足が冷えて厚手の靴下を履く→布団の中で足汗書き始めて脱ぐ→また冷えてくるのループにはまっています。
どうも、末端冷え症の男、ctrainerです。
基礎体温はわりかし高めですが、血流が滞ってしまっているのかなー。
と、考えながら、今日のレポートです。
本日は、
天皇杯2019-2020 2次ラウンド 4回戦 三遠ネオフェニックス×信州ブレイブウォリアーズ
の試合を見た感想を書いていきたいと思います。
そもそも、天皇杯とは?
オールジャパンとも呼ばれるこの大会は、1月に行われる決勝戦を目指して各都道府県代表、高校、大学、プロなど、あらゆるカテゴリーのチームが栄冠を目指して争われる、いわゆる1発勝負のトーナメントとなる。
各競技団体から定められたチーム数が出場することができ、地方予選を勝ち抜くことでアマチュアのチームも参戦が可能。
Bリーグからは、B1チーム全てと、B2のトップ5が2次ラウンドから出場。
その前の1次ラウンドに出場しているB3のチームや、高校、大学などは都道府県代表として出場し、今回も2次ラウンドに進んできています。
詳細はこちらから。
試合前情報
三遠の今季のゲームレポートはこちらから。
三遠は現在開幕から未勝利の16連敗。
ここで、レギュラーシーズンの勝ち星には追加されませんが、勝ってチームに勢いをもたらすチャンスでもあるかと思います。
対する信州の今季のゲームレポートはこちらから。
B2を舞台に戦う信州は今季中地区を15勝4敗で現在首位。
好調を維持するチームの力試しとしてB1チームにどんな戦いを見せるか注目です。
スターター
<三遠>
#4寺園 修斗
#7ジェシー・ゴーバン
#11岡田 慎吾
#13西川 貴之
#33カイル・バローン
<信州>
#8西山 達哉
#12栗原 ルイス
#31三ツ井 利也
#50ウェイン・マーシャル
#55アンソニー・マクヘンリー
試合開始!!
信州ボールでスタート。
マーシャルのバックダウンを三遠守りきり、逆速攻。
バローンがオフェンスリバウンドから得点し、先制点を挙げます。
ファーストゴール後は互いにシュートが落ち、スコアできず。
残り8分を切ったところで、信州、西川がヘジテーションからレイアップを決めてバスケットカウント獲得。
ボーナスも沈めてリードをとります。
三遠はピックアンドロールのところで寺園がオフェンスファウルをコールされ、個人二つ目。
第1クオーター3分経過時点では変えざるをえません。
と、思ったら変えませんでした。
三遠の寺園を信用した強気の采配、吉と出るか、凶と出るか。
信州は西山がスリーを決めてここまでの得点を一人であげる。
さらに速攻でのボールプッシュから、最後はマクヘンリーがオフェンスリバウンドを拾って得点。
リズムが作れない三遠、残り6分弱でタイムアウトをとります。
10-2、信州が8点リード。
タイムアウト明け、三遠は選手を数名交代。
菅野、太田、柳川と交代して入ります。
入ってきたばかりの柳川のボールキャリーを西山がスティール。
速攻で得点を決め10点差。
三遠はオンザコート1で、太田はマーシャルとマッチアップ。
国際試合経験も豊富な太田がどうこのマッチアップを制するか、注目です。
信州は速攻からマクヘンリーが技ありレイアップ。
このベテランも息の長い、素晴らしいプレイを見せています。
残り5分で12-2、三遠はスコアのきっかけが欲しいところ。
信州も選手交代、佐藤を入れてマーシャルを下げます。
ここは日本人ビッグマン同士のマッチアップに変わります。
三遠はバローンがターンオーバー、オフェンスの組み立てに苦労しています。
そんな中、太田がポストをアタックし、バスケットカウントを獲得。
均衡を破ります。
三遠はこのタイミングで鈴木、信州は大崎がコートへ。
2ndユニットがここから試合にどう入っていくか。
太田がボーナススローも決めて久々の得点をした三遠。
どう巻き返していくか。
信州は西山が絶好調、再びスリーを沈めて点差を再び10点差に。
三遠も太田のシュートのこぼれ玉をバローンがティップイン。
リズムが徐々に出てきました。
さらにバローンがミドルジャンパーを沈め連続得点をしたところで、信州タイムアウト。
残り、2分半で15-9、信州のリードは6点になっています。
タイムアウト明け、信州は西山を一度ベンチへ、飯田と交代します。
そして信州はエントリーのオフェンスをマクヘンリーが得点しリードを広げます。
三遠はチームファウルが5つを超えて、ボーナスに。
佐藤がフリースローを2本決めて、再び10点差。
信州は次のディフェンスをしっかりと絞って、24秒バイオレーションをとります。
さらに信州は大崎がトランジションからスリーを決め、点差はさらに広がる。
最終、第1クオーターは22-9で信州が13点リードして第2クオーターに入ります。
第2クオーター開始!!
注目のラインナップは三遠はオンザコート2。
信州はマーシャルと佐藤。
このクオーターの最初のゴールはマーシャルがポストから得点。
三遠は西川のところがミスマッチとなり、飯田に対してポストアップで攻めるも、これが決まらず。
信州は残り8分半で、佐藤に変えて井上を投入。
両チームとも出だしはミスショット、ターンオーバーが多く、我慢の展開が続きます。
次の得点チャンスは残り7分半でのマーシャルのフリースロー。
これも2本外れ、スコアは動かず。
次に得点が生まれたのは6分半経過したところ、三遠鈴木がミドルを決めますが、これで三遠はやっと11点目。
信州もその間スコアができていないため、どちらにとっても辛い展開。
残り5分半で信州は出ていたメンバーをごっそり(おそらく全員)を交代させ流れを変えます。
三遠も北原、寺園を投入。
変わって入ったマクヘンリーが早速ミドルを沈め、三遠も太田がゴールにアタックしファウルドローン。
フリースロー2本決めてこちらも加点。
三遠、ここで痛いのがトランジションのディフェンスで寺園が3つ目のファウル。
さっきは変えませんでしたが、ここは変えました。
残り4分弱、28-13で信州が15点リード。
ここで三遠は太田がハッスル。
ゴール下でバスケットカウントを獲得。
三遠のオフェンス引っ張ります。
ボーナスも決めて12点差。
三遠は残り3分、この試合初出場のダシルバをコートに。
信州も佐藤が3つ目のファウルをコールされたことで一度ベンチへ。
マーシャル、マクヘンリーの2人が並びます。
三遠は残り1分半で西川がミスマッチをせめてミドルを決めて10点差まで詰めてきました。
このタイミングで信州前半2つ目のタイムアウト、28-18。
タイムアウト明け、信州は第1クオーターのランのきっかけを作った西山がコーナースリーをヒット。
この重たい展開の試合の中でスリー1本しっかり決めれるのはかなり大きい仕事です。
三遠もバローンがゴール下で得点し食らいつきます。
最終、31-20で信州が11点リードで後半に入ります。
ここで大切なポイント!!その1
この天皇杯、2次ラウンドは地方ごとの開催となっており、今日のこの試合はブレックスアリーナ宇都宮での開催となっています。
中立地開催になったこの試合、特にMCや演出でどちらかに贔屓することはなくハーフタイムもブレックスチアのパフォーマンスが披露されています。
決して超満員の観客席ではありませんでしたが、その中で目立つのは黄色いTシャツ。
おそらく、宇都宮ファンではなく、信州ブースターが多く会場に駆けつけているのではないかと思います。
立地的なものもあるとは思いますが、試合中の声援についても信州の方が会場に大きく、統制のとれた応援が響いています。
信州ブースターのアツさを感じたハーフタイムでした。
第3クオーター開始!!
両チームともスターターで臨む後半戦。
マクヘンリーがまずはジャンパーを沈め先制。
三遠もゴーバンのローポストからの得点で応戦。
さらにゴーバンが連続得点で点差を9点差、1桁に詰めます。
ここで信州はマーシャルがスリー。
流れが傾きかけたところで大きな一本を沈めます。
残り7分半で36-24、点差は12点差。
信州はマーシャルがファウルドローンからフリースロー2本成功。
その次はマクヘンリーがスティール。
そこからマーシャルの得点につなげる。
信州のディフェンスがぐっとギアを上げてきます。
さらに信州は三ツ井にスリーが出て流れが信州に傾きかけます。
三遠もディフェンスを頑張って24秒バイオレーションを取ったりもしていますが、オフェンスの流れが来ない。
残り5分で三遠が後半一回目のタイムアウト。
43-26で信州17点リードです。
タイムアウト明け、マーシャルのフリースローから再開。
2本沈めて2点を加点。
三遠はターンオーバーがここでもおおう出てしまい、残り3分半のゴーバンの得点で久々の得点。
さらにゴーバンがトランジションから得点し、連続得点を許したところで信州も後半1回目のタイムアウトを取得。
残り3分弱で45-30、信州15点リード。
タイムアウト明け、互いにマーシャル、バローンを下げてオンザコート1に。
変わって入った佐藤がゴール下を決めて加点。
早々に三遠はゴーバンを下げてバローンに変えます。
信州は大崎がスリーをヒット。
マクヘンリーが上手く引きつけてアシストしました。
これが決まって50-30の20点差。
佐藤がフリースローを4本打つ機会を得ましたが、全て外してしまう。
さらに終わり際には佐藤が4つ目のファウルをコールされてしまいます。
スコアはこのままで第3クオーターが終了。
第4クオーター開始!!
大きな点差をつけられてしまった三遠はこの点差を詰めるためにどんなプランを見せてくるか。
マイボールで始まったこのクオーター。
デザインされたオフェンスでゴール下を狙うも、これは落ちる。
逆に信州は渡邊のコーナースリーが決まり最高の入りを見せます。
続いてゴール下で大崎が得点、点差が25点まで開きます。
三遠は残り8分で得た西川のフリースロー1本でこのクオーターの初得点。
ここからまたお互いにスコアが止まる時間が続きますが、追いかける三遠は菅野の速攻のレイアップが決まり2点を加点。
流れが生まれそうになると信州が得点、井上さんがスリーを決める。
離されたくない三遠はゴーバンがスリー。
信州は残り6分弱のところで、佐藤、井上のビッグマンで三遠に対応。
バローンのゴール下に信州ディフェンスが収縮したところでゴーバンがスリーを続けて決めます。
信州は大崎が好調を維持、ドライブからのレイアップを決めて点差をまた離しにかかります。
信州はファイブアウト気味の選手配置でスペースを多く作って攻めてきます。
ディフェンスではゴーバンがなかなか止められず得点を許しますが、試合時間残り2分半を切って点差は22点差。
ゲームのペースをコントロールしだした信州に追いつけず、そのまま試合は終了。
B2の強豪信州が、三遠を退け、次のラウンドに進みます。
🏀第95回天皇杯 vs.三遠🏀
試合終了❗️ WIN❗️WIN❗️WIN❗️
信州 69 – 44 三遠試合速報、個人スタッツ▶️ https://t.co/dXiQJD041H
アツいご声援ありがとうございました📣
明日は15:00〜 宇都宮ブレックスとファイナルラウンド進出を懸けて争います🔥#アゲるぜ信州プロバスケ #信州 #Bリーグ #天皇杯 pic.twitter.com/Khpcjajsz0
— 信州ブレイブウォリアーズ (@shinshubw) November 30, 2019
試合を振り返って
三遠にとっては悔しい敗戦となってしまいましたが、ロースコアな展開の中で、信州がゲームの入りとその後のコントロールで勝ち切りました。
信州は西山のロケットスタートで2桁リードを保ち、途中はマクヘンリーが上手くボールを散らしながら、そしてディフェンスでは相手のターンオーバーを数多く誘発し良い試合をしたと思います。
三遠は出だしの寺園のファウルトラブルが痛かったかなと。
それにより、パスが潤滑に回らず、記録されないようなディフレクションやボールの扱いが雑になったシーンが多くなっていたように思います。
途中の太田の奮闘や、最後のゴーバンのチャージは素晴らしかったですが、ゲームの流れを信州が上手く掴んでいたゲームだったと思います。
次は、宇都宮との対戦、信州がどんなゲームを見せるか、楽しみです。
こぼれ話
天皇杯シリーズを見始めたことで、次はインカレにも興味が出ていますが、さらに皇后杯(女子)の試合も興味が出てきました。
Wリーグなんかも乱したら、もう追いかけきれない気がしていますが、悩んでいます。
もし、女子の試合もレポートしてほしい!!と言う方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡くださいませw
今日はこの辺で。ではまた。
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