ピックアップブルズ#30 10〜11月の振り返り




今回の記事は

ピックアップブルズ#30 10〜11月の振り返り

のレポートです。

最後までお付き合いください。

21-22シーズン シカゴ・ブルズ

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21-22シーズン ダラス・マーベリックス

もう一つの今季ピックアップチームの、これまでのレポートはこちらから

11月までの勝敗

14勝8敗 WIN%.636 イースト2位 セントラルディビジョン1位

GAME1 @ピストンズ〜エースラビーンの活躍でアウェイでの初戦を勝利〜 W/1-0

GAME2 VSペリカンズ〜最大で30点差をつけホームで快勝、ロンゾボールがトリプルダブル〜 W/2-0

GAME3 VSピストンズ〜第3Qのディフェンスで突き放し、開幕3連勝達成〜 W/3-0

GAME4 @ラプターズ~ラプターズの追い上げを喰らうものの、デローザンがキッチリ締めて4連勝~ W/4-0

GAME5 VSニックス~終盤に粘り強さを見せるも敗退、今季初黒星で連勝ストップ~ L/4-1

GAME6 VSジャズ~デローザンの30点オーバーで、ジャズに今季初黒星~ W/5-1

GAME7 @セルティックス~第4Qのラッシュで逆転、セルツを押さえ込みアウェイで勝利~ W/6-1

GAME8 @76ers~終盤の追い上げもあと一歩、デローザンが37点を決めるも敗退~ L/6-2

GAME9 VS76ers~エンビードを止められずに、今季初の連敗~ L/6-3

GAME10 VSネッツ~第4Qのラッシュで接戦をもぎ取り、連敗を2でストップ~ W/7-3

GAME11 VSマブズ~ピックアップチーム対決は、ロンゾの活躍でブルズ勝利!~ W/8-3

GAME12 @ウォリアーズ~ブチェ欠場のブルズ、今季好調のウォリアーズに歯が立たず~ L/8-4

GAME13 @クリッパーズ~7連勝中のクリッパーズをストップ、ブルズスタイルで守り勝ち~ W/9-4

GAME14 @レイカーズ~4選手が持ち味を発揮、AD退場のレイカーズを破る~ W/10-4

GAME15 @ブレイザーズ~最大で20点リードするも、後半に失速し逆転負け~ L/10-5

GAME16 @ナゲッツ~ラビーンのシーズンハイの活躍で、ヨキッチ欠場のナゲッツに勝利~ W/11-5

GAME17 VSニックス~プレイオフの様な、バチバチの展開を勝ち切りニックスにリベンジ~ W/12-5

GAME18 VSペイサーズ~バックトゥバックの1戦は、ボコスカにやられて大敗~ L/12-6

GAME19 @ロケッツ~ブチェビッチ復帰するも、15連敗中だったロケッツに敗戦~ L/12-7

GAME20 @マジック~ブチェビッチの古巣凱旋試合は、大量リードで勝利し連敗ストップ~ W/13-7

GAME21 VSヒート~接戦を演じるものの、ヒートが勝負強さを見せて敗退~ L/13-8

GAME22 VSホーネッツ~ブチェのシーズンハイで、追い上げられながらもホームで勝利~ W/14-8

チームスタッツ

traditionalFG(本数)FGA(本数)FG%3P3PA3P%2P2PA2P%FTFTAFT%ORBDRBTRBASTSTLBLKTOVPFPTS
Team/G40.987.10.4710.929.30.3713057.80.5216.419.70.8328.734.643.423.48.24.313.419109.1
Lg Rank821428294441681612918261692481512
Opponent/G37.985.40.44311.632.70.35626.252.70.49817.321.20.8159.334.543.721.37.85.615.617.6104.6
Lg Rank3513972371742821306129216258288
basketball referenceから抜粋
advanceORtgDRtgPaceFTr3PAreFG%TOV%ORB%FT/FGAeFG%TOV%DRB%FT/FGA
Team110.7106.198.60.2270.3370.53212.320.20.1880.51114.278.90.202
Lg Rank87151529910269136729
basketball referenceから抜粋

リーグのランキングから考察すると、

・3Pの試投、成功ともに低めでスリーが多め、フリースローはリーグ1位の確率で決めているオフェンスを展開

・リバウンドやブロックは少なめで、ペイントでのビッグマンの攻防が得意なチームではない

・オフェンスレーティング8位、ディフェンスレーティング7位とどちらもトップ10入り

という成績だった10月/11月のブルズ。

シュートに関してはスリーが少なくミドルが多い、トレンドとは少し逆行しているように見えますが、実際はロンゾやラビーンのプルアップスリーも多いので、デローザンのオフェンスのオプションがミドルもしくはフリースロー獲得による影響が大きく反映しているように感じます。

リバウンドやブロックはそもそもスモールラインナップを多用していること、ブチェビッチの欠場もあったことなどが影響していると思いますが、このスタイルで勝ち切れたのは良いと思います。

が、負ける時はシュートが入らず、ペイントを圧倒されてというパターンが数試合出てきているため、ペースが遅くなり、ペイントやペリメーターが主戦場になると言われているポストシーズンに向けてどう整えていくのかが課題になりそうです。

個人成績

出場時間得点リバウンドアシストスティールブロック
デマー・デローザン3525.95.24.210.4
ロンゾ・ボール34.812.55.24.81.80.7
ザック・ラビーン34.725.35.23.70.50.3
二コラ・ブチェビッチ33.114.511.24.11.11.1
アレックス・カルーソ29.58.73.84.22.20.4
パトリック・ウィリアムズ256.62.20.60.60.4
ジャボンテ・グリーン20.25.54.20.70.90.4
コービー・ホワイト17.66.12.61.30.10.1
デリック・ジョーンズJr16.96.53.40.60.50.8
アヨ・ドスンム15.85.820.80.40.1
トニー・ブラッドリー13.13.64.20.40.10.6
タイラー・クック1262200
トロイ・ブラウンJr9.53.51.60.50.20
アリゼー・ジョンソン7.52.12.30.60.20
マルコ・シモノビッチ711000
デボン・ドットソン6.512.51.500
マット・トーマス4.300.300.10.1
basketball referenceから抜粋

ラビーンの得点力に加えてデローザンというもう一人のスコアラーが入ってきたことで、オフェンスのところはかなりリーグの中でも良い形になっている印象のブルズ。

ブチェビッチもシーズンが進むに連れて安定感が増し始め、ホワイトも復帰したりと好材料もある中で、パトリック・ウィリアムズの負傷が非常に残念。

開幕前に予想していた以上にDJJがマッチしていて良かったのと、攻守においてカルーソ、ロンゾのスタッツに表れづらい部分での貢献度が高いなと、ここまでシーズンを通じて観戦して見て思いました。

全体を振り返って

開幕のスタートダッシュに成功し、混戦気味の東で上位をキープしているブルズ。

試合の内容も、見ていて単純にエキサイティングなバスケットを展開していることで勝っても負けても面白い試合が多い印象、決して分厚いロスターという訳ではない中で、ビリー・ドノバンHCの采配もここまで上手くいっていると思います。

個人的に思うことは今後の試合の中で、プレイメイクを誰がどのように進めていくかということ。

ハーフコートでハンドラーになる機会の多いラビーンとデローザン、それぞれラビーンはターンオーバーが多く、デローザンは自らのフィニッシュが多い特徴の二人。

ロンゾはトランジションではリードを取れるものの、ハーフコートになるとシューターになっている時間が多く、現状のメンバーの良いところを組み合わせるとこんな感じになると思いますが、ディフェンスの良いチーム相手になったときにカルーソがいないとボールも人も動かないという瞬間がいくつかありました。

ここから先どのようにチームを成熟させていくのか、楽しみです。

12月のスケジュール

12/2 @ニックス

12/4 @ネッツ

12/6 VSナゲッツ

12/8 @キャブズ

12/11 @ヒート

12/14 VSピストンズ

12/16 @ラプターズ

12/19 VSレイカーズ

12/20 VSロケッツ

12/22 VSラプターズ

12/26 VSペイサーズ

12/27 @ホークス

12/29 VSホークス

12/31 @ペイサーズ

14試合中11試合がイーストとのマッチアップになっている12月。

特にニックスやネッツ、キャブズ、ヒートやホークスなど負けたくない相手との試合が多くセットされているため、選手の健康を保ちながらもしっかりと戦っていって欲しいと思います。

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