらいレーンに立ちますが、1本フリースローを外して4点差。

飯田がその後のディフェンスで村上からスティールに成功しレイアップに持ち込みますが、ブレアのチェイスダウンブロックに会い、カウントできず。

越谷はすぐさま小林がファウルで、デイビスがフリースローへ。

このフリースローを1本成功させ5点差。

残り約30秒、越谷は最後のタイムアウトをとり、オフェンスのモーションを確認。

タイムアウト明け、エンドラインからのインバウンズはパスの出しどころがなくターンオーバー。

ボールを奪われた越谷はファウルゲームに。

武藤がフリースローを2本成功。

そのまま試合は流れ、最終、80-73で福島がアウェイで逆転勝利を収めました。

試合を振り返って

越谷ペースで進んでいった後半の中盤に福島村上の9連続得点で一気にシーソーゲームにもつれたこの試合。

第4クオーターもリードを奪っていた時間が長かったのは越谷でしたが、ターンオーバーも絡んで村上にクランチタイムを制されて痛い敗戦。

マンツーマンよりも、ゾーンディフェンスの時間の方が守れていた印象ですが、村上の25点の活躍、デイビスが40分フル出場のパフォーマンスの前にスティーブンソンやヒンクルの活躍も霞んでしまいました。

次のGAME2にどのようにつなげていくか。

戦術的にディフェンスのプランがどうなるか注目です。

一方、福島はデイビス、村上の他の選手の活躍があると、より良いゲーム展開になりそうな気配のあるゲームでした。

ベンチメンバーのスポットでの活躍はいくつかありましたが、もう一人二人、活躍が期待されます。

こぼれ話

Adobe premiere proを動画編集の仕事用に導入しました。

慣れない部分も多いですが、今までよりも多くのことをできるようになるため、夢中でいじっています。

ブログから離れないように注意していきますw

今日はこの辺で。ではまた。

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