NBA観戦レポートその61:2019-2020シーズン クリーブランド・キャバリアーズ×インディアナ・ペイサーズ

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どうも、ポケモン第1世代の男、ctrainerです。

本日は

NBA2019-2020シーズン:クリーブランド・キャバリアーズ×インディアナ・ペイサーズ

の試合をレポートしたいと思います。

試合前情報

まずはキャバリアーズ。

昨シーズンは19勝63敗で、ディビジョン5位、カンファレンス14位と低迷。

レブロン・ジェームズがチームを去り、再建モードに入った昨季から今季はどのようなチームに仕上がっているか注目したいと思います。

特に去年はコリン・セクストン、今年はダリアス・ガーランドと個人能力の高そうなガードが加入しているので、ケビン・ラブやトリスタン・トンプソンとどのようなコンビネーションを見せるか注目です。

対するペイサーズ。

昨シーズンは、48勝34敗でディビジョン2位、カンファレンス5位でプレイオフに進出。

プレイオフ直前の1月にエースのビクター・オラディポを怪我で欠いたものの、そこから連敗することもなく、チーム全体でエースの穴をカバーしプレイオフに進出。

残念ながらセルティックスにスイープされてしまいましたが、今季はエースが戻ってくることもそうですし、積極的な補強を成功させる。

特に注目は、マルコム・ブログドン。

昨季、ミルウォーキー・バックスで素晴らしい活躍を見せた彼の加入で抜けた選手たちのカバーができるかどうか、注目です。

また、今季の開幕もけが人が多く、3連敗。

そこからの前の試合で今季初勝利を挙げ、ここから波に乗りたいところ。

すでに10/27に行われた今シーズンの初対決ではキャブズに敗れているため、雪辱を果たせるかどうか。

ここまで、キャバリアーズ2勝2敗、ペイサーズ1勝3敗となっています。

スターター

<キャバリアーズ>

セディ・オスマン

ケビン・ラブ

トリスタン・トンプソン

コリン・セクストン

ダリアス・ガーランド

<ペイサーズ>

TJ・ウォーレン

TJ・リーフ

ドマンタス・サボニス

ジェレミー・ラム

マルコム・ブログドン

試合開始!!

ペイサーズボールでスタート。

ブログドンとサボニスのピックアンドロールでまずは仕掛けますが、これは決まらず。

キャブズはラブのスリーが決まり先制。

ペイサーズはウォーレンのコーナースリーが落ち、得点できず。

ペイサーズは試合が2分経過するころにブログドンのレイアップでこの試合初得点。

セクストン、ラム、オスマンのスリー、サボニスのゴール下とお互いにシュートが決まっていきます。

出だし、ファウルの多いペイサーズはリーフが2つ目。

新加入のジャーニーマン、ジャカール・サンプソンが入ってきます。

試合は残り9分で8-6、キャブズがリード。

8分を残し、すでにペイサーズはキャブズにボーナスを与えてしまい、ディフェンスで苦労をしています。

ガーランド、トンプソンと連続でフリースローで加点を許します。

ペイサーズはブログドンがハンドラーとして素晴らしく、サンプソンへのアシスト、自らジャンパーと上手くゲームをコントロール。

残り7分、13-10でキャブズリードでタイムアウト。

タイムアウト明け、両チームまだ交代はなくそのままのメンバーで望みます。

キャブズはラブ、セクストンの連続得点でリードを広げにかかる。

残り5分半でキャブズがまずは選手を動かし始めます。

ジョーダン・クラークソン、ラリー・ナンスJrが入ってきます。

ペイサーズはラムのスリーで反撃。

しかしその後は、サンプソンの両コーナーからのスリーが2本とも決まらず、得点できない時間ができ始めます。

クラークソンのドライブに合わせてトンプソンが得点をし、その後はポストから得点を連続で決めます。

オスマンのトランジションからのスリーが決まったところでペイサーズタイムアウト。

残り2分半で26-17、キャブズが9点リードです。

タイムアウト明け、両チームとも、2ndユニットを多く入れてコートに入ります。

まずはキャブズのルーキー、ケビン・ポーター Jrのドライブに対して今季76ersから新加入したTJ・マッコネルがオフェンスチャージングを引き出す。

そしてキャブズのブランドン・ナイトのスリーが落ちてペイサーズはトランジションへ、アーロン・ホリデーがファウルをもらいます。

ここで大切なポイント!!その1

アーロンホリデーの上に二人兄弟がNBAでプレイをしていて、長男はともにペイサーズに所属するジャスティン・ホリデー。

次男がペリカンズを引っ張るドリュー・ホリデー。

そして三男がアーロンとなっています。

ペイサーズではジャスティンと、アーロンがともにプレイしていますが、今季はバックスでロビン・ロペスとブルック・ロペスの双子がともに所属。

過去にも、マーキーフ・モリスとマーカス・モリスもともにサンズでプレイしていたこともあります。

兄弟話はNBAでも多く見られますが、ともにプレイするとなるとどんな感じになるんでしょうかね…。

試合の方は長男ジャスティンがミドルを決めて加点。

そしてペイサーズはローポストのラブに対してダブルチームを仕掛けディフェンスを成功させます。

終盤ペイサーズはディフェンスプランの修正が効いたのか、得点を許しませんでしたが、自分たちもスコアをすることはできず、最終、26-19でキャブズが7点リードして第2クオーターに入ります。

第2クオーター開始!!

キャブズは引き続きラブをコートに置いて起点にし続けます。

ペイサーズはベンチ出場、ダグ・マグダーモットのゴール下でこのクオーター先制。

キャブズはクラークソンが個人技で得点を決めます。

対するペイサーズもマッコネルのレイアップ、そしてルーキーのゴガ・ビタゼがブロックから最後は自身でジャンパーを沈めて連続得点。

3点差まで詰めます。

キャブズはオフェンスの3秒バイオレーションなどありターンオーバーで得点をが続き得点ができず。

逆にペイサーズはそのターンオーバーからマグダーモットがレイアップを決めて1点差。

このタイミングでキャブズタイムアウト。

残り9分半で28-27、キャブズのリードは1点です。

タイムアウト明け、ポーターのドライブをアーロンがスティール。

そのままレイアップに持ち込みこぼれ玉をビダゼがオフェンスリバウンドからの得点につなぎ、ペイサーズが逆転に成功。

キャブズは12-2のランを作られ、防戦気味。

ラブからクラークソンへのアシストでなんとか、リードを奪い返します。

しかし次のキャブズオフェンスでクラークソンがオフェンスファウルをコールされ、納得いかず審判に文句を行ってテクニカルもコールされてしまいます。

その時のリアクションが相手を煽っていると認識されたか、アーロンもテクニカルを取られます。

残り7分半でペイサーズは徐々にスターターを戻し始め、ブログドンからサボニスへのアシストで得点。

ペイサーズがリードを奪います。

が、ここはキャブズもスターターが黙っておらず、トンプソンがゴール下でタフなショットを決めて再度逆転。

このあとの約1〜2分両チームともスコアができていませんでしたが、残り5分でサボニスがゴール下で得点をしペイサーズが再び1点リード。

しかし先ほど同様、ペイサーズがリードをすると直ぐさまキャブズが決め返します。

ペイサーズも負けじとラムの得点で連続の加点。

ディフェンスと合わせて頑張ってリードを広げたいところ。

試合は残り3分を切って35-34、ペイサーズが1点リード。

互いに再び得点が入らなくなってきたところで、ペイサーズの中心人物、ブログドンがレイアップで得点し、リードを3点に。

ここでセクストンも難しいレイアップを沈めて、1点差に。

しかし、ブログドンがスリーをヒットさせ、ペイサーズのリードは4点にまで広がります。

流れが悪くなってきやキャブズ、第2クオーター残り1分半でタイムアウトを取り、相手の良い流れを切ります。

タイムアウト明け、キャブズはオフェンスに失敗、その返しのオフェンスでサボニスがオフェンスリバウンドからの得点を挙げます。

結局キャブズは得点が伸びず終盤はラブのフリースローで加点をするものの、それ以外は決めきれず。

最終、このクオーターは42-37で、ペイサーズが5点リードして第3クオーターに入ります。

第3クオーター開始!!

キャブズボールでスタート。

両チームとも1本ずつターンオーバーした後、ラブのディープスリーが決まって先制。

2点差に詰めます。

ペイサーズもブログドンがレイアップを決めて加点。

次のオフェンス、ラブが再びスリーをヒット。

ここまで、スリーポイント3/3。

素晴らしい活躍です。

1点差にして直ぐに、セクストンがブログドンのボールをスティール、そのままレイアップに持ち込み、1分半で5点のリードを逆転します。

ペイサーズはブログドンがオフェンスリバウンド獲得からレイアップを決めて再度リードを奪う。

ペイサーズはターンオーバーが連続して発生、オスマンに速攻に持ち込まれ、フリースローを2本決められます。

再びキャブズがリード、リードチェンジが激しくなってきます。

次はラムがオフェンウリバウンドをティップインでペイサーズがリード。

続いて再びペイサーズがオフェンスリバウンドからウォーレンが得点。

3点リードに広げます。

キャブズはセクストンがコンタクトもらいながらのジャンパーをねじ込み1点差に。

返しのオフェンスでブログドンがジャンパーを沈めます。

サボニスが、ローポストでラブと対峙、1on1で決めきって、5点差に。

離されたくないペイサーズ、ラブがスリーを決めてきます。

このクオーター3本目が決まったところで、ペイサーズがタイムアウト。

残り6分半で、54-52、ペイサーズ2点リードです。

タイムアウト明け、キャブズが積極的なディフェンスでショットクロックバイオレーションをとります。

ペイサーズは前半同様、リーフに変えてサンプソンをコートに送ります。

キャブズはトンプソンに変えてナンス、クラークソンを投入。

試合時間は残り5分半、ラブのスリーがやっと落ち始め、キャブズは攻めどころがなくなってきました。

苦しい展開の中、交代出場のクラークソンがペネトレイトから得点。

こういった時間をつないでくれるベンチプレイヤーは重宝されます。

ペイサーズもブログドン以外のところでの得点が少なくなっているこの時間。

ブログドンがアシストを共有し、サボニスのダンクを演出。

残り3分でキャブズがタイムアウト、60-54でペイサーズが再びじわじわリードを広げていきます。

タイムアウト明け、ペイサーズはちょっとバタつきますが、最後はサンプソンのダンクで追加点。

リードが8点になります。

食らいついていきたいキャブズ、前半から出ずっぱりだったラブを一度下げているこの時間に誰がオフェンスを引っ張ることができるか。

ペイサーズも一度ブログドンを下げたので、ここで離されるわけにはいかない展開。

まずはクラークソンがスリーのファウルを引き出したことでフリースロー3本。

これを全て成功し、5点差。

続いてガーランドが同じルーキー、ビタゼからファウルドローン。

このフリースローを2本落としてしまいます。

ペイサーズも得点ができない時間が続きますが、こちらもラムがフリースローで加点。

第3クオーターの始めのようなオフェンスのスムーズさはどちらもなくなり、ディフェンスでの我慢合戦が始まります。

キャブズはナンスがダンクで久々のFG。

ペイサーズもクオーター終了前にジャスティンのスリーが決まります。

なんとかついていくキャブズはクラークソンが再びフリースロー2本で追撃。

最終、このクオーターは68-61で終了。

7点差で第4クオーターに入っていきます。

第4クオーター開始!!

ペイサーズボールでスタート。

両チームとも互いのエース、ブログドン、ラブは引き続きベンチ。

最初のゴールはナンスのダンクから。

5点差に詰め寄ります。

続いてポーターのフリースローでさらに加点、3点差になります。

ペイサーズはラムのフローターでこのクオーターの初得点。

キャブズはポーターがスリーを決め、2点差まできました。

しかしここでポーター、もったいないターンオーバー。

最終的にビタゼのフリースローにつながり、2本決めて4点差になります。

残り10分をきってキャブズはラブが戻ってきます。

しかし、ディフェンスからのトランジションを見せるペイサーズはマッコネルがバスケットカウント獲得、ボーナスも決めて7点差に。

続いてマクダーモットのレイアップも決まってキャブズタイムアウト。

残り9分で77-68、ペイサーズが9点リードです。

タイムアウト明け、キャブズはデザインしたオフェンスでラブにスリーを打たせます。

ここでしっかりと決めてるあたり流石としか言えません。

6点差に詰めます。

ペイサーズも負けじと、コーナーでフリーになったビタゼがスリーをヒット。

今日の試合では割とノーマークのスリーが決まっておらず、外の確率に苦しんでいたペイサーズが抜け出しそうな気配。

そしてビタゼのビッグプレイ、ラブからスティール、トランジションでサボニスのダンクをアシスト。

11点差、会場も大盛り上がり。

続いてマクダーモットのレイアップも決まりペイサーズオフェンスがブログドンのいない時間に火がつきます。

キャブズはなんとかラブがつなぎますが、当然負担も大きく、ターンオーバーを連続で出してしまいます。

流れがだいぶペイサーズに傾いていきます。

これを切るためにもキャブズタイムアウト。

残り6分半で、84-76、ペイサーズ8点リード。

タイムアウト明け、ブログドンが戻ります。

ここまでペイサーズ全体のオフェンス引っ張ったマッコネル、素晴らしい活躍でした。

キャブズはセクストンがドライブを仕掛けますが、ジャスティンにブロックをされ、その返しのオフェンスでジャスティンがスリーをヒット。

点差は再び11点差。

クラークソンが個人技でジャンパーを決めますが、まだまだ9点差。

ペイサーズはタイムアウト後もオフェンスが好調、サボニスがローポストから得点。

キャブズはクラークソンのフローターが決まり9点差に。

試合時間は残り3分半。

ここでキャブズがセクストンのコーナースリー。

クラークソンが上手いこと引きつけることに成功しています。

ペイサーズもラムがフローターで得点し追随を許さない。

クラークソンが再びファウルドローン。

フリースロー2本決め、ここまでノーミス。

6点差。

ここでキャブズは、数えていませんでしたがトンプソンがファウルアウト。

痛い退場になります。

インサイドはラブとナンスで残りの時間はつないでいきます。

ペイサーズはここでラムがゴートゥガイに。

3ポゼッション連続で得点に繋げます。

キャブズもセクストンが集中力を見せ、スリーをヒット。

残り1分半で7点差。

ペイサーズはトンプソンなき後のゴール下にアタック。

サボニスがスコアし、9点差。

時間がなくなってきたキャブズは、セクストンのフリースロー成功後にオールコートのプレス。

これが上手く決まりターンオーバー誘発。

しかしスリーが決まらず、残り1分を切って97-91。

ここからキャブズはファウルゲームに。

ブログドンはここをしっかり2本決めて8点差にします。

途中でターンオーバーがあったり、バスケットカウントを取られたりしましたが、しっかりとフリースローを−決め続けたペイサーズが最後まで逃げ切り、最終、102-95で勝利しました。

試合を振り返って

拮抗した試合内容でしたが、最後は要所をペイサーズが締めることができて勝ちにつながりました。

ブログドンはハンドラー役として、アシストもシュートもできるため、ここに怪我で欠場中のヴィクター・オラディポ、マイルズ・ターナーが戻ってきたらペイサーズ東では上位進出もありえるかなと感じました。

ベンチから出場のビタゼ、マッコネルも良い活躍していました。

対するキャブズは、ケビン・ラブとジョーダン・クラークソンがなんとかつないでくれていましたが、勝ちを拾うことはできず。

セクストン、ガーランドはポツポツと能力の高さを見せていましたが、現在のロスターだとなんとなく噛み合わせが悪いのかなと言う気もします。

若い選手がハンドラー役になっているため、これからの部分が多いのかもしれません。

しかし、ラブの活躍はミネソタ時代を彷彿とさせるものがあり、その時のラブが好きだったので見ていて楽しい試合でした。

こぼれ話

今日の試合で能力の高さ、これから楽しみ度が増したゴガ・ビタゼ。

ドラフト時のこの画像が話題となりました。

ザイオンにメディアをごっそり持って行かれたゴガ。

これからどんなキャリアを積んで、この件をネタにしてくれるか楽しみです。

今日はこの辺で。ではまた。

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